僅かな差だけど結果は大きく違ってくる-気がつく事ができる能力

      2017/01/14

Pocket

「気がつく事ができる能力。」
なかなかどうして習得が難しいものの、これがあるかないかでは成果に大きな隔たりが出てきてしまいます。
ちなみに「気がつくことができる能力」が重要だという気付きも、すでにある人とない人では今後の成長がかなり
変わってくることに気が付きました。


スポンサードリンク




日本にいる父親からメールが来たのですが、その内容は、「かつて働いていた職場の後輩がカナダのトロント大学に
8ヶ月出向いて研究をすることが決まっているのだが、ひょんなことからカナダに居住している僕のことが話題となり、
何かの際に日本人の知り合いがいると心強いので連絡先を教えてほしいと頼まれた、教えてよいか?」というものでした。

実際トロントから僕が住んでいる場所は飛行機で3時間はかかる、非常に離れた場所ですので、実際に何か起こっても
手助けできることは限られているうえ、トロントには日本人がゴマンといるから、万が一そんなことが起こっても
トロントで知り合えるであろう日本人に手助けしてもらうことになると思う。
それでも、どうしても知りたいなら、僕はかまわないと、返事をしておきました。

メインのやり取りは以上の内容だったのですが、僕が非常に興味を持ったのは、その方がされている研究対象について
説明してくれた内容でした。

「自然模倣材料という研究で、例えば、ハスやサトイモの葉は雨水に濡れることがなく、葉表面の水滴は玉状になって
コロコロしています。これは葉の表面に面に見えない羽毛が生えているためです。
だから、材料表面をそのように改質してやれば水に濡れなくすることができるという訳で、これを超撥水といいます。」

つまりこれが実用可能となればより高性能なレインコートやまたは車のウィンドに利用してワイパーを必要としない車を
開発することも可能です。

子供の頃から両親が家庭菜園をしており、サトイモも育てていました。子供ながらにそんな葉っぱを取って水道から水を
汲んで葉っぱに乗せて遊んでいた記憶もあります。ですのでこの超撥水という専門用語は知らなくても、その現象は
幼い頃から見知っていました。

しかし今の今まで、その現象を利用して他に利用することができないだろうか、という発想が全く浮かびませんでした。
恥ずかしい限りです。

僕の尊敬する方に野村克也氏がいらっしゃいますが、以前、古田敦也氏を正捕手に抜擢した理由をこのように上げていました。
それは古田氏が僅かな変化に気がついて独り言をいっていたからだ、と。

気がつくということはそれに対してどうしてだろうという疑問が生まれます。その疑問から原因を探る力につながります。
原因がわかれば次はその対応方法をどうするかという思考に移ります。
この一連の考え方ができればどれだけ成長ができるか、また気がつかない人との間にどれだけ差をつけることができるか、
想像することは難しくないでしょう。

遅ればせながら「気付き」の力をこれからどんどん培っていきたいと思った父からのメールでした。


スポンサードリンク




 - 未分類