映画アナベル死霊館の人形のおさらいあらすじとネタバレ感想!消えた人形はどこへ?

映画

映画「アナベル 死霊館の人形」は死霊館シリーズの1作目の前日譚でシリーズ2本目の
作品になります。一部スタッフの発言ではスピンオフ作品とも言われていますが、見た
感想でいうと内容的には、スピンオフと言ったほうがしっくり来ると思います。

「死霊館の人形」という日本語タイトルですが、映画「チャイルド・プレイ」のように
人形に死霊が取り付いて人々に危害を加えるというスタイルですので、館とは関係あり
ません。

この映画を見て思ったのは西洋で考えられている「悪魔」というものはどういった存在
なんだろう、ということでした。

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予告動画はこちら

キャストの紹介

ミア・ファーム: アナベル・ウォーリス
第一子妊娠中に殺人事件に巻き込まれる。出産後引っ越しした先で超常現象に襲われる。
ジョン・フォーム: ウォード・ホートン
ミアの夫。ミアと娘のリアを悪魔から必死で守る。
ペレス神父: トニー・アメンドーラ
ミアとジョンに助けを求められて手助けする神父。
エブリン: アルフレ・ウッダード
引っ越した先のアパートに住む女性。つらい過去を持つ。
アナベル・ヒギンズ: ツリー・オトゥール
諸悪の根源となる女性でカルトメンバー。人形に死霊として乗り移り、ミアとリアを狙う。

ネタバレあらすじ

作品は『死霊館』の1968年に、若い女性2人と男性1人がウォーレン夫妻にアナベルという
呪われた人形についての体験談を語る同じオープニングシーンで始まります。

1967年初期、ミア・フォームは第一子を妊娠し、出産を待ち望んでいました。
ある日夫のジョンが、人形が好きなミアにアンティーク人形をプレゼントします。

その日の夜、ミアはお隣のヒギンズ夫妻の家から悲鳴を聞いて目を覚まします。
ジョンが様子を見に行くと、ヒギンズ夫妻の変わり果てた姿を発見。ミアに警察へ連絡を
するように告げます。

家の中に入って電話をしますが、既にその時、ヒギンズ夫妻を手に掛けた男女はフォーム
家に侵入しており、ミアは二人に襲われます。

ミアは腹部に刺し傷を負いますが、ジョンと警察が駆けつけ男を射殺。女はジョンがミアに
プレゼントした人形を持って自殺を図っていて、人形を掴んだまま壁に血で奇妙なマーク
を残していました。

報道で加害者は隣のヒギンズ夫妻の娘であるアナベル・ヒギンズとその恋人で、2人は
悪魔に関わるカルトの一味だったことが明らかになるのでした。

受けた傷は大したことなく、幸いミアもお腹の中の子にも影響はありませんでした。

しかしその後、家の中で不可思議なことが起こるようになります。
真夜中に電動ミシンが勝手に動き出したり、調理台が勝手に点火し、火事を引き起こしたり。
しかも火事の際、逃げ出そうとするミアは掴まれて、キッチンに引きずり戻そうとされた
のでした。

近所の人が救助に来たことで事なきを得、そのまま入院し、女の子を出産します。
喜ぶジョンに、ミアは自身に起こった奇怪な現象を話し、人形を捨てるように頼むのでした。

女の子はリアと名付けられ、フォーム一家は新しいアパートに引っ越します。
ミアが荷ほどきをすると、ジョンがステたはずの人形が出てくるのでした。不思議がる
ジョンは、また捨ててこようかと、ミアにいいますが、ミアはとりあえず、所持しておく
ことにします。

しかし、引っ越した先でもさらに奇妙な事が起こるようになり、更に正体不明の何かが
ミアと新生児に襲いかかろうとし始め、ミアの心を蝕んでいくのでした。

彼女は恐怖と不安にさいなまれながらも、なんとか原因を探ろうと、ヒギンズ夫妻殺害
事件の担当刑事と会います。
既にその刑事からアナベルとその恋人がカルトの一員であることは聞いていましたが、
さらにその目的が、人間の魂を捧げて悪魔を呼び起こそうとしていたことを聞き出します。

壁に書かれた不思議なマークの写った現場写真を譲り受け、ミアは書店へ行ってマークの
意味を調べようとします。

そこでエブリンという女性と出会い、本から怪奇現象はリアの魂を奪うために起きていると
確信するのでした。

フォーム夫妻は教会のペレズ神父を呼び、人形を教会へ持っていってもらいます。
しかし、アナベルの亡霊と悪魔のような生き物が神父を襲い、神父は重傷を負って意識を
失ったしまいます。

エブリンはミアに助けを申しで、二人で過ごして見を守ることにするのでした。

そこで、エブリンはかつてルビーという娘がいましたが、エブリンがミアの年齢の時
くらいに、彼女の落ち度で起こした交通事故で亡くしてしまったことを告白します。

その後、彼女は罪悪感のあまり自殺を図ったのですが、そのときに死ぬにはまだ早いと
いうルビーの声が聞こえて思いとどまったことをミアに話すのでした。。

病院に運ばれたペレズ神父は意思として働いていたジョンにアナベルの魂が彼を襲い、
つぎはジョンの家に魂を奪いにいくだろうと警告します。
ジョンは急いでミアの元へ駆けつけるのでした。

アパートでは悪魔がエブリンを締め出し、ミアを弄びます。
ミアが人形を怖そうと試みますが、上手くはいかず、逆に悪魔はリアを奪って、ミアの
魂を求めます。

ジョンとエブリンがドアをこじ開けて中に入ると、ミアが人形を手に窓から飛び降りよう
としている姿を目にします。ジョンがなんとかミアを救いますが、取り乱したミアは
リアを救う方法は魂を捧げるしかないと泣き叫びます。

エブリンは人形を手にし、娘ルビーの死への償いとしてミアの代わりに犠牲になることを
宣言して窓から飛び降ります。
エブリンの行動に驚き、悲しむ二人でしたが、リアがベビーベッドの上に戻って来たこと
に気づき、急いで抱き上げて再開を喜ぶのでした。

窓の下には亡くなったエブリンの遺体と人形が横たわっていましたが、いつの間にか
人形は消えてなくなっていたのでした。

6か月後、フォーム夫妻は引越します。以後人形を見ることも無くなり、超常現象も
起こら亡くなっていました。

後日譚として、あるアンティークお店で、オープニングシーンで登場した女性の母親が、
アナベルの人形を娘へのプレゼントとして購入します。こうして話はオープニングに
つながっていくのでした。

エンディングで本物のアナベル人形はエドとロレイン・ウォーレン夫妻の博物館に厳重に
保管され、1か月に2度、神父によって人形の呪いを閉じ込めるため祈祷がなされている
ことが文字で紹介されて映画は終わります。




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