都議会選挙で勝利した後に小池都知事は何をするつもり?改革の詳細は?

      2017/01/14

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連日、夏の都議会選挙に向け、小池都知事の行動がメディアで大きく報道されています。
安倍総理と面談して話をしたところ、オリンピックの費用に関してのお願いをしているのでは、
と言われたり、はたまたなかなかやり込められない森会長を牽制するための一手だろう、と
解説されてみたりと話題はつきません。

今のところ、都議会選挙で擁立する候補者選びのことも大きく取り上げられていますが、
選挙に勝つか負けるか、勝つにはどうするのか、と言った話ばかりが取り上げられ、その後の
東京大改革を具体的にどうしたいのか、ということはあまり論点になっていません。

そこで、選挙のことは横に置いておいて、小池都知事がしていることやこれからしたいことに
ついて考察してみたいと思います。


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実は今までやっていることは前任者の尻拭い

小池氏が都知事になってから大きく取り上げられた「築地・豊洲問題」、「オリンピック会場
及び経費問題」。今のところ、深く掘り下げたところ、問題が思いの外、大きかったことが
わかってきて、解決までどうなっていくのかがはっきり見えない状態になっています。

その問題の大きさに小池都知事に対してネガティブな論調で解説をする専門家も出てきては
いますが、元はといえば、これらの問題は何代も前の前任者の時代から進んでいる件案で、
その時代には大して注目されていなかったことをいいことに、誰がいつ、どこで決めたかも
わからない状態で、ある意味いい加減に進められて来たことでした。

それを小池氏が都知事になって、調べなおして公表したところ、こんなに大きな問題があった
事がわかり、特にオリンピックの問題は時間がないなりになんとか改善させようとしてやってきた
というのが真実です。

ですから、これらの問題を解決するためにやっていることは、「改革」ではなく「改善」で
あるといえると思います。

小池都知事が東京大改革で目指したいこと

では、小池都知事が東京大改革で具体的にやりたいことは何でしょうか?

その答えは小池氏が東京都知事に立候補した際に掲げた公約にあると思います。

まず最初に行うとした5か条のうち「五輪関連予算・運営の適正化」と「都知事報酬の削減」は
すでに手がけていますので、残りの3つ「都政の透明化」と「行財政改革の推進」、「特区制度の
徹底活用」がそれです。

特に「都政の透明化」と「行財政改革の推進」をすすめるに当たり、メスを入れていく本当の
相手は都の官僚システム、つまり都庁と都職員が対象となります。

いままで「いつ、誰がどこで決めたのか」わからないまま、物事が決定し、都民の税金から
予算がつけられて実行されていたわけです。
それを「透明化」で誰に責任所在があるかをはっきりさせ、実行に際して利権化させない行財政に
する、それをするためには都庁の改革がどうしても必要になってきます。

ただ、今まで甘い汁を吸っていた連中にとって、そのような改革は自身の利権がなくなってしまう
ことになるので、あらゆる手を使って潰そうとしてくるでしょう。その手法の一つが都議会を
使って、知事がやりたいことを議会で承認させないようにして、実行不可能にすることです。

小池都知事としては今年に選挙があることを最大の好機として議会で与党勢力を勝ち取り、
都議会を改革の邪魔をする手段にさせないように動いていると思います。

まずは右腕となる副知事選びから

選挙で勝った暁にはまずは自分の右腕となる副知事の人選、任命を行うでしょう。
今の副知事は昨年の6月に前舛添都知事が任命した人たちで、就任してから日にちが浅かった
こともあり、そのまま副知事の地位に据え置かれました。

また、新たに副知事を任命しようにも議会で承認が得られない可能性が大でしたので、小池氏も
行動に移さなかったものと思われます。

ですが、選挙で勝ったあとは議会で不承認されることはありませんので、小池氏のもっとも
信頼する人物を登用することは、なんの不都合もありません。

たとえば、前横浜市長の中田宏氏を民間から登用、ということも可能です。

実際、中田氏は小池氏が国会議員時代に秘書をしていたこともあり、また横浜市長時代、横浜の
改革を推し進め、大小の反発を受けて戦ってきた経験もあります。

改革をすすめる小池都知事にとってみてもかなり得難い人材かとは思われます。

その他にも「こんな人が?」というサプライズがあるかもしれません。
このように周りに人材を固めて、初めて都庁の改革が可能になると思います。


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