ロシアのプーチン首相が来週来日、安倍首相と会談も今回は大きな進展はなさそう?

      2017/01/14

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来週15日にロシアのプーチン大統領が来日して安倍首相と安倍首相の出身地である山口で会談をします。


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過去に5月と9月に両者が会談した際には、安倍首相が「停滞を打破する突破口を開く手応えを得ることができた。プーチン大統領も同じ認識。」であったり、「道筋が見えてきた。その手応えを強く感じることができた。」と期待の持てる発言をしたことで、少し前までは北方領土問題が進展して返還について何らかの発表もあるのか、と期待されていました。

が、11月の会談後には「大きな一歩をすすめることはそう簡単ではない。」と大きくトーンダウンしてしまいました。
この理由として、アメリカ大統領選で大方の予想に反してトランプ氏が勝利したためだと言われていたりしますが、その後、OPECの原油生産量の減少合意もあり、それほどロシアの立場は困ったものではなくなり、日本からの経済協力はそれほどロシアにとってメリットが有るものではなくなったとの見方が、今は主流となっています。

ですので、安倍首相のトーンダウンしたことと踏まえて、ロシアに経済協力をさせられるだけ約束させられて、日本には実益が残らないような交渉に終わるのではないか、という心配の声が聞こえ始めました。

確かにしたたかなロシア人から支持率86%を誇るプーチン大統領ですので、一筋縄ではいかない交渉になることは確実です。これまでも極東サハリン州沖の石油・天然ガス事業でも煮え湯を飲まされていますので、同じことの二の舞いになるのでは、という恐れが日本国内に揚がっているのも事実です。商売で信用がおけないとなると、致命傷ですから。

ただし、9月の時点ではロシアも日本の言い分をある程度まで聞いてでも日本の援助がほしいと思っていたと考えられるわけですから、プーチン大統領も今の時点の世界情勢から日本の手助けが重要でなくなっただけで、この情勢がまた変化すればどう転ぶかもわかりません。それこそ、日本の協力が全く要らなくなるかもしれないし、是が非でも助けが必要になっているかもしれません。可能性的には殆ど無いでしょうが、北朝鮮からのミサイルが北方四島のどれかに落ちる、なんてこともあるかもしれません。

何が起こってもいいように、シミュレーションを行い、それぞれへの日本の対応は一体何が一番良いのか、ということを考えて、まずはひとまずいちばん重要な交渉のパイプを切らさないだけの、相手にとっても実入りのある提案をしていくことが重要なのでは無いでしょうか?





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