国際結婚して海外生活での子育てで子供をバイリンガルにするには?

   

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カナダに来てはや20年、国際結婚もし、2児にも恵まれています。同じ街に住む日本人と
その子どもたちを集め、月2回、日本語学校を開いて集まっていますが、バイリンガルへの
道は難しい
と日々、思い知らされています。

特に僕の場合、父親が日本人、母親がカナダ人であり、他の家庭は母親が日本人であるせいか、
子どもたちの日本語レベルに大きな差があります。
果たして自分の子どもたちをバイリンガルにすることはできるのでしょうか?





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バイリンガルといっても幾つか種類がある

バイリンガルと一言にいっても、実は2つの言語の「話す、聞く、読む、書く」のレベルに
よって数種類のバイリンガルに別れます。

2つの言葉がどちらも「話す、聞く、読む、書く」のレベルがネイティブ並であった場合は、
言語学では2重バイリンガルといって、まさにこれは完璧のバイリンガルになりますが、
これに当たるバイリンガルの方は非常にまれな存在です。

一方でほとんどどのバイリンガルの方が当てはまるのが、偏重バイリンガルという4つの
能力のうちのどれかが母語よりも劣るバイリンガルです。大体の場合が読み書きになるでしょう。

もしくは両言語の差がないもののネイティブより劣るという平衡バイリンガルという方も
存在します。

多くの場合は、特に漢字を含む日本語とのバイリンガルでは、読み書きまではという親も
いらっしゃるのでは、と思います。特に小学校に上る前の子供を、ということであれば、
まずは「聞く、話す」がメインで「読む、書く」はひらがなレベルでということになるでしょう。

子供をバイリンガルにするのは環境が第一、親の熱意が第二

カナダは英語の他にフランス語も公用語になっています。実際にフランス語を使用する地域は
限られていますので、カナダ全土の人々が英語とフランス語を使いこなせるバイリンガルでは
ありません。

一方で英語とフランス語の両方を公用語にしているため、政府の高官になるためには両方の
言葉を使えないといけません。その為、バイリンガルになる方も多くいます。

つまり二つの言語を使用する環境があるから、バイリンガルになるのです。
逆に一つの言語で十分事足りる環境にいれば、第二言語を習得する必要はないわけで、
個人的にどうしても習得したいと思う理由がなければ、バイリンガルにはなりえません。

そのため、子供をバイリンガルにしようと思うのであれば、第二言語を話さなければならない
環境が必要になってくるわけです。

これは子供だけではなく、大人にも言えることで、例えば、僕の日本語を利用する機会は、
やはり減ってきていると思うので、僕の日本語が変でないか、と思ってしまうことがあったり、
書く機会は確実に減っているので、漢字が出てこないことはよく実感します。

第二に親の覚悟といいましたが、つまりこの環境を整え続けることが必要なため、親自身も
子供に付き合ってやっていけるかどうかが、重要になります。

周りの友人を見てみたり、実際にバイリンガルになっている方をみると、こちらで子供を
日本語と英語のバイリンガルにするのは、親の熱意がいちばん大切だと感じます。

普段から子供が日本語に接する機会が殆ど無く、あるとすれば親との会話だけになってしまいます。
そんなとき、英語で話したほうが子供と意思疎通が簡単だからと親が日本語を使わなれば、
子供が日本語を使う必要がなくなってしまいます。

どんなときでも根気よく、日本語を使い続ける。この覚悟がない限り、子供がバイリンガルに
なることは難しいでしょう。

本人に興味がなければ、無理なのでは

僕自身が子どもたちに思っていることは、できる範囲で日本語に接する機会をあたえてあげれば
いいのでは、ということです。

もし僕の子どもたちが一生、カナダで暮らしていくのであれば、日本語を知っていなくても
ほぼ困ることはありません。

だからというわけではアリアませんが、知っていれば、興味も湧いてその気になったら
自分で勉強するようになるのではないか、その手助けができる程度の日本語への理解が
あれば、したくなったら自分からするようになるでしょう、とゆるく考えてます。

言語は生活必需品です。逆に言えば、生活に必要のない第二言語は意味を持ちません。
学校で習った英語をきちんと使える人が少ないのもそのためです。
将来、クールジャパンのアニメやゲームなどに興味を持って、そこから日本語を学んで
みたい、と思ったとき、日本語が彼らにとって生活必需品になると思ってます。

とりあえず、僕が日本語で話しかけている言葉には反応しますし、わかっているようです。
幼児用の日本語アニメを見せてやると教えもしないのに童謡を一緒になって歌っています。

そのくらい理解しているのであれば、それほど悲観しなくていいのでは、と大きく構え、
もっと子供が興味を持つようなゲームであったり、アニメであったり、絵本であったりに
接せられる機会をもっと与えてあげられれば、と思っています。





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