保坂真宏氏と馬場信夫氏都民ファーストの会三次公認候補の選挙予想

      2017/03/10

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2月15日に発表された小池都知事率いる都民ファーストの会の三次公認は自民党を離党した
地方議員の3名に元みんなの党所属だった地方議員1名の4名。興味深いのは自民党を離党して
まで都民ファーストの会で立候補する元区議と元市議の3名。保坂真宏氏と馬場信夫氏、そして
佐野郁夫氏です。

報道によると都議としてこの7月の選挙に立候補したいと希望していたにも関わらず、自民党より
公認を得られなかった為、勢いのある小池都知事側の都民ファーストの会から立候補をすることに
したという点です。

この動きに対して賛否両論があるとは思いますが、戦いの場面では勝ち馬に乗ることはとても
重要なことですので、いまの小池都知事の勢いと都議会自民党の斜陽を物語っていると思います。

台東区から立候補する保坂氏と足立区から立候補する馬場氏の選挙予想をしてみたいと思います。





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定数2の台東区から立候補する保坂真宏氏

台東区から立候補する保坂真宏氏は台東区の区議を1期勤めています。父親が台東区議、都議を
へて参議院議員を勤めた保坂三蔵氏ですので、そのジバンを受け継いでいる2世議員です。

2013年の都議選で台東区で当選したのは自民党候補の服部征夫氏でしたが、その後台東区長選に
立候補、当選したため、2016年の補欠選挙では現職の和泉浩司氏が当選しました。

今回の都議選でも現職の和泉氏が自民党より公認をうけています。、保坂氏も都議選へ立候補を
希望していましたが、それが叶わなかったため、自民党を離党して都民ファーストの会からの
立候補することになりました。

現時点で台東区で立候補を予定しているのは自民党、民進党、共産党の候補者3名ですが、ここに
保坂氏が名乗りを上げたため、4名となっています。

前回の都議選では自民党候補の服部氏が約3万票で1位当選。2位当選は民主党候補の中山氏で
約1万4千票でした。続いて次点の共産党候補で約9千票、最下位は約8千票のみんなの党候補者
でした。

台東区の有権者数は約15万人。前回の投票率は42.5%。投票率が10%上がったと仮定すると
1万5千票が見込めます。

保坂氏は自民党員で台東区議として、これまでは自民党候補の応援に回っていたことでしょう。
それが、今回は自身のために選挙戦を戦うことになるので、確実に自民党票が減り、保坂氏に
流れます。

2015年の区議選では4,400票を獲得してトップ当選していますので、少なくともこれと同じ
票数は計算でき、投票率が上がることによってできる無党派層票も取り込めることを考えれば、
約2万票は獲得できるものと思われます。

定数2の台東区で2万票となれば、ほぼ当選は可能と言っていいものと思います。

定数6の足立区から立候補する馬場信夫氏

足立区は定数6名という選挙区で、自民党都連幹事長の高島直樹氏の選挙区でもあります。

高島氏といえば、都議会のドンと言われ、今回都議の引退を表明した内田茂氏の後継者と
目されている人物。

報道によれば内田氏の後継者4人衆に狙いを定め、落選に追い込みたいとしている小池陣営
ですが、この定数6という選挙区でそれは可能なのでしょうか?そちらもついでに考察して
みましょう。

前回の都議選で当選した6名のうち、トップ当選は当然、高島氏。得票数は約55,800票でした。
2位は共産党候補で得票数は約37,700票。3位が自民党候補の發地易隆氏で得票数は約36,000票。
続いて公明党候補が2名続き、得票数はそれぞれ約30,000票と約29,700票。6位当選は民主党
候補者で約23,000票。次点で落選されたのが日本維新の会候補者で得票数は約21,000票でした。

ちなみに3位で当選された自民党候補の發地易隆氏は、今回石原元都知事を証人喚問する百条
委員会の設置を執行部に提案した11名の有志会のメンバーで、委員会メンバーでもあります。

そう考えると發地氏は都議会自民党の中でも高島氏が属する主流派ではないでしょうし、今回
自民党を離党してまで都議選に立候補する馬場氏も高島氏の系列ではないのではないかという
予想が立ちます。

足立区の有権者数は53万人、前回の投票率44.8%。同じように10%の投票率アップで見積もれる
無党派層票は約5万票。これだけで前回トップ当選した高島氏の得票数に肉薄します。
保坂氏と同じように馬場氏も足立区議で4期勤められているので自身のジバンはある前回の
区議選で得票した5千票は計算できるでしょう。

この数字を加え、自民党への逆風を考えれば、トップ当選も難しくはないと思います。

ただし、高島氏の落選を狙うとした場合、ちょっと難しいのではないかと思われますが、
可能性が無いわけではなさそうです。

民主党が躍進した2009年の都議選では高島氏は6位当選でした。その際に当選したのは、1位と
2位が民主党候補者、3位が自民党候補者で4位と5位が公明党候補者でした。

今回、面白いと感じたのは現時点で公明党が足立区で3名の立候補者を立てている点です。
都民ファーストの会が足立区で2名、立候補者を立てて1位と2位当選し、公明党も3名が当選を
したとしたら残り1議席を、自民党候補者の發地氏と高島氏で争うという形になるかもしれません。

發地氏が勝てるかどうかは、百条委員会でどれだけ存在感を示せるかどうかにかかっていると
おもいますが、うまくいけば高島氏より上に行ける可能性もあるのではないでしょうか。

ボク個人として心配なのは、公明党が3名候補者を立てている点です。圧倒的な組織票があるとは
いえ、上限は決まっていますので、それが2候補者から3候補者へバラけるということは、単純
計算でそれぞれ2万票づつということになります。これで3名全員が勝てるのか、というと
ちょっと難しいのではないでしょうか。

現時点では足立区より都民ファーストの会から立候補されるのは1名ですので、これが増えるのか
どうかも注目が必要です。





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