カナダで壊れた屋根を一日で直す方法はある?風速45mはどのくらいの強さ?

      2017/03/16

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数日前の3月11日に僕の住んでいる町を嵐が襲いました。一日中強風は吹き荒れ、風速45m
記録したそうで、40年に一度の嵐でした。

町中で大きな被害が出て、その修復に、数日たった今でもかかっているところもあります。

僕の家もその日は何度も大きく揺れ、夕方から停電になりました。また、風邪で屋根の一部が
吹き飛ばされたので、3日後に自分で修理しました。その時の修理を紹介します。





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40年に一度の嵐。町では大きな被害が。

風速45mという強風が吹き荒れた3月11日の嵐ですが、いろいろな被害が出ました。
まとめてみると、こんな感じです。

・街中で142個の信号機が風で飛ばされて無くなっていた→いたるところで交通渋滞
&在庫数は40個のみ
・屋根瓦や家の素材が飛ばされた家多数(我が家も屋根にダメージ)
・2階建ての家の、2階部分が丸ごと飛ばされた→1階建に見える家あり
・ある家の庭にあったカヌーが飛ばされ、近所の家の2階部分に突き刺さった
・スーパーのショッピングカート『置き場』が、固定器具とコンクリートごと
はがされて飛び、駐車場の車が大破
・駐車場に車を止めて歩いていた女性が風で上空に突きあげられ、道路に落下
→車にはねられて病院へ(無事な模様)
・庭の物置小屋が全て飛ばされて、残っていたのは除雪機のみの家。
・窓ガラスの破損多し

カナダの全国ニュースで紹介された動画がありますので、そちらも紹介します。

ところでカナダでは風の強さを時速で表示します。3月11日の強風は最大で時速167kmという
ものでした。

風速45mや時速167kmと言われてもどれほどひどい風であったのか、今ひとつイメージが湧かない
(動画を見ればそれもないかもしれませんが)かも知れませんので、わかりやすい例をだしますと、
風速25mで時速90kmになります。つまり、「風速25m以上の台風」という風を体験したければ、
時速90kmで走行する車から顔を出してみればいいわけです。

ちなみに風速30mで時速108km、風速35mで時速126km、風速40mで時速144kmという計算になり、
風速40mだと風に対して体を傾けていないと立っていられない圧力になります。

これで風速45mがどれだけすごい風だったか、理解していただけたのではないでしょうか。

幸いにも我が家は軽度の被害

そんな嵐の中、我が家の被害は軽度で済みました。屋根の一部が剥がされましたが、修理に
対して時間もお金もかけなくて済む程度です。

こちらが、その被害。

ところで嵐の日当日は、町の至る所で停電が起きました。それもそのはず、電線が切れた
ところもあるくらいなのですから。

我が家は、と言いますと、午後の3時頃、停電になりました。
停電になって困るのが暖房で、こちらは殆どの家が電気による暖房ですので、それがなくなって
しまいます。我が家は石油による暖房ですが、こちらも電気がないと動きません。
(正確には手動で動かす方法もあるそうですが、自分は知りません。)

その為、停電になってすぐ、暖炉に日を炊いて家を暖めることにしました。
暖房は暖を取るだけでなく、水道管が凍って破裂しないようにするためにも必須です。
どちらかと言えば、停電が続くようだと、こちらのほうが大きな問題になります。
幸い、そんなに長く続くことはありませんでしたが。

たまたま6時頃に回復したので、すぐに夕食を用意して腹ごしらえしました。それが終わって
しばらくしたら、また停電になったので、あの選択は大正解でした。

子どもたちはロウソクに火が灯され、一人一つずつ懐中電灯を持てることに大喜び。
しばらくそれで遊んでいましたが、やがて疲れたのか、眠たくなってきたようでしたので、
家族4人と犬2匹が一緒になって一つのベッドで寝ることにしました。

翌日停電は回復し、通常通りの朝を迎えていましたが、子どもたちは電気が回復したことに
がっかりしていて、また嵐が来ないか、と残念がっていました。





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屋根の修理は2時間程度。天候にも恵まれ、無事終了

嵐の最中、窓の外を見ると板屋根がいくつか庭に転がっているのが見えました。
色からして我が家の屋根のものと思われます。

外に出て、見える範囲で我が家の屋根を確認しますが、剥がれているところは見当たりません。
ただ、屋根の一部は平らになっているところがあり、そこは地面からは見ることはできません。
おそらく、その部分が剥がれたと思われます。

カナダの家は屋根に瓦を使用しません。シングルと言われるタールをメインとした板のような
ものを重ね合わせて屋根にしています。

こちらがそのシングル、表と裏がありますが、表には細かい砂のようなものがつけられており、
ちょっとした紙ヤスリのような感じです。

 

嵐があったのが土曜日。翌日もまだ風が吹いていましたが夕方にかけて段々と弱まってきたので
屋根に上がって確認してみました。

やはりいくらか風で剥がされて一部木材がみえている部分もあります。

天気予報を確認してみると月曜が少し悪くてと火曜は晴れ間ののぞく良い天気であるものの、
水曜になると雨と雪混じりの天気になるとのこと。

月曜は仕事もあったので、火曜に修理をすることにしました。

天気予報通り、晴れ間ののぞく、冬の天気にしてかなり良い方であったので、早速修理に
取り掛かります。

修理に必要な工具と予備のシングルを抱えて屋根に上りました。我が家の屋根はかなり急なので、
登るのに大変で、怖い思いをしました。必要な工具は全てリュックに入れて背負ったので問題は
ありませんでしたが、予備のシングルは手で持たなくてはいけなかったので、腕が片方しか
仕えなかったためです。

さて、修理です。これが持っていった工具。

まずは釘抜きで不必要な釘を抜いていきます。また斜めにちぎれたシングルを外していきます。
きちんと外せない場合はきれいに切って、新しいシングルを設置しやすくします。

また、屋根の木材に直接シングルを置かず、タールペーパーを引いて、雨漏りがしにくくします。
基本的に高い方のタールペーパーが上に来るように下に滑り込ませ、低い方のタールペーパーの
上において固定します。

 

シングルの裏に接着剤代わりにタールをつけ、設置場所において釘で打ち付けて完了です。

 

斜めにちぎれたところはちょっとややこしく、きれいに切り取ってから、そこに合うように
形を整えた新しいシングルをおいていきます。

 

シングルをおいていくのに唯一守らなければいけないのは下から上へ。
一箇所先走って下のシングルを置く前に上のシングルを固定してしまい、釘抜きの世話に
なりました。

修理が終わった後です。予備として購入したシングルのサイズが本のシングルのサイズよりも
小さかったことと、色も違ったので見栄えは良くないですが、下からは見えないので良しとしました。

 

翌日はフリージングレインと言う、雨なんですが、降った後に氷になる天気で外は一面氷に
覆われる日となりましたので、無事に直すことができてよかったです!





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