大場康宣議員、山内晃議員、木村基成議員、都議会自民党を離脱 3名の経歴は?

      2017/01/14

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年の瀬の迫った28日、東京都議会の最大会派、都議会自民党より大場康宣議員、山内晃議員、
木村基成議員が離脱したというニュースが流れ、また都議会に新たな動きがでて大騒ぎとなりました。

この3名は自民党は離党せず、新会派「新風自民党」を結成し、おそらく今後、小池都知事に
協力をしていくと思われています。

大場康宣議員は2期目、山内晃議員と、木村基成議員はそれぞれ1期目ということで、選挙基盤が
弱いと思われる若手議員というくくりになり、来年夏にある都議選を控え、下げ潮の都議会
自民党より上げ潮の小池都知事について再選を目指したい、という思惑があったかに見えますが、
それよりも世間から悪の集団と思われている都議会自民党で、当選回数の少ないため存在感も
少ない若手としているよりも、世間という追い風に乗って改革をすすめ、政治家としての
存在価値を高め、仕事をしたという達成感を得られる可能性がある方に惹かれるのは、当然かと
思います。

そんな3名の経歴を調べてみましたので、紹介したいと思います。


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大場康宣議員の経歴

大場議員は年齢65歳。若手と言われても年齢的に60を超えられています。
それというのも大場議員は区議会議員を5選されており、計17年、世田谷区議会議員を務められました。
5期目当選した翌年、東京都議会員補欠選挙で当選されて都議になられています。

最初だけ保守系無所属で立候補され、その後はずっと自由民主党公認で選挙を戦ってきました。

その他の情報を集めようとしましたが、オフィシャルサイトが工事中となっていてアクセス
できません。おそらくは今回の離脱と新会派結成に関係しているものと思われます。

唯一得られた情報として職歴がありましたが、(株)大場百貨店となっていました。
おそらく自営業だと思われ、この大場百貨店を調べてみると「金物屋」として登録されている
ようです。ですが、建物にはコインランドリーとかクリーニング屋という看板が出ており、
金物屋としては合鍵を作れることくらいのようです。

新風自民党では、会長という役職になるそうです。

山内晃議員の経歴

山内議員は40代後半、1期目というだけあって年齢も若い印象を受けます。
それでも都議会自民党の中で5つの肩書を持っていて、その筆頭が都議会自民党副幹事長です。
(その他、都議会環境・建設委員会副委員長、都議会議会運営委員会委員、東京都上・下水道
事業政策研究会 事務局長、左官業振興政策研究会 事務局長)

都議会自民党の会派役職は幹事長、政務調査会長、総務会長の3つがあり、各1名ずつ、また
それぞれに役職に代行1名と副会長4名が任命されるので役員数は合計18名になります。
都議会自民党の議員が50名でしたので、そのうちの18名となると、それなりに主流の都議で
ないと役職につけないのかな、と思われますが、1期目の山内議員が副幹事長であったという
のは驚きですが、それでも今回離脱を決断したことも更に驚きです。

2世都議だったなど、コネでもあるのかと思いましたが、山内議員も3期区議会議員をされて
いましたので、2世なら親の引退とともにいきなり都議へ、となるだろうと思うとそれも
違うのかな、と首をひねってしまいます。

何しろ、山内議員のオフィシャルサイトが工事中となっていますので、はっきりしない点が
多くなってしまいます。

一つ目を引いたのは最終学歴が「マサチューセッツベイ コミュニティカレッジ 卒業」となって
いる点でした。
カナダに住んでいながらコミュニティ・カレッジについてはっきりしたことを知らなかったので
今回調べてみたところ、公立の2年制大学だそうです。
特徴としては学費が安いこと、誰でも入れること、の2つです。
ともすると、ネガティブな印象を与えるこの2つの特徴は、北米の大学事情を知るととても有益な
特徴になります。

北米の4年制大学の学費はとんでもないくらい高額になっています。ほとんどの学生が借金をしない
と学校に通えず、卒業もできない程で、卒業と同時に数百万の借金を背負って仕事をするという
今の日本でも問題になりつつあることが、かなり昔から社会問題となっていました。
ですので、大学で学びたくても学べないという人たちが多くなる中、コミュニティ・カレッジが
安価な学費で、その受け皿になっています。

誰でも入れることに重きをいていますので、社会人大学のように夜間や週末、またオンライン
での勉強が可能になっています。ですので、社会人やシングルマザーにも融通性のよい大学と
なっています。

そういった大学の一つ、アメリカのボストンより約 20 km ほどのところにあるマサチューセッツ
ベイに留学されて、同校を卒業されたそうです。

新風自民党では、幹事長という役職になるそうです。

木村基成議員の経歴

木村議員は3名の中で唯一自身のオフィシャルサイトが生きていましたので閲覧が可能でした。
それによりますと年齢は40代なかば。法政大学で博士号を取得され、政治の世界に入る前は
海洋土木会社で約10年勤められました。その後、中川雅治参議院議員の秘書を9年勤め、
小金井市より都議に立候補して当選されています。

サイト内にある「推薦人からの声」には衆議院議員1名、参議院議員1名、市議会議員5名と
おそらく博士号を取得された際についていた法政大学の教授が1名、推薦を出していますが、
都議会自民党からの推薦がなかったことがサイトを作り直さずにすんだのでしょうか。

前回の選挙では2位との差が500票もない、という接戦を制しての当選で、もし小池新党より
刺客が出てくれば、おそらく3人の中で一番危ないのは木村氏だと思います。

議員は落選したらただの人になってしまい、それまでの生活すら維持できなくなる可能性が
大ですので、綺麗事ではなく、どうしても選挙のための立ち回りをせざるを得ないでしょう。
特に40代であれば、子供もまだ小さく、今の議員をしていることで受け取る収入が、途端に
消えてしまえば、と考えると恐怖でしかありません。

新風自民党では、政調会長という役職になるそうです。

まとめ

たった3名ですが、都議会自民党から離脱者が出たことは大きな意味を持つと思います。
逆に3名という少ない人数でも離脱してもなんとかなるという期待を持たせてしまう状況に
なっているということで、今後、さらなる離脱者が出る可能性も否定できません。

年末から正月にかけて大きな動きはないのでは、と思いますが、その後、都議会や小池知事の
動きから目が離せなくなってくるのではないでしょうか。





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