映画20センチュリーウーマンのネタバレ感想とあらすじ!ラスト結末で母子の絆は深まったかを考察

      2017/06/01

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20センチュリーウーマンは自身の母親を題材にして脚本を仕上げたマイク・ミルズが監督を
勤め、第89回アカデミー賞の脚本賞にノミネートされました。

主演と勤めたのはアネット・ベニングで、自由人ながら人生の苦悩に直面し、戸惑いながらも
なんとか乗り越えていこうとするその演技
は、多くの批評家から絶賛され、ゴールデン
グローブ賞のコメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にノミネートされました。

40年前のアメリカを舞台にしていますが、思春期の思い出が甘酸っぱく蘇るシーン
何度となくありました。





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予告動画はこちら

キャストの紹介

ドロシア・フィールズ: アネット・ベニング
女手一つで一人息子を育てる母親。理解し合えない息子との関係に悩んでいる。
ジェイミー・フィールズ: ルーカス・ジェイド・ズマン
ドロシアの一人息子。15歳の高校生。
ジュリー・ハムリン: エル・ファニング
ジェイミーの幼馴染。
アバゲイル・’アビー’・ポーター: グレタ・ガーウィグ
ドロシアの家の下宿人。カメラマン。
ウィリアム: ビリー・クラダップ
ドロシアの家の下宿人。大工仕事や自動車修理が得意。

ネタバレあらすじ

1979年、サンタバーバラにシングルマザーのドロシアとその一人息子で15歳のジェイミーが
住んでいました。
ドロシアの家にはアビーとウィリアムという二人の下宿人がいて、また、ジェイミーの
幼馴染、ジュリーもよく来ていました。ジュリーは夜にジェイミーの部屋に忍び込んできて
一緒に寝ることが頻繁にありましたが、一線を越えると友情関係が壊れるからという彼女の
理由で、肉体関係は持っていませんでした。

ドロシアの悩みはジェイミーが大きくなるにしたがって、何を考えているのか、何に興味が
あるのかがわからなくなってきていることでした。
そんなある日、ジェイミーが友人と悪ふざけをしていて意識不明におちいります。

病院に運ばれ、手当を受けて、奇跡的になんの後遺症もなく、意識を回復するのですが、
家に帰り着いてからドロシアとジェイミーの間でなぜそんな危険な遊びをしたのかという
口論が起こります。

ドロシアの中で悩みはついに、自分でなんともしようがない所まで来てしまったという思い
からアビーとジュリーにジェイミーが「男になる」ための手助けをしてほしいと頼み込む
のでした。突飛な提案に面食らう二人ですが、手助けをすることを承知します。

ドロシアは嬉しくなり、そのことをジェイミーに伝えるのですが、ジェイミーにはドロシアが
ジェイミーを見捨てたように感じられ、面白くありません。
友人が集まる場所に行くと、何人かがロサンゼルスへコンサートに行くことを知ります。
ジェイミーはそれに付き合って、一緒にロサンゼルスに行くのでした。

夜遅くジェイミーが家に帰ると、ジュリーが部屋で待っています。
クラスメイトとセックスをしたのですが、避妊に失敗したと不安げに告げるのでした。

同じ夜、アビーはガン治療の結果を聞きに行かなくてはならない不安からウィリアムと
関係を持ちますが、その後二人は真剣に付き合うこともなく、そのままの関係を続けるの
でした。

翌朝、ドロシアはジェイミーにコンサートのことを聞き、今後出かけるときは夕食を用意
する前に教えてくれと伝えます。そして明日のアビーのガン治療結果が判明した際、仕事で
いない自分の代わりにアビーをサポートしてやってくれるように頼みます。

ジェイミーは病院までアビーに付き合い、そこで妊娠検査薬のことを知るのでした。

治療結果は、アビーのガンは感知したものの、治療の際の副作用で子供を埋めない体に
なったことを告げられるものでした。
ショック受けるアビーですが、サポートをしてくれたジェイミーにとても感謝します。

ジェイミーは妊娠検査薬をジュリーのために買います。ジュリーの家で検査したところ、
結果は陰性で妊娠はしていませんでした。

ジェイミーのサポートに感謝したアビーはより親密になり、自分の過去のことを話します。
サンタバーバラで生まれ育ちましたが、故郷に馴染めず、ニューヨークの大学に行きます。
しかしそこでも馴染むことはできませんでしたが、写真撮影にのめり込みます。
そして学校の先生と恋仲に落ち、家庭を持つことを試みますが、そこでガンが見つかり
ました。

ガンの治療のため故郷に帰りますが、そこでわかったのは、母親が2度流産したこと、
そしてアビーの妊娠中に医者に勧められて飲んだ薬で無事アビーを出産したものの、その
薬の副作用がアビーのガンの原因だったことでした。
それが分かってから母親との間が気まずくなり、アビーは実家を出てドロシアの家に
下宿することにします。

ある日の朝、ドロシアはジェイミーの部屋の窓から抜け出すジュリーを目撃します。
あとを追いかけて二人で何をしていたのか問いただしますが、ただ一緒に添い寝をしている
だけで、あとは話をするだけということを知るのでした。

その後、二人は話をしますが、そこでジュリーはドロシアが恋愛関係を常に安全な男性と
しか持たないと指摘します。しかも実際は危険な男性、具体的に言えばウィリアムに
惹かれているにも関わらず、と付け足すのでした。

ドロシアはアビーにパンククラブへ連れて行ってくれるように頼みます。一緒にいた
ウィリアムも同行することを希望するのでした。

クラブで初めて見る世界に少し戸惑ってしまうドロシアに、ウィリアムはキスしますが、
ドロシアはアビーとの関係を続けていることを理由に断ります。
しばらく音楽を聞いてはいましたが、ドロシアは一人で先にうちに帰るのでした。

ドロシアが帰った後、アビーはかつての知り合いと喧嘩をします。ウィリアムが止めに
入りますが、気が収まらないアビーがクラブを出た後、追いかけてきたウィリアムに
関係を終えることを告げられ、さらに荒れてしまいます。

家に帰ってジェイミーの部屋にやってきたアビーは、ジェイミーの横で寝ているジュリーを
見つけて驚きますが、二人にサンタバーバラを出ることを強くすすめるのでした。

翌朝、アビーはジェイミーにフェミニズムの本を貸します。女性のことをよく知ることが
ためになるであろうとのことですが、ジェイミーにはより女性のことに興味を持つ結果
なってしまうのでした。

ある夜、ジェイミーはアビーにロッククラブへ連れて行ってくれるように頼みます。
そこで、アビーの手ほどきで年上の女性との楽しい会話の仕方などを教えてもらい、
酔っ払ってアビーの友達の一人とキスをするのでした。

同じ頃、ドロシアがウィリアムに女性の付き合い方で、「一晩だけ」のものとは違う
付き合い方を教えていました。

アビーとジェイミーが戻ってきてから、アビーがその夜にとったジェイミーの写真を
ドロシアに見せますが、そこには彼女と一緒では決してしないような楽しげな心地よい
表情をしていたのでした。

アビーの影響からフェミニズムについて詳しくなるジェイミーに、ドロシアは戸惑いを
大きくしていきます。
そしてついにアビーにこれ以上、ジェイミーにフェミニズムについて教えるのを止める
ようにいうのでした。

アビーはドロシアから頼まれたことをしていただけだという思いとフェミニズムを知った
男性はより魅力的になるはずだと、主張します。

この二人の意見の相違は、別の日の夕食会でも表面化します。
アビーが生理痛で不快な思いをしていることを皆の前で堂々と発言したことを、ドロシアは
たしなめますが、人間の生理現象の一つで何ら気恥ずかしい思いをすることはない、という
主張を曲げません。

そんなアビーに感化されたのか、ジュリーが初体験をした日のことを皆の前で話しますが、
ジェイミーにとって、それは耐えられるものではありませんでした。
その夜、部屋に来たジュリーにもう二度と一緒に添い寝をしないと宣言します。

ジュリーはジェイミーの取った行動にショックを受けます。そして謝罪し、二人でドライブ
旅行に出かけるように誘うのでした。

旅先の宿でジェイミーはジュリーに告白します。しかしジュリーはジェイミーのことが
とても近い存在であるがため、結ばれることができないと返します。
それでもジュリーを求めるジェイミーに、ジュリーはただ「したい」だけの他の男と一緒だ
と言い放ちます。

それを効いたジェイミーは一言も発せずに部屋を出ていくのでした。

一晩中帰ってこないジェイミーのことを心配してジュリーはドロシアに電話をかけます。
アビーとウィリアムといっしょに駆けつけるドロシア。
3人が到着するとジェイミーはすでに戻っていました。

ジェイミーはドロシアに、二人に自分のことを頼んだことでドロシアから見捨てられた
気になったと告げます。
ドロシアはジェイミーに自分のようになってほしくない、自分より幸せになったほしいけど、
どうすれば良いのかわからないから助けを求めたのだと本心を告げるのでした。

ジェイミーは不幸せだとは思っていない、ドロシアとの二人の生活に満足していた、と
答えます。
二人は、すこしだけ二人だけで残ることにし、アビー、ウィリアム、ジュリーを先に帰します。
二人きりになってから、ドロシアはジェイミーに、ジェイミーの父親のことを話し始める
のでした。

映画はその後の5人の人生をナレーションで説明します。

ジュリーはニューヨークの大学に進み、そこで知り合ったクラスメイトと恋に落ちてパリに
移り住みます。ジェイミーやドロシアとは音信不通となってしまいました。
アビーはサンタバーバラで生活を続けます。車庫をスタジオにし、地元のギャラリーで
作品を展示して写真家を続けました。結婚し、医者の助言に反して子供を生み、2児の母に
なっています。
ウィリアムはドロシアと更に1年一緒に住んだ後、アリゾナに引っ越します。そこで店を
開き、2度結婚をしました。
ドロシアは男性と出会い、一緒に住んでいましたが、1999年にガンでなくなっています。
ジェイミーはドロシアの死後、結婚し、息子に恵まれました。しかしまだ、息子に自分の
母親のことをうまく説明ができないままでいます。





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