映画クワイエットプレイス2破られた沈黙のあらすじをネタバレ有で分かりやすく解説!

あらすじ

映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」は2018年に公開された映画「クワイエット・プレイス」の続編です。


前作で怪物から隠れるように生活していたアボット一家でしたが、妊娠していた妻のイヴリンの出産を機に怪物に襲われてしまいます。

父親であるリーが犠牲となって家族を守り、耳の不自由な長女のリーガンによって補聴器が発する高音のノイズが怪物の弱点であることが分かったことで、襲ってきた怪物を撃退することに成功しました。

が、家は破壊され、父親が亡くなり、乳飲み子が家族として加わったアボット一家は今後、どうやって生きていくのでしょうか?


クワイエット・プレイス 破られた沈黙」ではその後のアボット一家のサバイバル生活が語られることになるのでした。

果たして彼らは他の生存者や安息の地を見つけることはできるのでしょうか?


それでは映画「クワイエット・プレイ 破られた沈黙」の基本情報や予告動画やキャスト情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきましょう。










映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」の基本情報



それでは映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして出演キャストの紹介をしておきます。


映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」の基本情報と予告動画


エミリー・ブラント主演で、音に反応して人類を襲う“何か”によって文明社会が荒廃した世界を舞台に、過酷なサバイバルを繰り広げる一家の姿を描き、全米でスマッシュヒットを記録したサスペンスホラー「クワイエット・プレイス」の続編。


生まれたばかりの赤ん坊と耳の不自由な娘のリーガン、息子のマーカスを連れ、燃えてしまった家に代わる新たな避難場所を探して旅に出たエヴリン。

一同は、新たな謎と脅威にあふれた外の世界で、いつ泣き出すかわからない赤ん坊を抱えてさまようが……。


主人公イヴリンをブラントが演じ、リーガン役のミリセント・シモンズ、マーカス役のノア・ジュプも続投。

新キャストとしてキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーが加わった。

監督・脚本も前作同様、ブラントの夫で前作で夫婦共演もしたジョン・クラシンスキーが再び手がけた。
引用:映画ドットコム





映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」のキャスト紹介



続いてキャスト紹介です。

イヴリン・アボット


アボット家の母親。

夫であるリーを亡くし、対怪物用に対策していた家も失くしてしまった家族を引き連れ、安息の地をさがして旅立つ決意をする。


演じるのは前作から引き続き、エミリー・ブラント

リーガン・アボット


アボット家の長女で耳が不自由。

そのために身に着けていた補聴器のノイズが、怪物の弱点であることに気が付いたことで怪物に対して撃退方法を思い付く。


演じるのは前作同様、ミリセント・シモンズ

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マーカス・アボット


アボット家の長男でリーガンの弟。

母親のイヴリンと姉のリーガンとともに、焼けてしまった家を後にして新たな安息の地を探すことになる。


演じるのは前作同様、ノア・ジューブ

エメット


アボット一家が安息の地を目指してたどり着いた鉄工所跡地に一人住んでいる男性。
アボット家の父親であるリーの友人。


演じるのはキリアン・マーフィー

映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」の見どころ紹介



映画「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」の見どころはやはりなっといってもかなりの窮地に立たされてしまったアボット一家の生き残り達が、安息の地を見つけることができるのかどうか、というストーリーでしょう。


恐ろしく素早くて、力強い上に狂暴という、エイリアン。

いくら倒し方が分かったとしても、まだまだ安全であるとは到底思えません。

そんな彼らに本当に安息の地はあるのかどうか、視聴者も半信半疑で見なくてはならないと思います。


また、リーのいなくなったアボット一家にとって残されたメンバーの成長も生き残っていくためには必須です。

特にリーガンとマーカスがどれだけイヴリンを助けられるか、その働きによって生存確率も変わってくることでしょう。


そして最後に、アボット一家以外の生存者はいるのか?いたとしてどのくらいの人数が残っているか?といった、もっと大きな規模での人間の生存状況も気になるとことではないでしょうか。







映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」ネタバレあらすじを分かりやすく解説



それでは映画「クワイエット・プレイス2 破られた沈黙」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

起・エイリアン襲撃の日と今後の行動



映画は前作「クワイエット・プレイス」のすぐ後から始まります。

襲撃してきたエイリアン全てを撃退したものの、家は火事で燃えており、もう安全な場所ではなくなっていました。


ここで、話は474日前のエイリアンが地球にやってきた日の出来事に戻ります。

その日はお休みでアボット一家は長男の所属する野球チームの試合観戦に町まで来ていました。

小さな町の中はちょっとしたお祭り騒ぎになっており、多くの近隣住民が家族で試合を見に来ているため、球場スペースのある公園は人々でにぎわっています。


リーは少し買い物をするため、雑貨屋に訪れ、オレンジなどを購入していました。

会計を済ませようとレジに行くと、店の主人がテレビニュースを見ており、他の場所で突然の大きな災害があったという速報が流れていました。


リーは試合会場の家族のもとに戻ります。

試合を観戦しているのは顔見知りや友人たちも多く、彼らとたわいもない雑談を交わして楽しいひと時を過ごすのでした。

やがて試合は、息子マーカスの打席を迎えることになります。


緊張した面持ちで打席に立つマーカス。

が、3球目に集中しようとした瞬間、試合会場のはるか前方、センター方向の上空に、巨大な火の玉があることに気が付きます。

すぐに他の人々もそれに気が付き、その光景を見ていましたが、やがて誰となく立ち上がって避難を始めると、それに続いて次々と人々は動きだし、野球の試合も中断することになるのでした、


ちょっとしたパニック状態になってしまい、リーもリーガンと一緒にトラックに乗り込みます。
そこにパトカーが到着したので警官に状況を確認することにしました。

リーはパトカーから降りた警察官に話しかけますが、彼も詳しいことはわかっておらず、何かが起こったことだけを伝えます。

そして次の瞬間、巨大な何かがパトカーに向かって突撃し、パトカーはひっくりかえってしまいます

とっさの出来事にトラックにいるリーガンのもとに戻るリーでしたが、トラックはエンジンがかかりません。

その間も通りでは巨大な異生物が町を破壊し、人々に襲い掛かっています

リーはリーガンをトラックから降りるように伝え、近くのレストランの中に逃げ込むのでした。


イヴリンはマーカスとボーを車に乗せ、自宅へと向かいます。

が、町中のパニック状況はどんどんひどくなっていくのでした。

そしてついに、大型バスが彼らの車に向かって暴走して来ることに気が付きます。

そのバスの先頭には巨大な異生物が張り付き、バスを破壊しているのでした。


イヴリンは何とかバック走行をすることでバスをやり過ごし、正面衝突を避けます。

しかし衝突は避けられず、車から下りて逃げ出さざるを得なくなりました。


建物内に逃げ込んだリーとリーガンですが、中には他の人たちも避難していました。

机の下に隠れるように身を潜ませ、音をたてないようにして息を殺します。

が、多くの人たちは恐怖から震え上がっています。


10代の女の子は携帯で母親に電話をかけて助けを求めようとしていましたがつながらず、兄と思われる男の子と不安に震えていました。

そんな中、窓の外に異生物が現れます。

まるで聞き耳を立てるかのようなしぐさでゆっくりと獲物を探しており、人々はさらに息を殺して通り過ぎるのを待ちます。

が、女の子の携帯に折り返しの電話がかかり、呼び出し音が鳴り響いてしまいました。

その音に反応して異生物は窓を突き破り、音のするものを中心に手あたり次第、破壊と殺戮を始めるのでした。


リーとリーガンは素早く裏口から逃げ出します。

が、異生物はその音を頼りに追いかけてきます。

ちょうどそのころ、イヴリンとマーカス、ボーは町のメインストリートに出て、リーのトラックを発見します。

そこにリーとリーガンが異生物に追われてトラックの近くまで戻ってきたのが見えたのでした。


トラックの近くにはショットガンで武装した警官がおり、異生物に目がけて発砲します。

が、異生物の皮膚は全く銃弾が効く様子がなく、目標をリーたちから警官に変え、襲い掛かるのでした。


ここでエイリアンによる殺戮の始まりの瞬間の回想は終わります。

そしてエイリアンを撃退したあとのイヴリン、リーガン、そしてマーカスの状況へと話が戻るのでした。


彼らは必要な物資を集め、家を出て他の生存者を探すことにします。

夜になると見える火の光をもとめ、進むことにするのでした。

リーガンが発見した補聴器が発するノイズを、ギターアンプによってその音量をあげることでエイリアンの対処法とします。

こうして彼らは、赤ん坊を連れて、それまでの行動範囲の外へと足を踏み入れるのでした。

承・アボット一家以外の生存者



彼らは鉄道の線路伝いに歩を進めます。

そしてフェンスで囲われた、かつての鉄工所らしき工場跡地にたどり着くのでした。

三人は破れたフェンスの穴をくぐって、敷地内に入っていきます。

先頭を歩いていたイヴリンが数歩、歩みを進めた時、足元に仕掛けられていたトラップに足をかけてしまい、それによって多くの空瓶で作られた警報音をたててしまうのでした。


エイリアンの襲撃を恐れ、その場から走って逃げ出す三人。

全くの見知らぬ土地を、工場の中に避難しようと走りますが、マーカスがさらに仕掛けられていた熊用のトラばさみ罠を踏んでしまい、足に大けがを負ってしまうのでした。


当然、激しい痛みにマーカスは叫び声をあげます。

その声を聞きつけ、近寄ってくるエイリアン。

エイリアンがその姿を目の前に表したとき、リーガンは騒音機を作動させ、エイリアンを行動不能に追い込みます。

そして騒音によってカバーが開いた頭部めがけ、イヴリンはショットガンをお見舞いし、撃退するのでした。


さらにこの一連の三人の動きは、建物内の高い位置から、ライフルのスコープによって誰かにずっと監視されていたのでした。


マーカスを罠から助け、三人は工場跡地の建物内部に逃げ込みます。

内部では顔を隠した見知らぬ男性が突然、三人の前に現れ、音をたてないように忠告するのでした。

彼が指さす方向には、新たなエイリアンがおり、4人は急いで避難します。

男性の後を追い、地下に通じるダクトを滑り降り、ボイラーの内部に身を潜ませることで、エイリアンから身を守るのでした。


男性はリーの友人で、エイリアンが地球を襲ったあの日に、球場にも来ていたエメットでした。

エメットの家族は全員死んでしまっており、彼一人、この工場跡地でエイリアンから身を隠して生き延びていたのです。


イヴリンはエメットに助けを求めますが、この時のエメットは生き続ける希望を失っていました

そんなエメットですが、マーカスの傷の手当の手助けはします。

エメットの持ち物である蒸留酒を消毒液代わりにしてイヴリンが応急手当をしました。
痛みに苦しむマーカスに、リーガンがラジオを聞かせて気を紛らわさせるのでした。


ラジオからはチューニングの雑音しか聞こえません。

放送をしているラジオ局があるわけもないから当たり前なのですが、チューニングダイアルをいじっていると、急に「ビヨンド・ザ・シー」という曲が流れてきます。


痛みを忘れてマーカスは飛び起き、その事実はイヴリンとリーガンに伝えます。

二人も驚いて曲が流れていることを確認するのでした。

エメットによれば、このチューニングでこの曲が繰り返されて流されているとのことです。

つまりそれは、他にも生存者が生き永らえているということになるのでした。


しかしエメットは、このラジオのことを知っていながら、そしてリーが夜に焚く火の光にも気が付いていながら、一人だけ生き残っているという現実に悲観して、生存者を探しに行こうという気力を持てずにいたのでした。


その夜、リーガンはマーカスに彼女が思いついた計画を打ち明けます。

それは、ラジオを発信しているラジオ局まで行き、他の生存者を探し出す、というものでした。

さらにこのラジオの発信に、彼女の補聴器のノイズをのせることで、エイリアンへの反撃を広範囲で可能にする、という計画も話します。


マーカスはラジオ局が海の先にある島にあるものであるだろうという点も踏まえ、その計画が無謀である、とリーガンに反論します。

もちろん、けがをしているマーカスは同行できません。

二人は意見を違えたまま、その夜、眠ることになるのでした。


翌朝、マーカスが目を覚ますと、「放送を聞いていて」というメモが残されており、リーガンがいないことに気が付きます。

すぐにイヴリンに知らせ、彼女はエメットに、リーガンを助けに行ってほしいと懇願するのでした。

その頼みをなんとか承諾し、エメットはリーガンの後を追うことになります。


リーガンはショットガンに騒音機をもって一人、先へ進んでいました。

地図で目的地を確認し、線路伝いに向かっていたのです。


途中、線路上に止まる列車を発見しました。

リーガンはその中に入り、使えるものがないか、確認します。

車掌室に応急手当道具一式が残っていることを見つけた彼女は、それを入手しますが、その際に起こした物音のせいで、エイリアンの一匹に見つかってしまいます。

騒音機を作動させ、エイリアンをひるませますが、騒音機を構えたまま、残りの一本の腕でショットガンで狙いをつけて発砲しなくてはならず、一撃で倒すことができませんでした。

2撃目のためにリロードしなくてはいけませんが、片腕での操作は難しく、上手くいきません。


騒音に耐えながら近づいて来るエイリアン。

ついに、その距離が近すぎるものとなり、リロードが間に合わなくなってしまいます。

観念して目をつぶるリーガンでしたが、すんでのところでエメットが駆け付け、むき出しになっている頭部を狙い撃ちしてリーガンを助けるのでした。


エメットはリーガンに家族のもとに戻るように説得します。

が、リーガンの決意は固く、エメットは彼女を説得できません。

結局エメットはリーガンとともに、ラジオ局のある島まで一緒に行くことになるのでした。


工場跡地に残ったイヴリンとマーカスですが、マーカスの傷の具合は良くありません。

治療用にさらに薬が必要であること、そして赤ん坊用の酸素も残り僅かになっていることを踏まえ、マーカスに赤ん坊の世話を任せて、イヴリンは一人で物資の補給に、町に向かうことにします。

途中、イヴリンはボーを失った現場を訪れ、リーとボーの冥福を祈るのでした。


マーカスは赤ん坊を寝かしつけ、工場内の探索を始めます。

二階部分に足を踏み入れ、とある一室の中で病気で亡くなったエメットの妻の亡骸が横たわるベッドを、偶然に発見してしまうのでした。


いきなり死体を目にしてしまったせいで、マーカスは驚いて飛びのいてしまいます。

その反動で大きな物音を立ててしまい、慌てて隠れ家の地下室に戻るのでした。

そんなマーカスの後を、物音と聞きつけてエイリアンが迫ります。

マーカスは赤ん坊をボイラーの中に入れ、リーガンに聞き続けるように言われたラジオを片手に急いで隠れます。

が、あまりにも急いでいたため、ボイラーの扉を閉めるための固定具がかからないようにするためのタオルの設置を忘れてしまい、完全に中に閉じ込められてしまったのでした。


しばらく潜んでいたマーカスはだんだんと息苦しくなっていく状況に気が付きます。

そして扉が開けようとしますが、完全にしまってしまっていることにも気が付くのでした。

このまま扉が開かなければ、二人とも酸欠で命を落としてしまうことになってしまうのでした

転・安息の地は存在した



リーガンとエメットは海にたどり着き、多くの個人船が係留されているマリーナにたどり着きます。

時刻は夜になっており、二人は適当な船を一隻に目星をつけ、その船を使って沖にある島に渡ろうと試みます。


つながれている船のロープを外していると、誰かが動いた気配を感じ、二人はあたりを見回します。

そして気配を感じたほうに向かって銃を構え、ゆっくりと様子をうかがいに進むのでした。


エメットが見つけたのは桟橋の真ん中でうずくまっている幼い女の子。

銃を下ろし、安心させるように声をかけて抱きかかえようと両手を伸ばします。

が、女の子は顔を上げたかと思うと、エメットの首にロープをかけるのでした。


その瞬間、そこらじゅうの物陰から数名の男性たちが武器と明かりを抱えて姿を現します。

物音をたてることなく、エメットとリーガンを品定めするように見比べていましたが、やがてリーダーらしき男性はリーガンだけを連れ去ろうと動き始めるのでした。

それに合わせるかのように、周りの仲間もエメットを残して立ち去ろうとします。

エメットはリーガンにだけ伝わるように、海に飛び込め、というしぐさをし、リーガンがその合図を理解したことを確認すると、大声をあげて、リーダーに向け、突進するのでした。


エメットがあげた大声に反応して2匹のエイリアンが現れ、次々と襲い掛かります。

その混乱に乗じ、エメットはリーダーを抱え込んで彼の背後に回り、リーガンが海に飛び込んだことを確認すると、リーダーの太ももにナイフを突き立て、エメットも海に飛び込むのでした。


エメットの一撃で大きな悲鳴を上げたリーダーはエイリアンによって瞬殺されます。

その後、エイリアンは海に飛び込んだ物音を追いかけ、エイリアンも海に飛び込むのでした。

が、エイリアンは水中で泳ぐ術を知らないようで、すぐにおぼれ、海中に姿を消します

もう一匹は、獲物を追いかけて船の上に飛び乗り、目的を果たしますが、その拍子に船は波止場から離れ、流され始めるのでした。


しかしそのような状況を理解するよりもエメットは首に巻き付いたロープを何とかしないと、満足に泳ぐこともできないでいました。

何とか息継ぎのために海面に顔を出すことはできますが、首のロープを外すことはできず、そのうち力尽きて海面に顔を出すこともできなくなるでしょう。

そんな絶体絶命のエメットでしたが、先に海に飛び込んだリーガンが、船を調達し、エメットの近くまで漕ぎよせて彼を助け、目的の島に向かうことになるのでした。


島に着いた二人はそこに集落が存在し、建物中に明かりがともされていることに気が付きます。

さらに近づくと、大きな焚火が起こされ、周りに数人の人々が平和そうに過ごしていることがわかるのでした。


島ではエメットとリーガンは歓迎され、飲み物や食べ物を分け与えてもらえます。

そしてエメットはリーダーの男性と話をすることで、この集落が出来上がった理由を知るのでした。


エイリアンの襲撃があった後、人々の中でエイリアンが泳げないことに気がついた者がいました。

そのため、政府は離れ小島にできるだけ多くの人々を非難させる計画を立て、実行に移します。

12隻のボートが用意され、人々を搭乗させていましたが、その途中でエイリアンに襲撃されてしまいます。

結局無事に逃げ出せたのはたった2隻のボートだけでした。

そしてその生き残りが、この島で生活している人々だったのです。


一方、薬や酸素ボンベなどの必要物資を調達したイヴリンは工場に戻るのでした。

が、そこで何か様子がおかしいことに気が付きます。

地下に降りるためのダクトが破壊されており、明らかに何かが襲撃したことを察するのでした。


イヴリンは、近くに消火装置用のスプリンクラーがあることを確認すると、調達した酸素ボンベの一つを床に置き、スプリンクラーの真下に立って、銃を構えます。

そこに獲物を探しているエイリアンがゆっくりと近寄ってきました。

イヴリンは物音をたてることなく、エイリアンが目的の位置に来るまで銃を構えて待ち続けます。

そしてエイリアンが酸素ボンベのすぐ横に来た瞬間、ボンベに向かって銃を発射。
爆発を誘発させるのでした。


爆風と爆発による火災で、エイリアンを倒したかに見えました。
が、大したダメージを受けた様子もなく、エイリアンは姿を現し、更に近寄ってきます。

とその時、火災を感知してスプリンクラーが作動。
イヴリンは激しいシャワーの中に立っている恰好になるのでした。

水の音でイヴリンの存在を隠すことができ、エイリアンは彼女の存在に全く気が付きません。

イヴリンは余計な音をたてないようにゆっくりと移動をし、無事に地下に降りることに成功します。

そしてボイラーを開き、酸欠で意識を失っていたマーカスを間一髪で助けます


まだ工場内にいるエイリアンから隠れるために再び、ボイラー内に身を隠すのでした。

が、マーカスを助けることで頭がいっぱいになっていたイヴリンは手に持っていたリボルバーを机の上に置きっぱなしにしていったことに気が付かなかったのです。

三人は全く武器のない状態でボイラー内に身を隠すことになってしまったのでした。

結・エイリアンへの反撃



その夜は久しぶりに安全な環境でぐっすりと休んだ二人。

翌日、エメットは海岸に立って、安息の地に感謝するとともに、そこに家族を連れてこられなかったことへの後悔を感じているのでした。

その時、とある物音に気が付きます。
音のする方である大きな岩のむこうがわをのぞき込むことにするのでした。

そこには昨日のマリーナで見た、船が流れ着いていました

そしてエメットはその船の上に、エイリアンの一匹が乗っていたことを思い出します


エメットは急ぎ集落に戻り、大声をあげて皆に屋内に逃げるように叫びます。

が、そのエメットの言葉が皆に届く前に、エイリアンのほうが、集落でたてられている物音を聞きつけて現れてしまうのでした。

まずは、井戸から水をくみ上げるために桶をあげている男性が、井戸の管の側面に当たってあがる金属音のために、犠牲となります。

エイリアンが突然現れたことで悲鳴を上げて逃げ惑う人々でしたが、その悲鳴がエイリアンをさらに呼び寄せ、どんどんと犠牲となっていくのでした。


リーダーも騒ぎを聞きつけ、エメットとともに家に戻って、子供たちを安全なクローゼットに隠します。

屋内にいたリーガンもエイリアンの襲撃に気が付き、子供を安全な場所にかくまった後、外に出た二人に続いて、車に乗り込むのでした。

リーダーはクラクションを鳴らしてエイリアンの気を引き、集落でこれ以上犠牲が出ないように、エイリアンを遠くまで誘い出すことにします。

その狙いは見事に当たりますが、その結果、エイリアンは車に飛び乗り、鋭い爪で屋根を切り裂くのでした。

そしてさらに、後部座席に乗ったリーガンを襲おうと顔を突っ込んで噛みつこうとします。

が、車を加速することで、エイリアンを振り切り、とりあえずの危機は脱することに成功しました


リーダーは島のラジオ局まで車を走らせます。

シャッターを半分開いて中に入った三人。

エメットリーガンに局の扉の鍵を渡し、集落が心配だから戻るというリーダーでしたが、それは危険だから止めるように説得しようとするエメットと意見を戦わせている最中に、シャッターの隙間から手を伸ばしたエイリアンによって外に引っ張り出され、犠牲となってしまうのでした。


エメットとリーガンは局の中に入っていき、ラジオの発信室へと向かいます。

が、エイリアンも二人を追って、局の中に入ってきており、物音をたてられない状況になるのでした。


二人は何とかエイリアンに気づかれないように発信室へと向かいます。

そして最後の一室、リーガンが扉を開ければ発信室に入れるとところで、エイリアンに気が付かれてしまうのでした。

そこでエメットが、おとり役を買って出て、エイリアンの前に立ちはだかります。

エイリアンの一撃で重傷を負うエメットでしたが、彼の時間稼ぎのおかげでリーガンは目的の部屋の中に入ることができたのでした。


そこでは「ビヨンド・ザ・シー」のレコードがかかっており、その音をマイクで拾うことでラジオで流れるようになっていました。

リーガンはわざとエイリアンに音が聞こえるようにして、エメットから注意をそらし、彼女のほうに来るように仕向けます。

そして、頃合いを見計らい、「ビヨンド・ザ・シー」の曲を拾っていたラジオ用のマイクに補聴器を当て、ノイズをスピーカーから出るように仕向けたのでした。

これによってエイリアンは、行動不能になってしまいます

そして頭部の中身をさらして苦しむわけですが、そんなエイリアンにゆっくり近づき、近くにあった鉄の棒を手に取ると、リーガンはそれを頭に突き刺すことで、エイリアンを倒すのでした。


一方、工場跡でも三人の隠れ家であるボイラーをエイリアンに見つけられてしまいます。

必死に奥に逃げ込みますが、エイリアンも手を伸ばして摘まみだそうとするのでした。

奥行きはそれほど無く、ついにエイリアンの鋭い爪がイヴリンの足をとらえ、深く傷つけます。


ちょうどその時、ラジオから流れる「ビヨンド・ザ・シー」の曲をヘッドホンで聞き続けていたマーカスが、リーガンの補聴器のノイズの音に変わったことに気が付くのでした。

すぐさまヘッドホンを外し、ノイズがラジオから流れるようにします。

その音で、暴れまわっていたエイリアンはそれまでがウソのように苦しみだします。

ラジオを構えたマーカスはゆっくりとボイラーの中から外に出、イヴリンがボイラーの中に入る前に机の上に置いたリボルバーを手に取ると、むき出しになったエイリアンの頭部を撃ち抜いて息の根を止めるのでした。












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