映画ノック終末の訪問者のあらすじをネタバレ有でわかりやすく解説!

あらすじ

映画「ノック 終末の訪問者」はM・ナイト・シャマラン監督の最新作。

少し前に話題になった「トロッコ問題」のような主題を含む映画です。


突然現れた見ず知らずの訪問者に、荒唐無稽な世界を救うための話をされ、そのためには、自分の家族のうち一人が命を犠牲にしないといけいない。

そんなにわかには信じられない状況に陥った家族のお話なのですが、精神異常者に襲われた家族という話ではなかったのが、さすがM・ナイト・シャマラン監督作品だな、と思いました。


今回はこの映画「ノック 終末の訪問者」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。







映画「ノック終末の訪問者」の基本情報

それでは映画「ノック 終末の訪問者」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報を紹介します。

「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン監督が、ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、世界の終末と家族の命を天秤にかけた非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。


ゲイのカップルであるエリックとアンドリュー、そして養女のウェンの家族が山小屋で穏やかな休日を過ごしていると、突如として武装した見知らぬ謎の男女4人が訪れ、家族は訳も分からぬまま囚われの身となってしまう。

そして謎の男女たちは家族に、「いつの世も選ばれた家族が決断を迫られた」「家族のうちの誰か1人が犠牲になることで世界の終末を止めることができる」「拒絶することは何十万もの命を奪うことになる」と告げ、エリックとアンドリューらに想像を絶する選択を迫ってくる。

テレビでは世界各国で起こり始めた甚大な災害が報じられるが、訪問者の言うことをにわかに信じることができない家族は、なんとか山小屋からの脱出を試みるが……。


謎の訪問者を演じるのは、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのデイブ・バウティスタ、「ハリー・ポッター」シリーズのルパート・グリント、シャマラン監督の「オールド」にも出演したニキ・アムカ=バード、「秘密への招待状」のアビー・クイン。

突然の悲劇に襲われる同性カップルのエリック役をドラマ「Fleabag フリーバッグ」のベン・オルドリッジ、アンドリュー役を「マトリックス レザレクションズ」のジョナサン・グロフが務める。
引用:映画ドットコム


映画「ノック終末の訪問者」の予告動画

続いて映画「ノック 終末の訪問者」の予告動画紹介です。



映画「ノック終末の訪問者」の登場人物紹介

最後に登場人物の紹介です。

レナード

アンドリューとエリックが休暇を楽しんでいた山小屋に突如現れた男。

仲間とともにアンドリュー達にとある依頼をおこなう。


演じるのはデイヴ・バウティスタ。


アンドリュー

パートナーのエリック、養女のウェンとともに山小屋で休暇を楽しんでいた男性。


演じるのはジョナサン・グロフ。

エリック

アンドリューのパートナー。


演じるのはベン・オルドリッジ。

レドモンド

レナードの仲間の一人。


演じるのはルパート・グリント。







映画「ノック終末の訪問者」ネタバレあらすじを分かりやすく解説

それでは映画「ノック 終末の訪問者」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

起・奇妙な訪問者

7歳のウェンは、父親のエリックとアンドリューとともに休暇を過ごすため、ペンシルベニア州の山小屋キャビンに到着しました。

自然に囲まれたキャンプ地である日、バッタを捕まえて遊んでいたウェンは、レナードという見知らぬ男性から声をかけられました。

彼は愛想よく話しかけ、世界を救うためにウェンと彼女の両親の助けが必要だと言います。


しかし、他に3人の人物が木の棒などの武器をもって現れるのに気が付きます。

ウェンは小屋の中にいるエリックとアンドリューのもとに逃げて二人に見たことを話しました。

最初は信じなかった二人ですが、訪問者が無理矢理キャビンに侵入してきたことで、真実であることがわかるのでした。

しかし訪問者たちによってアンドリューとエリック椅子に括り付けられてしまい、エリックは襲われた時の攻撃で、意識を失ってしまっていました。


レナードと彼の仲間であるサブリナ、アドリアン、レドモンドは、家族を傷つけるつもりはないといいます。

そして彼らがここに来た理由を話し始めるのでした。

彼らはそれぞれ、先週突然、これから起こる未来の出来事を見てしまったそうです。

レナードが説明するその未来は、海洋が上昇し、パンデミックが広がり、空が落ち、暗闇が地球を包み込むという世紀末の光景であった、とのことでした。


そしてこれを防ぐ唯一の方法もあることが明かされます。

それはアンドリューとエリック一家のうち、一人が犠牲となって死ぬことでした。

このため、4人はアンドリュー達の居場所がわかる謎の力に導かれ、今日、ここに集まったというのです。

アンドリュー一家のうち一人が犠牲になれば、人類は黙示録を生き延びます。

が、誰が犠牲になるかの選択をしなければ、彼らは生きている最後の人々になると警告するのでした。。


しかしこんな荒唐無稽な主張をエリックとアンドリューは、すぐに信じることができませんでした。

4人は嘘をついており、この襲撃は憎しみと妄想によって行われたと疑っていました。

承・世紀末は真実?

訪問者の話を信じることができない3人は犠牲になる人物を選択をすることを拒否します。

そうすると訪問者はレドモンドの頭を布で覆います。
そして、彼を殺してしまうのでした。

レドモンドが亡くなった時、意識を失っていたエリックは光を見ました。


テレビをつけると大津波に襲われる壊滅していく都市の映像が流されていました。

レナードはこれは黙示録の始まりであると叫びます。


しかしアンドリューはレドモンドについてとあることを思い出していました。

それは彼の正体が、数年前、とあるバーでアンドリューを襲ってきたた同性愛嫌悪者であるロリー・オバノンという人物だということでした。

この暴行事件によってロリーは有罪となり、刑務所に送られました。

が、このことを根に持って、今日の復讐を行うために、アンドリューのことを調べ上げて、仲間を集ってやってきたに違いない、と考えます。


このことを伝えるアンドリューでしたが、レナード、サブリナ、アドリアンは、アンドリューの仮定を否定しつつ、家族を拘束していることに対する罪悪感をもっていることをあかします。

それでも彼らは自身が見た予見のことを信じているのでした。

彼らは、レドモンドの死によって人類が滅亡する最初の可能性から解放された、と話すのでした。


翌日となります。

アンドリュー達はまだ、彼らのいうことを信用しません。

そのため、訪問者達はアドリアンを犠牲にせざるを得ませんでした。


次の災害は、致命的なインフルエンザウイルスの流行という形で起こりました。

特に子どもたちが犠牲となり、インフルエンザは世界中で猛威をふるっていくのでした。


アンドリューは、災害は偶然であり、訪問者は事前にスケジュールされたニュース放送を利用しているだけだと言って、彼らを信じません。

サブリナは、彼女と他の訪問者が予見によってお互いを見つけるように導かれたことをアンドリューに説明するのでした。

転・逃げ出し、反撃するアンドリュー

その後アンドリューは隙を見て逃げ出します。

そして彼の車にしまってあった銃を取り戻し、追いかけてきたサブリナに向けて発砲し、彼女を追い払います。

その後、銃をもって小屋の中に戻り、レナードに向け、銃を構えるのでした。


アンドリューはレドモンドの財布を見つけます。

そしてその中にあった証明書で、レドモンドが彼の記憶通り、ロリーであることを証明し、レナードにこの真実を突きつけるのでした。


アンドリューは、自身の車のタイヤが斬り裂かれて使えなくなっていることを伝えました。

そして、4人が近くまでトラックか何かでやってきているはずなので、それを使って逃げることを提案します。


突然、外からサブリナは家に侵入してきますが、彼女はアンドリューによって撃たれ、死名称を追うのでした。

エリックとアンドリューはレナードをバスルームに閉じ込めます。

が、レナードはアンドリューをだましてトイレにおびき寄せ、彼のスキをついて銃を奪い取るのでした。


レナードは虫の息のサブリナの首をはねます。

テレビニュースは世界中で発生している飛行機墜落事故を報道していました。


レナードは3人を小屋の裏にあるデッキに連れていきます。

空は暗くなりつつありました。


レナードは、自分はこれから死ぬ、と言います。

そして彼の死後、誰が犠牲になるのかの決定を下すのに数分しか猶予はない、と付け加えるのでした。

レナードが自殺すると、稲妻によって火災を引き起こされ、さらに多くの飛行機が墜落するのが見えるのでした。

結・エリックの決意

エリックは今、出来事が現実であり、訪問者4人が黙示録の四騎士だったと信じていることをうちあけます。

そしてウェンが破壊された世界で成長することを望まないといい、自分自身が犠牲となる、というのでした。


彼は、レドモンドの犠牲になった際に見た光の中に、、アンドリューと大人のウェンを予見したことを明らかにします。

彼らの愛がとても純粋だったので、犠牲を払うために選ばれたと感じた、と説明するのでした。


納得できないアンドリューでしたが、エリックの決意は変わりません。

仕方なく、落雷の前にエリックを撃ち殺し、キャビンに火をつけるのでした。


アンドリューとウェイは、訪問者たちが乗ってきたトラックを見つけます。

その中には彼らの荷物が残されており、それを調べたアンドリューは、彼らが話していたことが真実であったことを理解するのでした。


トラックを運転し、レストランまで移動します。

そこは人でごった返しており、テレビがつけられていていました。

テレビは、世界中で起こっていた災害が収まりつつある、というニュースを流しています。


トラックに戻り、ラジオとつけると、KCとサンシャインバンドの「ブギー・シューズ」が流れました。

それは、数日前、3人が休暇のために山小屋に向かっている最中に、エリックがかけていた局と同じものでした。

アンドリューはトラックを発進させ、混乱が収まりつつある日常世界に戻っていくのでした。









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