映画ミニオンズフィーバーのあらすじをネタバレ有で分かりやすく解説!

あらすじ

映画「ミニオンズ」の続編で「怪盗グルー」シリーズの5作目に当たる本作。

今回もあのかわいらしいミニオンズたちが大活躍します。

更に、グルーが怪盗になるまでも描かれており、歴史を感じることができる作品となっています。


今回はこの映画「ミニオンズフィーバー」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。







映画「ミニオンズフィーバー」の基本情報

それでは映画「ミニオンズフィーバー」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして登場人物の紹介をしておきます。


映画「ミニオンズフィーバー」の基本情報と予告動画

ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオが生んだ人気キャラクターのミニオンを主役に描く長編劇場アニメ「ミニオンズ」の第2弾。

最強最悪のボスに仕えることを生きがいとするミニオンたちが、なぜ怪盗グルーをボスに選んだのか、そしてグルーはどのようにして月を盗むほどの大悪党になったのか、その謎が明らかにされる。


1970年代、ミニオンたちはミニボスとして崇拝する11歳の少年グルーのもとで日々悪事を働いていたが、ある日、グルーが何者かにさらわれてしまう。

ミニオンのケビン、スチュアート、ボブは、グルーを救出するため奔走し、その過程でカンフーの達人マスター・チャウと出会う。

ケビンたちはマスター・チャウに弟子入りを志願するが、その先にはさらなる険しい道が続いていた。


監督は前作「ミニオンズ」や「怪盗グルーのミニオン大脱走」も手がけたカイル・バルダ。

声の出演はグルー役のスティーブ・カレルほか。

日本語吹き替え版も笑福亭鶴瓶がグルー役を引き続き担当し、市村正親、尾野真千子、渡辺直美、田中真弓、速水奨、大塚明夫、立木文彦、宮野真守、鈴木拡樹ら豪華俳優・声優陣が集った。
引用:映画ドットコム





映画「ミニオンズフィーバー」の登場人物紹介

続いて登場人物紹介です。

グルー

ミニオンズとともに後に稀代の悪党になる主人公。

本編では11歳の子供。ミニオンズとともに行動を初めてすぐの頃となっている。


担当声優はスティーヴ・カレル。

日本語吹き替え担当は笑福亭鶴瓶。

ミニオンズ

政界最強の悪党に使えることを夢見る存在。

本編ではケビン、スチュアート、ボブ、オットー4人が活躍する。


担当声優は:ピエール・コフィン。

ワイルド・ナックルズ

グルーがあこがれる超極悪組織ヴィシャス・シックスの元リーダー。

手下に裏切られ、組織を追われる。


担当声優はアラン・アーキン。

日本語吹き替え担当は市村正親。


ベル・ボトム

ワイルド・ナックルズを追い落として新たにヴィシャス・シックスリーダーとなった悪党。


担当声優は: タラジ・P・ヘンソン。

日本語吹き替え担当は尾野真千子。

マスター・チャウ

ミニオンにカンフーを教えることになる針師。


担当声優はミシェル・ヨー。

日本語吹き替え担当は渡辺直美。

映画「ミニオンズフィーバー」の見どころ紹介

映画「ミニオンズフィーバー」は「ミニオンズ」の続編でグルーと出会ったミニオンズがその後、どのように悪党になっていくのかを描いた作品です。

騒ぎを大きくするだけのミニオンズのドタバタ劇は健在。

本編とは関係のないような騒ぎを起こしていながら、最後には全てが見事に絡み合って無事解決するストーリー展開を、今回も楽しむことができます。


また、悪党になりたいと夢見ていたグルーが実際に悪党になるための過程も描かれており、歴史を感じさせる演出が興味深かったです。

ただ、グルーを導いたメンターは後付け設定ですので、メンターのことがグルーが大きくなってからを描いた作品に登場しないのは、当たり前ですが、残念だと感じました。







映画「ミニオンズフィーバー」ネタバレあらすじを分かりやすく解説

それでは映画「ミニオンズフィーバー」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

起・悪党になることを夢見るグルー

時は1976年。

ヴィシャス・シックスと呼ばれる超極悪組織が中国の秘宝を狙っていました。

秘宝のありかを示した地図を盗んだ彼らは、中国の奥地まで出向き、リーダーであるワイルド・ナックルズによって、秘宝を手に入れます。

しかしメンバーのベル・ボトム、ジャン・クロード、ヌン・チャック、スベンジャンス、ストロング・ホールドはワイルド・ナックルズを裏切り、彼を飛行機の上から突き落として秘宝を奪うのでした。


小学校に通る11歳のグルーは将来悪党になりたいと思っていました。

憧れはヴィシャス・シックスと呼ばれる超極悪組織。

夏休みに入った学校にミニオンズが迎えに来ており、いっしょに町に繰り出していたずらレベルの悪さをしていました。


家に帰ったグルーはヴィシャス・シックスから新規メンバーオーディションの招待状がとどいていることに気が付きます。

そのことに大興奮。ミニオンズたちにもうれしいニュースを分かち合い、オーディションのために準備を済ませると明日に備え、就寝するのでした。

が、そんなグルーの寝床に悪夢を見たからとボブとケビンがいっしょに寝たいとやってきます。

それを許したグルーですが、スチュアートも割り込んできたため、窮屈な状態で寝なくてはならなくなってしまいました。

承・グルーが予期した通りにならない展開

翌日、オーディションに向かおうとしたグルーに同行しようとケビン、スチュアート、ボブ、オットーがやってきます。

が、グルーは今回は一人で出向くといい、彼らに同行を許可させませんでした。

しかし4匹のミニオンズたちはグルーに内緒で彼の後を追います。


オーディション会場はレコード店でした。

そこで働く、自称マッド・サイエンティストのネファリオからスティッキーハンドガンをもらい、秘密のオーディション会場に案内されます。


そのころサンフランシスコでは死んでしまったと思われていたワイルド・ナックルズが手下の3人とヴィシャス・シックスに復讐する計画を練っていました。

そして秘宝を取り返すべく、彼らを襲撃しようとサンフランシスコを後にします。


オーディション会場でワイルド・ナックルズを除く5人のヴィシャス・シックスが待っていました。

彼らの前に出たグルーですが、彼が小さな子供であることを理由に、ヴィシャス・シックスのメンバーは彼を嘲笑して追い返してしまうのでした。

がっかりしたグルーですが、ヴィシャス・シックスのメンバーが次の入会希望者のオーディションに注意を奪われている最中に、彼らが大事にしている12支の秘宝であるメダルを盗み出すことにします。

ネファリオからもらったスティッキーハンドガンを使って誰にも気づかれずにメダルを盗み出したグルーは店を後にしようとするのですが、ヴィシャス・シックスのメンバーに気づかれてしまうのでした。


店の外にはグルーを心配してきていたケビン、スチュアート、ボブ、オットーが中の様子をうかがっていました。

そこにヴィシャス・シックスに追われたグルーが何とか店外に逃げ出してきます。

ミニオンズたちがいることに気が付いてグルーはいっしょに町の中に逃げ出しますが、ヴィシャス・シックスは手分けしてグルーたちを捕まえようとするのでした。

危うい瞬間を何度も潜り抜け、ヴィシャス・シックスの追跡を交わすグルー。

そんな最中、メダルを落としてしまいます。


そのことに気が付いたオットーは、グルーにメダルの紛失を話して、一人メダル確保に戻ります。

ヴィシャス・シックスはこのことには気が付いておらず、執拗にグルーを追いかけるのですが、上手くいかずにメンバーが脱落していき、ついにはグルーの乗っていた自転車に取り付けられていたジェットエンジンが作動したことで振り切られてしまうのでした。

難を逃れたグルーとケビン、スチュアート、ボブはそのまま自宅へと戻ります。

しかしその一連の様子をうかがっていた怪しげなワンボックスカーがいたことにはグルーたちは気が付いていないのでした。


自宅に戻り、グルーはミニオン達と無事ヴィシャス・シックスから逃げ出せたことを祝っていました。

この一連の騒動でヴィシャス・シックス達はグルーの真の実力を認識し、メンバーになってくれるように懇願してくる、と考えていたのです。


そこにオットーが戻ってきたのでグルーは喜々としてメダルを出すように言います。

が、オットーが持っていたのはおもちゃの目玉が二つ付けられた石ころでした。

事情を聴くと戻ってくる最中、誕生日会に遭遇し、招待された子供の一人が誕生日の子にプレゼントとして差し出していた、この石に一目ぼれしてメダルと交換した、ということが分かります。


その返事にグルーは激怒。

怒りのあまりミニオン全員を首にして、一人でメダルを取り返しに雨の降る夜の町へと外出していくのでした。

心配したケビンはグルーの後を追いますが、グルーはすでにだいぶ先を歩いていました。

が、そんなグルーにワンボックスカーが静かに近づいていき、グルーのすぐそばまでくると、いきなり彼を拉致して走り去ってしまいます。

一部始終を見ていたケビンでしたが、グルーを助けることはできず、走り去っていくワンボックスカーを見送るしかできませんでした。


急いで戻ったケビンの報告を受け、ミニオンズは今後の対策について相談します。

メダルを持っている子供の似顔絵をオットーから聞きだした時、グルーを誘拐人物から電話がかかってきて、48時間以内にメダルを持ってこないとグルーの命はない、と脅されるのでした。


グルーを誘拐したのはワイルド・ナックルズ。

48時間後に自動的に命を奪う装置にグルーを拘束し、メダルが戻ってくるのを待ちます。


メダルを取り戻しに子供の家に訪れたケビン、スチュアート、ボブ、オットー。

ケビン、スチュアート、ボブの3人は家の中に入って子供と話をし始めますが、一人遅れたオットーは家のガレージからバイクで出て行った男性の首にメダルがかかっていることに気が付くのでした。

他の3匹に伝えようとしますが、声は届かず、見失う前に庭にあった三輪車に飛び乗ってバイクの後を追います。

ケビン、スチュアート、ボブの3人は子供にメダルのありかを聞き出しますが、叔父さんにあげたことがわかっただけでした。


がっかりして外に出た3匹の前をバスが通り過ぎます。

その車体にはサンフランシスコまでのフライトの広告がついており、サンフランシスコには飛行機で移動すればいいことを理解。

3匹は飛行場へと向かうのでした。

転・12支の秘宝を求めるそれぞれの動き

飛行場に到着したケビン、スチュアート、ボブはフライトチケットを入手しようとしますが、お金を持っていないため、門前払いをされます。

一計を案じていた3匹はパイロットに変装することを思い付き、制服を身にまとってまんまと飛行機のコックピットに乗り込むのでした。

操縦の仕方を知らないケビンとスチュアートは無茶苦茶な方法で飛行機を飛ばし、大きな事故を引き起こす寸前を何度も繰り返しながら、無事サンフランシスコに到着しました。


電話で告げられていたワイルド・ナックルズのアジトに辿り着き、中に潜り込んでグルーを助けようとしますが、手下たちに見つかって終われる身となってしまいます。

サンフランシスコの中華街に逃げ込みますが、手下に追いつかれ、手ひどく殴る蹴るの暴行を受けるのでした。


そこに鍼師のマスター・チャウが助けに入ります。

中年の小柄な女性ということで舐めていた手下たちはこっぴどく叩きのめされ、そのショックからワイルド・ナックルズの元に戻った後、事件から手を引く、と宣言していなくなってしまうのでした。

一方、危ないところを助けてもらったミニオンズはマスター・チャウに懇願してカンフーを教えてもらうことになり、彼女のもと、厳しいトレーニングを始めるのでした。


いくつかのカンフーの重要な基礎を学び、第一段階は卒業したケビン、スチュアート、ボブ。

しかしカンフーの完全にマスターしたと勘違いした3匹は、マスター・チャウの制止も聞かず、喜び勇んでグルーの救出に向かうのでした。


バイカーを追いかけていたオットーは、三輪車で爆走していました。

しかしカリフォルニア州のデスバレーで力尽き、意識も朦朧とさせてしまいます。

ぼやけた視界にバイカーの姿が写り、幻影か、と思いましたが、現実の彼がオットーの異変に気が付いて助けてくれたのでした。

バイカーはサンフランシスコを目指しており、オットーを送り届けてくれることになります。

二人は意気投合し、楽しい道中を過ごしながらサンフランシスコを目指すのでした。


ヴィシャス・シックスはグルーの実家を突き止め、メダル奪回に襲撃します。

グルーの母親の手伝いをしていたミニオンを捕まえて脅し、事情を知った彼らはサンフランシスコのワイルド・ナックルズのアジトへ向かうのでした。


マスター・チャウに叩きのめされたワイルド・ナックルズの手下たちは彼のもとではやっていけないと言っていなくなってしまいます。

手下がいなくなったワイルド・ナックルズは、人質にしていたグルーを手下にすることにしたのでした。

手始めに庭のプール掃除を命じますが、そこにはペットのワニたちが飼われており、プールに近づいたワイルド・ナックルズはワニたちに襲われてしまいます。

驚いたグルーですが、ワイルド・ナックルズのピンチに身の危険を顧みず、助けようとし、二人は無事、プールから離れることができたのでした。


このグルーの行動に感動したワイルド・ナックルズは悪党になりたいグルーに自分の知っていることを教えることにします。

こうして二人はチームを組み、悪党銀行から盗みを企てる計画を立てるのでした。


二人は完全に問題なく仕事ができたわけではありませんが、見事に悪党銀行から絵画のモナリザを盗み出すことに成功します。

アジトに戻った二人ですが、彼らが不在の際に現れたヴィシャス・シックスによってアジトは完全に破壊されていました。

この現実にショックを受けたワイルド・ナックルズは気落ちして引退を決意します。

引き留めるグルーに家に帰るように言い、落ち込んしまうのでした。


ヴィシャス・シックスはワイルド・ナックルズのアジトを破壊した後、いずこともなく姿を消します。

ちょうどそこに居合わせたケビン、スチュアート、ボブはヴィシャス・シックスの後を追うのでした。


サンフランシスコに着いたオットーはバイカーからメダルを譲り受けます。

すっかり仲良くなった二人は名残惜しそうに分かれ、オットーはサンフランシスコのチャイナタウンで祝われている旧正月の行事に参加するのでした。


ワイルド・ナックルズと分かれたグルーはチャイナタウンで祝われている旧正月のイベントに気が付き、やってきます。

そこで龍舞に参加している、メダルを持ったオットーを見つけ、再会を喜ぶのでした。

結・ヴィシャス・シックスとの対決

そんな二人の前にヴィシャス・シックス達が現れ、メダルを奪っていってしまいます。

そしてヴィシャス・シックス達を追っていた反悪党同盟のエージェントたちも逮捕のために終結してきました。


しかし、時計塔が深夜の鐘を鳴らしたとき、ヴィシャス・シックス達はメダルの力を開放します。

それによって、彼らは巨大な干支の動物に変身することができてしまい、竜の姿となったベル・ボトムはグルーをさらって時計塔の時計の針にス張り付けてしまうのでした。


ケビン、スチュアート、ボブがグルーのピンチに駆け付けます。

しかしヴィシャス・シックス達によってメダルの力でケビン、スチュアート、ボブはそれぞれ、ミニオンサイズのウサギ、ニワトリ、ヤギになってしまうのでした。

そんなミニオンの姿を嘲笑しているヴィシャス・シックスの前にワイルド・ナックルズが現れます。

彼はショックから立ち直り、グルーを助けるべく、ヴィシャス・シックスに決闘を挑むのでした。


とはいえ、サイズの違いもあり、ケビン、スチュアート、ボブはヴィシャス・シックスに追いかけられて逃げ惑うしかありません。

しかしその逃亡も、袋小路に追い詰められ、絶対絶命のピンチとなってしまうのでした。


その瞬間、マスター・チャウの教えの一つ、「心の中に秘められた野生の力を解き放て」という声が聞こえます。

そしてその言葉通り、内に秘めた力を開放したケビン達は、信じられない身体能力を発揮してヴィシャス・シックス達をぶちのめしていくのでした。


ワイルド・ナックルズはメダルを持つ、竜になったベル・ボトムと戦っていました。

グルーは短針と長針が離れていく時計によって体が引き裂かれそうになっています。

オットーはそんなグルーの様子に気が付き、何とかグルーを助けることに成功しました。


ワイルド・ナックルズもメダルを奪回できる一歩手前まで行くのですが、ベル・ボトムのファイヤーブレスによって大ダメージを受けてしまいます。

その姿を見たグルーは勝ち誇ったベル・ボトムのスキを突き、メダルを奪い返すことに成功するのでした。

そしてメダルの力を使い、ヴィシャス・シックス達を全員、小さなネズミに変えてしまいます。


こうして反悪党連合によって捕まったヴィシャス・シックスのメンバーは連行されいくのでした。

ワイルド・ナックルズも治療のために救急車に乗せられますが、同じく反悪党連合によって身柄を拘束されてしまいます。


しばらくしてワイルド・ナックルズの葬式が開かれることになりました。

悲しみをこらえてお別れのスピーチをしていたグルーですが、木の陰に隠れて手を振っているワイルド・ナックルズの姿を見つけ、グルーの表情は喜びに代わります。

しかしすぐに元の悲しみをこらえている顔付になってその場をやり過ごし、霊柩車の運転者に化けているワイルド・ナックルズとともに、車に乗って反悪党連合の監視からまんまと抜けだしたのでした。


エンドロールの途中、グルーとミニオンがネファリオのもとに、彼を仲間に引き入れる為に訪れます。

最初は断りますが、グルーとミニオンの懇願に負け、仲間になることを承諾するネファリオ博士。

博士は開発した飛行機に全員を乗せ、飛行機は目的地に向かって飛び立っていくのでした。

最後に簡単な感想

相変わらず、ミニオンのかわいらしく、ばからしいしぐさに大笑いができる作品です。
特に子供達には大受けでしょう。

いっしょに映画館に行った子供たちは大満足でした。


子供連れでいっしょに見ないといけない保護者も笑えるようなシーンがいくつもありました。

決して退屈はしません。
が、少しワンパターン化している、と感じなくもないのが正直な個人の感想です。

初期のころの作品のことを考えてみると、あの頃、見終わった後に感じたパワーが少し落ちたのでは、と感じられました。

本作はスピンオフ作品ですが、一連のシリーズとして5作目となりますので、マンネリ感を感じてしまう人もいるかもしれないと思います。









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