「スパイダーマン:ホームカミング」、「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に次ぐシリーズ3作目で、「マーベル・シネマティック・ユニバース」の27作目である「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」
「マーベル・シネマティック・ユニバース」の作品ということで他のマーベルヒーローとの共演が気になるところですが、他のマーベル作品とは一線を画すスパイダーマン。
マルチバースをこんな形で表現するとは、という驚くべき着眼点で攻めてきた作品となっています。
今回はこの映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の基本情報
それでは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして登場人物の紹介をしておきます。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の基本情報と予告動画
「スパイダーマン ホームカミング」、「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」に続く、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に属する「スパイダーマン」シリーズの第3弾。
MCU作品の「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ エンドゲーム」でもスパイダーマンと共闘した、ベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジが登場する。
前作でホログラム技術を武器に操るミステリオを倒したピーターだったが、ミステリオが残した映像をタブロイド紙の「デイリー・ビューグル」が世界に公開したことでミステリオ殺害の容疑がかけられてしまったうえ、正体も暴かれてしまう。マスコミに騒ぎ立てられ、ピーターの生活は一変。身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジに助力を求め、魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが……。
サム・ライミ監督版「スパイダーマン」シリーズに登場したグリーン・ゴブリンやドック・オク、マーク・ウェブ監督版「アメイジング・スパイダーマン」シリーズのエレクトロなど、過去のシリーズ作品から悪役たちが時空を超えて登場。それぞれウィレム・デフォー、アルフレッド・モリーナ、ジェイミー・フォックスら当時のキャストが再登板した。
引用:映画ドットコム
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の登場人物紹介
続いて登場人物紹介です。
ピーター・パーカー/スパイダーマン
遺伝子改良を施された新種の蜘蛛に噛まれたことで、高校生ながらクモの特殊能力を得たスーパーヒーロー。
アベンジャーズのメンバーでもある。
演じるのはトム・ホランド。
ミッシェル・ジョーンズ(MJ)
ピーターのクラスメートで恋人。
演じるのはゼンダイヤ。
スティーヴン・ストレンジ/ドクターストレンジ
マスターズ・オブ・ミスティック・アーツの魔術師。
ピーターの頼みが原因ではあるものの、マルチバースへと接続してしまった張本人。
演じるのはベネディクト・カンバーバッチ。
ノーマン・オズボーン/グリーン・ゴブリン
天才科学者で実験用のパワー増強剤を自ら服用したことからヴィラン「グリーン・ゴブリン」という別人格が覚醒。
「スパイダーマン」の世界からやってきた。
演じるのはウィレム・デフォー。
オットー・オクタビアス/ドクター・オクトパス
公開実験中に起きた事故によりアームが取り外せない体となった天才科学者の男。
「スパイダーマン2」の世界からやってきた。
演じるのはアルフレッド・モリーナ。
マックス・ディロン/エレクトロ
ある事故により電力を操る力を得たヴィラン。
「アメイジング・スパイダーマン2」の世界からやってきた。
演じるのはジェイミー・フォックス。
J・ジョナ・ジェイムソン
デイリー・ビューグルのニュースキャスター。
前作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のミッド・クレジット・シーンのニュース映像でピーターをスパイダーマンの正体であると暴露した。
演じるのはJ・K・シモンズ。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の見どころ紹介
やはり、なんといってもソニーのスパイダーマンシリーズの全スパイダーマンが一作に集合することでしょう。
それによって各作品での設定の違いを、スパイダーマンを通して確認出来ることが楽しかったし、笑えるところでした。
ほかの作品を見ていなかったとしても楽しめます。
が、見ていなかったとしたら、本作を見た後、他のスパイダーマンシリーズを見てみたい、と思うこと間違いないと思います。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ネタバレあらすじを分かりやすく解説
それでは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・正体が明かされたスパイダーマン
前作の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でクエンティン・ベック / ミステリオのロンドン襲撃から1週間後、J・ジョナ・ジェイムソンによってスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることが暴露され、クエンティンの殺害はスパイダーマンによってなされたことが、テレビニュースとして全国に流れます。
ピーターとMJはメディアや一般の人々にに追い回されることになり、落ち着ける場所はほとんどありませんでした。
叔母のメイやハロルド・“ハッピー”・ホーガンも心配しますが、これといって良い対策は思いつきません。
ピーターとメイ、そして親友のネッドはロンドンでの騒動と、クエンティン殺害について取り調べを受けることになります。
幸いにも弁護士マット・マードックの助けもあり、容疑は晴れ、おとがめなしとなるのでした。
彼らは普通の生活に戻ろうとしますが、正体がばれてしまったことで、以前と同じとはならず、どこに行っても注目の的でした。
そして高校を卒業した後の進路としてMITに進学を希望していた3人ですが、今回の騒動が原因で不合格となってしまいます。
ピーターは現状を打開しようと、以前一緒に戦ったことのあるドクターストレンジに助けを求めに、サンクタム・サンクトラムに向かいます。
ドクターストレンジは魔法を使用し、ピーターがスパイダーマンであることを人々に忘れさせるという解決法を提案します。
ウォンは辞めたほうがいいと忠告しますが、ピーターはその提案を受け入れ、儀式が始まるのでした。
しかし魔法を行う儀式がはじまると、魔法の効果は全世界の人々に及ぶことが分かり、ピーターは慌て始めます。
混乱しながらMjには魔法の効果が及ばないように注文し、その後ネッド、メイ叔母さんと対象を広げるようにドクターストレンジに要求してしまうのでした。
が、そのことでドクターストレンジは集中力を乱してしまい、魔法は失敗。
人々はスパイダーマンの正体をいまだに覚えているままにでした。
その後、ドクターストレンジはピーターがMITに不合格決定を再考してもらえるように頼んでいないことを知り、怒りのあまりにピーターを追い出します。
承・ドクターストレンジの魔法の結果現れたヴィレンズたち
ピーターはMITの入学選考委員の一人が空港に向かっていることを知り、騒動の責任は自分一人に有るので、MJとネッドの不合格を取り消してほしいと頼みに行きます。
が、アレクサンダー・ハミルトン橋で選考委員の車に追いついて話をしている時、ピーターは突然、ドクターオクトパスに襲われるのでした。
その戦闘でドクターオクトパスはスパイダーマンを捕まえて拘束し、ナノテクノロジースーツの技術を吸収することに成功して、パワーアップします。
が、そのことでスパイダーマンはドクターオクトパスのアームのコントロールができるようになり、ドクターオクトパスを拘束することに成功したのでした。
ところがそこに、なんと今度はグリーンゴブリンが現れて、攻撃を始めてきたのでした。
身構えたスパイダーマンでしたが、急にとある地下空間に瞬間移動します。
ドクターストレンジが現れて、ドクターオクトパスとピーターをサンクタム・サンクトラムの地下に移動させたのでした。
ドクターオクトパスは魔法によって区切られた空間に閉じ込められます。
そしてそこにはドクターストレンジが見つけたというリザードも隔離されていたのでした。
ドクターストレンジはピーターに何が起こったを説明するのでした。
それによると先ほど失敗した魔法の効果で、マルチバースがつながってしまい、ピーター・パーカーがスパイダーマンであることを知る、それぞれの世界のヴィレンズがこの世界に連れられてきたのです。
ドクターストレンジはピーターに、別世界からやってきたヴィレンズを元の世界に戻す為、彼らを捕まえる必要がある、と説明。
ピーターはMJとネッドの助けも借り、グリーンゴブリンの行方を追うことにします。
ネットで調べているとグリーンゴブリンかと思われるモンスターの目撃情報を発見します。
ピーターが現場である、送電線のある山奥にやってくると、そこにいたのはグリーンゴブリンではありませんでした。
そこにいたのはエレクトロとサンドマンで、ドクターストレンから瞬間移動の魔法を備え付けてもらったガントレットを使い、二人を捕まえることに成功するのでした。
転・もう二人のスパイダーマン
一方グリーン・ゴブリンですが、アレクサンダー・ハミルトン橋から立ち去った後、グリーン・ゴブリンの人格からノーマン・オズボーンの人格へと戻ります。
ノーマンは助けを求めてメイ叔母さんが務める、ホームレスの支援を行っているF.E.A.S.Tを訪れたのでした。
メイ叔母さんからの連絡を受けたピーターはノーマンを発見し、サンクタム・サンクトラムの地下に連れていきます。
ノーマンや、他のヴィレンズと話をした結果、彼らのうちの何人かは、元の世界でまさに死んでしまうという瞬間にこの世界に連れられてきたことが分かるのでした。
ドクターストレンジは彼らを元の世界に戻す準備を行っていました。
たとえそれが、その世界で進行していたヴィレンズ達の運命に従って死を向かえるものになったとしても、それが彼らの運命だ、とドクターストレンジは言い放ちます。
一方でピーターは、彼らの能力や狂人さを正常に戻すことで、彼らが元の世界で死を迎えないようにしてあげたいと強く主張します。
ドクターストレンジろピーターはこの意見の相違から、ドクターストレンジが用意した、彼らを元の世界に送り返すための魔法の小箱を取り合うことになってしまうのでした。
ドクターストレンジがピーターが逃げている最中、身を隠せないように、ピーターを鏡の次元へと追い込みます
がドクターストレンジは、ピーターの仕掛けた罠にはまって魔法の箱を奪われてしまい、ピーターによって魔法を使うために必要な指輪まで取られて、この鏡の次元にとじこめられてしまうのでした。
地下に戻ったピーターはヴィレンズたちを説得して、それぞれが抱えている問題を解決した後、元の世界に戻すという約束をします。
その後、、ハロルド・“ハッピー”・ホーガンのアパートに場所を移し、彼らが元の人間に戻るための方法を探し出すのでした。
まずはドクターオクトパスの制御チップの修理に成功し、彼を救います。
続いてエレクトロのマックス・ディロンとグリーンゴブリンのノーマン・オズボーンの治療するための方法を考えに掛かりますが、それが完了する前にグリーンゴブリンの人格がノーマンを乗っ取ってしまいました。
グリーンゴブリンは、治療が終わっていないヴィレンズたちをそそのかしてピーターを襲わせ、野心のまま好き勝手に行動すべきだ、とたきつけます。
ピーターとドクターオクトパスの懸命の努力にもかかわらず、ヴィレンズたちは逃亡してしまうのでした。
しかも悪いことに、グリーンゴブリンとの戦闘に巻き込まれ、メイ叔母さんが致命的な怪我を負ってしまい、ピーターの腕の中で息を引き取ってしまいます。
結・元に戻した代償
そのころネッドとMJはピーターの行方を捜していました。
そしてドクターストレンジの魔法の指輪をネッドがはめたまま、指を動かした瞬間、偶然にも異世界への扉が開いてしまったのです。
そしてその扉からグリーンゴブリン、ドクターオクトパス、サンドマンを倒したスパイダーマンとエレクトロとリザードを倒したスパイダーマンの二人が現れたのでした。
その後、ネッドとMJ、二人のスパイダーマンはピーターを探し出します。
メイ叔母さんが亡くなったことで落ち込んでいたピーター。
ですが、二人のスパイダーマンがそれぞれの世界で、やはり戦いの結果、愛する人を失った経験がありました。
ファースト・スパイダーマンはベン叔父さんを亡くしており、アメージング・スパイダーマンは恋人のグウェン・ステイシーを助けられなかったのです。
彼らはそのことを話し、メイ叔母さんの死に直面しているピーターの気持ちを理解したうえで、この悲劇を乗り越えて、彼女のためにも戦うことが大切だと説得するのでした。
メイ叔母さんを殺されたピーターは、グリーン・ゴブリンを自らの手で息の根を止めて、復讐したい、と思っていましたが、彼らの説得でメイ叔母さんが望んでいたことも思い出し、彼らを助ける決心をします。
3人のスパイダーマンにMJとネッドは残りのヴィランズの治療するための研究と準備を整え、完全に用意をしてから作戦を練るのでした。
全ての用意が整った後、ヴィレンズたちを自由の女神のもとに誘い出します。
J・ジョナ・ジェイムソンに連絡してブロードキャストで彼らが自由の女神で待っていることを伝えたのでした。
ヴィレンズたちがやってくるまで、3人のスパイダーマンは、自然とそれぞれの違いや経験をお互いに話すようになりました。
例えばファースト・スパイダーマンはスパイダーウェブを自分の体内から出せるのに対し、アメージング・スパイダーマンとホームシリーズ・スパイダーマンはスパイダーウェブを発射する装置を開発して装備することで利用できている、など。
他にはこれまで戦ったことのある敵についても違いがあることが分かり、まるで兄弟のように会話を楽しんでいたのでした。
やがて3人のスパイダーマンは誘いに乗ってやってきたヴィランズ達が集まり始めます。
彼らを元の世界に戻す魔法の小箱をおとりにしていたため、それを魔法の指輪を使って時空を開いたネッドに渡します。
ネッドとMJは小箱を受け取った後、開いた時空の扉を閉めようとしますが、ネッドは開くことはできても閉じることができず、今までは勝手に閉じていたことに気が付きます。
何とか閉めようとしている彼らに気が付き、リザードが追いかけてきたため、二人はホームシリーズ・スパイダーマンに助けれて、自由の女神のもとに逃げてこざるを得ませんでした。
増強装置を装備したエレクトロ、サンドマン、リザードによって苦戦を強いられますが、一番の苦戦の理由は、彼ら3人の内、ファースト・スパイダーマンとアメージング・スパイダーマンがチームプレーで敵と戦った経験がなかったためでした。
アベンジャーズの一員として戦った経験のあるホームシリーズ・スパイダーマンがリーダーとして指令することで、3人によるチームプレイが効果を発揮し始めました。
まずはサンドマンが治療されます。
ファースト・スパイダーマンを砂の中に飲み込んだものの、ホームシリーズ・スパイダーマンによって治療器具を手渡されて、ファースト・スパイダーマンにそれを起動させたことにより、元の人間に戻ります。
続いてアメージング・スパイダーマンと死闘を繰り広げていたリザードが、やはりホームシリーズ・スパイダーマンのサポートによって治療されます。
が、パワーアップしたエレクトロはたった一人でも、スパイダーマン3人を相手にして余裕をもって対処していました。
そして終に、3人ともエレクトロの前に捕まってしまいます。
そこにドクターオクトパスが現れ、彼がファースト・スパイダーマンのとどめを刺すと、アームの一本で頭をつかみます。
が、それはエレクトロを油断させるための作戦で、別のアームを使ってエレクトロのパワー増幅装置をもぎ取るのでした。
その結果、エレクトロも治療されます。
スパイダーマンたちがヴィレンズたちと戦っている間、ネッドは魔法の指輪を使って時空の扉を開けて、安全な場所に移動しようとしますが、ドクターストレンジが閉じ込められていた鏡の次元を開放してしまうのでした。
開放されたドクターストレンジは魔法の小箱を取り戻し、この世界にやってきたヴィランズを素の世界に戻す魔法の儀式を開始しようとします。
が、ネッドとMJがスパイダーマンたちがヴィレンズたちを治癒していることを説明し、ドクターストレンジは様子を見守ることにするのでした。
3人のヴィレンズを治癒し、ドクターストレンジがスパイダーマンのもとにやってきます。
ようやく元の世界に戻せる準備ができたことを話し合っていると、突然、グリーンゴブリンが現れて小箱を奪っていったのでした。
すぐに小箱を取り戻しますが、小箱にはグリーンゴブリンの爆弾が仕掛けられており、気づいたときには手遅れで小箱は爆発で破壊されてしまいます。
その結果、魔法が暴走し始め、お互いの世界を分けている境界が壊れ始めてしまうのでした。
ドクターストレンジは懸命に世界の崩壊を止めようとし、ピーターはグリーンゴブリンの息の根を止めようとしますが、グリーンゴブリンの世界からやってきたスパイダーマンに止められます。
そして別のスパイダーマンの協力で、ピーターはグリーンゴブリンの治療を完成させ、ノーマンの人格を取り戻させるのでした。
ドクターストレンジは崩壊する境界線を何とか直そうとしますが、崩壊に追いついていきません。
やがてひずみからピーターがスパイダーマンであることを知る者たちが大勢、姿を現し始めました。
ピーターは崩壊しつつある世界を救うには、ドクターストレンジの魔法によって人々の記憶からスパイダーマンの存在は知りつつも、ピーター・パーカーの記憶を完全に消すことが必要だと気づきます。
その考えに、魔法がうまくいけばおそらく崩壊は止まるであろう、との見解を、ドクターストレンジは示しますが、その結果として、ピーターの存在が世界から無くなることになる、と忠告しますが、それ以外に方法が思いつきません。
ピーターの固い決意を知り、ドクターストレンジは魔法に取り掛かりました。
魔法が完成するまでに、ピーターはネッドとMJに事情を説明するのでした。
ネッドとは友情を、そしてMJとはお互いの愛を再確認します。
そして魔法が完成すると、二人のスパイダーマンとヴィレンズたちはそれぞれの世界に戻っていき、ピーター達の世界元に戻ったのでした。
後日、ピーターはネッドとMJに会いに行って自分のことを自己紹介しようか、と考えていました。
MJが働くコーヒーショップに行き、ネッドとMJを見つけ、二人の会話で二人が無事MIT大学に進学したことを知ります。
その後、ピーターはMJに自分のことを話そうとしますが、踏ん切りがつかず、自己紹介をしただけで終わっていました。
その後、メイ叔母さんのお墓の前で、これまたピーターのことを知らないハロルドと再会します。
彼と会話をしたことで、前に進むための決心ができました。
ピーターは新しいアパートを借り、新しいスパイダーマンスーツを作り出してヒーローとして生きていくのでした。
エンディングクレジットの最中、エディとヴェノムがとあるバーのカウンターでバーテンダーと会話をしているシーンが映し出されます。
エディとヴェノムはこの後、スパイダーマンを探しに行くことを合意しますが、そのとたん、ドクターストレンジの魔法が完成し、元の世界に戻ってしまうのでした。
が、実は元の世界に戻る前に、シンビオートの一部を、知らないうちにカウンターに取り残していたのでした。
最後に簡単な感想
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ですが、子供のころ見ていたウルトラマンや仮面ライダーを思い出しました。
シリーズの途中で他のウルトラマン兄弟や仮面ライダーが助けに現れた時はとても興奮して楽しんだものです。
今回のスパイダーマンは、そんな子供心に感じた興奮を、思い出させてくれた作品でした。
また、面白かったのが、それぞれのスパイダーマンシリーズでわずかに違う設定の違いを話し合うシーン。
能力の違いや戦った敵の違いを確認してお互いをうらやましがったり、慰めたりするのは、特に今までの作品7作全部見ていると、確かに、と思えて笑えてしまうシーンでした。
ネッドも同じような話題を提供していますし、単作だけでも楽しめますが、やはりおすすめこれまでの7作を見ておいたほうがいいと思います。
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