映画ヴェノム2のあらすじをネタバレ有で分かりやすく解説!

あらすじ

映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」はスパイダーマンの敵役として登場したヴェノムを主人公とした作品の2作目。


今回はこの映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。










映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の基本情報

それでは映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして登場人物の紹介をしておきます。


映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の基本情報と予告動画

マーベルコミックのダークヒーロー、ヴェノムの活躍を描いたトム・ハーディ主演作「ヴェノム」の続編。
圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、ヴェノムの大敵となるカーネイジとの戦いを描く。


「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生した地球外生命体シンビオートのヴェノムは、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、エディとの共同生活をそれなりに楽しんでいた。

そんな中、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追うエディは、刑務所で死刑囚クレタス・キャサディと再会する。
クレタスは猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていた。

エディに対し異様な興味を示すクレタスは突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づく。

そして死刑執行の時、クレタスはついにカーネイジへと覚醒する。


主人公ヴェノム/エディ役をハーディ、エディの元恋人アン役をミシェル・ウィリアムズが続投で演じ、「スリー・ビルボード」のウッディ・ハレルソンがカーネイジ/クレタス役を演じる。

そのほか新キャラクターのシュリーク役で、「007」シリーズのナオミ・ハリスが参加。

「モーグリ ジャングルの伝説」など監督としても活躍する俳優アンディ・サーキスがメガホンをとった。

引用:映画ドットコム





映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の登場人物紹介

続いて登場人物紹介です。

エディ・ブロック/ヴェノム

ヴェノムの宿主である敏腕記者。


演じるのはトム・ハーディ

日本語吹き替え担当は諏訪部順一。

クレタス・キャサディ/カーネイジ

カーネイジの宿主となった連続殺人鬼の男。


演じるのはウディ・ハレルソン

日本語吹き替え担当は内田直哉。

アン・ウェイング

エディの元婚約者で弁護士。


演じるのはミシェル・ウィリアムズ

日本語吹き替え担当は中川翔子。

フランシス・バリソン/シュリーク

超音波を操る力を持つ女性。
シュリークとしてカーネイジとともに一緒に行動することになる。


演じるのはナオミ・ハリス

日本語吹き替え担当は早見沙織。







映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」ネタバレあらすじを分かりやすく解説

それでは映画「ヴェノム2:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。

起・クレタスの生い立ち

1996年、若きクレタス・キャサディはセント・エステスと呼ばれる少年院で生活をしていました。

彼はフランシス・バリソンという、同じ少年院に住んでいる少女と密かに愛を育んでいました。

彼女は自身が持つ特殊な能力が日に日に強くなっていることを不安に思い、その悩みをクレタスにも打ち明けます
そんなある日、彼女は無理やりレイヴンクロフト研究所に連れて行かれることになりました。

クレタスはフランシスが連れて行かれるのを、なす術もなく見守るしかありませんでした。


研究所へ向かう途中、彼女は彼女の特殊能力である超音波の絶叫を使い、逃げ出すことにします。

そして警護に当たっていた警察官の若者、パトリック・マリガンに襲い掛かるのでした。


フランシスの超音波攻撃を受け、パトリックは聴覚にダメージは負うものの、銃を抜いて反撃します。

この時の銃撃でパトリックはフランシスの目を打ち抜き、彼女は車の外に転落してしまいます。

パトリックは彼女の命を奪ったと思っていました。
が、フランシスは命は失っておらず、レイヴンクロフト研究所に無事に運び込まれます

研究所ではフランシスの能力を100%使えないように対処がなされており、ここで彼女は長い間監禁の上、調査研究の対象にされてしまうのでした。


時は現在に移ります。

その後、歳を重ねて経験を積み、昇進して刑事となったパトリックはエディに、連続殺人犯であるクレタスについて話したいことがあると連絡します。

というのも、エディが1年前にクレタスに対してインタビューを行った後、彼以外の誰とも話すことを拒否しているからでした。

パトリックはエディにクレタスと話をさせ、まだ見つかっていない被害者遺体のありかの手がかりを得ようとしたのです。

エディはこの申し出を受けるのでした。


エディはクレタスと刑務所で面会します。

クレタスとの面会で、彼はエディに詩のようなメッセージを託し、シリアルキラーの記事を書いて人気を得るようにと言います。

その会話の最中、エディに寄生しているシンビオート・ヴェノムが、クレタスの独房の壁に描かれた落書きに気が付きます。

それは、彼が隠していた彼の被害者遺体の隠し場所や過去の思い出、彼の願望などを表したものだったのです。

これらをヴェノムの力を借りて解読したエディは、クレタスの被害者遺体を見つけ出す貴重な情報を得たことにになるのでした。

実際に複数の遺体が発見され、エディの功績として世間から称賛されます。

これらの結果、カリフォルニア州は廃止していた死刑制度を復活させ、クレタスを死刑にすることを決めるのでした。


一方でエディとヴェノムの間でちょっとした言い争いが起こります。

というのも、ヴェノムが主食としている人間の捕食が長い間できておらず、ヴェノムの不満がたまっていたからでした。

ヴェノムはニワトリとチョコレートを代食としていますが、ニワトリにも飽きてしまっています。

ヴェノムの存在を知っているコンビニ店主のチェン夫人の店に行ってチョコレートを手に入れようとしますが、入荷が遅れていることを告げられ、ヴェノムは悪人を見つけて食欲を満たそうと、夜の街を徘徊するのでした。


女性のカバンをひったくろうとしていた現場に出くわし、相手の男を食べようとしますが、エディが必死に止めます。

それに根負けしてヴェノムはその男性を投げ捨て、その場を去りますが、そんなエディのもとに元婚約者のアンより連絡が入りました。

それは話があるため、翌日食事を、というお誘いの電話でした。


アンのことをいまだに思い続けているエディでしたが、話とは彼女が医師のダン・ルイスと婚約をしたことを伝えるもの。

アンのことを祝福するものの、ショックで自暴自棄となったエディでしたが、ヴェノムの存在もあり、死ぬこともかないませんでした。


そんなエディのもとにクレタスからハガキが届きました。

死刑宣告をされ、覚悟を決めた彼は自分の生い立ちをエディに伝えてきたのです。

それによると、子供のころ、父親から虐待を受けた影響で車いす生活をしていた祖母を階段から突き落として殺害した後に、入浴中の母親を感電死させたことが発覚して少年院に送られてことが書かれていました。

そして少年院でいじめられていた際に助けてくれた少女のことも言及されていたのです。

はがきの最後には、クレタスは再度エディと話がしたい、と刑務所に招待していたのでした。


訪れたエディはクレタスと会話を始めますが、会話の内容はだんだんとおかしな方向に向かっていきます。

というのも、クレタスがエディを侮辱するような言動をし始めたのでした。


このクレタスの行為にヴェノムが反応してしまいます。

クレタスを触手で掴んで振り回すヴェノムを止めようとエディが独房に近寄り、引きはがそうと腕を鉄格子の間から入れた瞬間、クレタスがエディの手に噛みつくのでした。

それによってエディは出血し、クレタスはエディの血の味を味わうことになります。

そしてエディの血液が普通の人間のものでないことに気が付くのでした。


エディは帰宅した後にヴェノムと激しい口論を繰り広げることになります。

というのも、ヴェノムは犯罪者を好きな時に好きなだけ、捕食していいはずだ、という主張をしたからでした。

一方でエディは、ヴェノムのよってそれまでの普通の生活をあきらめなくてはならなくなったことの不満を爆発させます。

この口論は殴り合いのけんかに発展し、エディの部屋は無茶苦茶に破壊されてしまいました。
その中には、エディが大切にしている高価なテレビや、彼の足であるバイクも含まれていました。

ヴェノムはエディの体に寄生することをやめ、二人は別々に生きていくことにし、ヴェノムは近くにいる人々を寄生しながら、夜の街の中に消えていきます。

承・カーネイジの誕生

クレタスへの死刑執行日。

薬死刑執行は何の問題もなく作業が進められますが、毒物の注入の段階となった時に異変が起こります。

赤色をしたシンビオートが毒物の侵入を阻止し、拘束されたクレタスを解放させるのでした。

自由の身となったクレタスはシンビオートの力も使い、その場に居合わせた人々を皆殺しにしていきました。


その後、シンビオートはカーネイジと名乗り、クレタスに交換条件を持ち込みます。

それはカーネイジはクレタスがレイヴンクロフトからフランシスを脱出させるのを助ける代わりに、カーネイジがエディとヴェノムを抹殺することを助ける、というものでした。

クレタスは、この申し出を受け、レイヴンクロフトへ向かうことにします。


ヴェノムがいなくなったエディは部屋の片付けも終え、ようやく落ち着けると思ったところでクレタスの脱走のニュースを知ります。

同じくニュースを聞いて心配になったパトリック警部もエディの無事を確認しに来ます。

パトリック警部が去った後、エディはそれまでのクレタスに関する情報を再度調査するのでした。
そしてセント・エスタスの存在を探し当てたエディは、その地に出向いて手がかりを調査します。

そしてそこに、クレタスが壁に描いていたものと全く同じの、木の幹に刻まれたC.K というイニシャルとF.Bというイニシャルを見つけるのでした。

パトリック警部に連絡して自分の見つけたものを伝えると、F.Bはフランシス・バリソンであろうと答えます。
そして彼女は自分が射殺したはずだ、と付け加えるのです。


レイヴンクロフトに辿り着いたクレタスはカーネイジの力を使い、フランシスを取り戻すのでした。

久しぶりの再会を果たした二人は、レイヴンクロフトの警備員、通報で駆け付けた警察の追跡部隊を蹴散らしていきます。

一方でフランシスの超音波はカーネイジの能力を無効化する威力があることも、偶然発見するのでした。

全ての追っ手を倒した二人はつらい思い出しかない少年院セント・エスタスを破壊するために向かうことにします。

転・ヴェノムとの再融合

パトリック警部と彼の手下は破壊されたレイヴンクロフトに到着します。

すでにレイヴンクロフトの破壊と虐殺はすべて終わっており、その廃墟の中でフランシスがこの施設で生きていたことを知るのでした。


パトリックは、カーネイジが出現する前にエディがクレタスと面会していたためにエディのことを疑っていました。

そのため、エディを警察署に連れて行って尋問することにします。


エディは質問に答えることを拒否し、弁護士を要求します。

そしてアンに連絡するのでした。


アンと連絡を取ったエディは、彼女に今、ヴェノムが彼から離れており、カーネイジと戦うためにシンビオートが必要であることを伝えます。

アンは、エディに代わってヴェノムを探すことにするのでした。


ヴェノムは不特定多数の人々に寄生することでサンフランシスコ中を移動していました。

が、憑依した人々はヴェノムの寄生に耐え切れず、ほどなくして死んでしまうため、ヴェノム自身も存在の危険があったのです。

そこで、ヴェノムはチェン夫人のもとに行き、助けを求めました。


アンはチェン夫人に寄生しているヴェノムを探し出すことに成功し、エディの元に戻るように、なだめすかせ、おだてて説得します。

彼女はヴェノムを寄生させて、警察署に向かい、エディを脱出させました。

その後、ヴェノムは再びエディに寄生することになるのでした。


クレタスはパトリック刑事を誘拐して人質に取ります。

フランシスはエディの部屋に侵入して彼を探しますが見つけられません。

そこで代わりにアンが、彼にとって大切な女性であることを知り、彼女を人質に捕らえ、婚約者のダン・ルイスに、アンを助けたければ、大聖堂に来るようにと、エディに対する伝言を残していきました。

クレタスとフランシス、カーネイジは、それぞれの標的、エディ、パトリック警部、ヴェノムを倒すために協力関係を結びます

クレタスとフランシスはカーネイジに勧めもあって、3人の協力の証拠として、待ち伏せしている大聖堂で結婚することにしたのでした。

結・ヴェノム対カーネイジ

大聖堂に辿り着いたヴェノムは、エディからクレタス、フランシスそしてカーネイジの全員を食べていいという許可を取り付け、自分自身から分裂したカーネイジと戦闘を繰り広げるのでした。

しかしサイズの違いもあり、カーネイジに対して小さいヴェノムがだんだんと押されていきます

フランシスも超音波を使ってヴェノムを痛めつけようとしますが、それを行うとカーネイジの能力も弱まってしまうため、カーネイジはフランシスに手出ししないように命じるのでした。


押されていたヴェノムですが、ダンがカーネイジに対し、火炎攻撃を加えることで難を逃れます。

そして時間を告げる大聖堂の鐘が鳴り響いたことで、カーネイジとヴェノムは能力が無効化され、その間はクレタスとエディが戦闘を繰り広げるのでした。


その瞬間を利用してパトリック警部は逃げ出します。

大聖堂は工事最中でもあり、工事用の骨組みを登って逃げていくのでしたが、フランシスがそれに気が付き、後を追いかけます。

そして目を撃たれた恨みを晴らすべく、痛めつけ、最後に鎖を首に巻き付けて、骨組みから蹴落とすのでした。


カーネイジは鳴り響く鐘の音を止めるべく、鐘の中の振り子をへし折ります。

そして再びカーネイジとヴェノムとの戦闘が繰り広げられますが、やはりカーネイジのほうが強く、ヴェノムは押されてしまいます。

そんなヴェノムを精神的に痛めつけようと、さらったアンを捕まえ、塔のてっぺん目指して登って、彼女をヴェノムの前で貪り食おうとするのでした。


ヴェノムは密かに後を追い、杭をもって別の塔に上がります。

そしてカーネイジの不意を衝いて、とびかかり、その杭を打ち込むのでした。


この衝撃で塔の崩壊が始まってしまいます。

そしてカーネイジによって塔の上に連れてこられていたフランシスも足場が壊れて落下を始めました。
それにショックを受けて絶叫を挙げます。

その絶叫により、ヴェノムとエディ、クレタスとカーネイジは分離をして落下します。

フランシスは、地面にたたきつけられた後、彼女めがけて鐘が落ちてきており、その下敷きになってしまうのでした。


ヴェノムはダン、アンの助けを借りてエディが地面にたたきつけられる前にエディに憑依しなおすことに成功します

一方カーネイジはクレタスに寄生できず、バラバラで地面にたたきつけられるのでした。

その後、カーネイジはクレタスに寄生しようと弱々しく近寄っていきますが、それもかなわず、ヴェノムによって貪り食われてしまいます

クレタスはエディと友達になりたかっただけだ、と言いますが、ヴェノムはそんなクレタスを頭のてっぺんから食べてしまうのでした。


追われる身となったエディとヴェノムは南国の島へたどり着きます。

その後、エンディングクレジットの途中、続編へのボーナス映像が流れます。


エディがとある薄暗い部屋でテレビドラマを見ていました。

すると急にどこかで爆発が起きたような衝撃があり、光が発せられたのち、明るいリゾートホテルの一室に瞬間移動します

移動した部屋でもテレビが映っており、ニュースが流れていました。

それによるとJ・ジョナ・ジェイムソンがスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであると明かしている中継が映し出されます

ヴェノムはテレビ画面に映るスパイダーマンをその舌で舐めて、絶大な興味を示すのでした。
(この後、スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホームへと話が続いていきます。)












コメント

  1. 通りすがりでスミマセンね より:

    ダメだ!!
    ところどころ誤字脱字があるのには気付いていたけど我慢してたんだが

    >>クレタスとフランシス、カーネイジは、それぞれの標的
    >>エディ、パトリック警部、ヴェノムを倒すために、大聖堂で結婚することにしたのでした。

    ここで吹き出したww
    そうですか、大聖堂で結婚するんですね

    決闘…?

    • takmori83 より:

      通りすがりでスミマセンねさん、コメント、ありがとうございます。

      誤字脱字、ご指摘ありがとうございます。
      修正させていただきました。

      「大聖堂での結婚」
      これは本当にストーリー上で行われるものです。

      大聖堂で決闘することになりますが、この時点では記事通り、「大聖堂で結婚」します。

      ただ、分かりにくい書き方でしたので、加筆修正しておきました。

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