映画スパイダーマンノーウェイホームのラストにだけヴェノムが登場した理由を考察

スーパーヒーローもの

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」ではこれまで「ソニースパイダーマンユニバース」で登場した多くの敵が一堂に会し、スパイダーマンと戦うというストーリーとなっていました。

スパイダーマンもこれまでのシリーズの二人を交え、3人のスパイダーマンで協力して戦っています。


ところでスパイダーマンの敵といえばヴェノムも有名なキャラクターです。

「ヴェノム2」でもスパイダーマンのことを意識している風な描写がありましたので、今回の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するのか?と期待したのですが、本編には全く絡んできませんでした。

一体なぜなのでしょうか?


今回は映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムがラストにしか登場しなかった理由を考察したいと思います。










映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが登場したのはラストだけ

映画「ヴェノム2」のエンディングクレジット中に、今回の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の冒頭のシーン、J・ジョナ・ジェイムソンによってスパイダーマンの正体がピーター・パーカーであることが暴露されるニュースを視聴する場面が映し出されました。

しかし、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の本編では、ヴェノムが登場し、スパイダーマンと戦うことも、協力することも無く、終わっています。

全く登場しないのか、と思いきや、これまたエンディングクレジットでバーのカウンターで散々飲んだくれて、エディとヴェノムが二人で話をしていただけの様子。

「ヴェノム2」で期待した分、ちょっと拍子抜けでした。


ヴェノムが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の本編でこのような扱いになった理由は何だったのでしょうか?

ヴェノム側から考えてみると、答えが見えてきそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが本編に登場しなかった理由

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが本編に全く登場しなかった理由。

それはこれまでの「ホーム」シリーズ・スパイダーマンと「ヴェノム」シリーズの内容を考えると答えが示されているようでした。

具体的に理由を挙げると、

    ・ヴェノムもエディもスパイダーマンのことを知らない

の一言に尽きると思います。

具体的に見ていくことにしましょう。

ヴェノムは「ホーム」シリーズ・スパイダーマンと面識がない

実はヴェノムも「ホーム」シリーズ・スパイダーマンもお互い面識がないのです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で登場した5人のヴィレンズは全員、スパイダーマンと戦っています。

    グリーンゴブリン:「スパイダーマン」
    ドクターオクトパス:「スパイダーマン2」
    サンドマン:「スパイダーマン3」
    エレクトロ:「アメージング・スパイダーマン2」
    リザード:「アメージング・スパイダーマン2」



ヴェノムは、というと「スパイダーマン3」に登場し、スパイダーマンと戦っていますが、「ヴェノム」シリーズのヴェノムとは違う別キャラクターといっていいヴェノムでした。

「ヴェノム」シリーズのようにとりついた宿主と会話することがなく、自我があるのかないのか、今一つ分かりにくいキャラとして描かれています。


また、最後の決戦でヴィレンズ達の治療をするための罠を、自由の女神に設置し終えた3人スパイダーマンは、それぞれの経験や違いについて話し合う場面がありました、その中で過去に戦ったことのある敵についての会話もありました。

オリジナル・スパイダーマンがヴェノムというエイリアンと戦ったことがあることを話し、「ホーム」シリーズ・スパイダーマンがアベンジャーズと一緒にエイリアンと戦ったことがあることを明かすと、「アメージング」シリーズのスパイダーマンがうらやましがり、自分もエイリアンと戦ってみたい、とコメントします。


これからも分かるように、今回、ドクターストレンジの魔法によって登場することになったヴィレンズは、過去にスパイダーマンと戦ったことのあるキャラクター達でした。

その条件から言えば、「ヴェノム」シリーズのヴェノムはどのスパイダーマンとも戦ったことがないため、魔法の影響によってマルチバース間の移動はしたようですが、本編で戦闘をするだけの強いきずながなく、舞台となったニューヨークに呼び寄せられなかった、と言えると思います

エディはピーターもスパイダーマンも知らない

また、「ヴェノム」シリーズでもスパイダーマンのことは全く描かれていませんでした。

これはつまり、エディ自身もスパイダーマンのことを知らない、と考えていいでしょう。


スパイダーマンは主にニューヨークでヒーロー活動をしており、ヴェノムやエディの活動範囲はカリフォルニアですので、お互いに絡むには、距離的な制約があります。

エディが全国ニュースでスパイダーマンのことを知っていた可能性はありますが、個人的に知っていることにはなりません。


だいたい、「ホーム」シリーズ・スパイダーマンの中でも、「ヴェノム」シリーズの本編内でもお互いのことに触れる描写はなく、同じ世界の話なのか、マルチバースとして別々の世界とされているのか、はっきりしていませんでした。

「ヴェノム2」のエンディングクレジットの描写や、今回の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のエンディングクレジットの描写を考えると、同じ世界ではなく、マルチバースとしてお互いに別々の世界で存在しているように感じられます。


「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で登場したヴィレンズ達はオリジナル、もしくはアメージング・スパイダーマンのどちらかと戦ったことがありました。

「ホーム」シリーズ・スパイダーマンはこれらヴィレンズとは初対面で全く知りませんでしたが、彼らヴィレンズはスパイダーマンのことをよく知っていたのです。

それに対し、「ヴェノム」シリーズのヴェノムは、エディも含め、スパイダーマンのことを知りませんでした。

だからこそ、本編に登場し、スパイダーマンと戦うというような描写には持っていけなかったのでしょう。

ヴェノムがスパイダーマンを認識したわけはマルチバース

一方で、ヴェノムはスパイダーマンのことを全く知らない、とはいえない反応も見せています。

「ヴェノム2」でのエンディングクレジットの描写では、スパイダーマンスーツを着用したピーターの姿がテレビ画面上に登場すると、近寄って「こいつか」とつぶやき、舌で画面を舐めました。


これは明らかに何らかの知識がある、という風な描写です。

一度もあったことのない、ヴェノムがスパイダーマンに対してなぜこのような反応を見せたのでしょうか?


ヴェノムはかつて、エディにマルチバースのことを説明したことがあります。

つまりヴェノムらシンビオートは彼ら自身でマルチバース間の移動を可能にする能力を有すると考えていいでしょう。

一方で、どのシンビオートも瞬間移動するようにマルチバース間の移動を簡単にできるのではないようで、持って生まれた才能なのか、その後の訓練なのか、はたまた偶然に移動するのか、はっきりしませんが、全てのシンビオートがマルチバース間の移動ができる用ではありません。


ちなみに「ヴェノム」シリーズのヴェノムは自分自身で自分のことを、シンビオートの中でも劣等生である、と明かしてします。

ですので、彼は自分が望んでも、簡単にマルチバース間の移動ができるような存在ではないことが読み取れます。


ただ、移動はできないとしてもマルチバース間の移動についての知識はあり、それを感じる感性も備えているとみていいのではないでしょうか。

だからこそ、あったことのないスパイダーマンを見た際に、「こいつか」とさも面識のありそうな反応を示したのだと思います。

考察のまとめ

今回は映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムが本編に全く登場しなかった理由を考察してみました。

マルチバースという概念のせいで、こんがらがっているというか、これまでの作品をきちんと見て理解していないと分かりにくい設定にはなっていますが、簡単に結論を言えば、

    ・ヴェノムはスパイダーマンのことを知らないし会ったこともないから

ということになります。

ヴェノムといえば、スパイダーマンに登場する代表的なヴィレンですので、ちょっと意外ですよね。


しかし過去の作品をきちんと見返せば、「ヴェノム」シリーズのヴェノムはスパイダーマンとは面識がないことが分かります。

ただ、ヴェノムを含むシンビオートはマルチバースの構造を理解する知識は持っており、それを通じて他のヴェノムが得た知識を感じる能力があると思われる描写もありました。

つまりは、今後の作品の中で「ホーム」シリーズ・スパイダーマンと「ヴェノム」シリーズのヴェノムが共演する可能性は、限りなく高いと期待できそうです。












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