映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」は1980年代に大ブームを巻き起こした「ゴーストバスターズ」シリーズの最新作で、32年後の世界を舞台にした内容となっています。
オリジナルのメンバーもほとんど出演しますし、1作目、2作目のカメオやパロディもふんだんに取り入れられています。
今回はこの映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の基本情報
それでは映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして登場人物の紹介をしておきます。
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の基本情報と予告動画
幽霊退治に挑む冴えない科学者たちの奮闘をユーモラスに描き、1980年代に世界的ブームを巻き起こした「ゴーストバスターズ」「ゴーストバスターズ2」の続編。
前2作の監督アイバン・ライトマンの息子で、「JUNO ジュノ」などで知られるジェイソン・ライトマンがメガホンをとり、ゴーストバスターズのメンバーの孫娘の活躍を描く。
少女フィービーは母や兄とともに、祖父が遺した田舎の古い屋敷に引っ越して来る。この街では30年間にわたり、原因不明の地震が頻発していた。
ある日フィービーは地下研究室でハイテク装備の数々を発見し、祖父がかつてニューヨークを救ったゴーストバスターズの一員だったことを知る。
そんな中、フィービーは床下にあった装置「ゴーストトラップ」を誤って開封してしまう。すると不気味な緑色の光が解き放たれ、さらなる異変が街を襲いはじめる。
フィービーを「gifted ギフテッド」のマッケンナ・グレイス、兄を「IT イット」シリーズのフィン・ウルフハードが演じる。引用:映画ドットコム
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の登場人物紹介
続いて登場人物紹介です。
フィービー・スペングラー
幼い年齢ながら大人顔負けの科学知識を持つ少女。
学者肌で、コミュニケーション能力は高くなく、友達がいなかった。
演じるのはマッケナ・グレイス。
トレヴァー・スペングラー
妹思いなフィービーの兄。
演じるのはフィン・ウルフハード。
カリー・スペングラー
フィービーとトレヴァーの母親。
金銭感覚が乏しく、家賃を滞納してアパート追い出され、亡くなった彼女の父親が残した古びた農家に引っ越す羽目になる。
演じるのはキャリー・クーン。
ギャリー・グルーバーソン
フィービーが通うことになったサマースクールの科学担当の先生。
専門分野は地震学。
演じるのはポール・ラッド。
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」の見どころ紹介
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」を単体でも十分楽しむことはできます。
が、やはり何といっても「ゴーストバスターズ」と「ゴーストバスターズ2」を視聴しておくと楽しみは倍増しますので、お勧めです。
監督のジェイソン・ライトマンは1作目と2作目の監督を務めたアイヴァン・ライトマンの息子であり、ジェイソンがそれこそフィービーくらいの年齢のころ、父親に連れられて撮影現場に遊びに行っていたことも、思い入れとして数多くのカメオやパロディを今作品に含まれている理由でしょう。
ですので、「あっ、この場面は見たことある」とか「このセリフは!」と思うことが頻繁にあります。
また、オリジナル作品からの多くのメインキャラが再出演していますが、オリジナルのヒロインであったディナ・バレット役でシガニー・ウィーバーの登場シーンは、あれっと思った後、大笑いしてしまいますので乞うご期待です。
映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」ネタバレあらすじを分かりやすく解説
それでは映画「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・イゴン・スペングラー博士の死とオクラホマへの引っ越し
夜も更けた、とある田舎の廃鉱山より一台のトラックが猛スピードで走り出してきます。
そしてそのトラックを目に見えない何かが追いかけてきており、体当たりをしているかのように運転を邪魔します。
ついに激しい体当たりに耐え切れず、トラックはトウモロコシ畑に落ちて横転してしまうのでした。
運転手はゴーストトラップを抱えて畑の中を走り、古びた農家を目指します。
そして玄関先に立つと、追いかけてきているであろう何かに向けて、ゴーストトラップを見せつけ、足元に設置されたスイッチに足をかけるのでした。
目に見えない何かが、トウモロコシの茂みをかき分け、農家の庭に入ってきます。
頃合いを見計らってスイッチを踏みつけ、それに連動して大掛かりな装置が動き出しました。
が、装置のコンデンサが必要電力に耐え切れず、不備を起こし、装置が作動しなくなってしまいます。
慌てて屋内に入る人物はゴーストトラップを今の床に備え付けられた秘密の空間に隠し、ソファに座ってこれから起きる運命に身をゆだねるしかありませんでした。
怪しげな霧が屋内に立ち込め、それが襲い掛かるように彼に達した時、彼はぐったりとソファーに沈んでしまったのです。
場所が変わり、都会の古アパートの一室でカリーが息子のトレヴァーの髪の毛をバリカンで切っていました。
が、妹のフィービーの実験によってまたブレーカーが落ちてしまいます。
カリーは何度言っても実験をやめないフィービーを叱り、学校で友達も作らず、科学にだけ興味を示す彼女を心配するのでした。
そんな喧騒の中、玄関の扉がノックされます。
訪ねてきたのは大家であり、滞納していた家賃を払えないのであれば、追い出す以外方法がない、と最後通告をカリーに告げるのでした。
途方に暮れるカリーのもとに別の連絡が入ります。
それは彼女が学生のころ、いきなり行方不明になった父が亡くなったという連絡でした。
彼らは残された遺品を整理するために、オクラホマ州のサマービルへとむかうことになります。
少なくともカリーはトレヴァーとフィービーに1週間ほどの旅行を兼ねて、遺品を整理しにサマービルへ行く、と説明していました。
が、実際にはアパートの家賃が払えず、仕事もないことから彼女の父親が残した農家に引っ越すことになったのです。
その事実はサマービルに到着してからカリーの口から二人に告げられたのでした。
承・だんだんと明かされる農家の秘密
サマービルに到着した一行は昼食にドライブインレストランに寄ります。
そこでトレヴァーは気になるウエイトレスの女の子に出会いました。
その子が気に入ったトレヴァーは、レストランでアルバイトとして働きたいと申し込みます。
女の子の名前はラッキー・ドミンゴ。
トレヴァーは採用となり、次の日から働くことになりました。
遺産である農家に到着すると、外には異様な文句が書かれた手作りの多くの看板がたてられていました。
農家は古びた家で多くのアンテナが屋根に付けられています。
玄関の扉に鍵がかかっていたため、フィービーがキーピッキングで開き、中に入りますが、中も外と変わらず古びており、多くの書籍や資料が残されていました。
カリーはフィービーを連れて夏休みの間に学校で開かれている科学教室に参加させます。
担任をしているのは自身学が専門のギャリー・グルーバーソン。
参加している生徒にホラー映画を見せて準備室で、自分の研究をしているという教育には熱心でない先生でした。
この教室でフィービーはポッドキャストと名乗る少年に出会います。
彼女は初めて友人ができたのでした。
他の生徒のようにホラー映画を楽しめないフィービーはグルーバーソン先生が研究をしている準備室を覗きます。
始めは中学生には決して研究内容は理解できないだろうと軽くあしらうつもりだった先生ですが、フィービーの知識は先生の想像をはるかに超え、専門的な話も難なくついてきてしまうことに驚くのでした。
地震学を専門にしている先生の話ではサマービルには30年以上も地震が頻繁に起きるのだそうです。
活火山帯も無く、活断層もなく、ライブハウスのような大音響を出す施設もありません。
地震計で測定された地震の揺れの特徴も火山性地震やプレート間地震のものとは明らかに違うことが示されていたのでした。
新しい自宅となった農家をいろいろと見て回っていたトレヴァーとフィービーは、それぞれで興味深いものを見つけました。
トレヴァーは納屋の中に隠された1台の車、キャディラック ECTO-1を発見します。
トレヴァーは動かなくなってしまっていたECTO-1を修理することにしたのでした。
フィービーはチェスを挑む幽霊の存在に気が付き、また幽霊の存在を感知できるPKEメーターを発見します。
そして床に隠された秘密のスペースを開けるためのパズルにも気が付き、それを解いてゴーストトラップを発見するのでした。
翌日、フィービーはゴーストトラップを学校にもっていきます。
それを見たグルーバーソン先生は、1984年にニューヨークで起こった「マンハッタン次元亀裂超常事件」を解決したゴーストバスターズが使っていたゴーストトラップのよくできたレプリカだ、となつかしがるのでした。
しかしゴーストバスターズのことを知らないフィービーとポッドキャストのために、先生はゴーストバスターズのCM動画をみせて、説明します。
が、トラップが電気を帯びていることに気が付き、本物ではないか、と疑い始めるのでした。
ゴーストバスターズのファンであり、幽霊を見てみたいと思っていた先生は学校が終わった後、ゴーストトラップを開けてみることにします。
が、中にいたゴーストの力はすさまじく、近くに停めてあったスクールバスの窓ガラスを粉々にして、山のほうに向かって消え去ってしまったのでした。
この事件の後、フィービーは農家に存在している幽霊の導きによって離れの地下に作られた研究室を発見します。
そこにはゴーストバスターズの武器であるプロトンパックが置かれているのでした。
手に取ってみたフィービーは、故障していることに気が付きます。
幽霊のアドバイスに従って修理をすることになるフィービー。
それが完成するころには、彼女の祖父がゴーストバスターズのメンバーの一人、イゴン・スペングラー博士であることを確信するのでした。
トレヴァーはレストランの仕事に慣れておらず、戸惑うことが多くありました。
そんな彼に何かとラッキーはアドバイスをくれます。
そして仕事終わりに、友人たちと廃鉱山に行くので一緒にどうか、と誘われて、同行することにするのでした。
廃鉱山のてっぺん、地下に向かってエレベーターが設置されている場所で、たむろっている最中、ラッキーはトレヴァーにサマービルに引っ越してきた理由を聞きます。
こうして二人は会話を弾ませ、お互いのことをちょっとだけ詳しくなるのですが、突然、エレベーターのシャフトのそこから怪しげな光が発せられ始めます。
オレンジ色の炎が渦巻くような光景が、シャフトの底で広がっており、何やらうめき声のような声も聞こえてきたのでした。
が、その光も消えていき、気味悪くなった一行は廃鉱山を後にします。
フィービーは修理したプロトンパックを試すため、ポッドキャストとともに廃工場跡に来ていました。
修理は完璧で、プロトンパックは正常に作動することが分かったのですが、その時工場内から怪しげな物音が聞こえます。
恐る恐る様子を見に行った二人は、そこで金属を貪り食っているゴースト「マンチャー」を発見します。
プロトンパックとゴーストトラップを使って捕獲を試みますが、ゴーストトラップが上手く作動せず、マンチャーを逃してしまうのでした。
同じころ、トレヴァーはECTO-1の修理を成功させます。
牧草地を縦横無尽に走り回って楽しんでいましたが、調子に乗って道に乗り上げてしまいました。
ちょうどそこに、マンチャーを追って自転車で走ってきていたフィービーとポッドキャストに出くわします。
二人はECTO-1に乗り込み、3人でマンチャーを追って町に向かうのでした。
町中で消火栓をかじっているマンチャーを発見し、追跡を開始します。
偶然にフィービーの座っている座席が銃座として車外に出せることを知り、車で追跡しながらマンチャーをプロトンパックのビームで捕縛することに成功するのでした。
今度はゴーストトラップも上手く作動させ、見事マンチャー捕獲を成功させます。
が、プロトンパックのビームによって町の建物、特にトレヴァーが働いているレストランに大きな被害を出してしまっていました。
さらに家に戻っている最中、パトカーに見つかって車の停止を命じられます。
トレヴァーは免許を持っておらず、車も登録がされていません。
町の破壊行動も問題とされ、警察署に連行されることになってしまいました。
カリーはグルーバーソン先生とデートの途中でした。
そこに警察から連絡が入り、子供たちを警察署に迎えに行くことになります。
フィービーは迎えが来るまで、電話をかけたいと要望し、ゴーストバスターズのCMで表示された番号に電話をします。
電話に出たのはレイモンド・スタンツ博士。
始めはいたずら電話か、とおもって真剣に話を聞こうとしませんでしたが、フィービーの話からゴーストバスターズに何が起こったのかを語り始めます。
32年前、「ゴーストバスターズ2」でヴィーゴ大公を倒した後、ニューヨークで幽霊の出現がぱったりと激減してしまいました。
そのため、ゴーストバスターズとしての商売ができなくなり、解散することになります。
が、イガンだけは世界の破滅が近い将来やってくると信じ、それを信じない他の3人との間に溝ができてしまいました。
そしてある日、イガンはゴーストバスターズの装備のほとんどとECTO-1を持ち出し、どこかへ消えてしまったのです。
その話を聞き終えたフィービーは、自分がイガンの孫娘であることを明かします。
が、そこで制限時間となり、保安官によって電話は切られてしまうのでした。
その後、カリーが警察署に到着して子供たちを保護し、家に連れて帰るのですが、カリーとフィービーの間でイガンについて、口論となってしまいます。
フィービーは科学への才能と情熱は祖父譲りで、ニューヨークを救った英雄の孫であることを黙っていた母に怒りを感じていました。
一方でカリーは、理由も言わず、ある日突然いなくなってしまい、そのことでその後の生活が苦労の連続であったことに、父親を恨んでいたのです。
転・イヴォ・シャンドールの狙いとゴーザの復活
カリーと別れたグルーバーソン先生は買い物しにスーパーに寄ります。
お菓子売り場に差し掛かると、何やら物音がすることに気が付き、辺りを見回すと、マシュマロの袋が動いていることに気が付くのでした。
様子をうかがっていると、中からミニサイズのマシュマロマンが袋を破って現れます。
かわいらしい風貌に指を差し出しますが、思いっきり指をかまれてしまうのでした。
所が周りを見渡すと、ミニマシュマロマンがそこかしこに現れて無邪気な悪さをしていることに気が付きます。
あまりにミニマシュマロマンが多く、騒ぎが大きくなっていくので、恐ろしくなって先生はその場から逃げ出してしまうのでした。
すると、店の奥で悲鳴が聞こえます。
そこではテラードックがドッグフードを貪り食っていたのでした。
テラードッグはグルーバーソン先生に気が付くと彼めがけて襲い掛かってきます。
急いで逃げ出し、何とか店の外に出て自分の車に乗り込むのですが、カギが手につかず、エンジンをかけられないでいると、テラードッグはボンネットの上に着地。
その衝撃で車のタイヤがパンクするのでした。
こうして、グルーバーソン先生はテラードッグにとりつかれてしまいます。
翌日、レストランに集まったフィービーとトレヴァー、ラッキーにポッドキャストはこれまでのことをおさらいし、一体サマービルに何が起こっているのかを考えていました。
そして廃鉱山の奥に何か秘密が隠されているに違いないと考え、エレベーターで地下に降りていくことにします。
地下に無事降り立った4人は、破壊神ゴーザをまつる祭壇とさらに地下に通じる穴、そしてガラスケースに入れられたイヴォ・シャンドールの亡骸を見つけるのでした。
そして地下に通じる穴から霊的エネルギーが湧き上がってきます。
すると誰かの手によって設置されたPKEメーターがそれを検知し、穴の入り口に向かって固定されたプロトンパックがメーターに連動してビームを発射する仕組みになっており、霊的エネルギーはこの装置によって穴の外に出れなくなっているのでした。
そして霊的エネルギーが何とか外に出ようとプロトンパックの力に対抗し、その結果サマービルに地震が起きていることが分かったのです。
霊的エネルギーは地表に向けてせりあがってくると、イヴォ・シャンドールの死体もその影響で目を開けることが、ポッドキャストによって確認されました。
つまりこのエネルギーが外に漏れだせば、死者が幽霊となって活動し始めることが分かったのです。
そのころ自宅の農家では子供たち二人がいなくなっていることにカリーが気が付きます。
二人を探しているとPKEメーターをフィービーの部屋に見つけ、メーターが感知する霊的エネルギーの後を付けていくことで、離れの地下に隠された研究施設に行きつくのでした。
そしてその壁の一つに、所狭しと幼いころからティーンエイジャーのころのカリーの写真が飾られていることに気が付きます。
それを見たカリーはイガンが断腸の思いでカリーのもとから去ったことに気が付くのでした。
が、地下室の隅から霧のようなガスがだんだんと濃くなっていました。
それにカリーが気が付いたときにはすでに手遅れで、カリーは何者かに襲われてしまったのです。
自宅に戻った4人ですが、カリーの様子がおかしいことに気が付きます。
カリーは自分自身のことを「門の神ズール」と名乗るのでした。
そして一体自分の母親に何が起こったのか、理解できないでいるフィービーとトレヴァーを残し、「鍵の神ビンツ」を探しに外に飛び出してしまいます。
家の中に残されたものを手掛かりに、イガンがなにをしようとしていたのかを探る4人は、終に農家の庭に隠された巨大なゴーストトラップに気が付きます。
イガンはゴーザをこの農場におびき寄せ、完全に捕獲してしまおうとしていたのでした。
ちょうどそのころ、グルーバーソン先生を乗っ取った「鍵の神ビンツ」は廃鉱山の地下の祭壇に降り立ち、イガンが設置した仕掛けを破壊していました。
グルーバーソン先生の体を自由に使える「鍵の神ビンツ」はやすやすと仕掛けを破壊します。
その後、「門の神ズール」と出会い、ゴーザを蘇らせる準備を全て整えたのでした。
ゴーザは蘇り、サマービルには幽霊があふれかえります。
イヴォ・シャンドールの死体も生き返り、ゴーザの力で世界の王にしてもらうように頼むのですが、ゴーザの手によってイヴォ・シャンドールは体を二つに引き裂かれてしまうのでした。
結・ゴーストバスターズ再集結!
ゴーザを封じ込めるために4人は作戦を練ります。
まずはゴーザを罠が仕掛けてある農家までおびき寄せなければいけません
そのために、警察に没収されたゴーストバスターズの装備を取り戻さなくてはなりませんでした。
町の中心地では多くのゴーストが出現したことにより、大パニックが起きていました。
そのおかげで幸いにも、警察署は全員で払っていて簡単に中に入ることができたのでした。
ECTO-1はガレージに停められていましたが、プロトンパックは特殊なカギのかかった倉庫に保管されています。
この鍵はフィービーの鍵開け技術でも開けられないものだったのです。
が、ポッドキャストは鉄格子で区切られたこの保管倉庫の中にゴーストトラップがあることに気が付きます。
鉄格子の隙間から手を伸ばして、このゴーストトラップを開き、中にいたマンチャーを開放するのでした。
開放されたマンチャーは鉄格子を食べてしまい、フィービーとポッドキャストは無事、プロトンパックを取り戻したのです。
その他の全ての装備も取り返し、ゴーストバスターズのユニホームに身を包んだ4人は廃鉱山へと戻るのでした。
廃鉱山ではゴーザが二体のテラードッグとともに玉座に座っていました。
フィービーが進み出てジョークを連発して注意を引き付けている間に、ラジコンカーを一体化したゴーストトラップをポッドキャストが操つり、門の神ズールの下に忍びよらせて、封じ込めます。
これによってカリーの正気に戻り、ゴーザはこの世で実体化することができなくなってしまうのでした。
待機していたECTO-1にフィービーとポッドキャストが乗り込んだことを確認すると、トレヴァーは農家へと爆走し始めます。
実体化できなくなったゴーザと鍵の神ビンツがECTO-1の後を追いかけ来ていることを確認し、農家に戻ると、罠を作動させる位置でゴーザを待つのでした。
ゴーザが現れたことを確認して、罠を作動させますが、またしてもコンデンサーの不備で罠が作動しません。
ゴーザによってズールが開放され、今度はラッキーにとりついてしまいます。
ECTO-1内では多数のミニマシュマロマン達があらわれ、装備を破壊しはじめたため、トレヴァーもポッドキャストもフィービーにこれといった援助ができないでいました。
再度実体化することができるようになったゴーザは、フィービー、トレヴァー、ポッドキャスト、カリーの息の根を止めるべく、歩を進めるのでした。
そこにゴーストバスターズのユニホームに身を包み、プロトンパックを背負ったレイモンド・スタンツ博士、ピーター・ベンクマン博士、そしてウィンストン・ゼドモアが現れます。
ゴーザに対し、32年前のようにビームを交差させて倒そうとします。
が、ゴーザは前回の敗北から対処法を編み出しており、3人の作戦は上手くいきませんでした。
しかし体勢を立て直す時間を得たフィービーが再度、ゴーザにビームを発射します。
ECTO-1内ではポッドキャストがミニマシュマロマンを一体ずつつぶしていくのでした。
一人ゴーザに立ち向かうフィービーでしたが、そんな彼女を幽霊となったイガンが助けている姿が可視化していきます。
オリジナルゴーストバスターズの3人もフィービーに加わってゴーザに攻撃を再開します。
トレヴァーは罠装置を作動させるため、プロトンパックをコンデンサーに向け発射。
それによって必要電力がまかなえるようになり、ついに罠が作動するのでした。
ゴーザ、テラードッグ、全てのミニマシュマロマンがゴーストトラップ内に吸い込まれ、作戦は大成功で幕を閉じます。
幽霊となって現れたイガンにフィービーやカリー、オリジナルゴーストバスターズの3人が最後の別れをつげます。
心にわだかまっていた謝罪と感謝を伝え、友情と家族愛を再確認して、イガンは成仏していったのでした。
オリジナルゴーストバスターズの3人はECTO-1を含む全ての装備を持ってニューヨークに戻ります。
ゴーストバスターズ廃業後、ビジネスマンとして成功したウィンストンがそれらの装備と、消防署後のゴーストバスターズ事務所をしっかりと管理していることが、スタッフロールの後の映像で分かるのでした。
が、地下にあるゴーストの保管庫の扉は、危険を知らせる赤いランプが点灯しているのでした。
ベンクマン博士はデイナと二人で暮らしています。
今でも、ベンクマン博士がコロンビア大学教授時代、生徒相手に行っていた電流による罰ゲーム付きESPテストを楽しんでいました。
最後に簡単な感想
オリジナルの「ゴーストバスターズ」は大好きな映画の一つですので、とても楽しく視聴することができました。
話的に「ゴーストバスターズ2」からは直接つながっておらず、「ゴーストバスターズ」から続く後日譚のようなストーリーになっていたと感じました。。
ですが、「ゴーストバスターズ2」で登場したシーンのカメオも「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」に含まれていますので、それを探してみるのも面白いかもしれません。
返す返すもイゴン・スペングラー博士役のハロルド・レイミスが2014年に亡くなってしまったことがとても残念ですが、そのことを「ゴーストバスターズ3 アフターライフ」できちんとストーリーに反映させていたことは、素晴らしい脚本だと思いました。
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