アニメダンジョン飯のセンシに嫌いな食べ物はある?苦手な食材は?

アニメーション

アニメ「ダンジョン飯」に登場するセンシはドワーフの戦士にして魔物食を極めようとダンジョンに長年住みこんでいます。

ライオスたちの仲間になった理由も、長年の夢である火竜を調理できる可能性があったから。

そんな筋金入りのセンシですが、彼に嫌いな食べ物はあるのでしょうか?

また、調理できない苦手な食材は存在するのでしょうか?

今回はちょっと変わったドワーフの戦士センシのこの謎について紹介していきたいと思います。







アニメ「ダンジョン飯」のセンシに嫌いな食べ物はある?苦手な食材は?

アニメ「ダンジョン飯」はダンジョンを舞台にしたRPG風の物語ではありますが、他の作品と一線を画すのが、食料問題を「魔物食」でクリアしようとする点にあります。

パーティーのリーダー・ライオスの魔物マニアが高じ過ぎたことが理由でもありますが、最初からうまくいったわけではありませんでした。

魔物をを調理するということに全く経験がなかったため、おいしく調理することができなかったのですが、そこに現れるのがドワーフのセンシ。

10年以上も迷宮で魔物食を研究しているという彼が作る魔物食は、とてもおいしく、お金を取ることもできるほど洗練されていました。


しかしその長年の経験がある以上、いろんな魔物食を試してきたわけですから、食料として利用できない魔物もいたと思います。

また、利用できたとしても味や食感が口に合わない素材もあることでしょう。

まぁ、センシのこだわりの高さを見るに、そんな魔物でも何とかしておいしく食べられるように色々と工夫をしていそうですが。


では実際に、センシにとって嫌いな食べ物はあるのでしょうか?

これまで放映されたアニメを見ても、原作の漫画を最後まで読んでも、センシが明確に「嫌い」と意思表示をした食料は見当たりません。

一見、食べられるところなどなさそうなスライムでさえ、天日干しにすることで食べられる部位があることを発見していますし、おいしく食べられる調理法も見つけ出しています。
(クラゲの食べ方の応用ではありますが。)

今のところ、どのような魔物食であっても、「嫌い」として手を出さない食べ物はなさそうです。

センシの苦手な食材は?

どんな魔物でも、それこそスライムや動く鎧ですら、食べられる部分を見つけ出して調理してしまうセンシ。

そんなセンシが苦手としている食材はあるのでしょうか?


実はセンシには苦手としている食材の魔物が存在します。

それはセンシの過去に深く関係している出来事でもあるのでした。

唯一の苦手な食材

センシが苦手としている食材はズバリ「グリフィン」

鷲とライオンを掛け合わせた様な魔物で、鷲の頭部もしくは前半にライオンの胴体もしくは下半身という姿です。

作品によって鷲の部分は頭部のみという描写もありますが、前足が鷲の足で胸部も鷲、それ以降がライオンの胴体という描写もあります。

この「グリフィン」とセンシはどのような因縁を持つことになったのでしょうか?

過去のトラウマ

実はセンシは、お宝を見つけ出して一攫千金を狙っていた鉱員グループの一員でした。

そして仲間のドワーフとともに金城の迷宮を掘り当てることに成功し、お宝を求めて迷宮内に入っていくのでした。

しかし迷宮内は魔物たちであふれており、また一人、また一人と仲間たちは犠牲になっていきます。

多くの仲間を失い、食料も乏しくなっていくセンシ達。

そんな状況で鉱員グループのリーダーはセンシが一番若いことを理由に、他のドワーフより多くの食料を与えられていたのでした。

そのことに気が付いたブリガンはリーダーに不公平を訴え、二人は言い争いを始めてしまいます。

その喧嘩の最中、グリフィンが現れ、喧嘩をしている二人に襲い掛かったのでした。

奇襲を受け、ブリガンは死亡。

リーダーは何とかグリフィンを倒すことに成功し、その肉を使ってスープを作ります。

そのスープをセンシに与えるのですが、その後、リーダーも消息を絶ってしまったのでした。

一人生き残ったセンシはそのスープを食べることで何とか食つなぐことができました。

が、仲間が全滅したショックは大きく、精神的にも限界のセンシはグリフィンの肉のスープも、本当は死んだ仲間の肉ではないか、と疑うほど、ボロボロになってしまっていました。

このことはセンシにとって大きなトラウマとなり、そのきっかけとなったグリフィンには大きな恐怖を与えらることになったのです。

まとめ

アニメ「ダンジョン飯」のキャラクター・センシは、10年以上の魔物食歴があり、魔物マニアのライオスすら驚嘆するほどの知識で魔物たちをおいしく調理していきます。

そんなセンシが嫌いな食べ物や苦手な食材があるのかどうかを見てきました。

作品内でセンシが嫌いとしている食べ物は描写されていません。

一見食べることなどできなさそうな魔物をなんとしてでも食べてやろうという貪欲さで調理を工夫するので、何とかおいしさを引き出しているみたいです。


一方、苦手な食材は存在します。

それは「グリフィン」

過去に一緒に迷宮内に侵入したグループが最終的にセンシを残して全滅したきっかけの魔物です。

その時も倒したグリフィンの肉をスープにして食料としたのですが、一人生き残ったショックのあまり、グリフィンの肉で食いつないだのではなく、死んだ仲間の肉で食いつないでいたのでは、という脅迫観念を持って、今まで生きてきていたのでした。

そんなトラウマを植え付けたグリフィンは、センシにとって唯一、苦手としている食材だと言えるのではないでしょうか。









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