地獄楽・木人ホウコの神仙郷の真実ネタバレまとめ!話との違いは?

アニメーション

アニメ「地獄楽」で画眉丸たちがホウコという名の木人にであったことで、多くの謎に包まれていた神仙郷の島や不老不死の仙薬についての情報が手に入りはじめました。

しかし、その情報も小出しで出てくるため、わかりにくい印象があります。

今回はネタバレとして、ホウコが画眉丸や佐切、杠、仙太に語る島の秘密についてまとめてみました。

また、その情報が本当であるかどうかのネタバレも付け加えてお知らせします。


今回の解説記事ではアニメ「地獄楽」のストーリーにおいて、おおきなネタバレを含みます。

もしアニメの今後のストーリー展開を楽しみにしておられるのであれば、これ以上読み進めず、ブラウザバックを推奨します。







地獄楽・木人ホウコが語った神仙郷の島の説明

画眉丸たちを村に案内し、島についての説明を行った木人・ホウコ。

まず、彼が説明したのは島のことと天仙という存在、そして天仙が上陸者たちを罰を与えると称して手にかけていたことを説明しました。

ホウコが最初に明かした島のこと、天仙のこと

箇条書きにすると以下の通りです。

    島について
    ・島の名前は「こたく」。
    ・不老不死の薬が存在し、「丹(たん)」と呼ばれている
    ・島は3つの領域に分かれている
    ・外側から門神や毒虫のいる瀛州(えいしゅう)
    ・木人や竈神が住まう方丈(ほうじょう)
    ・蓬莱(ほうらい)は島の中心の霧の奥にあり、天仙達が住まう。

    天仙について
    ・天仙はこの島を統治する、最も偉い存在。
    ・天仙は死なず、老いず、永遠に美しい完璧な存在。

    上陸者が天仙にされること
    ・島に上陸した人間は天仙が誰も帰さない。いずれ皆、天仙に殺される。
    ・天仙に殺される人間は美しい花に生まれ変わり、永遠の至福を得ることになる。
    ・花に生まれ変わった人間の命が「丹」の源となる。

以上が、村の中でホウコが画眉丸たちに語った島のこと、天仙についての情報でした。

メイについては何の言及もせず

一方、ホウコはメイについては全く何も話さないという態度を貫き通しました。

画眉丸も仙薬に関係しないメイについては興味を示さず、全く何も聞かずじまいでスルーします。

メイ自体がしゃべることができないこともあり、メイについての謎は、全く明かされずじまいとなってしまいます。

ホウコが語った具体的な島の秘密

その後、いなくなったメイを探して蓬莱へと出向く一行。

到着までの間、ホウコに天仙について、より詳しい情報を聞き出したのでした。

    ・天仙とは7人の仙人
    ・それぞれの仙人に村人たちは
      普賢上帝(ふげんじょうてい)
      アシュク大帝(あしゅくたいてい)、
      ラトナ大聖、不空就君(ふくうじゅくん)、
      如イ元君(にょいげんくん)、
      准胝帝君(じゅんでいていくん)、
      文殊公々(もんじゅこうこう)
     と名付けていた。
    ・仙道を極めて神になった仙人が7つに分裂して天仙となった。
    ・天仙は蓬莱に入る者を選別する神と認識されていた。



また、蓬莱に近づくにつれ、完全に樹化した村人たちだったものがあったため、樹化についての話も、佐切たちにしてくれています。

まとめると以下のことが箇条書きにできました。

    ・ホウコはもともと人間だったが、樹化した。
    ・彼もやがて、もうすぐ完全に樹になる未来。
    ・家族もいたが数百年前に皆樹化した。
    ・儒家が進んだ人々は意識が消える寸前に蓬莱に集まって座禅する。
    ・そうすれば死後、魂は蓬莱へ招かれるといわれている。

以上が、木人であるホウコから手に入れた情報のまとめでした。







ネタバレ・ホウコが語った話と真実の違い

佐切と仙太、杠が画眉丸と彼を追っていったメイを探すため、ホウコと一緒に蓬莱へと向かいました。

そこで天仙の一人、不空就君(ふくうじゅくん)と遭遇します。

そこで戦闘となるのですが、その前にこの不空就君、天仙たちの間では牡丹(ムーダン)とよがれている天仙がホウコが信じていた情報について、真実を話してくれます。

その真実はホウコにとってかなりショックであり、内実はとても人間を馬鹿にしたものだったことがわかるのでした。

島の信仰体系は嘘

ホウコが信じている信仰体系、死んだ者の魂が蓬莱の中に招かれるというのは、島の秩序のために宗師によって作り出された嘘であることが天仙ムーダンの口から明かされます。

さらに驚くと同時に人を馬鹿にしている真実が明らかにされました。

それは、

    ホウコや門神、竈神や海神などは皆、命の実験をしている過程で生まれた単なる試作品

ということです。

島に来る人間はおびき寄せられていた

さらにムーダンは、島にやってくる上陸者を、天仙たちがどのように認識しているかも明かします。

それは、

    島に来る人間たちは研究材料であり、丹を絞り出すための食料のようなもの

でした。

というのも天仙が生きていくためには丹の摂取が必要だったからです。

また丹は、人間を花化させることで、その人間が持つ氣を抽出して作りだすのでした。


いわゆる丹は画眉丸たちが探している仙薬ではありました。

が明確には不老不死の薬ではなかったのです。

不老不死の薬は存在しない

というのも、人間が丹を飲んでも樹化、もしくは花化するだけだったのです。

木人であるホウコや花人間は不死に近いが不老ではありません。

第一、花化した人間は意識が無くなり、それまでのような人としての生活が全くできなくなります。

この状態で不老になったとしても、何の意味もありません。


この真実を知った佐切は、画眉丸の思いをよく理解しているだけに、とんでもないショックを受けてしまうのでした。

が、この時、事態はそのような真実よりももっと重大な局面となっており、目の前に現れたムーダンという天仙をどうにかしないと命がないという絶体絶命の状態になっていたのです。

これよりアニメ「地獄楽」は天仙をどのように倒すか、にストーリーの中心が映っていくことになるのでした。

まとめ

画眉丸や佐切、杠、仙太が最初に手にした神仙郷に対する情報。

それは島の中にあった村に住む木人・ホウコの口から聞かされたものでした。

簡単にまとめると、

    ・島は3つの地域に分かれている
    ・不老不死の薬は存在する
    ・天仙という存在が仙薬を持っている
    ・天仙は上陸者を皆殺しにする

というものでした。


しかし話が進み、佐切と杠、仙太がはじめて天仙に遭遇した際に、ホウコが信じていた事は天仙や宗師が作り出した方便であったことがわかります。

天仙よりわかった真実は、

    ・上陸者を花化させ、彼らの氣から丹を作り出す
    ・丹は天仙が生活活動をしていくうえで必要なもの
    ・仙薬と言えなくもないが、人間が飲めば花化するだけ
    ・将軍が望んでいるような不老不死の薬は存在しない

でした。


これよりストーリーは不老不死の仙薬探しから、7人いる天仙をすべて倒し、島から生きて脱出することを中心に進んでいくことになります。









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