アニメ「ダンジョン飯」で地下5階に降り立ったライオス一行は、そこで数多くの出来事に巻き込まれてしまいます。
そんな中、地下5階で遭遇したゴーストたちはライオス一行に襲いかかろうとせず、場合によっては彼らを助ける素振りまで見せたのでした。
そんなゴーストたちに戸惑いながら、安堵する一行ですが、助けてくれる理由がわかりません。
今回はなぜ地下5階のゴーストたちが来オズたちを襲わず、それどころか助けてくれるのかについて、ネタバレと考察をしていきたいと思います。
アニメ「ダンジョン飯」で地下5階のゴーストが攻撃してこない
アニメ「ダンジョン飯」でライオスたちは地下5階でレッドドラゴンを倒してファリンを救出したものの、急速のため眠っている間にファリンは行方不明となってしまいます。
そんなファリンを探して龍の亡骸のそばに来ると、狂乱の魔術師と遭遇してとんでもない威力の魔法で攻撃されるのでした。
マルシルの魔法のお陰でなんとか防いでいたものの、狂乱の魔術師は4人を迷宮に飲み込ませてしまいます。
迷宮内に飲み込まれたうえ、小さな空間が徐々に狭まっていき、このままでは圧死してしうと絶望した瞬間、マルシルが壁から現れたゴーストによって後ろから捕まり、そのまま壁へ引き釣りこまれたのでした。
それによって壁に空いた隙間より、センシ、チルチャック、ライオスもマルシルの後を追ってその場を脱出したのでした。
とりあえず、圧死の危険からは逃れたものの、行き着いた先の部屋では、8体のゴーストに囲まれていることに気が付きます。
ライオスは意識を失い、マルシルも魔力切れで動けない状態。
センシとチルチャックだけで、この状態を打開できるはずもなく、「詰んだ…」と諦めた矢先のことでした。
共通言語とは異なる言葉をゴーストが一言、発したあと、全部のゴーストが攻撃するわけでもなく、突然消えてしまったのです。
迷宮に飲み込まれたライオスたちを助ける
その後、オークの一団に見つかり、囚われの身となる4人ですが、かつて食事をともにしたオークの族長、ゾンの妹リドが隊長であったことがわかったため、助けてもらえたのでした。
彼女の説明から、地下5階のゴーストたちはまだ正気を保っており、襲ってくることはなく、安全な道を教えてくれる存在であることがわかります。
さらに曰く、ゴーストたちは姿を表したいときに現れる、とも。
それらのことから地下5階のゴーストたちは、狂乱の魔術師によって迷宮内に閉じ込められた上、圧死する危険にあったライオスたちを、彼らの意思によって助けたこともわかったのでした。
ゴーストたちの正体とは
ゴーストたちはかつて、いま迷宮とかしている黄金郷に住んでいた住人の成れの果てです。
狂乱の魔術師シスルによって殺され、彼の使った呪いによって迷宮内に閉じ込められて、成仏できない存在なのでした。
そのため、狂乱の魔術師に恨みを持っており、なんとかしたいと願っているのです。
とはいえ、彼らが束になっても狂乱の魔術師に太刀打ちできるはずはなく、彼を倒すことのできる冒険者が現れると、密かに手助けをして、狂乱の魔術師と彼かけた迷宮への呪いを消滅させようと動いているのです。
レッドドラゴンを4人で倒し、狂乱の魔術師と対面しても、マルシルが彼の攻撃を防ぎきったことを目撃したゴーストたちは、他のゴーストにもライオス一行の情報を共有し、狂乱の魔術師によって抹殺されようとしていたのを救い出したのです。
まとめ
アニメ「ダンジョン飯」で地下5階のゴーストたちがライオス一行に攻撃をしないばかりか、彼らの窮地にあらわれて助けた理由のネタバレをしてみました。
彼らゴーストたちは今は迷宮となっている、かつての黄金郷の住人で、狂乱の魔術師シスルによって命を奪われた人々でした。
しかも命を奪われたのみではなく、迷宮にかけられた呪いの影響で、成仏することができずに迷宮内にとどまり続けることを強制されていたのです。
その一方で、まだ正気を保つことができているため、冒険者や他の生き物を見ても襲ってくることはありません。
姿を表したいときに現れる程の自我も持ち合わせているのでした。
そんなゴーストたちが持つ唯一の願いは、呪いを解いて成仏したいということ。
そのためには狂乱の魔術師シスルをどうにかしないといけません。
とはいえ、ゴーストだけでは太刀打ちできるはずはなく、彼を倒すことのできる冒険者が現れるのを心待ちにしていたのです。
そんな状況でライオスたちが表れたため、一縷の望みを託し、彼らの窮地を救ったのでした。
全ては自分たちに平穏な休息がもたらされることを願って。
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