アニメダンジョン飯のマルシルは可愛いだけのポンコツ?魔法の能力は高い?

アニメーション

アニメ「ダンジョン飯」の魔法使いキャラ・マルシル。

かわいらしい外見ですが、作品当初はかなり描かれ方がひどく、お笑いキャラと化してしまっています。

やることなすこと、パーティーの足手まといのような結果となっており、可愛いだけのポンコツなのでは?と思ってしまうほど。

果たしてマルシルは本当にポンコツなのでしょうか?

そして彼女の魔法の能力はどれくらいなのかも見ていくことにしましょう。







アニメ「ダンジョン飯」のマルシルは可愛いだけのポンコツ?

アニメ「ダンジョン飯」のマルシルはエルフの魔法使いでとてもかわいらしい外見をしています。

しかしファリン救出のために新しくセンシを加えた4人のパーティーで迷宮に挑んでみると、今一つ彼女の立ち位置が冒険者としてどうなのか、という印象を受けるイベントに巻き込まれすぎていると感じました。

果たして彼女は外見が可愛いだけのポンコツなのでしょうか?

皆の役に立とうとして空回り

魔法使いというだけあって体力は少なめとして描かれています。

そのため、パーティーの移動速度は一番体力のない彼女に合わせないといけないため、制限時間のある目的の今回では、足手まといという印象を受けざるを得ません。

マルシル自身もそのことを気にして無理をしようとし、チルチャックにたしなめられているシーンがありました。


さらに今回の冒険では食料を迷宮内で確保しないといけないことから、倒した魔物を食べるという行為が必要不可欠となっています。

つまり魔物を倒すにしても、倒した後、食べられるようにしないといけないため、今までと勝手が違っているのでした。

攻撃魔法を操るマルシルですが、魔法によって倒した後に、魔物の屍が消し炭になっていてはいけません。

食べられる部分を残して倒す、といった新しい条件で戦わないといけないことになり、今まで勝手が違うことで、一番の貧乏くじを引いてしまった、というところでしょう。


さらに、魔物を食料として獲得するにも、これまで実際に経験をしたことがなく、その道10年以上のセンシのアドバイスよりも効果的な方法を知るはずもありません。

魔法の知識は豊富なようで、いわゆる本からの知識のみで実践をしようとするのですが、迷宮内という限られた環境の中、代価品で済ませようと試みました。

が、やはり実際にやってみると、本の通りにはいかず、思いがけない出来事が起こってしまって他のメンバーに迷惑をかけてしまいます。


こうしてみると、マルシルは活躍ができない、お荷物キャラの地位を確立してしまいそうなのでした。

魔物食を嫌がる姿もまるで芸人枠

また、限られた時間内にファリンをどうしても救出しないといけないため、魔物を食料とすることになったのですが、そのことに対して一番拒否反応を示しているのがマルシルです。

その反応はまるで芸人かと思われるような、わざと笑いを取りに行っていると疑ってしまうようなもの。

渾身のボケをしているようで、実は真顔で真剣なライオスとの掛け合いは、笑いなしでは見られません。

魔物食だということで必死に抵抗するものの、空腹には勝てずに恐る恐る口にするとそのおいしさに驚き、甘美の表情を浮かべるマルシル。

しかしそこで、美味を楽しんでいる食事はやはり魔物食であることを思い出させるオチまであり、最後までいじられキャラに徹しているようです。

本人は全く狙っているわけではないでしょうし、まじめで彼女が一番まともな反応をしているはずですが、置かれた状況と、魔物食に対してより現実的な反応をする仲間のせいで可愛そうですが、お笑いキャラの地位を確固としています。

実はマルシルの魔法能力は高い

そんなポンコツでお笑いキャラ扱いのマルシルですが、その実力は、実はとんでもなく高いのでした。

初心冒険者達が恐れて逃げ回っていた歩くキノコを杖の一撃で倒していますし。

実は彼女が習得している魔法は、多種多様な物となっています。

敵全体を焼き払ったりできる強力な攻撃魔法を操ることができるのでした。

また、攻撃系のみでなく、防御系を含んだ補助魔法や回復系の魔法も使える万能キャラなのです。

とはいえ、せっかくの攻撃系魔法も敵を食料として確保しないといけないため、消滅させてしまうほどの威力では役立たずの状況に陥っているのですが。

両親ともに有能なまさにサラブレッド

更に詳しい設定では、彼女の母親はエルフで宮廷魔術師であり、父親は宮廷歴史学者という上級国民家族です。

マルシルの夢で登場した母親からはそんなに高い地位にあるキャラクターであることは知りようもありませんが。

そんな彼女が冒険者という立場になっているのは、彼女が育って行く中でとある出会いと出来事があったからでした。

魔法学校では「学校はじまって以来の才女」

地位の高い両親のもと、彼らの能力を遺伝したようで、将来を嘱望される子供時代を送っています。

そして、魔法素材の安全な栽培、収拾目的でダンジョニウムの研究をするため、カーカブルードの魔法学校に研究者として入学したのでした。

学校内では「学校始まって以来の才女」といわれるほど優秀な成績を収めています。

そしてこの学校でライオスの妹であるファリンと知り合い、友人となったのでした。

実戦経験を求めて冒険者に

ファリンとは学校で良い関係を築き、多くの時間を過ごすことになります。

そのうちに、マルシルは卓上の知識は豊富ながら、実際にその知識を実践させる経験が皆無であることに気が付かされます。

そして実戦経験も重要であることを認識し、ライオスやファリンとともに冒険に出かけることになったのでした。

まとめ

アニメ「ダンジョン飯」のマルシルはパーティー内のお荷物で役に立つことのないポンコツのように描かれています。

魔法を使おうにも有効的に使える場面も少なく、また魔物食で栄養の補充をしないといけないという現実にどうしても完全に納得できない様子。

そしてその様子が、他のメンバーとの対比となり、まるでお笑いキャラのようにも描かれているのでした。


しかしマルシルは、宮廷魔術師の母親を持ち、宮廷歴史学者の父親を持つ上流階級出身という設定を持ちます。

通っていた魔法学校でも「学校はじまって以来の才女」といわれた優秀な生徒であり、扱える魔法も、強力な攻撃魔法を中心に、防御系の補助魔法、罠探知は鍵開けの魔法、更には回復系の魔法も使える万能キャラなのでした。

新しい環境下、新たに加わった条件を満たしながら魔法を使わないといけないため、その対応に四苦八苦しているだけだったのです。

そこは、学問は優秀ながら、実践では臨機応変の対応がとりずらい、典型的なアカデミック出身の優等生というところです。

が、今後、最下層に近づくにつれ、より危険な状況にも陥るでしょうから、そんな状況からの抜け出すためにも彼女の魔法の力は必ず必要となってくるでしょう。









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