アニメ「ダンジョン飯」でライオスがシュローにファリン蘇生の秘密を話した際、同行したカブルーとアセビは席を外し、二人の会話が聞き取れない部屋の外に待機していました。
そこにマイヅルが食事の用意をしてやってきたため、彼女と一緒に再び部屋の中に入ります。
するとそこには、ライオスの首を絞める、怒りの形相のシュローがいたのでした。
驚いたマイヅルは、事情を確認しますが、二人はその問いに答えません。
問いに答えたのは外で待っていたアセビで、ライオスがシュローに話したファリン蘇生の秘密を明確に答えていたのでした。
一緒にいたカブルーは、全く会話の内容を聞こえておらず、アセビの話を聞いてマイヅル同様、驚きます。
しかしなぜ、アセビはカブルーと一緒にいながら、彼には聞こえなかった会話の内容を聞きつけられていたのでしょうか?
今回はその謎の答えについて、ネタバレ込みで回答していくことにしましょう。
アニメ「ダンジョン飯」アセビが会話を盗み聞きできた理由のネタバレ
シュローに対してライオスがファリン蘇生の秘密を話した際、アセビはカブルート一緒に部屋の外で待機していました。
人間であるカブルーには、ライオスとシュローの会話は聞こえておらず、アセビが聞こえていたのはかなり不自然です。
忍者の一員であるため、修業によって聴覚が異様に発達したのでしょうか?
じつはアセビは忍者であるだけではなく、黒魔術によって大猫と呼ばれる魔物の魂を混ぜられ、体の大半が獣人となってしまっていたのでした。
一緒にいたかブルーが聞き取れなかった二人の会話を聞き取れたのは、大猫の聴覚の力によるものだったのです。
アセビの秘密
アセビは本名をイヅツミといいます。
アセビは忍者としての任務用の通名なのです。
物心ついた頃には既に獣人化していたという過去を持ちます。
そのために人間扱いされず見世物として所有者と土地を転々する生活を送っていました。
そんなある日、見世物を見に来たシュローの父飲めに止まり、彼に買い取られた後、マイヅルに預けられて躾けられながら、忍者としての修行も行っていたのでした。
今回はシュローの修行の旅に同行する任務を受け、このしまにやってきていたのです。
ライオスとシュローの会話
蘇生したファリンが行方不明となってしまったため、その見当はあるのか、というシュローの質問に対し、ライオスはファリンが狂乱の魔術師に連れ去られた可能性が高い、と話します。
そしてその行く先は、更に迷宮の奥底の深層階だと答えるのでした。
ですが、このライオスの回答に、シュローは困惑してさらなる質問をします。
それは、なぜ、狂乱の魔術師が蘇生したファリンを連れ去ったのか?ということでした。
この時点で、ライオスはシュローには本当の話をすることを決断します。
そしてカブルーとアセビに席を外すように言って部屋から追い出すと、黒魔術を使ってファリンを蘇生し、足りない血肉はレッドドラゴンの亡骸を利用したのでした。
今後の展開のネタバレ アセビがライオスの仲間に加わる
この後、キメラと化したファリンが現れて、一同を襲います。
なんとか撃退しますが、死亡者と怪我人が多く、全員復活し、治療が終わった後、カブルーとシュローの一行は地上に戻るのでした。
が、その際、マイヅルがいくら探してもアセビが見つからないことに気が付きます。
シュローはそれを放っておきますが、当のアセビはライオスたちの後をつけていたのでした。
その理由はマルシルが大猫と融合した呪いを魔法によって解決してくれると思ったから。
残念ながら、マルシルはアセビにかけられた呪いに対処することはできないのです。
しかしライオスから、狂乱の魔術師に聞けば、呪いを解く方法を知っているかもしれない、といって、アセビを引き止めます。
こうしてアセビはライオスの仲間となるのでした。
まとめ
アニメ「ダンジョン飯」でアセビがライオスとシュローの会話を盗み聞きできた理由のネタバレ込で解説してきました。
アセビが追い出された野外からでも、室内のライオスとシュローの話を盗み聞きできたのは、黒魔術によって大猫と呼ばれる魔物の魂を混ぜられており、体の大半が獣人となってしまったため、です。
人間よりも優れた聴覚を持つ大猫の能力をつかうことで、普通の人間にはできないことを可能にしたようです。
この語の展開のネタバレをすると、アセビは忍者のメンバーとしているより、ライオスといっしょに冒険をしたほうが、狂乱の魔術師に近づく事ができると判断したためでした。
通常であれば、忍者が勝手に仲間を変更することはできず、それをした場合、見せしめとして命を奪われることもあります。
しかし今回は、リーダーであるシュローがいなくなったアセビを放っておくことにしたため、命を狙われることはなくなりました。
自己中心的な性格のアセビは、ライオスの一行とそれぞれに問題を作り出していきますが、一緒に冒険する時間が長くなればなるほど、ライオスたちとの関係を徐々にではありますが、深めていくことになるのでした。
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