アニメ「ダンジョン飯」で生ける絵画の中に潜り込んで食料を調達しようとしたライオスですが、デルガル王子の結婚式で王子の父、王が毒殺されてしまいます。
突然の出来事にライオスも驚きますが、なぜそうなったのかの説明は一切ありません。
今回はデルガルの父親が毒殺された理由をネタバレしていきたいと思います。
アニメ「ダンジョン飯」に登場したデルガル王子
ライオスたちはかつて、城の豪華な食堂に行きつきます。
その食堂の壁に飾られている生ける絵画が冒険者を取り込もうとする行動を逆手に取り、絵に描かれた食料を分捕って食べることを思いつくのでした。
その考えを実行するライオスですが、その過程で絵に描かれた出来事の意味の断片を知ることになります。
デルガル王子の誕生、結婚、王への戴冠式、そして不気味なエルフの存在。
しかし情報はあまりに断片的で、まったく意味が分かりません。
生ける絵画とは
城の壁に飾られた絵画が呪いによって冒険者を中に取り込むようになった魔物の一種です。
ライオスはロープをつけて取り込まれたため、仲間によって引き戻してもらっていましたが、そうでなければ絵画からの脱出は難しいでしょう。
取り込まれた絵画の中で、その絵画に描かれた出来事の前後を体験できるようです。
これは、ライオスが潜り込んだ絵画が、過去にあった出来事を題材に描かれたからでしょうが、もし、空想の題材に描かれた絵画に入り込んだ場合、どのような出来事が起こるのでしょうか?
デルガル王子とは
デルガル王子についてのネタバレです。
デルガル王子とは、実は物語の初めにプロローグとして語られている、村の地下墓地に突如現れ、1000年前に栄えた王国の王、その人だったのです。
彼が迷宮とかした城の主であり、城を迷宮にしてしまった遠因を作った人物でもあるのでした。
デルガルの父親が毒殺された理由をネタバレ
デルガルの父親はフリナグという名前の王様でした。
彼がデルガル王子の結婚式で毒殺されたのは、彼ら一族の統治に不満を持つ一派の仕業だったのです。
アニメではデルガル王子に近づくフリナグ王が2つの酒杯を持って近づいて行き、それを受け取ったであろうデルガル王子とともに祝杯を挙げた後、殺されていました。
正直、これでは二人とも殺されてしまわなければおかしいのですが、なぜデルガル王子は助かったのでしょうか?
原作ではデルガル王子は、王が用意したものとは別の酒を手にしていたらしい描写があります。
この事件のあと、デルガル王子は王位を継承し、戴冠式へとつながっていくのでした。
ライオスを襲おうとしたエルフのネタバレ
ライオスを襲おうとしたエルフですが、前の2つの絵画の中でもライオスは遭遇しています。
このエルフの名前はシスル。
もとはフリナグ王に道化役として使え、デルガルとは兄弟のようにして一緒に育ちました。
その後、シスルは王となったデルガルの勧めで魔法を勉強するようになり、ついには宮廷魔術師にまで昇りつめます。
しかしその魔力に取りつかれ、自身の独善的理屈やその場の感情によっての行動しかしなくなっていきます。
ついには王国民を呪いでアンデットの魔物に変え、黄金城を地下深くに眠る迷宮に変えてしまったのでした。
彼こそが「狂乱の魔術師」なのです。
まとめ
アニメ「ダンジョン飯」でデルガルの父親が毒殺された理由をネタバレしてきました。
生ける絵画の中で語られた断片的な情報は、迷宮がなぜ出来上がったのかという一連のストーリーの一部分だったのです。
デルガルの父親、フリグナ王は彼の統治に不満を持つ一派によって毒で暗殺されてしまったのでした。
その後、デルガルが王位を継ぎますが、彼と兄弟のように育ったエルフのシスルに魔法を学ぶように進め、才能のあった彼が宮廷魔術師にまでになると、シスルの魔法に頼り切ってしまいます。
そのことが原因の一つとなり、シスルは独善的な考えを持つようになってしまい、黒魔法にも魅せられたことで、王国に呪いをかけて城を迷宮にしてしまうのでした。
「狂乱の魔術師」として今なお、迷宮を支配しているシスルはライオスの敵として、今後立ちふさがってくることになります。
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