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実写版アラジンのジャスミンの母親の謎について考察!不可解な死の可能性と黒幕の正体!?

2019/07/22
 
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実写版のアラジンが公開され、およそ30年前のオリジナルアニメからいくつかの変更がなされているのがわかるようになりました。

一番大きな違いは、ジャスミンではないかと思います。

オリジナルアニメでは、自由に結婚相手を選びたい、という願いだけでしたが、実写版ではプリンセスだけではなくて、良きリーダーになりたい、とまで考えています。

ディズニー・アニメの「ちいさなプリンセス-ソフィア」でもこのイメージを全面に押し出してストーリー展開させていますし、往年のディズニープリンセスが「待ち」のスタンスだったのが、近年は「積極的」に変わってきている流れを受けているのだろうな、と感じました。

現実社会も、女性は黙って家で家事子育て、なんて時代ではありませんしね。

そんな実写版アラジンですが、ジャスミンのキャラクター修正に合わせて、気になる設定も追加されていました。

それが、ジャスミンの母親に対する設定です。

今回は本編に登場しない、ジャスミンの母親について、映画内で登場人物によってかわされた会話を元に、その謎を考察していきたいと思います。







ジャスミンの母親の死は事故?それとも…

ジャスミンの母親についての情報は映画の冒頭で、街の中で偶然であったアラジンとジャスミンとの会話の中からうかがい知ることができます。

アラジンのセリフの中で、

プリンセスはもっと国民の前に姿を見せるべきだ。プリンセスが姿を見せなくなって数年が経とうとしている。

というものがあります。

それに対し、ジャスミンは、

プリンセスは外出をサルタンから禁じられている。王妃(サルタンの妻、ジャスミンの母)が亡くなってから、サルタンはジャスミンまで失うのでは、と恐れ、部屋からも出したがらない。

と答えます。

そのジャスミンの言葉に、アラジンは、

「王妃が亡くなってからというもの、アグラバーの人々全員が何かを恐れているような雰囲気だ。王妃の死に、国民はなんの責任もないのに。」

と続けました。

これらの会話から感じ取れるのは、

    ・王妃は国民から愛されていた。
    ・王妃の死によって何かしら不穏な空気を皆が感じている。
    ・そのことに国民は良からぬことが起きるのではと、不安をもっている

とう言うことです。

そして、それは、

    王妃の死が病死や事故死ではなく、誰かの手によって暗殺されたのではないか?

という疑いにつながっていくのは考えすぎでしょうか?

ちなみにジャスミンの母親はシュラバッド王国の出身ということになっています。
そして設定ではシュラバッド王国はインド南部に位置する王国と言うことになっています。

王国同士の王族の結婚ですので、自由恋愛の末、ではなく、両国の同盟を前提とした政略結婚出会った可能性は大でしょう。

この設定が理由で、ジャスミンの衣装や装飾品がインド南部の文化に影響を受けたデザインになっていますし、ジャスミン自身がアラビア人とインド人の両方の血を引くハーフであるという設定に繋がっているのです。

アンダース王子との結婚は軍事同盟が目的!?

アラジンと出会った後、ジャスミンは一人の王子から訪問を受け、彼より求婚をされています。

求婚しにやってきたのはアンダース王子。

ジャファーは、そんなアンダース王子との結婚を成就させ、彼の国スカンランドと軍事同盟を結ぶべきだとサルタンに向かって主張しています。

編集段階でカットされ、本編には含まれませんでしたが、アラジンがアリ王子として宮殿を訪れた際に持ってきた宝の山(といろんなジャム)のお土産ように、アンダース王子もアグラバーに対して進呈物を持ってきていました。

それが大砲。

まさに軍事同盟を考えている国から送られるにふさわしいお土産ですね。

それにジャファーはサルタンに対し、後顧の憂いを断つべく、スカンランドとの政略結婚後、戦争を起こすべきだと強く進言もしています。

その相手国こそ、ジャスミンの母親である王妃の出身国、シュラバッド王国です。

そのジャファーの進言に対し、

サルタンはシュラバッド王国は、古くからアグラバー王国と友好関係を結んできた国であり、その関係は今後も続く、

と、強く退けています。

が、この一連のやり取りから、アグラバーとシュラバッドの両国の間の関係が、最近何らかの変化が現れた可能性が読み取れないでしょうか?

ジャファーは情報操作しようとして、自分が望むような状況に使用としているだけかもしれません。

が、情報操作をすることで友好関係が揺らぐような事態が実際に起っていないと、ジャファーの試みは意味を成さないとも考えられます。

つまり、ジャスミンの母親の死が両国との間に亀裂が入りつつある引き金になったと考えることができるのではないでしょうか?

さらに言えば、王妃の死は疑惑のある不慮の死で、そのことに関してシュラバッド王国が不審に思っている、という状況にあるのでは、ということです。

シュラバッド国王としても、アグラバー王妃は娘、もしくは姉妹という血縁関係ですし、そんな人物の扱われ方をみることは、アグラバーがシュラバッドをどれだけ大事にしているか、を測る事ができます。

ジャスミンの母親である王妃は、それほど重要な存在なのです。

そういった人物が事件性の有りそうな事故で亡くなり、その原因を解明しようとしていない、とシュラバッドの人々が感じれば、友好関係が揺らぐことに繋がりかねません。

そして、ジャファーの口ぶりから、実際に友好関係にヒビが入りつつある、と感じられなくもない、そんな状況のようです。




他にも設定が掘り下げられたキャラ

ところで、ジャスミンとともに、そのキャラの過去が明かされ、キャラ設定の深掘りがされた人物がいます。

それが、「アラジン」のディズニーヴィランズ、ジャファー。

宮殿の地下牢獄で、「二番目ではダメですか?」という地雷ワードを吐いた手下の兵士相手に、熱く語っているシーンでいろいろと明かされました。

ジャファーは今の地位に付くまでにどれだけ苦汁をなめさせられ、どれだけ努力して這い上がってきたのか、を熱弁します。

それによると、

    ・ジャファーは5年間、シュラバッドで牢獄に繋がれていた。
    ・今の地位に辿り着くまで、どれだけ多くの邪魔者を消してきたか。

ということがわかりました。

また、ジャファーがアラジンに明かした自身の過去として「かつてはアラジンのように盗みで生計を立てていた」と語っています。

オリジナルアニメの中の、何故か魔法が使え、王から信頼を得ている内務大臣で、ジャスミンと結婚したがっている、というだけのキャラではなく、どん底の生活から人一倍強い野心を糧に並々ならぬ努力をし、他人を陥れ、犠牲にし、トップを目指している人物として描かれています。

これらをすべてまとめてみると、

これらを全て合わせて時系列的に見ていくと、

    ・ジャファーはジャスミンの母親の出身国で悪事を働いたことが原因で捕まり、5年間牢屋に入れられていました。

    ・その後、何らかの方法で魔力と知識を得て、アグラバーに流れ着いてサルタンに取り入り、内務大臣にまで上り詰めます。

    ・一方で、シュラバッド出身の王妃が疑惑の感じられる方法で、死に至ってしまいます。

    ・その後、ジャファーはサルタンにシュラバッドを攻めるように進言しているわけです。

となりますね。

そしてその意味を考えてみるとこのような結論に落ち着いてしまいます。

つまり、ジャファーが秘密裏にジャスミンの母親を暗殺したのでは、と。

ジャファーがジャスミンの母親を暗殺する理由は大きく2つあると思います。

1つ目は、過去の復習です

かつて5年もの間、シュラバッド王国で牢屋に入っていたのですから、その決定をした国、そしてその最高責任者である王族に恨みを持っている、と考えても不思議ではありません。

2つ目は、ジャファーの野望を実現するため、です。

サルタンの周りにシュラバッド王国出身の王妃がいては、サルタンがジャファーを頼りにする割合が減ってしまいます。

ジャファーとしてはサルタンより多くの相談を受けることができたほうが、後々サルタンを操りやすいといえるでしょう。

また、シュラバッド王国を攻めるという目的にとっても、王国出身者がいると、まずは実行不可能でしょうから、それを取り除きたい、と思うのは当然ではないでしょうか。

更に、王妃が死んだことで、シュラバッドとの関係はこれまでのようにはいかなくなります。

加えてもし両国の間で戦争が起これば、そのドサクサにまぎれてサルタンが命を落とす状況を作り上げることも可能でしょう。

戦争という特殊な状況下ではサルタンだけでなくジャスミンですら、命を落とす危険があるでしょう。

サルタンとジャスミンの二人が戦争によって命を落としたとなれば、ほかに王位継承者がいるわけではなさそうですので、ジャファーがサルタンの地位について国を動かすということがあるかもしれません。

戦時中という特殊な状況では、止むを得ず、という判断になりやすいといえるでしょう。

つまり、王妃が死んで一番得をするのはジャファーである、という観点から、どうしても第一容疑者と考えるのが普通かと思うのです。

まとめ

いかがでしょうか?

ジャファーがシュラバッド王国との戦争を起こすための布石として、王妃を秘密裏に暗殺したという可能性が高くなってきたのではないでしょうか?

実際、ジャファーのキャラクターからいって、そのような策略を巡らせることぐらい、なんの罪悪感も感じずにやってしまいそうです。

魔法のランプを手に入れて、手っ取り早く願いを叶えたいと画策していましたが、もしそれが不可能となった場合の、サブプランを着々と実行していた、と考えることもできます。

とくに魔法の力を使うわけではないので時間がかかるため、魔法のランプを探すことは勧めておいて、それと同時進行で、手の混んだ策略を実行していたとすれば、辻褄もあいます。

ボク個人の印象では、それくらいのことはやってのけるキャラだと思いますので、ジャスミンの母親の死に、ジャファーが関わっていても不思議はないと思います。

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