日本のマンガ「銃夢」を映画化したハリウッド作品「アリータ・バトルエンジェル」
これまでの日本の漫画を映画化して散々なものにしてきたハリウッドが、ようやく漫画の迫力をそのまま伝えることができた作品を作り上げることができたと感じたのが、この「アリータ・バトルエンジェル」です。
そんな中でヒロインのアリータといい中になる青年ヒューゴ。
なかなか甘いマスクの彼ですが、このヒューゴを演じる俳優が気になりましたので調べてみました。
映画アリータでヒューゴ役を演じた俳優は誰?
ヒューゴ役の俳優の名前は「キーアン・ジョンソン」
コロラド州デンバー出身の22歳です。
生年月日は1996年10月25日。
俳優業を始めたのは15歳のとき。
もちろん独身で現在恋人はいないそうです。
身長は170センチメートル。
両親ですが、父親はイギリス人で母親はアメリカ人。
アメリカ人の母親ですが、メキシコ系とチリ系の血が入っています。
これまでの出演作品は以下のとおりです。
Big Green Rabbit – TVシリーズ (2007)
Sam Presents – short film (2012)
Spooksville – TVシリーズ (2013-3014)
Switched at Birth – TV (2014)
The Fosters – TVシリーズ (2015)
Nashville – TVシリーズ (2014 – 2016)
Heritage Falls – Movie (2016)
Notorious -TVシリーズ (2016)
Alita Movie (2019)
残念ながら日本ではどの作品も公開されていません。
今回のアリータが日本デビュー作となるわけです。
2016年からアリータの2019年まで少し時間があいていますが、アリータのクランクインは2016年10月17日ですので、もちろんいきなり初日から拘束されたわけではないでしょうが、2016年の後半からほとんど「アリータ」にかかりっきりだったのでしょう。
代表作としては2013年から2014年に22話放映されたSpooksville。
この作品で主演を射止めています。
もともと小中学生の子供向けの小説が原作のテレビシリーズで、主人公が引っ越してきた町で繰り広げられる魔物たちとの戦い、というお話。
こちらがテレビ予告の動画になりますので、よかったら御覧ください。
この作品がもとで2014年にYoung Artist Award(若手を対象にした優秀俳優賞)で、
・Best Performance in a TV Series – Leading Young Actor
(最優秀主演若手俳優賞 – テレビドラマシリーズ部門)
にノミネートされ、また、共演した子役の4人とともに、
・Outstanding Young Ensemble in a TV Series
(若手俳優優秀賞 – テレビドラマシリーズ部門)
にもノミネートされました。
今後の予定ですが、2019年には5本の映画の予定がすでに決まっており、今現在で1本は撮影が終了しています。
そちらのリストは以下のとおりです。
・Cut Throat City
・We Summon the Darkness – Mark役
・Emperor – Rufus Little役
・Midway
・Low Tide – Alan役 (撮影終了)
予定ではLow Tideの撮影に参加した後、Cut Throat Cityの撮影。
その後、Midwayに参加し、Euphoriaというゼンダヤも出演が決まっているTV番組の撮影という予定だそうです
日本での公開予定はまだ発表がなく、北米でも予告映像が出来上がっているのは「Cut Throat City」のみでした。
「Cut Throat City 予告映像」
2019年はキーアン・ジョンソンのブレイクイヤーになりそうですね!
ちょっと変わった両親の教育方針
キーアン・ジョンソンは俳優であると同時に絵を描き、写真を撮影し、ダンスもこなすマルチタレントです。
特に彼の作品は彼のインスタグラムでたくさん公開されています。
彼が俳優業以外の活動も行うルーツについてインタビューの中でこのように語っていました。
北米では珍しくありませんが、ホームスクーリングといって学校に通わず、家で教育の必要過程を学ぶ事ができます。
キーアン・ジョンソンの家庭では、彼が小学4年生のときから、母親の教育方針としてホームスクーリングで勉強をしてきました。
そしてその中で、学術的知識の習得も重要だが創造性を高めることも同じように重要である、という母親の考えより、毎日一個、何かしら自分で作り上げることをしてきたそうです。
幼い頃から全く基礎を習っていなくても、自分の創造性を信じてなんにでも取り組んできたそうで、絵を描くのも、基本など全く知らずにただ筆を持って好きなように楽しんでいたのが始まりだったとのこと。
そして出来上がったものを見せることで、人がいいねと言ってくれたり、一緒にやらないかと言っていくれたりすることで、より楽しんで続けているそうです。
また、両親は彼が小さいときから独立心を養うことに重きをおいていたそうで、例えば幼い頃から両親に連れられてよく旅行にでかけたそうですが、よく「親の助けが必要になったら呼びなさい」、と言っていたそうです。
その結果からか、俳優業をし始めたときも、できるだけマネージャーやエージェントとの交渉を自分自身でやりたい、と親に話していました。
いざというときに親の助けが借りられる環境の中で、幼いうちから自分自身で行って経験を積んで学びたいと思っていたからだそうです。
というのも、いつの日にかは自分一人でそういった交渉をやらないといけない時が来る、
例えば成人年齢の18歳になった途端、「もう大人だから一人でやりなさい」といきなり放り出され、不安の中でやり始めるのは嫌だったからとか。
そんな彼は今でも旅行が大好きで、アリータの撮影最中にできた約1ヶ月ほどの休暇に弟が住むイギリスに行き、そして二人で5日間、アイスランドを旅したそうです。
小さなキャンピングカーを借りて海岸沿いにぐるっと島を一周したそうで、真冬のアイスランドで雪にツッコミ、立ち往生して難儀をした、という思い出を楽しそうに語っていました。
アイスランドでの写真もインスタグラムに上がっていますので、真冬のアイスランドの景色を楽しんでみてください。
まとめ
まだまだそんなに有名ではないものの、今年に大ブレークが予想されるキーアン・ジョンソン。
甘いマスクですので、多くの女性ファンができそうです。
まだ映画で主演を張るほどではありませんが、今後の活躍によっては近いうちに、と期待が持てそうです。
余談ですが、彼の年齢は現時点で22歳。
アリータを演じたローラ・サラザールは11歳年上の33歳。
アリータは設定上10代の少女ですし、22歳のキーアン・ジョンソン、おそらく撮影時には20歳~21歳だった彼の恋人として画面に映るには、完全CGで良かったのでは、と思ってしまいました。
ローラ・サラザールの写真を見ても流石にこの円熟した女優の表情を10代の娘にするにはかなり無理があるかと…。
そんな事を考えてしまいました。
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