ピクサーのアニメーション映画では、次の作品の登場キャラが隠れキャラとして参加していることで有名です。
例えば、「カールじいさんの空飛ぶ家」の次の作品は「トイ・ストーリー3」でした。
そして「カールじいさんの空飛ぶ家」にもいつものピクサー映画のお約束どおり、「トイ・ストーリー3」の登場キャラが隠れていました。
有名なのはロッツォ・ハグベアですね。
しかし、実はそれ以上に「カールじいさんの空飛ぶ家」と「トイ・ストーリー」シリーズは、深くつながっていた事が他の隠れキャラからわかったのです!
それでは、そのことをこれから説明していきましょう。
ロッツォ・ハグベア以外の隠れキャラ
「カールおじさんの空飛ぶ家」でロッツォ・ハグベアが映し出されるシーンはここです。
カールじいさんが風船を使って自宅を空に浮き上がらせ、パラダイス・フォールに向かって旅立ち、街の中を飛行するシーン。
マンションの子供部屋で遊ぶ女の子が映し出されますが、その子のベッドの脇の床の上にロッツォ・ハグベアが置かれています。
また、反対側にはルクソーボールが転がっていますね。
ですが、問題なのは、ロッツォ・ハグベアではありません。
本当の隠れキャラはこの女の子自身なのです!
というのも、実はこの子、「トイ・ストーリー3」で、サニーサイド保育園に通っている園児の一人だったのです!
このことが意味することとは…
つまり、カールじいさんが住んでいた街は、トイ・ストーリー3でアンディが住んでいた街と同じ、ということになります!
「トイ・ストーリー」シリーズでは、アンディの父親や、トイ・ストーリー2でディズニー・ヴィランズだったおもちゃ屋「アルのトイバーン」経営者、アルに関してとても細かい裏設定が存在します。
ここではそのことは簡単に説明しますが、詳細が知りたい人はこちらのリンクを参照下しさい。
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それでは簡単に説明しましょう。
その土地を相続したアルは、農場経営を辞め、農地だった土地を開発会社に少しずつ売り払っていっていたのです。
農地を完全に売り払い、そこには大きな街が出来上がりました。
その最後の残りが、「アルのトイバーン」というおもちゃ屋となっている納屋の建っている土地だったのです。
一方で、カールじいさんが地域開発に反対して家を売らないように抵抗していました。
その会社こそが開発会社の「バイ&ラージ」社。
2つの世界がつながっているのであれば、「アルから土地を買い取って街を作っていった会社」ということになります。
さらにこの話を裏付けるものとして、カールとエリーの結婚式に参加したエリー側の親類縁者たちに注目してください。
彼らは見るからに農夫といった感じです。
ということは、アルの父親の農場で働いていた農夫たち、といえるのではないでしょうか?
他の繋がりは存在するのか?
アンディの祖父もアルの父親の農場で働いていた設定になっています。
そうなると、アンディの家族とエリーの家族が職場の同僚として、知り合いであった可能性が高いことになってきますよね。
そして、カールと結婚した後、カール&エリー夫妻とアンディの祖父母が友人として付き合いがあったという流れになるのではないでしょうか?
しかし、このことはただ単に想像であって、カール&エリー夫妻とアンディの祖父母が知り合いであった証拠も、ましてや「トイ・ストーリー」シリーズと「カールじいさんの空飛ぶ家」がつながっている証拠もありません。
「カールじいさんの空飛ぶ家」で登場した女の子が「トイ・ストーリー3」でサニーサイド保育園に通っていた、ということ以外では。
では、他に2つの話に繋がりがあるなにかは、存在するのでしょうか?
エマ・ジーンという名の女性とは?
ところでエマ・ジーンという女性の名前を聞いたことがあるでしょうか?
ピクサーの映画の中で映画のエマ・ジーンという名前のキャラクターは登場したことがありません。
が、ピクサーファンの間では、長い間、彼女の名前とその存在の謎について語られてきました。
エマ・ジーンの名前は「トイ・ストーリー」と「カールじいさんの空飛ぶ家」で登場します。
トイ・ストーリーの中ではアンディの掲示板の中に、エマ・ジーンがカールとエリーに送った絵葉書が飾られていました。
「カールじいさんの空飛ぶ家」でもエマ・ジーンからの絵葉書がカールとエリーの家の鏡に置かれています。
拡大した絵葉書の文面と送り主の名前、宛名書きの画像はこちら。
エマ・ジーンとは誰なのか、いくつもの憶測が流れていました。
が、その正体は、「カールじいさんの空飛ぶ家」で監督を努めたピート・ドクターによって明かされたのです。
・エマ・ジーンとカールの関係を知ったエリーが嫉妬して大変な時期もあった
・その後、エマとエリーは親友となり、家族ぐるみの付き合いをしている
とのことでした。
そんなエマ・ジーンがカールとエリーに旅行先から絵葉書を送ったとしても、不思議ではありません。
問題は、その絵葉書がなぜ、アンディのものとして「トイ・ストーリー」に登場していたのでしょうか?
2つの話はつながっている!同じ街で起こっていた!?
その答えは一つしか思いつきません。
「トイ・ストーリー」の舞台と「カールじいさんの空飛ぶ家」の舞台がつながっているとしか、考えられないのです。
しかも、アンディとエマ・ジーンの間に、そしてアンディとカールとエリーの間にも何らかのつながりがないと、エマ・ジーンがカールとエリーに送った絵葉書が、アンディの手に渡りません。
しかも、カールもしくはエリーがアンディに個人的な手紙をあげるという状況になるには、カール、エリー、アンディの年齢から考えて、アンディ個人が、というよりアンディの家族がカールやエリーとつながりがなければ、おかしいでしょう。
では、エマ・ジーンとアンディとのつながりはなんでしょうか?
考えられるのは、アンディの祖母がエマ・ジーンであった、です。
カールの元恋人である以上、エマ・ジーンはカールやエリーと同じくらいの年齢のはずですので、アンディよりもかなり年上となります。
しかも、カールとエリーとアンディとの間に直接的な関係がなければ、エマ・ジーンとアンディが家族であったということでもない限り、エマがカールとエリーに送った絵葉書がアンディの手に渡るというのは、筋が通りません。
だいたい、アンディがその絵葉書を欲しがる理由がありませんし、大事に取っておく必要もありません。
そう考えるとエマ・ジーンがアンディの祖母で、カールとエリーが住んでいた街にアンディの家族も住んでいたとしたほうが自然でしょう。
まとめ
「トイ・ストーリー」の舞台となった街は、「カールじいさんの空飛ぶ家」で、カールとエリーが住んでいた街でもあったことが、わかりました。
長い間、その存在が謎とされてきたエマ・ジーンの謎も、少しずつ見えてきたようです。
おそらく今後、エマ・ジーンについての情報は、少しずつ明かされてくるでしょう。
「トイ・ストーリー4」が、この夏に公開される予定です。
おとなになったアンディが登場することはないとおもいますので、エマ・ジーンや「トイ・ストーリー」シリーズと「カールじいさんの空飛ぶ家」のさらなる関連が明かされることは無いとは思いますが、この謎についてのヒントや手がかりが、何らかの形で提供される可能性もあるかもしれません。
楽しみですね。
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