映画「アナと雪の女王2」の予告編第1段が公開され、公開日も11月22日と発表。
6年ぶりの続編に期待が高まりつつあります。
そんな「アナと雪の女王」の主人公、エルサとアナですが、実は仲間のディズニープリンセスであるラプンツェルといとこ同士という説があります。
その他に実はターザンは二人の弟だったという話も。
それでは詳しく見ていきましょう。
エルサとアナの姉妹はラプンツェルといとこ!?
エルサとアナの姉妹が実はラプンツェルのいとこではないか、という説がまことしやかに流れています。
その根拠がいくつかありますので、順に見ていくことにしましょう。
彼らの住まいはすぐ近く
エルサとアナの王国アレンデールはノルウェーにあることになっています。
これは作成担当のアニメーターよりアレンデール王国をノルウェーの風景を元に描いたというコメントが公式に発表されているので、間違いはないでしょう。
一方でラプンツェルの祖国コロナ王国はドイツにあると思われます。
原作の童話「塔の上のラプンツェル」がドイツ出身のグリム兄弟によって書かれていることによる推測です。
しかもドイツでもコロナ王国は海に面しており、バルト海に面したドイツ北方でないと辻褄が合いません。
ちなみに北欧からバルト海を挟んだヨーロッパ本土の地図はこんな感じ。
アレンデールがノルウェーのどこらあたりに位置するのかはわかりませんが、ノルウェーの南部であれば、ドイツのバルト海岸には比較的近く、船を使えばすぐに行ける距離にあります。
エルサとアナの両親は結婚式に向かった
エルサとアナの両親が、結果的に暴風雨に巻き込まれて亡くなったことになっていますが、船で向かった先は結婚式であったことを、脚本と監督を努めたジェニファー・リーが認めています。
この船の事故が起きたのは本編の3年前という設定。
「アナと雪の女王」の3年前というと丁度、「塔の上のラプンツェル」が公開された年で、この結婚式というのはユージーンとラプンツェルのものである、というのがもっぱらの説です。
エルサ・アナとターザンに血縁関係?
ちなみに、この暴風雨にあって船が沈み、アグナル王とアドゥーナ王妃は死亡したことになっていますが、もうひとりの監督クリス・バックがこのときふたりとも難破した船とともにアフリカまで流され、妊娠していたアドゥーナ王女が男の子を出産した、と発言しました。
そして両親はヒョウに襲われて命を落とし、残った男の子はゴリラに拾われて成長し、ターザンになった、と続けています。
明らかにこれは、悪ふざけの冗談で、本当にそんな事が起こったとは思えません。
北欧からジャングルのあるアフリカまで難破して流されることは現実的にありえませんし、時代背景からして、初期の自動車や猟銃まで存在しているターザンの世界と、ボウガン野犬、槍で武装した兵士がいる「アナと雪の女王」の世界では時代背景が異なりすぎます。
ただ、この話が本当であれば、ターザンはエルサやアナと血のつながった弟ということになります。
ユージーンとラプンツェルが戴冠式に出席
有名なお話ですが、ユージーンとラプンツェルがエルサの戴冠式に出席していたようです。
アナがお城の門が開いたことに興奮して城の外にでていきますが、その時すれ違う人々の中に、ユージーンとラプンツェルと思われる後ろ姿が写ります。
これもラプンツェルとエルサ・アナが血縁関係にあるのであれば、夫婦となったユージーンとラプンツェルが戴冠式に参加するのも不思議な話ではありません。
ただ、れっきとした一国のプリンスとプリンセスしかも王位継承権第一位の二人がお供もつれずに一般市民と一緒に歩いているのは、不思議な感じがしますけどね。
アグナル王とアドゥーナ王妃の兄弟
「アナと雪の女王」の中ではアグナル王とアドゥーナ王妃の家族のことは語られていません。
が、その他のディズニー関連の作品でアグナル王とアドゥーナ王妃の家族について、特にアドゥーナ王妃の家系について語られています。
「ワンス・アポン・ア・タイム」というアメリカのテレビドラマがディズニーの子会社であるABC系列で7シーズンまで放映されました。
おとぎ話の登場人物が記憶を消されて現代に生きている、というコンセプトのドラマで、ディズニーのキャラクターが沢山登場します。
日本でもアマゾンプライムで字幕版が視聴が可能です。
そのドラマ「ワンス・アポン・ア・タイム」のシーズン4にアナとエルサが登場します。
そして彼女たちの家系図がそこで紹介されるのです。
これがその家系図ですが、母親の名前が異なっています。
映画ではアドゥーナと言う名前ですが、ドラマではガルダとなっています。
ので、映画の世界とドラマの世界が完全に一致していない可能性もありますが。
この家系図を見るとエルサとアナの母親であるアドゥーナ(ガルダ)にはイングリットとヘルがという姉がいることになります。
この二人の姉のうち一人がコロナ王国に嫁ぎ、名前をアリアナと変えた可能性はゼロではありません。
また父親であるアグナル王の方の家系がはっきりしません。
アグナル王の顔とラプンツェルの母親であるアリアナの顔を見比べてみると、似通っている点は見られます。
特に目の色が一緒であることは明白でしょう。
ただ、これだけを持って血の繋がりがある、というのは乱暴かもしれません。
そこで考えられるのが、エルサに魔法の力があるとわかったときにとったアグナル王の行動です。
1つ目は城の門を締め、エルサと他人が接触する機会を極端に少なくしました。
2つ目はエルサが魔力をコントロールできなくなり、触るもの皆、凍らせてしまっていたとき、手袋を渡しましたことです。
エルサの魔法の能力で怪我をしたアナをトロールに治療してもらった後、アグナル王は城の門を閉じ、エルサをアナとさえ接触させなくしました。
映画を始めてみたときから、どうしたらその判断が正しいと思ったのか不思議でしたが、アグナル王とアリアナ王妃が姉弟の関係であれば、その心理も理解できそうです。
アリアナの娘ラプンツェルは魔法の花の魔力を髪に宿していたがゆえにゴーテルに誘拐されました。
そのことを知ったアグナル王もエルサの力のことが広まってしまったら、どういう事が起きるかわからない、と不安に思ったがゆえの処置ではないか、ということです。
また、姪に当たるラプンツェルに魔法の力が備わっていたことである程度、事前に魔法のことについて予習することができ、その結果、エルサに手袋を渡して魔力を弱めることを思いついたとも考えられます。
アリエルとエルサ・アナ、ラプンツェルとの関連は?
エルサ・アナとラプンツェルとの間に血の繋がりがあるかもしれない可能性を述べてきましたが、アリエルと彼女たちとの関連性についても上げてみたいと思います。
エルサ・アナのアレンデール国とラプンツェルのコロナ王国は、現在のノルウェーとドイツに位置する可能性を指摘しました。
実はアリエルは、ノルウェーとドイツの間にあるデンマークの首都コペンハーゲンにその銅像があることでもわかるように、デンマーク(近辺の海の中)出身だと言えるでしょう。
そしてエルサとアナの両親がラプンツェルの結婚式にでかけた途中に海に沈んだわけですので、アリエルが活動範囲としている海の底に、沈んだ船がある可能性も高くなります。
実際に「アナと雪の女王」で登場した船の絵と、「リトル・マーメイド」で登場した沈没船の絵を比べてみましょう。
形が一緒とはいえませんが、時間の経過を考慮に入れると、まるっきり違う、とも言えないかもしれません。
さらにラプンツェルの世界とアリエルの世界も何らかのつながりがありそうです。
ラプンツェルがユージーンと図書館でコレクションの本を見ているシーン。
この中にディズニーの3作品がストーリーがあります。
窓の近くに開いて立てかけてあるのが、「眠れる森の美女」
その近くの床に置かれているのは「美女と野獣」
そして二人から右の方の離れたテーブルの上にある本は「リトル・マーメイド」
このようにディズニー作品ではそれぞれが繋がりがあるかのように隠れキャラ的にちょっとしたシーンにこっそりと加えられて描かれています。
であるのであれば、アリエルが見つけた船が海に沈んだアグナル王とアドゥーナ王妃の船であった可能性は高くなってくるのではないでしょうか。
まとめ
エルサ・アナ姉妹とラプンツェルの間に血の繋がりがあるかもしれないという説にある程度の根拠がでてきたのではないでしょうか。
監督のクリス・バックのコメントでターザンとの関係も明かされていますし。
またアリエルの世界とも何らかのつながりがありそうですし、11月22日に公開される最新版「アナと雪の女王2」でさらに新しい情報がこっそりと隠されている可能性あります。
ますます「アナと雪の女王2」のことが待ち遠しくなってきましたね!
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