映画「ラストナイト・イン・ソーホー」でサンディ役を務めたのはアニャ・テイラー=ジョイ。
映画「ウィッチ」、「スプリット」、「ミスターガラス」で活躍し、最近ではネットフリックスの人気ドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で主役を務めた彼女のプロフィール紹介です!
分かっている個人情報から家族構成、子供のころの生い立ちや女優になるきっかけ、映画撮影でのエピソードを紹介していきます。
気になる彼氏の存在も調べてみましたので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
アニャ・テイラー=ジョイのプロフィール紹介!
アニャ・テイラー=ジョイの詳しいプロフィールを見ていきましょう。
アニャ・テイラー=ジョイのプロフィール一覧まとめ
生年月日:1996年4月16日
年齢:28歳
身長: 169 cm
国籍:アメリカ合衆国・イギリス・アルゼンチン
出身地:アメリカ合衆国 マイアミ
活動期間:2014年より
インスタ:@Anyataylorjoy
Twitter: @Anyataylorjoy
主な出演作品:「ウィッチ」、「スピリット」、「ミスター・ガラス」、「クイーンズ・ギャンビット」
アニャ・テイラー=ジョイの家族背景や生い立ち紹介
アニャ・テイラー=ジョイは、
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アルゼンチン、スコットランド系で元国際銀行家のパワーボートレーサーの世界チャンピオン経験者である父親
と
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アフリカ、スペイン、イギリス系でインテリアデザインや写真の仕事をしていた母親
の元、6人兄弟の末っ子として、アメリカ合衆国のマイアミに生まれます。
すぐ上の姉とは7年の歳の差があり、一番年上の姉はアニャが20歳になった時点ですでに50代と、30歳以上の年齢差があるほどでした。
大家族で生まれたアニャは賑やかな家族生活を送りますが、と同時に他の兄弟姉妹との大きな年齢差のこともあり、兄弟姉妹で一緒に遊ぶという経験の少ない、一人っ子のような体験もできて貴重だった、と語っています。
アニャが生まれてすぐ、両親はアルゼンチンに引っ越します。
そこで6歳まで過ごしましたが、その後イギリスのロンドンへ引っ越すことになるのでした。
引っ越しの理由はアルゼンチン情勢が不安定になったから、というものです。
実際はアルゼンチンでは、彼らが移り住んだころから経済状況が悪くなっており、政府の努力もむなしくそれは悪化の一途をたどっていきます。
そして経済破綻をしてしまい、失業者の増加。ついに2001年にはデモの広がりから商店への略奪などが各地で発生し、治安が極端に悪化したため戒厳令が敷かれたたのでした。
アルゼンチンで育ったアニャはスペイン語しか話せず、イギリスに戻ってから学校では孤独な時間を過ごすことになったそうです。
言葉の問題があったので普通の学校ではなく、国際学校に通ったそうですが、そこでもスペイン語を話す子供は他にいなかったそうで、彼女自身、環境の変化に反発して英語の勉強を拒んでいたのだとか。
アニャはアルゼンチン時代から将来プロのバレリーナになれるほどのレベルの高いバレエ学校に通い、幼いながらもとても熱心に打ち込んでいたのですが、イギリスへの引っ越しとスペイン語から英語への変化にうまく対応できなかったことが理由で、バレエはやめてしまったのでした。
孤独な子供時代を過ごしましたが、そこは大家族という利点を彼女は持っており、同年代の子供たち過ごさずに、年上の兄弟姉妹や家族みんなで過ごす時間を楽しむようになっていきました。
子供ながら、同年代の子供たちと一緒にいるより、年上の大人の中に混ざっていたほうが快適だと感じていたそうです。
そして家族みんなでよくレーザーディスクの映画を一緒に見ていたそうで、映画の途中でディスクをひっくり返すのは一番年齢の若いアニャの役目でした。
彼女が覚えているお気に入りの映画は、
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・フリー・ウィリー
・ジュマンジ
・子連れで銃撃戦!?
・ET
などです。
また、幼かったアニャにはふさわしくないと思われる、強姦や殺人シーンを含んだ「テルマ&ルイーズ」なども、家族一緒に見ていたそうで、それについて彼女は、「幼すぎて映画の中で何が起こっているのか理解していなかった」、と語っています。
アニャ・テイラー=ジョイの恋人情報
アニャ・テイラー=ジョイには恋人がいて、どうやら同棲をしているようです。
が、2021年12月の時点では公に相手が誰なのかなどの情報を公開していません。
では、彼女に彼氏がいて、今一緒に住んでいるという情報はどこからきているのでしょうか?
それは2021年の5月に彼女がニューヨークで彼氏とみられる男性と一緒に手をつないでデートしているところが目撃されたのが始まりでした。
そしてこのデート中、その男性と何度もキスを交わす光景も写真にとられています。
お相手はアメリカ人俳優で歌手のマルコム・マクレー。
彼は30歳歳で、12歳の時に役者デビューを果たしています。
その後、俳優業を続けながら、ミュージシャンとしても活動をし、ポップ、フォーク、ロカビリーにロックなどを歌っています。
また、劇場でミュージカルに出演したこともあり、ピアノとギターを演奏できるそうです。
こちらがマルコムのインスタグラムに上がっている、彼とパートナーのケイン・リシェットが組む二人組のバンド「More」のミュージックビデオになります。
同棲の情報についてですが、2021年3月に行われたとある雑誌のズームインタビューで、アニャはバスルームの中から参加していました。
その理由を聞かれた彼女はこの時、このように答えています。
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彼が仕事からちょうど帰ってきて、大きな荷物を持って出たり入ったりしているの。だから邪魔が入らないバスルームでインタビューを受けるのがいいと思ったのよ。
この時は、それ以上の情報について言及せず、彼氏の名前やどのくらい同棲をしているのか、本当に同棲をしているのかどうかなどは分からずじまいとなりました。
その一方で別の雑誌にて、イギリスのドラマ「Emma」に出演し、その撮影が始まる2019年3月の少し前に付き合っていた彼氏と別れたことを明かしていました。
このことを考えると、マルコムと付き合い始めたのは、その後ということになります。
その後、2021年7月にサン誌にてマルコムがアニャと同棲しているとのニュースが出ます。
そして2021年9月には、二人でイタリアのベニス市に旅行に出かけているのが目撃され、二人がキスしている写真も撮影されたのでした。
2021年10月になると、マルコムのインスタグラムにて二人のツーショット画像がアップされ、いわば公然の秘密状態になったのです。
映画「ラストナイト・イン・ソーホー」サンディ役として出演の裏話
映画「ラストナイト・イン・ソーホー」の撮影で、後にアニャがインタビューで語った裏話を紹介していきます。
一番気に入っているのはダンスシーン
アニャが映画「ラストナイト・イン・ソーホー」で一番気に入っているシーンについて語っていました。
それはサンディの初登場シーンでのジャックとのダンスシーン。
そのシーンは踊りながらジャックのパートナーがサンディとエリーに入れ替わるという特殊映像のような幻想的なシーンでした。
驚くべきことにこのシーンの撮影は、編集でつなげた箇所がたったの1度しかなく、それ以外はすべてジャック役のマットと、アニャ、そしてエリー役のトーマシンが綿密に計算されたカメラとの位置をキープしながら、通しで撮影がなされたのでした。
サンディが踊っているときは、エリー役のトーマシンがカメラの後ろにいて、逆にエリーがジャックと踊っているときはサンディ役のアニャがカメラの死角に隠れるという動作を繰り返しているのです。
こちらでそのシーンが実際にどのように撮影されたか、確認できます。
まるで複雑な殺陣シーンのように、カメラの位置などを完璧に計算しての動きになっており、インタビューではアニャもトーマシンも、どのようにこれが可能なのか、全く理解できないまま、それでも教えられた通り踊って無事撮影した、と話しています。
とんでもなくソーホー地区に詳しくなった
ロンドンのソーホー地区は、以前からアニャもよく訪れていた場所だったそうです。
しかし映画「ラストナイト・イン・ソーホー」の撮影で今まで行ったことのないソーホー地区の隅々まで行くことになり、まるでその地区の裏の裏まで知り尽くしたスペシャルエージェントのように裏路地などに詳しくなったのだとか。
というのも、夜も歓楽街として不夜城といっていいソーホー地区で映画を撮影するため、監督エドガーをはじめとしたスタッフは、裏路地や裏道などを有効利用しなくてはならなかったためでした。
その結果、アニャをはじめとした出演者もソーホー地区に異様なまでに詳しくなってしまったのです。
アニャ・テイラー=ジョイの芸能界デビューと映画「ウィッチ」でのブレイク
アニャが14歳の時、イギリスからアメリカのニューヨークへ、学業の関係で引っ越します。
そして16歳の時、街を歩いていると、奇妙な一台の車に気付きます。
歩調のペースを速めると、その車だけが彼女に倣って速度を挙げてついてくることに、彼女はとても恐怖を感じたそうです。
あまりの恐ろしさに走って逃げようとしたその時、車の窓から頭を出して、男性が彼女に向かって叫びます。
「怖がらせたなら謝るが、ぜひ話を聞いてほしい。とても重要な話だから。」と。
実は車の中にはストーム・モデル・マネージメントの創立者であるサラ・ドゥーカスが乗っており、アニャを見てぜひスカウトしたいと思って声をかけたそうです。
ストーム・モデル・マネージメントといえば、有名なモデル、ケイト・モスやカーラ・デルヴィーニュらが所属しているエージェントで、彼女らもアニャ同様、サラによって町中で声をかけられたことでモデルデビューをしたのでした。
モデルとして活動を始めたアニャはその後、女優としての活動も始めます。
2014年に、まずテレビのわき役で登場し、同年公開の映画「ヴァンパイア・アカデミー」にも出演しますが、こちらは編集で登場シーンをカットされてしまいます。
が、翌年公開の映画「ウィッチ」で主演を演じ、その作品と彼女の演技は大絶賛を受けるのでした。
招待された24の映画祭でいずれも絶賛を浴び、第31回サンダンス映画祭で監督賞を受賞したほどです。
こうしてモデルとして、そして女優として前途有望な新人と世間に知られるようになっていくのでした。
「スプリット」「ミスターガラス」で得た称号「絶叫クイーン」
アニャのブレイク作品となった映画「ウィッチ」ですが、撮影中、彼女はこの作品をホラー映画であるとは感じていなかったそうです。
悲劇に見舞われる家族の物語、ファミリードラマだと思っていたとか。
というのも、アニャ自身、それまでホラー映画をしっかりと見たことがないほど苦手だったとインタビューで語っています。
その時、いままで(2017年時点)にホラー映画は3作しかきちんと見たことがないとも語っていました。
その3作とは、
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・「ウィッチ」
・「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
・「イット・フォローズ」
の3作だそうです。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」は、評判の映画で、それを見ればホラー映画を好きになるかも、と期待して見たそうですが、ただただ怖かったという思いでしかなかったのだとか。
「イット・フォローズ」の視聴理由は、「スプリット」や「ミスター・ガラス」の撮影を担当したマイク・ジオラキスが同じく撮影を担当した作品であったため、「スプリット」に出演が決まっていたアニャが、マイクの仕事や作品について知りたいと思ったためでした。
その他にも「モーガン プロトタイプL-9」というSFスリラーに主演しており、他にもホラー映画「マローボーン家の掟」、スリラー映画「サラブレッド」など多くのホラーやスリラー映画に主演、出演しています。
そして「スプリット」、「ミスターガラス」での活躍もあり、「絶叫クイーン」という称号を与えられるまでになりました。
が、好んでホラーやスリラー映画ばかりに出演しているわけではなく、例えばブラク・オバマ元大統領の青年時代を描いたドキュメンタリー映画「バリー」で主人公の彼女役を演じています。
また、ここ最近では1800年代のイギリスの恋愛コメディ小説「エマ」を映画化した映画「エマ」の主演も務めていたのでした。
とはいえ、Xマンシリーズ13作目の「ニュー・ミュータンツ」は青春スリラー映画、そして今回の映画「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」もホラー映画です。
おそらく今後、俳優として活動のジャンルを増やしていくようにはするものの、やはり「絶叫クイーン」としての面目躍如の活躍もスピードダウンすることはなさそうです。
まとめ
アニャ・テイラー=ジョイのプロフィールと俳優になったきっかけ、女優としてのこれまでの活躍に、今後の出演予定作品を紹介してきました。
女優として活躍している傍ら、モデルとしても2018年に世界最大規模のファッションの祭典「メットガラ」に招待されるという快挙をなしとげています。
インスタにも、モデルとしてきれいに着飾った写真がたくさん載っており、とても華やか。
今後の活躍に目が離せそうにありませんね。
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