アニメダンジョン飯のレッドドラゴンが5階で活動していた理由をネタバレ!

アニメーション

アニメ「ダンジョン飯」でファリンの救出のため、レッドドラゴンと対峙したライオス一行。

ダンジョン5階というそれほど深い場所ではなく、休眠期に入っていると思っていたドラゴンが活動をしていたことに驚くことになりました。

そんな中、ライオスはその不自然さに気が付きます。

ではなぜ、レッドドラゴンが地下5階という場所で、休眠することなく活動を続けていたのか?

今回は、そのネタバレを解説していきたいと思います。







アニメ「ダンジョン飯」のレッドドラゴンが5階で活動していた理由

アニメ「ダンジョン飯」でファリンを捕食したレッドドラゴンに対し、ライオスはファリンを復活させるため、ドラゴンを倒して、ファリンの亡骸を取り戻そうとしていました。

地下5階でレッドドラゴンを発見し、以前のパーティーと比べて戦力ダウンをしている中、なんとか倒す方法を考えます。

その際に、ライオスはドラゴンが、通常であれば

    ・もっと深層で活動しているはずであること
    ・捕食した後は消化のために休眠期に入っているはずであること

に疑問を感じます。

しかしライオスにはその謎の答えはわからずじまいでした。

が、その答えは個の迷宮の謎に深く関連していたのです。

レッドドラゴンは人探しをしていた

通常であれば迷宮のもっと深い場所で活動しているはずのレッドドラゴン。

それが地下5階という場所で活動していたのには、深いわけがありました。


実はドラゴンはとある人物を探していたのです。

その人物とは、動く絵でライオスがであったことのあるデルガル国王なのでした。

しかしライオスはデルガル国王は動く絵の中で出会っただけであり、この動く絵は魔法で過去の記憶を体験できるだけで、実際の人物が閉じ込められているわけではありません。

では、デルガル国王はどこにいるのでしょうか?


ネタバレになりますが、デルガル国王は、「ダンジョン飯」の第一話、それも物語の最初のナレーション内で登場していたのでした。

そのナレーションで説明されていた事とは、

    ある日、とある離島の墓地の壁から地下へと延びる巨大な空洞が出現した。

    そこから王を自称する朽ちかけた男が這い出て、一千年の昔に滅亡したはずの“黄金の国”の存在を明かした。

    王国は“狂乱の魔術師”によって地下に囚われ続けているため、元凶である魔術師を討伐した者に国の全てを与えると言い残す。

    その後、その男は塵芥となって消えた。

この男こそ、デルガル国王だったのです。

命じたのは狂乱の魔術師

ドラゴンは作品やゲームによっては魔法を使えたり、言葉を話したりと知性の高い魔物として認識されています。

とはいえ、「ダンジョン飯」の世界では、人と意思疎通ができるほどの知能はない魔物として、設定されているようです。

そんなドラゴンが自分の意思で行方不明の人間を探そうとしているのでしょうか?

さらなるネタバレになりますが、その答えは否で、強力な魔術師の魔法によって操られ、デルガル国王を探すように命じられているのでした。

もちろん、その魔術師とは「狂乱の魔術師」

ライオスが動く絵の中で激しい敵意を向けられた小柄のエルフがその「狂乱の魔術師」なのです。

迷宮が作られた理由もネタバレ

彼はデルガル国王と兄弟のようにして育ったエルフのシスル。

独善的な考え方しかできなくなっており、デルガル国王と彼の王国「黄金国」に忠誠を誓っていながら、彼の考える国の安全に最適な方法のため、不死の呪いを国の住人と国土にかけ、迷宮の中に保管してしまったのです。

千年以上もの間、死ぬことが許されない迷宮の中で、デルガル国王を助けを求めるため、何とか地上に抜け出し、村の墓場から現れて、迷宮のことを告げたのでした。


その後、呪いの公開範囲内から出てしまったがために、国王の肉体に時間が流れ、塵と化してしまったわけです。

しかしそのことを知らない「狂乱の魔術師」はデルガル国王を探すため、レッドドラゴンに命じて地下5階を探索させていたのでした。

まとめ

アニメ「ダンジョン飯」でレッドドラゴンが地下5階で活動していたネタバレを解説しました。

ドラゴンが地下5階で休眠期だと思われていたにもかかわらず、活動をしていたのは、デルガル国王を探すよう命じられていたため、です。

命じたのは「狂乱の魔術師」シスル。


彼はデルガル国王が子供のころから兄弟のように一緒に育ったエルフで、デルガルが王になった後、彼の勧めで魔法使いの勉強を始めたのでした。

シスルは魔法の才能があり、遂にはデルガル国王のため、宮廷魔術師の地位にまで昇りつめます。

が、黒魔法に傾倒し、国と王を永遠に守るために、死ぬことのできない呪いをかけ、黄金城を迷宮の中に閉じ込めてしまったのでした。

気の遠くなるほどの年月、死ぬことが許されずに迷宮に囚われの身となってしまったデルガル国王は何とか迷宮を脱出し、地上に助けを求めます。

そうとは知らないシスルはデルガル国王を探すために魔物を召喚、レッドドラゴンに地下5階の探索を命じたのでした。


これが、レッドドラゴンが地下5階という場所で休眠期にも活動を続けていた理由でした。

ドラゴンを倒しファリンを助けたライオスですが、今後は「狂乱の魔術師」との戦いに巻き込まれていくことになります。









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