映画ジェクシー!スマホを変えただけなのにのネタバレ感想!

コメディー

映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」は、ミステリー映画「スマホを落としただけなのに」に似た題名のため、あのような恐怖が主人公のフィルに襲い掛かってくるのか、という想像をしてしまいます。

が、作品内容はとことんコメディーを追求していて、結末もハッピーエンドで終わっています。


それに対して僕が視聴して思った感想を紹介していこうと思ったわけですが、簡単にいうと

    純粋なコメディーとしてまとめるには、取り扱った設定がヘビー過ぎたのかな

というものでした。


始めから終わりまで、一気に時間を忘れて楽しく見ることはできましたけどね。










映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」のネタバレ感想



映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」はコメディー映画だけあって、2005年に映画化された日本のミステリー作品「スマホを落としただけなのに」のような怖さは全くありませんでした。

とはいえ題材が題材なだけに、スリラーコメディー風なのかな、と期待もありましたが、僕自身は終始そんな雰囲気は全く感じなかったです。

そこらあたりをネタバレと個人的な感想とにわけて、詳しく紹介していきましょう。

映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」のネタバレ結末



映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」はネットのことを知りつくしたジェクシーが嫉妬のあまり暴走した割には、ハッピーエンドで終わっています。

あそこまでフィルに執着していたはずなのに、フィルとケイトがジェクシーの作り出した障害を乗り越えて付き合うことが分かった途端に、潔く身を引くという、見ていてなんとも納得のいく修め方で映画は終わっているのです。


ある意味、なんて物分かりのいいジェクシー、ということになるのでしょうが、そこまで物分かりがいいのであれば、フィルに固執する必要もなかったように思いましたし、一連のフィルへの嫌がらせ、そのほとんどが取り返しのつかないものばかりをしたことも、結局はうまくまとめ切れていない、という印象しか持てませんでした。


どうしても日本では有名なミステリー「スマホを落としただけなのに」があるためか、スマホが暴走してストーカーになったという設定を聞くと、恐ろしいさのほうを先に期待してしまうのかもしれません。

実際に、ジェクシーが映画内でフィルのためとはいえ、しでかしたことは誰を対象にしても実行可能なわけですから、フィルのことが本当に憎くて前後の見境なし状態になってしまえば、とことん追い詰めることはできたでしょう。


しかしこの映画は「コメディーであること」を最重要視し、フィルに関してはハッピーエンドで終わって、ジェクシーは次のターゲットの生活向上を、フィルの時と同じような感じでしていることを見せて終了しているのでした。

映画の個人的な感想



映画を見始め、ジェクシーが登場してからは、ちょっとジェクシーのキャラ設定に少し不満を感じたのは正直なところでした。

映画の後半で暴走するジェクシーが暴走する前からかなり人間臭かったからです。
感情のないほうが暴走した後がより怖くなるのに、と。


ジェクシーの口の悪さには、もし自分が持ち主であったとしても、気持ちいいものではなく、すぐに機能停止させるか、返品をしたくなったでしょう。

とはいえ監督や脚本家は、この映画をスリラーでもなく、社会問題を取り上げているのでもなく、れっきとしたコメディー映画としてまとめたかったからの演出だと思いました。

だからこそ、あれだけジェクシーが大暴走してフィルに大ダメージを負わせたはずなのに、エンディングではハッピーエンドで終わっているわけですね。

実際、映画の中で出てくる描写だけでも、フィルの恥ずかしい写真をネットに挙げてデジタルタトゥーにしてしまっていますし、彼の銀行預金もばらまいています。


それ以外に、いったい何をしたのか…。

今これだけネットで何でもできる時代に、そのネットのことを知りつくしたジェクシーが何の制限もない状態、セキュリティーなどのすり抜けなどの技術的な面から、人間ならばあるはずの感情という最後の歯止めすらない状態で、復讐をするわけですから、それこそ無制限です。


例えばフィルが職場で、長い間部署移動を願っていたわけですが、それがある日、かなってしまいます。

が、その部署にいた人が事故にあって仕事を続けられなくなったことを聞き、フィルはジェクシーの関与を疑いました。

ジェクシーは否定しますが、それが嘘であることは誰でも気が付くでしょう。


このように、フィルのため、という条件さえ満たせば、どんな犠牲が払われることになってもいかなる手段でも実行できるという、機械であれば当たり前の行動をするわけです。

こうしたら、周りに人に迷惑だな、とかウィン=ウィンの関係でなければ、などとは考えない、とても恐ろしい結果になることが分かっていながら平然と実行に移すという恐ろしさ。

そういった恐ろしさを常に持つ機械を題材として扱っているいるので、馬鹿笑いしながら、どうやって話をまとめて一件落着にするのだろう、という不安が常に付きまとってしまっていました。


そういう考えがある以上、純粋なコメディーとしては取り扱うジェクシーという主題がコメディーというジャンルだけには収まりきらない危うさを常に感じながらの視聴となり、後半になればなるほど、気になって心の底から笑えなくなる、という結果になってしまったのです。


あと、笑いを取るポイントに下ネタを多く取り入れているところにも、好き嫌いが分かれるところではないか、と思います。

スマホで一物の写メを恋人に送ろうとする下りは、確かに今まで恋人がいなかった男性が、間違った情報に惑わされた結果、あこがれて実行したくなるという心理は理解できます。

そして、そのチャンスがついに訪れたので、自分の中で勝手に作り上げた最大限の理想に近づけたいと奮闘する姿は、本人がまじめにやっている分だけ滑稽ではあります。

しかし、では実際にその姿を見てみたいかといわれると、僕個人は、その後に待っている絶望的な結果のほうが気になってしまって、心の底からは楽しめません。


また、家族で見られるような内容ではありませんし、恋人同士、友達同士で視聴するにしても気を付けないと、気まずい雰囲気になってしまうでしょうね。





映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」の感想まとめ



映画「ジェクシー!スマホを変えただけなのに」は題材の目の付け所が面白い作品だとは思いました。

が、現実世界でスマホやネットでのトラブルが大きくなって社会問題にまでなっているご時世、映画のストーリーも一歩間違えばコメディではなくなってしまう危うさを常に感じさせる映画だったな、と感じました。


だからこそ、笑える映画にするために下ネタ満載というスタイルのストーリーにしたのかもしれません。

確かにそれだけで、ばかばかしく大笑いできる内容に近づくのでしょうが、逆にお客を選んでしまう、というデメリットにがっつりとハマってしまった映画のように思いました。


ただし、見ていてテンポはよく、始めから終わりまであっという間に過ぎた感じで見ていられました。

深く考えずにただ映画を楽しむために見るのであれば、「つまらない」とは感じることのない作品だといえるでしょう。












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