地獄楽・杠の忍術のネタバレ!しゃべる盆栽人への忍法や仙太に隠した理由も考察

アニメーション

アニメ「地獄楽」で画眉丸と佐切が陸郎太を倒した後、杠と仙太が見つけた村の近くで幼い女の子と杠が盆栽人と呼んだしゃべる木人に遭遇します。

情報を得るため、画眉丸と佐切は森の中に逃げる女の子を追いかけ、杠と仙太が木人に相対するのでした。


この時、杠は初めて忍法を使用して、木人を捕まえます。

が、その詳細はしっかりとは映し出されませんでした。

一体、杠はどのような忍法を使用したのでしょうか?

今回はネタバレとして、杠が使用した忍法と、その原理について説明していきたいと思います。


注意

今回の紹介は完全なネタバレを含みます。

アニメの続きを視聴していくと詳細に語られますので、ネタバレを好まない方にはブラウザバックを推奨いたします。








今回の紹介は完全なネタバレを含みます。

アニメの続きを視聴していくと詳細に語られますので、ネタバレを好まない方にはブラウザバックを推奨いたします。

地獄楽・杠の忍術のネタバレ

極楽浄土の島の中で怪しげな村を発見した4名。

そこで小さな女の子と木人の化け物に遭遇します。

逃げ出した女の子を追って画眉丸と佐切が森の中に入っていく中、仙太と杠が木人の相手をすることになるのでした。


その際、杠は仙太の眼鏡を奪って彼の視界を狭めます。

そして便のようなものを取り出し、栓を抜いて中身を服用するのでした。

すると彼女の体から汗が滴り出てくるのですが、その量は異常なほど多く、粘液のような描写がされています。


そして彼女の実際のセリフは、

    「化け物にも忍術が通用するかどうか」

でした。

明らかに彼女はここで、初めて忍術を使用していたのです。

しゃべる盆栽人への忍法は?

しかし杠の忍術がどのようなものか、はっきりとして描写はありませんでした。

実は原作の漫画ではこのシーンは第3巻に収められている第17話に登場します。

そして彼女の忍術がどのようなものか、詳しい描写と解説は漫画の第5巻に収められている第38話で登場しているのでした。


第38話で説明されている彼女の忍術とは、毒液を体内に取り入れて代謝し、汗や体液として体外に放出。

粘液状の綱もしくは紐のようにして利用するという忍術です。


そして木人をとらえた忍術は「忍法粘糸」

文字通り粘液状の糸を絡みつかせて、木人を取り押さえました。


杠は取り込む毒液によっていろいろな効果のある粘液を操ることができるとされています。

第38話に登場する際は、「忍法粘糸」で敵の自由を奪った後、妖怪作用のある毒を利王して「忍法蜜牢」という相手の身体を溶かす術を使っています。

そのあと、「忍法線斬行」という、絡まった糸を引っ張ることで体を切り刻む、という術で締めくくる、コンボを決めていました。


しかし杠は、一体、このような毒を服用することで可能な忍術を、どのような原理で実行可能にしているのでしょうか?

その謎の答えは「地獄楽」という作品のメインテーマの一つである「氣」を操ることにあるのでした。







ネタバレ・地獄楽のメインテーマ「氣」

アニメ「地獄楽」にあるいくつかのメインテーマ。

その中に「氣」というものが重要な位置を占めています。

登場するキャラクターは全員、この「氣」を正確に認知し、操ることができるようになって、超人めいた戦闘を繰り広げて勝利をつかんでいくのでした。

ちなみに「氣」は「タオ」と呼ばれていますが、杠の故郷では「き」と呼ばれていて、その存在を認知して、忍術の訓練などに応用していたことになっています。


「氣」とは何か、とすると、

    この世の万物に内在する力で、生命そのものとも言える。
    一方、生物ではないもの、建物や大気のような無機物にも存在する。

力のことをされています。


この力を正確に操ることができるようになると、驚異的な身体能力は言うに及ばず、疲労や負傷からの回復力の強化ができます。

さらに、植物の氣を体内に取り入れ、きちんと制御できるようになると、致命傷からの回復も可能のなるのでした。

もちろん、回復が不可能な弱点は、存在するのですが。

杠が忍術を仙太に隠した理由

ところで杠が初めて忍術を使用した時、仙太の眼鏡を奪い、視界を狭めました。

果たしてこの理由は何だったのでしょう?


正確な明記はストーリー上、登場しません。

ですので、考察するしかないのですが、おそらく、杠はよほどのことがない限り、自分の手の内を明かしたくない、という主義だったのでしょう。

実際、世界最強という称号を得るためには、相手にとって未知である必要があります。


例えば第2次世界世界大戦時、開戦当初は日本のゼロ戦はアメリカの空軍機に対し、ほぼ無敵の状態でした。

もちろん性能が良かったこともありましたが、日本軍は徹底してゼロ戦をアメリカ軍にうばわれないように徹底していたからです。

アメリカ軍は、ゼロ戦の詳しい性能がわからなかったため、その対策の立てようがなく、しばらく戦っては負ける、という状態に甘んじなければなりませんでした。


その後、アメリカ軍はゼロ戦を手に入れることができ、その性能を完全に把握します。

それによってゼロ戦の格闘能力はアメリカ軍機では太刀打ちできないものの、防御力は皆無であることを突き止め、ゼロ戦の優位性を消すための戦法を編み出していくのでした。


このように、相手のことが分からないと何事も有利に進めることができません。

同様に、相手に自分の得意技や弱点を知られない状態にしておくことは、自分にとってとても優位な状況にいられるということです。


杠は任務で潜入した鷺羽城で家臣全員を抹殺したことで捕まり、死罪を言い渡されました。

それはおそらく、存在が見つかった杠が自身の忍術を使ったに違いありません。

そして彼女の忍術を見た者は、今後のために、確実に口封じされたのでしょう。

杠が仙太に自身の忍術のことを知られないようにしたのは、この考えの延長で、自身の実力を知られたくない、という理由だったと思います。

まとめ

杠が木人に使った忍術がはっきりと描かれていませんでした。

その理由は、仙太にも隠していたので、できるだけ本心や本当の姿をを誰にも悟られないようにしている杠という人物の性格を演出したかったからだと思います。


そんな彼女の忍術ですが、ストーリーが進んだ後に明確になります。

毒を服用し、その毒素を含んだ粘液上の汗を自在に操って武器にする忍術です。

この後、ストーリーが進んで敵のボスともいうべき、天仙という存在と戦う際にはっきりと描かれます。

実際に目にできることを楽しみに待ちたいですね。








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