映画「ブレードランナー2049」で、主人公のブレードランナーKの恋人役ジョイを演じた
女優アナ・デ・アルマス。
大きな瞳が魅力的な女性ですが、その役どころジョイは人間ではなく、レプリカントでも
ありません。
なんとホログラフィーと呼ばれる映像という存在。一応3Dですので、二次元キャラという
わけではありませんが、触れることができない以上、似たような存在といえるのでは
ないでしょうか?
2049年という近未来でAIが発達しているおかげで、ほとんど人間と変わりのない反応を
しますし、ともするとプログラム以上のことも判断できるような描写が映画内であります。
もう、そうなると何が人間で何が人工物かわけが分からなくなってきます。
それはさておき、魅力的なジョイを演じた女優アナ・デ・アルマスについて調べて
みましたので紹介いたします。
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女優アナ・デ・アルマスの出身地とこれまでの活躍
アナ・デ・アルマスはキューバ・バハマの出身。
12歳で国立演劇学校に入って女優になるために勉強し、学校を卒業後、16歳で最初の
映画に出演します。この映画はスペイン映画で「Una rosa de Francia」、という作品
でした。
18歳でスペインに渡り、スペインでもテレビや映画に出演して経験を積んでいきます。
2014年、アナ・デ・アルマスが26歳のときにロスアンゼルスへ移り、女優業を続けました。
2015年にはキアヌ・リーブスとの共演で映画「ノック・ノック」というホラースリラー
映画に出演します。
2016年にまたもキアヌ・リーブスとの共演で映画「Exposed」に出演し、同年、ロバート・
デ・ニーロとエドガー・ラミレスが主演したボクシング映画「ハンズ・オブ・ストーン」に、
そしてジョナ・ヒルやマイルズ・テラー主演のコメディー映画「ウォードッグス」と
3本の映画に出演しています。
そして2017年には今回の「ブレードランナー2047」にヨーロッパ映画の「Overdrive」に
出演と多忙な日々を送っており、2018年に公開の映画「Three Seconds」の出演も決まって
います。
ブレードランナー2049について
公開前のインタビューでは、彼女が演じるジョイの詳細について口止めされており、
多くのことは答えられずにいました。
ただ、ライアン・ゴズリング演じるKをサポートし、鼓舞して背中を押す恋人役であること
は明かしています。
オーディションに際して3回、受けたことを明かしていますが、2回めが終わった後に、
監督とスタッフに呼ばれて、2つのことを確認されたそうです。
一つは役どころにヌードシーンがあること、そして髪のイメージが合わないので短くして
色を染めなくてはならないことでした。
しばらく考える時間を貰っていたそうですが、彼女のその2つに対する返事が興味深くて、
ヌードに関しては何ら問題ないと答えたそうですが、髪を切ることについてはノーという
返事をしたそうです。
奇妙に聞こえるかもしれませんが、彼女の過去の出演映画を見てみるとヌードに抵抗が
ないのは最もかもしれません。最初の映画も娼婦役で出ていましたし。
あと、場所が違えば考え方もぜんぜん違うと言うことが、実際に行ってみるとよく分かる
のですが、ヨーロッパの国では性器の放送禁止コードが全く異なります。
イギリス映画を見ると、コードにも寄るとは思いますが、男性器を普通に映画で出して
いますし、過去にスイスとオーストリアを旅行した際、シャンプーのTVコマーシャルで
戻るの女性のバストを堂々と写していました。
また、同じ旅行の最中、温泉が出る観光地のスパを利用した際、男性、女性を分けて
おらず、それこそ混浴で、10代のカップルが真っ裸で手を繋いで、はしゃぎまわって
いました。
着替えのロッカーも男女同じで、僕が終わってタオルで乾かし、服を着ているところに
年上と思われる女性が真っ裸でやってきて、同じようにタオルで体を拭いて服を着始め
るのにはびっくりしました。
しかし相手の女性は恥ずかしがることもなく、僕に「どっからキラの?」なんて話し
かけてきて、世間話をすることになってしまったのです。
変に反応しても逆におかしく思われると思ったので、できるだけ顔を見るようにして
話をしていましたが、あちらではそれが普通で、そんなところで変に意識して下半身を
反応させていたら、それこそ、そっちのほうが変態と思われるのだろうな、と思ったこと
を思い出しました。
話をもとに戻して、他の役者についてインタビューを受けた際の返事を紹介します。
まずはハリソン・フォードについてはこう答えていました。
「思っていたよりも近寄りやすくてフレンドリーだったわ。近寄りがたい雰囲気があった
わけではなくて、自分が意識しすぎていて、なんて話したらいいのか、へんに気にしすぎて
緊張をしてだけなんだけど。
でも、話し始めたらとても気さくで面白い人で、すぐに打ち解けて、それ以後は、何にも
気にすることなく自然に会話できるようになったわ。」
ニアンダー・ウォーレス役を演じたジャレッド・レトについてですが、実際に会ったのは
映画の撮影が全て終わってからでした。
撮影中も彼の演技を見ていたそうですが、盲目のウォーレス役でしたのでメイクアップの
コンタクトレンズをジャレッド・レトは常に付けていなくてはならず、そのコンタクトを
つけると全く見えなくなるため、撮影中には見かけることはあっても話すことはなかった
そうです。
ジャレッド・レトの役作りはとても真剣で、他人が入り込めないほどの緊張感がみなぎる
そうですが、女優として、すべてをかけて役に入り込むというジャレッドに、とても勉強に
なったし、刺激を受けたと話していました。
そんな中でもジョイを除いた中で一番好きな「ブレードランナー2014」のキャラクターは
ライアン・ゴズリング演じるKだと答えています。
映画のはじめには任務を忠実に遂行するレプリカントのブレードランナーという存在だけ
でしたが、ストーリーが進んでいくに従って成長していくKの姿を素晴らしい演技で
表していたと感じたそうです。
実はシングルマザー
童顔のアナ・デ・アルマスですが、実は2011年にスペイン人俳優のマルク・コロテット
と結婚しており、子供にも恵まれています。
しかしその後、2013年に離婚をしており、現在はシングルマザーとして子育てと女優業を
頑張っているのでした。
スペインで実績を積み重ねてトップスターになっていたにも関わらず、2014年に
ロスアンゼルスへ移ったときは、大変だったそうです。
いきなり無名の女優に逆戻りしてしまったわけですから。
それでも彼女はいくつかの場面で公言していますが、一箇所にとどまっていられない、
常に新しいものにチャレンジしていきたい、と常に発言しています。
そんな彼女ですので、「ブレードランナー2014」でのブレイクをきっかけにして、
これからも多種多様な役に挑戦していくと思います。
今後の活躍に目が離せません。
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