映画アトミックブロンドのネタバレ感想とあらすじ!二重スパイって実在するの?

映画

映画「アトミック・ブロンド」はMI6所属の女スパイを主人公として、ベルリンの壁崩壊
前後のベルリンを舞台に各国のスパイが機密リストを奪い合う、アクションスリラーです。

とはいえ、原作は大人向けアメコミだったからでしょうか、なんとなく暗い、誰を信じて
いいかわからない、そんな世界が広がっています。

格闘シーンなどのアクションも凄いのですが、なんとなく爽快感を感じず、本当に痛め
つけている、という感じがしました。




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キャストの紹介

ローレン・ブロートン: シャーリーズ・セロン
MI6屈指の女スパイ。
デヴィッド・バーシヴァル: ジェームズ・マカボイ
MI&ベルリン支部のトップ。ブロートンと組んで任務に当たる。
スパイグラス: エディ・マーサン
元東ドイツ秘密警察シュタージの諜報員。極秘リストを持って西側に亡命を希望する。
エメット・カーツフェルド: ジョン・グッドマン
CIAエージェント。
エリック・グレイ: トビー・ジョーンズ
ローレンの上司。

ネタバレあらすじ

1989年、ベルリンの壁崩壊前のベルリンでMI6のスパイ、ジェームズ・ガスコインがKGBの
スパイ、ユーリー・バクティンに襲撃されて殺されます。ユーリーはジェームズの持つ、
ソ連に侵入してスパイ工作をしている全組織のスパイの名前が含まれたリストが隠された
腕時計
を奪うために襲ったのでした。

10日後、ロンドンのMI6のオフィスにローレン・ブロートンが呼び出され、上司のエリック・
グレイとCIAエージェント、エメット・カーツフェルドにベルリンでの任務失敗について
詳しい報告をさせられます。

ジェームズが殺された翌日、ローレンはジェームズから奪われた腕時計の奪回とソ連に
長年、こちら側の情報を売ってきた二重スパイの正体を暴いて排除する任務
を帯びて
ベルリンに入ります。

ベルリンに到着してすぐ、ソ連の武器商人でKGBに協力するアレクサンドルのもとで
働いているKGBエージェントによって襲われますが、これを撃退、ベルリン支部の長、
デヴィッドと合流して難を逃れます。

ジェームズの遺体を確認し、彼のアパートを捜索していると、西ドイツ警察に踏み込まれ
ます。得意の格闘技術を駆使してその場を逃れることができますが、彼女がジェームズの
アパートに行ったことは、デヴィッドしか知らないことですので、彼が二重スパイでない
かと疑いの目を向けるのでした。

その後、ローレンはフランス人スパイで新人のデルフィーヌ・ラ・サールと出会います。
ジェームズの知り合いで、ローレンの正体も知っていましたが、今回が初めてのミッション
だったこともあり、ジェームズが殺されて自身も消されるのではと恐怖を感じ、ローレンに
近づいたのでした。

そんなデルフィーヌに好意を持ち、ローレンは関係を持ってしまいます。

リストを奪ったユーリーは一番高く値をつける客に売りつける気でいました。
が、デヴィッドがユーリーを見つけ出して始末し、リストを奪います。
そしてアレクサンドルと密会してリストを渡すことを約束するのですが、その密会現場を
デルフィーヌに見つかって写真に取られるのでした。

デヴィッドはリストを盗み、自身でも暗記している東ドイツ秘密警察シュタージの諜報員
コードネーム・スパイグラスとその家族を西側に亡命させるとして、ローレンとその助手
メルケルも手伝うことになります。

デヴィッドが家族を、ローレンがスパイグラスをふた手に分かれてエスコートすることに
しますが、別れ際、デヴィッドが密かにスパイグラスを狙撃し、アレクサンドルの手下に
居場所をバラします。

必死のローレンの努力もむなしく、度重なる襲撃にスパイグラスは死んでしまうのでした。

その後、デヴィッドはデルフィーヌのアパートへ向かい、彼女を始末して自身との関わり
の証拠の口封じをします。

ローレンは一足遅く、デルフィーヌのアパートに到着し、デルフィーヌの死体を見つける
のですが、同時に彼女のフィルム現像室でデヴィッドとアレクサンドルが密会している
ところを収めた写真を見つけ出すのでした。

デヴィッドは自身のオフィスに火を放ち、行方をくらまそうとしますが、ローレンが
その前に見つけ出し、彼を粛清してリストを奪回します。

ロンドンでの報告にシーンは戻ります。

ローレンはデヴィッドが二重スパイであることを写真と音声データによって証明させ、
リストの在り処は不明と報告して、本ミッションを終了させるのでした。

3日後、彼女はパリでアレクサンドルと会い、腕時計を渡します。しかし、リストが手に
入った以上、彼女に用はないと彼は手下に始末をするように命じるのでした。

しかしこのことを予期していたローレンは隠し持っていた銃で手下を倒し、偽の時計に
気がついたアレクサンドルも射殺します。
トドメの一発の前に、一連の事件は始めから彼女によって仕組まれていて、二重スパイが
は彼女であったことを明かしてから。

メルケルに後始末を任せ、空港に向かったローレンは専用ジェットに乗り込み、機内で
待っていたCIAエージェント・エメットに全てが終わったことを告げるのでした。

彼女はCIA所属の三重スパイだったのです




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