ディズニー映画美女と野獣実写版のネタバレ感想!オリジナルとの違いも比較

      2017/04/11

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1991年のアニメバージョンを実写版でリメイクしたディズニー映画「美女と野獣」を見て
きました。
今更説明が要らないほど有名で人気のあるアニメーション映画を「ハリー・ポッター」
シリーズで一躍有名になったエマ・ワトソンの主演でリメイクした話題作でしたので、
どんな出来映えかを期待していきましたが、その期待に見事に応える素晴らしい映画でした。





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予告動画はこちら

キャストの紹介
(アニメと比べての違いや僕が感じたイメージのズレからくる感想を紹介します。)

ベル: エマ・ワトソン
全体を通してかなりはまり役。アニメのベルよりも行動的で困難な状況にも
勇敢に立ち向かうように感じた。一つだけ残念な点があったけど。
野獣: ダン・スティーブンス
アニメよりも小さくなった野獣。喜怒哀楽がアニメよりも出せていないのが残念。
ガストン: ルーク・エバンス
最初はアニメのように自信家のナルシストだったけど、物語が進むにつれて悪人感が
マックス状態に。
モリース: ケビン・クライン
かなにマヌケな感じだったアニメに比べて、しっかり者に。
そのせいでコミカルに扱えずガストンがより悪役になってしまったのが残念。
ル・フウ: ジョシュ・ギャッド
ガストンよりも存在感があった気がする。ディズニー初のホモキャラもいい味出してGood。

全体的に素晴らしい出来栄え。新たに加わったストーリー

前評判の高かった映画でしたので、かなり期待を膨らませて見に行きましたが、その評判
通り、素晴らしいビジュアルでずっと引き込まれていました。

特に豪華なセットと豊富なエキストラを使ったオープニングの場内の舞踏会のシーンや
ベルの住む村でのシーンはミュージカルを見ているようでとても楽しかったです。

またアニメーションは1時間40分ですが、今回の映画は2時間に渡る超大作。延長された
時間を使ってアニメーションにはない設定とそれにまつわるショートストーリー、更に
歌も加わっていました。

新たな設定 その1 ベルの両親

アニメではベルには父親モーリスしか描かれておらず、母親に関しては全く触れられて
いませんでした。

実写版では母親に関して父親から時折僅かに話されることがあるけど、決して多くは
語られない、という設定で物語は進みます。

父親が母親について話したがらない理由は物語の中で明らかになります。

もともとパリに住んでいた両親ですが、ベルが生まれて間もなく、母親が疫病にかかって
しまい、医者も手の施しようがないほど悪化させてしまいます。

医者も匙を投げる末期状態になり、家族、とくに赤子のベルにうつってはまずいという
ことで父親はベルを連れて今の村に移り住むのでした。

父親モーリスは、妻もそのことを望んでいたとはいえ、常に見捨てたことに負い目を感じ、
話題にしたがらない、というのが真相でした。

そういえば、このモーリス、アニメーションでは彼のほうが発明家でしたが、実写版では
ベルのほうが発明家で父親は絵描きとなっています。

アニメではかなりコミカルに描かれており、ともするとギャグキャラのように扱われて
いましたが、実写版では、少し抜けたところがある程度でかなり真面目な常識家になって
います。

新たな設定 その2 野獣の過去

野獣の過去についても少し詳しい設定が付け加えられました。
なぜ彼がわがままで自分勝手な性格になってしまったのか、というものです。

その理由として、幼いころ、母親が病死。その後変わり者の父親に育てられた為です。

そのことをマダムポット以下、メインキャラ達の回想という形で語られるのですが、彼ら
まで魔法の影響下にある理由として、幼かった彼を十分サポートせず、わがままな性格に
なってしまうことに対して何も手をくださなかったから、としています。

ちなみに、このシーンにはアニメーションではなかった曲と歌が挿入されています。

とても良かっただけに、個人的に3つだけ残念な点が。

そんな実写版ですが、残念だな、と思ったこともいくつかありました。
主なもので3つですが、大いに個人的な感想ですので、僕と同じように感じず、気に
ならない方がおられるとも思います。

残念な点 その1 エマ・ワトソンの歌唱力

決して下手なわけではありません。きれいで聞いていて気持ちいい歌声です。

ただ、深さがないというか、響きがないというか。。。彼女一人で歌っている分には
良いのですが、他の歌唱力のある歌い手と一緒にハモったら、残念ながら負けてしまうかな、
と思ってしまうものでした。

個人的にはピッチ・パーフェクトや同じディズニー映画のイントゥ・ザ・ウッズで主演
したアナ・ケンドリックのほうが歌唱力はあったのではないかな、と思いました。

野獣役のダンやガストン役のルーク、マダムポットのエマ・トンプソンの歌声が素晴らしい
のですが、エマ・ワトソンがこのだれともデュエットしても、響かせられないかも。

ミュージカル映画のような作りになっていましたので、余計にそこだけが残念かな、と。

残念な点 その2 ビー アワ ゲストのシーン

アニメーションでは盛り上がりトップ3の一つに入るだろうと個人的にかなり気に入って
いるシーンでしたので、どういう仕上がりになっているのかな、と期待していました。

が、実際に見た感想は、期待した割には、という残念なものに。

部分、部分ですごいな、きれいだな、と思うシーンはありましたが、全体的に実写でやった
割には、良かった、と思いきれない物となってしまった感はあります。

理由として、多分パフォーマンスをするのが、人ではなく道具であるということがあるの
かなと思いました。

舞踏会のシーンなどはアニメーションで描くより、たくさんのエキストラを使って、
きれいに息を合わせる事により、段違いの迫力を出すことができると思います。

しかし、実車で皿やテーブルクロスなどが空を飛び回っても、やはり迫力を出すのは
むつかしいのかなと。

残念な点 その3 村人対城の住人の乱闘シーン

ここも同じく道具を生き生きと見せないといけません。しかも対人間で俳優と同じカメラの
枠内にいれて動かさないといけないため、残念ながら不自然なものに映ってしまいました。

いわゆる殺陣のシーンになるわけですが、人対人でもヤられる前に数秒の不自然な停止の
動作が入ってしまうとすごくわざとらしく見えてしまいます。
今回は道具が人と対峙してしかも最終的には追い払わなければいけないため、見ている
僕達に「あ、人側が劣勢だな、ヤバそうだな」という印象を持たせないといけません。

残念ながら、それほど道具達が肉体的に村人たちを圧倒していたようには終始、見えません
でした。

おそらくあれなら、精神的に追い詰める方法、恐怖心を煽るような演出のほうが村人たちが
尻尾を巻いて逃げていくことに説得力が会ったのかもしれません。
でも、あまりに怖くしすぎて見ている子どもたちまで映画館から逃げ出してしまうように
なっては、効果的ですが、本末転倒になるかもしれません。

アニメーションとの違い

アニメーションは1991年公開でしたので、昨年は25周年記念の年でした。
それを記念して25周年記念BDが発売されていましたので、そちらを持っていますが、今回
映画館に行く前にアニメーションを見ておさらいしておきました。

そんなこともあってアニメーションとの違いをかいてみたいと思います。

まず、野獣や道具達の表情でしょうか。

アニメーションで顔の表情は如何様にもかけるため、非常に表現力の高い顔をしたキャラと
なっています。

一方で実写版ではいくらCGが使えるとはいえ、やはり実写で見せる以上限度がありますので、
表情というものは出しにくいのでしょう。

ロウソク立てのルミエールはまだ顔がついていましたが、マダムポットは顔の絵だけですし、
時計のコグワースも模様を顔に見立てている以上、なかなか豊かな表情を表現することは
難しいのでしょう。

野獣もそうで、どうしても動物が元になっているので、表情を作ることは難しいのかな、
と思います。
うちでも2匹の犬を飼っていますが、人間のような笑うとか怒るという表情を人間ほど
うまく顔では表すことはありません。モデルがない以上、そういった表現を作ることは
とても手間がかかるのでしょう。

道具の関連で、アニメであればチップがベルと父親が閉じ込められた地下室から救出する
事になっていますが、実写ではチップにそこまでのアクションは取らせられません。
ベルと父親が力を合わせて脱出することになっています。

チップといえば、彼が動き回る際に立てる音がかなり気になっていました。
お皿だから仕方がないのですが、その内割れたり欠けたりするぞ、と心配して見ている
ほどでした。結果的に最後まで壊れることはありませんでしたが。

エマ・ワトソン演じるベルはアニメとはちょっと違った印象を持たせてくれました。

なんというか、まだまだ「アニメ美女と野獣」の時代はディズニープリンセスという
主役の女の子達が王子様と結ばれることで幸せになる、という印象がありました。

ですが、エマ・ワトソンのベルは最近のディズニープリンセスのように自分で幸せを掴み
とるという逞しさが伝わってくる気がしてなりません。

もちろん彼女一人の存在が物語の世界全てを正しい方向に導いていくというほどの
スーパーガールみたいな超人ではありませんが、ベルの行動に引きづられて、みたいな
感じがするほど、行動力のある女性だな、と感じました。

そういう意味ではエマ・ワトソンははまり役だったと言っていいと思います。

まとめ

平日の昼間に行ったので結構映画館内は空きがありました。
それでも子どもたちがかなりたくさんいて、2時間という長い映画にもかかわらず、楽しんで
いました。

僕は妻と一緒に見に行きましたが、妻もとても良かったと大喜びでした。
彼女の感想はアニメーションを実写にリメイクしたディズニーの作品の中で一番良かった
という評価です。

もちろん感じ方は人それぞれですので、僕のようにここがちょっと、あそこがちょっと、と
気になるところがあるかと思います。
でも全体的に見て楽しかった、というものになると思いますので、気になっている方が
いましたら、ぜひとも映画館にいかれることをおすすめします。





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