映画ライフの撮影秘話のネタバレ!無重力状態の撮影はどうやった?

      2017/06/25

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映画「ライフ」は宇宙ステーション内での話になります。

無重力の宇宙空間で、ステーション内も無重力。クルーはプカプカ空中に浮かんで生活をして
います。

しかし、映画の撮影は地球上で行われていますので、映像内で無重力状態を作り出せるように
最新の技術を駆使して行われたのでした。

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無重力を表現するには一苦労。多くのスタッフが駆り出される

無重力を重力のある地球上で表現するにはどうすればいいのでしょうか?

映画「ライフ」は無重力の宇宙でもほとんどのシーンは宇宙ステーション内になっています。

通路はほぼチューブ状の筒のようなもので、そこをすり抜けるように移動しています。
また部屋に当たる空間では、上下左右に好きなように移動して作業を行っています。

実際の撮影では俳優はハーネスを衣装の下に着用し、両腰のあたりでワイヤーによって
吊り下げられている状態
で、行われていました。

チューブ内の移動は吊るされたワイヤーを引っ張ることで体が空中に浮かんで移動している
ように見せています。

また、部屋の中での移動は上下の移動が必要になるので、担当の人達が、必要に応じて
引っ張り上げたり、降ろしたりをしているのです。

ですので、移動のために俳優に対して最低二人はいないと動くことができません。

俳優の方も、移動自体は他力でできるのですが、空中に浮いている為に釣り上げられている
点は腰だけですので、体制を維持するために、自身で上半身を起こし、両足を浮かしていない
といけません。

つまり、どれだけ辛い体勢で撮影しているか、想像ができると思います。

さらに僅かではありますが、映画内でステーション内から宇宙空間へ出るシーンも含まれて
いました。

そこで使用された宇宙服ですが、約23.5 kg ある代物で、殆どの重量が肩にかかるそう
です。

それを着用して、さも重さがないように演じなければならないのですから、その演技は
とても大変だったようです。

更に難しいのが、何も動いていないときでもゆっくりとでも体が流れているように体を
動かしていないといけないことでしょう。
とくに感情的に強い演技をしないといけないシーンでは、そちらに意識が集中してしまう
あまりに、体の動きを忘れてしまうことがあったそうです。

好奇心の恐ろしさを感じてしまったこと

映画「ライフ」を見ていて、好奇心というのは人間に与えられた素晴らしい能力の一つで
ですが、それが行き過ぎてしまうことによる恐怖というものもあるのだ、
ということに
気が付きました。

登場人物である研究者達が、仕事とはいえ、自身の好奇心を満たしたいがためにカルバンを
目覚めさせてしまったわけで、それが逆に牙を向いた時の対応策は何もなかったことに
気が付きました。

しかし、そのときは既に遅く、一人が犠牲になり、また一人が犠牲になりと、犠牲者が
増え、挙句の果てにはカルバンは地球に降り立つことに成功してしまっています。

今回のケースは、未知の生命体、カルバンがそんなに危険な生物だったことがわからない
状態で調べる前に、覚醒してしまって襲われていますので、他の話であるような、開けては
いけない、あけてもいいことがないことがわかっている箱の蓋を、どんなまずいことが
起きるのか知りたくてあけてしまったという、愚かしいところはありません。

が、未知の生命体ですので、本当に最悪のケースを考えて、調査すべきでした

もし、あれほどの攻撃性のない、植物のような生き物だったとしても、子孫を増やすため
に、例えば胞子を空中に散布し、それを吸い込んだ生き物の肺の中で大きくなるような
生き物であれば、目に見えての即効性の凶暴性がないだけに、もっと厄介な事になって
いたでしょう。

一応、危険な生物であった場合の対応を行う専門家がいましたが、実際に危険な生命体
だと分かってからうてる対策は、具体的に何があったのでしょうか?

本当に危険を管理しようとするなら、実験室を外側から切り離して、まるごと宇宙の果てへ
廃棄できるというレベルの装置がついていても良かったように思います。

宇宙レベルだけではなくても、アフリカの未開のジャングルを開発したせいでエイズや
エボラ出血熱が蔓延したというリアルな問題もあります
ので、映画の中の話って笑って
いられないのかもしれません。





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カルバンはどこまで賢い知的生命体なんだろう?

映画のラストでは、カルバンはまんまと出し抜いて地球に降り立つ事ができました。

が、今から思うとどこまで賢い知的生命体なんだろうと思ってしまうわけです。

カルバンのような生命体が生命にあふれる地球に来たがることは、納得してしまいますが、
それって、地球が生命にあふれることを知っている僕らだから言えることで、地球がどんな
星なのかわからないカルバンにとっては、知識がなければとんでもない賭けでしかありません。

それこそコロンブスが西廻りでアジアを目指した以上に恐ろしいことだと思うのです。
コロンブスは信じていませんでしたが、その頃一般に地球はお盆上の形態で、海の端は
滝になって奈落の底に落ちていくとか、とんでもない海の怪物がいるとかが信じられて
いましたので、だれも行こうとはしませんでした。

カルバンが地球の状態を知っていて、最後に降り立つことができたのであれば、すごい
ことだと思いますが、救命ポッドへのおびき寄せられ方を見ているとそれほど確信が
あったようには思えない
です。

あの行動まで騙すための演技であれば、とんでもない知的生命体ですが。

そういえば、カルバンが宇宙服内で溺れ死んだカテリーナの体が宇宙に漂い始めたとき、
その体から離れてステーションに戻った行動は、どういう基準でされたのでしょうか?

死んだとはいえ、カテリーナの体はカルバンにとって大きな餌の塊です。
それに比べれば、宇宙ステーションは無機質な鉄の塊。とっさに判断するのであれば、
餌としてのカテリーナの体のほうが魅力的ではないでしょうか?

もちろんステーション内には酸素もあるし、餌となる人間4人と一人分の死体が残って
いますので、それを考えれば、どっちが得かは明らかですが、そんな計算をすることが
出来るだけの知性があるのでしょうか?

知性があるからあのような行動を取ったのでしょうが、どうもそうは思えないような行動も
していますし、思わず考え込んでしまっています。





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