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トイストーリー4のディズニーヴィランズはボーピープ?予告編からの考察と悪役キャラについても

2019/07/31
 
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映画「トイ・ストーリー4」の予告編が公開され、日本公開日も7/12であることがわかりました。

「トイ・ストーリー3」で完結したかに思えたトイ・ストーリーシリーズですが、ウッディたちの持ち主がアンディからボニーに変わって、全く新しいストーリーになるのではないか、と期待が膨らみます。

予告編で、ウッディの恋人役であったボー・ピープが復活し、ストーリーの大まかな流れもだいたい掴めそう
が、ディズニーヴィランズが誰なのか、考察の余地がありそうです。

それでは「トイ・ストーリー4」で誰がディズニーヴィランズになるのか、予告編から考えてみることにしましょう。







公開された「トイ・ストーリー4」の予告編はこちら!

すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、公開された「トイ・ストーリー4」の公式予告動画はこちらになります。

この予告編から今回のディズニー・ヴィランズが誰になるかを考えていきましょう。

ボー・ピープのおさらい:どんな玩具?

と言いましたが、その前に今回復活し、メインキャラの一人としてストーリーの中心になりそうなキャラクター、ボー・ピープについておさらいをしておきましょう。

ボー・ピープは「トイ・ストーリー」と「トイ・ストーリー2」に登場したフランス人形のようなキャラクターです。

アンディのおもちゃの中で、ウッディの恋人役として彼を理解し、サポートしてきました。

特に、「トイ・ストーリー」では、新しいおもちゃであるバズに嫉妬したウッディが犯した過ちにに対して、ほとんどのおもちゃたちがウッディに反感を持っていたのに対し、ボー・ピープだけが、ずっとウッディのことを心配していたように描かれています。

ところが「トイ・ストーリー2」では、誘拐されたウッディを救助に向かったチームの中には入っておらず、アンディのお部屋でお留守番。

そのせいもあってか、ジェシーにメインキャラの座を奪われた格好になってしまい、「トイ・ストーリー3」ではほんの数秒、登場シーンがあっただけで、本編ではすでにいなくなっていたおもちゃの一つとして、全く姿を表しませんでした。

そんなボー・ピープですが、よくよく「トイ・ストーリー」を見てみると彼女は純粋なおもちゃでは無いことがわかりました

実は彼女、アンディの持ち物でもなく、彼の妹モリーの電気スタンドの一部なんですね。

映画の中の映像を見ると、もともと電気スタンドから取り外しができるようで、それをいいことにアンディがおもちゃの一つとして使っていたようです。

電気スタンドの飾りが取り外し可能?

ここで不思議に思ったのですが、電気スタンドの飾り、しかも赤ん坊用の電気スタンドの飾りが取り外し可能って、少しおかしいと思いませんか?

赤ん坊の身の回りで使う道具が、小さな部品として取り外せるというのは、安全上、よろしくないと思うのです。

見た感じ、ボー・ピープ自体はかなりの大きさで、赤ん坊が誤飲するということはありませんが、彼女は杖を手に持っているデザインです。

スタンドから外れたボー・ピープの人形を赤ん坊が触っていたとして、この棒形体の部分でどんな事故が起こるかわかったものではありません。

とはいっても、取り外しができてアンディが現に遊んでいる以上、電気ランプの装飾品が取り外し可能というのは変だ、と主張したところで仕方ありません。

ですので、この点はこのまま置いておいて次の疑問に移りましょう。

ボー・ピープが装飾品で厳密にはおもちゃではないと言えると思いますが、それでもウッディや他の人形のように動けるおもちゃになるのでしょうか?

現にアンディが遊んでいるからおもちゃだからOK、というのであれば、もしアンディがお鍋で遊んでいたとしたら、お鍋も動けるおもちゃになるのでしょうか?

「トイ・ストーリー4」でもフォーキーという新キャラが登場しますが、もともと彼は使い捨て用の先割れスプーンです。

ボニーが目、花、口、手足を付けたからおもちゃになったようですが、そんなことでおもちゃに昇格して動けるようになるのでしょうか?

この世界で何が条件で、おもちゃとして動けるようになるのか、考えてみたいと思った瞬間でした。

トイ・ストーリー4のディズニーヴィランズは誰?

ボー・ピープに関するおさらいもできましたので、それではトイ・ストーリー4のディズニーヴィランズは誰なのか、考察していきたいと思います。

おしゃべり人形 ギャビー・ギャビー

予告編の中で、ウッディがボー・ピープのランプを見つけたアンティークショップで登場する人形です。

すでに公開されているトイ・ストーリー4の新キャラについての紹介を見てみますと、ギャビーギャビーはこのように書かれていました。

・彼女は1950年代のおもちゃでウッディのように紐を引くとセリフを言う人形。

・生産されたときに不良品の再生パーツが使われたため、壊れたおもちゃになってしまった。

・壊れたおもちゃのため、買い手が現れずにアンティークショップに流れ着いた


という設定だそうです。

ですので、彼女にとって完成品のおもちゃ、特にウッディのようにきちんとしゃべることのできるおもちゃに対する嫉妬はとても強いのでは、ということが、容易に想像つきます。

おそらくウッディのことを目の敵にして、出会ってから最後まで追い回す、という展開がありえないとは思えません。

しかし、ディズニーの、特に「トイ・ストーリー」シリーズにおいて、予告編や映画が始まってから最初の方に、悪役っぽいキャラが登場したとしても、本当のディズニーヴィランズではない、というどんでん返しが無いことのほうが、珍しいです。

「トイ・ストーリー2」ではウッディを誘拐し、日本のおもちゃコレクターに売り渡そうとしたおもちゃ屋オーナーのアルがディズニーヴィランズかと思われましたが、実はその計画にによって、それまで評価の低かった自分の価値を大いに高めることができると感じたプロスペクターが真のディズニーヴィランズでした。

「トイ・ストーリー3」では寄付された保育園の古株のおもちゃ、親切なロッツォ・ハグベアが、実は人間不信から恐怖で保育園のおもちゃを支配下に置いていたという真相がありました。

ですので、予告編でウッディのことを付け狙うおもちゃとして登場したギャビーギャビーが、「そのままディズニーヴィランズでした」という展開は考えにくいのです。

もちろん裏の裏をかいて、ということもありますが…。

腹話術人形 ベンソン

腹話術人形で、ギャビーギャビーの手下として、アンティークショップの中でウッディを追い回します。

腹話術人形ですので、話をすることができ無いという設定です。
無言で追い回す姿はとても薄気味悪いですよね。

トイ・ストーリー4の映画プロデューサーの一人、マーク・ニールソンはこれまでの中で最も薄気味悪キャラを作ることができた、と発言しています。

とはいえ、トイ・ストーリー・シリーズでは、すでに薄気味悪いおもちゃはすでに登場しており、ベンソンが一番、怖いか、というと、それはどうか、と思ったりもします。

特に、ボク個人は人形が苦手ですので、トイ・ストーリーのシドがおもちゃを壊して作ったおもちゃも苦手ですし、トイ・ストーリー3のビッグ・ベビーも可愛いと言うよりは怖い、といったほうが正確な感想です。

ですが、やはりギャビー・ギャビーの手下ですので、ディズニーヴィランズではなさそうですね。

これが映画の最後の方で、実は話せた、とかいうのであれば、ディズニーヴィランズになる要素は持っているでしょうが、何しろ4体もいるので、ちょっと違うような気がします。




新しい価値観に目覚めたボー・ピープ

となると、誰が今回のディズニーヴィランズである可能性があるのでしょうか?

予告編を見ているとボー・ピープと再会を喜んでいるウッディに対して、ボー・ピープがそこまで手放しに興奮して喜んでいないように見えます。

そして、ボー・ピープは子供部屋で一人の子供にとってのおもちゃでないといけないという価値観を持つウッディに、別の価値観もあることを紹介していきはじめます。

最後には、ボー・ピープが今現在生きている世界にウッディも残るように説得をし始めていることが伺い知れるのです。

こうなってくると、ウッディの価値観を変え、ウッディをボニーの元から引き離して、持ち主のために生きるおもちゃで失くしてしまおうとしているボー・ピープがディズニーヴィレンと言えなくはないでしょうか?

もしそうだとしたら、このケースはこれまで以上に難敵になりってしまいます。

これまでも価値観の違いによってウッディたちの敵が現れましたが、彼らは実力行使でウッディ達を、彼らの価値観の沿って行動するように強要してきました。

だからこそ、力を合わせてそれに立ち向かい、ウッディたちの価値観を信じて貫き通してきたのです。

ところが、今回はかつての恋人が、新しい世界をウッディに紹介し、一緒にその世界で生きていこうと誘っているわけです。

決して無理強いはしていません。
根気よく理解してもらえるように、説得をしています。

しかもウッディがボー・ピープの考えに傾き始めているような様子まで、予告編の中では読み取ることができるのです。

心変わりしたフォーキー?

予告編を見ていくと、今回のウッディの冒険はフォーキーが自分はおもちゃではなく、使い捨て用の先割れスプーンだ、といって脱走するところから始まります。

それが、1分23秒のコマでは「ボニーのもとに戻らなくてもいいのか?」と質問しています。

この質問は、フォーキーがボニーのおもちゃとしてボニーのもとに戻りたい、と思い始めているという心の動きを表す質問だと思うのです。

それに加えて、そんな質問をしなくてはならないということは、ウッディの中で心境の変化が出始め、ついにはボニーのもとに帰ろうとしていない、ということではないでしょうか。

その他の黒幕?

予告編の最後の方に、興味深いカットが含まれています。

2分13秒から2分19秒の間で、2分15秒から16秒にかけて別のシーンが挟まれていますが、その前後のシーンは、別のシーンを挟むことによって、ワンシーンのような演出がされています。

具体的には、フォーキーがウッディに「誰かがささやいているのが聞こえるかい?」といい、次のシーンでフォーキーがウッディに「すべて大丈夫だから」とささやいているのです。

この「耳元でささやく」という事柄をあたかもフォーキーがささやいていることと認識させるように

では、なぜそうしないといけないか、という疑問が出てきます。

一体誰が、何を、「耳元でささやく」のでしょう?

これは、予告編の一連の流れから考えるに、ウッディの価値観を徐々にボー・ピープが今現在信じている価値観に変えるために「耳元でささやき続ける」ということを指しているのではないでしょうか?

ウッディはボー・ピープに、予告編の中で「長い間信じてきた価値観は帰ることができないよ」と言っています。
それに対してボー・ピープは「そんなあなたが変われることを知って驚くと思うわ」と答えています。

実際に強い信念のようなものを変える場合、変えたい価値観の成功例や成果などを見せることは必要ですが、それ以上に、何度でも繰り返し繰り返し説き続けないといけません。

これがボクが出した「何を」の答えですが、では「誰が」の部分はどうでしょうか?

やはりボー・ピープが、ということになるのでしょうが、ボー・ピープもかつてはウッディと同じ価値観を持っていました。

それが変わったということは、彼女を変えた人物がいることになるのではないでしょうか?

そうであったとしたら、その人物は彼女が信頼する、良き仲間となっている可能性が高いということになります。

そしてそのキャラクターとは、新キャラクターのギグル・マクディンプルズです。

しかも彼女のサイズは超ミニチュア。おもちゃのウッディやボー・ピープよりも小さく、いつも肩に乗っています。

「肩に乗る」つまり耳元でささやく絶好のポジションに、自然と陣取ることができるのです!

ギグル・マクディンプルズのキャラ紹介

このギグル・マクディンプルズのキャラ紹介では、こう書かれています。

ギグルはボー・ピープの親友で良き理解者であり、サポーター。
トイ・ストーリーの世界の中でも一番小さなサイズの玩具であり、踏んづけられたり、掃除機で吸われたり、子どもたちの鼻の中に突っ込まれたりしただろう。


いかがでしょうか?

まさに虐げられたおもちゃたちの気持ちがよくわかり、そういう扱い方をする子どもたちをよく思っていないキャラである可能性が出てきませんか?

そんな子供のことを好きではないおもちゃのギグルが、捨てられたおもちゃ達を保護するために、そして本当は子供に愛された経験のないギグルは、捨てられたおもちゃたちの感謝を得るために、遊園地の中に秘密の楽園を作り上げたとしても、不思議ではありません。

そんなギグルですが、サイズの小ささのため、誰かの助けが必要で、それがボー・ピープだった、という筋書きです。

まとめ

ギグル・マクディンプルズがディズニーヴィランズだったとして、大まかなストーリーをまとめてみると、

トイ・ストーリー4のディズニーヴィランズはギグル・マクディンプルズで、彼女に利用されていたボー・ピープはウッディの助けを借りて目覚めます。

そして救助したおもちゃ全員でボニーのもとに戻り、幸せに暮らしましたとさ。
めでたしめでたし。


果たして、こんな感じでストーリーが終わるのでしょうか?

一応は、予告編で登場したキャラ全員と予告編から想像できる本編のストーリーを考えてみました

とはいえ、本当にこの通りになって、全てのおもちゃがボニーのもとにいってしまったら、それはそれですごく迷惑な話だと思いますけどね。

多分、捨てられるおもちゃもでてくるでしょうし。

そうなったら、めでたしめでたし、では終われないような気もしますが…。

実際の感想として、こんな単純なエンディングではないと期待している自分がいます
とにかく楽しい映画であってほしいですね。

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追伸・映画を見終わって

映画を見終わってこの追伸を付け足しています。

ピクサーはもとよりディズニー作品だと、かなりの確率で、予告編を見ただけでは思いもしなかったストーリー展開だとか、実はこのキャラクターが悪役!?といった驚きに出会うことがあります。

そういう意味で、「トイ・ストーリー4」でも予告編の時点で、今回のディズニー・ヴィランズが実は…、といった展開になるのでは、と深読みしたわけです。

が、実際にはディズニー・ヴィランズに関しては結構ストレートなストーリー展開でしたね。

といっても、ギャビーギャビーがディズニー・ヴィランズか、というとなかなかそんな気にもならないような描写も含まれていました。

確かに彼女が望むものを手に入れるために、ウッディの心理を巧みにつく作戦に出ていますが。

そういう意味では、自分が悪く映らないように用意周到に手を回していた、かなりずる賢いディズニー・ヴィランズ、ということもできます。

が、お祭りで迷子になった子供を助けて、持ち主になってもらおうと勇気を出す下り、とくにアンティークショップオーナーの孫娘、マーガレットに「いらない」と言われた直後だけに、とても不安で自身に自信が持てない様子は、見ていて応援したくなりました。

そんな描写が含まれていたからでしょう、ギャビーギャビーにとってのハッピーエンドを迎え、幸せになってほしいという気持ちのまま、映画を見終わったこともあって、彼女がディズニー・ヴィランズであったような印象は、まったく感じずに映画館を出ていました


「トイ・ストーリー4」では、本当のディズニー・ヴィランズが誰であるか?という点で視聴者の驚きを得ようとはしておらず、それよりもウッディが持ち主のないおもちゃになることを選んだことに驚愕があったと思います。

それまでのトイ・ストーリーとはまったく異なるテーマで終わったため、この作品を作る必要があったのか、の議論は白熱しているようですが、僕自身も「トイ・ストーリー4」というタイトルにするにはあまりに1~3とのテーマの乖離があるため、「トイ・ストーリー4」としては納得がいっていません。

が、全く新しいシリーズの始まりとしては、今後の展開に期待をしてしまうものだったと思います

「トイ・ストーリー5」というタイトルでは違和感がありますが、その後のウッディとボー・ピープの冒険の話はどうなるのか、とても興味があることは認めます。

はたして、次回作が作られるのか、今後の展開を待つことにしましょう。











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