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映画スキャンダルはノンフィクション?フィクション内容はどこまでかネタバレ感想も

2020/02/26
 
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映画「スキャンダル」は2016年にアメリカの大手放送局FOXニュースで実際に起こったセクハラ問題を題材にした映画です。

ニコール・キッドマン演じるグレッチェン、シャーリーズ・セロン演じるメーガン、マーゴット・ロビー演じるケイラと3人のキー女性がFOXニュースのCEOであるロジャーからのセクハラに対してどう立ち向かっていくのか、というストーリー。

映画紹介や予告だけを見ると、この3人が力を合わせてロジャーを追い詰めていった話、と思ってしまいますが、そんな単純な話ではありません

巨大な組織、それもテレビ報道局という公平で中立的な存在でないといけない中で、いじめ、しかも性的な嫌がらせを含む悪質な犯罪行為が行われてきたことには、唖然としますし、嫌悪感を抱かずにはいられませんでした。







予告動画はこちら

簡単なあらすじとキャストの紹介

それでは映画「スキャンダル」の簡単なあらすじとキャストの紹介です。

映画の簡単なあらすじ

2016年にアメリカで実際に起こった女性キャスターへのセクハラ騒動をシャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーの豪華共演で映画化。

アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソンが、CEOのロジャー・エイルズを提訴した。

人気キャスターによるテレビ界の帝王へのスキャンダラスなニュースに、全世界のメディア界に激震が走った。

FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリーは、自身がその地位に上り詰めるまでの過去を思い返し、平静ではいられなくなっていた。

そんな中、メインキャスターの座のチャンスを虎視眈々と狙う若手のケイラに、ロジャーと直接対面するチャンスがめぐってくるが……。


ケリー役をセロン、カールソン役をキッドマン、ケイラ役をロビーが、ロジャー・エイルズ役をジョン・リスゴーが演じる。

監督は「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」のジェイ・ローチ、脚本は「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でアカデミー賞を受賞したチャールズ・ランドルフ。

シャーリーズ・セロンの特殊メイクを、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」でアカデミー賞を受賞したカズ・ヒロ(辻一弘)が担当し、今作でもアカデミー賞のメイクアップ&スタイリング賞を受賞した。

引用「映画ドットコム

映画のキャスト紹介

メーガン・ケリー: シャーリーズ・セロン

グレッチェン・カールソン: ニコール・キッドマン

ケイラ・ポスピシル: マーゴット・ロビー

ロジャー・エイルズ: ジョン・リスゴー

ジェス・カー: ケイト・マッキノン

引用「映画ドットコム




映画「スキャンダル」のネタバレ

映画「スキャンダル

テレビ局という誰もがあこがれを持つような職場で、旧態然とした男性優位、女性蔑視の犯罪行為が、権力を背景に行われていることに、目を覆いたくなるような嫌悪感を感じずにはいられません。

そんな職場でセクハラに巻き込まれ、それに対する対応が三者三葉だった三人の主要キャラクター

それぞれの個性やその時の時代背景での違いが出るのは仕方ありませんが、映画としてはそんな違いが出るのが逆に面白かったと感じました。


この映画が実際に現実世界で起こった出来事を元ネタにして制作されていますが、そんな中で

    何がノンフィクションで、何がフィクションなのか

このことを見ていく前に、ネタバレを含め、映画のおさらい、特に主人公3人の詳細を再度見ていきたいと思います。

グレッチェン・カールソンの場合

もともと人気キャスターだったグレッチェンですが、女性蔑視の社風に対して反発をしていたことが主な原因で、プライムタイムのニュース番組から降番させれて、お昼の番組に回されてしまいます。

そこでも保守的なFOXニュースの社風に挑戦するかのように、メイクアップなしで番組に出演したり、銃規制についても条件付きながら賛成の立場であることを発言したりしていました。

その結果、FOXを首になり、それを機会にCEOのロジャーを訴えます

この訴えに際して、ずっと以前に弁護士と作戦を練っていたことも映画には描写されており、首になることも織り込み済みでした。

ケイト・ポスピシルの場合

一方で最近FOXに入社したてのケイトは、最終目標はプライムタイムのニュースキャスターの座というFOXニュース内で勝ち組となることを目標に、いろいろと上司に取り入ろうとします

その結果、CEOのロジャーと面会する機会に恵まれ、そこで彼の権限を使っての見返りを餌に、セクハラを受けてしまいます。

ケイトは純粋に、自分の魅力と才能を評価してもらって、抜擢してもらえると信じているような節が見受けられました。

ですので、セクハラをされるとは思ってもみなかったようで、とてつもないショックを受けてしまいます。

その結果は、というと丁度グレッチェンがロジャーに対してセクハラの訴えを起こしていたのですが、自分も被害者であるということを言い出すだけの勇気がなく、ケイト自身が何かロジャーを追い詰めるような行動したわけではなかったようです

その後、ロジャーが裁判に負け、FOXニュースを去ることになり、新しい経営陣が引き継ぐことになったにもかかわらず、ケイトはFOXニュースを辞める決心を固めて、去っていきます。

メーガン・ケリーの場合

グレッチェンの訴えにとって、内部から声が上がってきてくれないと裁判に勝てないのですが、その声はなかなか上がっては来ませんでした。

それもそのはずで、FOXニュース内ではロジャーを守るため、ロジャーに不利な証言をしないよう、不文律の圧力で女性社員たちを封じ込めていたからでした。

そんな中、トップアナウンサーの一人、メーガンは過去に自分がロジャーにされたセクハラのことを思い出していました。

そして公式なコメントは一切せず、独自にロジャーのセクハラ被害がどれくらいあったのかを調べ始めます。

その結果、ケイトのことも分かり、彼女を含めて22人の被害者がいることが分かります。

そしてメーガンは、ロジャーが過去に自分に対して行ったセクハラと、22人の被害者がいることを証言し、裁判の行方は一気にグレッチェン有利に傾くのでした。

三人が一緒に戦ったわけではない

このように三人の行動を見てみると三人が一緒に戦ったわけではありませんでした。

グレッチェンは首になることを見越して、セクハラを訴える準備をしていましたし、メーガンは訴えが起こると、まずは様子を見ていました

ケイトは自分自身の野望のために、上司に取り入ることも厭わない性格でしたが、外見と知性で誑し込めると、自分に過信していたようです。

知らなかったと発言していますが、FOXニュース内でセクハラが頻繁に行われていることに気づいておらず、自分がその被害者になる可能性があることも、全く頭になかった感じです。


この行動の違いにそれぞれ3人の性格の違いが表れているように思いました。

この三人の行動が、実際に組織の中で内部告発が起こった場合に起こる行動のような気がします。

正しいことをしたいけれど、そうすることで職場での自分の立場や、これまで築いてきたリピテーション、信用などを手放さなくてはならなくなるかもと考えた場合、なかなか行動には移せないものです。

これは映画を見たメーガン・ケリー本人が、その感想として正直に答えていることでもわかる一種に真理みたいなものだと思いました。

映画の内容はノンフィクション?フィクション?

映画「スキャンダル」は実際に起こった事件をもとに出来上がった映画です。

では、その中で登場するエピソードはすべて本当に起こったことなのでしょうか?

いくつかの気になるエピソードは、ノンフィクションなのか、はたまたフィクションなのか、見ていくことにしましょう。

主役の3人は実在した人物と創作されたキャラクター

映画「スキャンダル」の主人公は3人の女性、メーガン・ケリー、グレッチェン・カールソン、そしてケイラ・ポスピシルです。

実際に起こった事件を題材にした映画ですので、主人公が作り物であるというのはまず考えられないでしょう。

実はその通りで、メーガン・ケリーとグレッチェン・カールソンの二人は有名なニュースキャスターで、実在の人物です。

二人ともFOXニュースで働き、ロジャーにセクハラを受けました。


一方でケイラ・ポスピシルですが、この人物は完全に創造上の人物・フィクションです

ケイラはFOXでロジャーに対して被害を受けた女性たちを代表するような形で映画に登場する女性なのでした。

というのも、映画の制作にあたってシャーリーズ・セロンやニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーは役柄を演じるために多くの資料に目を通し、人物像を作り上げていったそうで、その中には実際にロジャーのセクハラ被害者も含まれており、中にはまだ今現在FOXで働いている女性もいたそうです。

そういった女性が受けた大なり小なりのセクハラを一心に受けているのがケイラ・ポスピシルというキャラクターなのでした。

ロジャーが要求したスピン

映画の中で、ロジャーが女性を立たせ、目の前で全身を見せるためにスピンするように要求するシーンがあります。

このような要求が実際にあったのかどうか、ですが、実はメーガン・ケリーが映画をFOX時代の同僚と一緒に視聴したあとに行った、お互いにどう思ったかの感想会がYoutubeで公開されています。

その中で、メーガン自身がロジャーに要求されて、スピンをして見せたことを告白していました。

と同時に、異性の前でスピンするだけの行為に対してなぜそんなに屈辱的に感じるのか?という疑問に対しての答えを述べています。

    「自分自身のそれまでの努力、そして勝ち得てきたものを全部否定され、そういった努力とは全く関係のないものだけを要求されていると知った時の屈辱を想像できない人には決して説明することのできない怒りと悲しみだった」

と。

メーガンがケイラに言ったセリフ

メーガンがロジャーのセクハラ被害者としてケイラのことを知ったとき、ケイラがメーガンになぜ声を挙げなかったのか?と非難する場面があります。

それに対してメーガンは、

    なぜ私がプライムタイムのニュースショーでメインキャストを務めていられるか、考えたことがあるか?

と反論していました。


このセリフは、特に同じ女性から見たらショッキングなものとしてうつったと思います。

が、これは全くのフィクションで、メーガンがこのようなセリフをプライベートでも発したことはありませんでした。

その場にいた同僚全員も、このセリフは男性目線でしかとらえていないもので、脚本家は男性に違いない、と口をそろえてコメントしています。

が、それに続いてメーガンは、このシーンを本編の中から削除したいかどうかの確認があったとき、削除せずに公開することを望みました。


この時の心境をこのように語っています。

    「確かの自分がセクハラにあったとき、いろんなことを考えて悩んだ。声を挙げれば、仕事を失うし、家も失うことになっていただろう。生活レベルも落とさないといけなくなることは明白だった。

    しかしメディアという業界に未練を持たず、弁護士としての仕事に戻るなど、いくらでもその後の生活をしていく方法はあったは事実で、もし声を上げていれば、その後の被害者は存在しなかったのかもしれない、という後悔は強く持っている。」

と。


最後に付け加えておきたいのが、映画を見た女性からの感想の一つ。

彼女曰く、映画の中でのセクハラとその恐怖について、

    映画で描かれている以上に恐ろしくひどいものだった

とコメントしており、

    映画ではロジャーの非道なふるまいが生易しく描かれていた

とも発言しています。

映画「スキャンダル」の感想

三人の女性の違いにとても興味をもって映画を視聴することができました。

グレッチェン、メーガン、ケイトの三人がラストで得た結果は、それぞれの性格の違いが導いた結果だったように思います。

グレッチェンに対する感想

グレッチェンはどちらかというと自分の主張や求める結果に対してあまり妥協ができない性格だと思いました。

ですので、番組内でも女性蔑視のような発言をする男性キャスターに激しく反論し、番組中にスタジオから去って行ったりする行動をとっていたのだと思います。

もちろん、女性蔑視の考えは正しくありませんし、直されるべきものだと思います。
が、それまでその考えのほうが当たり前ととらえられてきていた歴史があり、それに対して正しいからといって、正面から正攻法で一気に変えようとすると反撥を生んでしまいます。

おそらくその結果でしょう。

グレッチェンはプライムタイムの番組を外され、自分の看番組とはいえ、お昼の時間帯しか出演できなくなってしまっていました。

体のいい、左遷、もしくは干されている状態そのもので、彼女自身もそのことを理解しています。

そこで、次の一手としてセクハラで訴えることを計画し、準備、実行します。

この訴えに勝つためには内部からの情報提供者が現れる必要があり、その部分は一種の賭けでもありましたが、そこはグレッチェンの見る目が正しかったのでしょう。

結果的にグレッチェン・カールソンは賭けに勝ったわけですが、それは今までなら考えられない、内部の女性たちによるロジャーへの反対行動が最終的には起こり、多額な賠償金と公式な謝罪を勝ち取ることになります。

ここで僕が気になったのは、この賠償金も謝罪も、グレッチェン一人に対してなされたもので、メーガンや22人のセクハラ被害を公表した女性たちへは、対象でないのでは、ということでした。

もっと生々しく言えば、賠償金の分け前にあずかることはなかったのでは、ということです。

確かに、最初に訴えを起こし、リスクを取ったグレッチェンが、そのリスクに値するだけの報酬を勝ち取ったということで、正当な結果ではあるのですが、一方で彼女は決してFOXで働いている女性たちのために戦ったのではなかった、という思いもするのです。

言葉は悪いですが、自分の勝利のために内部告発者を利用しただけ、とも見れなくもない。

そこにグレッチェンという女性の強さをまざまざと感じた気がしたのでした。

メーガンに対する感想

ある意味グレッチェンに利用された側になるメーガン。

しかしメーガンもグレッチェン同様、彼女がした対ロジャーへの決断の結果、押しも押されぬトップキャスターの地位を不動のものとしたという報酬を得ます。

一方でメーガンがグレッチェンとロジャーの争いの中、態度を決めるために苦悩していた際に発した言葉でとても印象に残ったものがありました。

それは、

    家のローンや生活費のために給与が必要だ

です。

つまり大統領候補に対面でインタビューできるくらいの地位にいて、アメリカでも数少ないトップクラスの一人と思われている彼女ですら、FOXニュースにいるからという条件がなくなってしまえば、あっという間に生活にも困るようになる、ということでしょう。

そういう意味ではCEOのロジャーを敵に回すのは、かなりの勇気がいりますし、絶対勝てるという保障がなければなかなかできるものではありません。

だからこそ、訴訟が分かったとき、まずは様子を見たのだと思います。


メーガンもグレッチェンと似て、自分が掲げた目標を達成するために、努力を惜しまない人物です。

が、二人は少し、個性が違っていて、メーガンは目標を達成するために、自身に起きた不利な、あるいは嫌な出来事でもその時に自分が取れる行動で最大限の見返りを得られるものを選択してきたように思うのです。

メーガン自身がロジャーに受けたセクハラで、もちろんその当時にたとえ彼女が抗議の声を上げたとしても、大した問題にはならず、逆に彼女のほうが消されていたでしょう。

ですので、その当時の彼女の職場での地位を守り、さらには今後のステップアップにもつながるように利用するしないと損、くらいの境地でいたのだと感じました。

もちろんその時に受けた屈辱は忘れられるものではありませんし、だからこそ、訴訟が起こり、世間、社内の風向きが自分がセクハラを受けた時とは違うことを感じて復讐する決断をしたのだと思います。

そして、メーガンはその結果、多少の被害を被ること、例えば干されてメインキャストから外される、などのことは覚悟していたように見受けられました。

が、FOXニュースとしてはそんな逆恨み的な懲罰人事をしてさらに評判を落とす愚は侵さず、逆に世間に対してメーガンを重用することで正しい方向への変化をしつつある、というポーズを見せます。

ただし、ロジャーのような古い考えをいまだに捨てず、権力を持っている人々からは、恨みの対象となってしまう象徴のような立場にも立たされたわけで、そのことに不安を感じている様子も見て取れました。


メーガンに関してですが、映画の前半、グレッチェンが訴訟を起こす前のエピソードもメーガンがロジャーに対して立ち上がる決断をしたきっかけになっていたのではないか、と感じました

というのは、トランプとのやり取りで、メーガンは敵対する立場にいました。
そしてそれを快く思わない視聴者から脅迫まがいの嫌がらせを受けていたのです。

ところがFOXニュースはトランプ支持という立場での報道のほうが、視聴者に受けがいいと判断し、メーガンを助けない方針を打ち出します。

これによってメーガンは報道という仕事に携わりながら、自身が信じる考えとは異なる方向性でニュースを伝えていかなくてはならなくなり、あれだけたたいていたトランプに対しても、彼女を指示していた視聴者からは中途半端に映る態度でトランプと握手し、批判をやめなくてはならなくなりました。

皮肉なことにトランプという人物がロジャーと同じ古い考えや価値観で女性に接している男性であり、その彼に明言はしていないものの白旗を挙げたわけですから、メーガンがFOXを信用できなくなり、FOXを変えたい、と思ったのも不思議ではないと思ったのです。


何はともあれ、メーガンは常に計算高く慎重に行動する女性だと感じました。

ロジャーによってセクハラを受けたことも、その当時は自然災害にあったと同じようなもの、と自分に言い聞かせ、その起こったことの結果から自分自身が目指す目標に一番早く到達するにはどう利用すればいいのか、を熟考して行動しています。

そして自分の感情を押し殺しますが、感情に任せて行動する場合は、勝ち目があるのかを慎重に見極め、勝利を得られることが自身で信じられるようになって、初めて行動に移る賢さを持ち合わせていたと見受けられました。

ケイトの場合

若いケイトもメーガンと同じくグレッチェンが勝訴するために利用された女性といえます。

しかも若いだけにメーガンに比べれば、自分自身に自信を持っており、もっと直線的な行動をする女性でした。

上司に直訴してより自分の職歴に箔がつくポジションを目指します。

その延長上にロジャーからのセクハラが待っていたわけで、彼女の場合自ら危険なエリアに踏み込んでいった、という落ち度があったように思いました。

これは何も、セクハラを受けたケイトが悪い、といっているのではありません

たとえて言うのであれば、より危険といわれるエリアに自分から近づいていって被害にあった被害者に似ているというだけです。

知らなかったとはいえセクハラの常習犯であったロジャーに、密室でケイト一人で対面した場合、周りに人がいる場合と比べてどれだけ危険か、という点だけにフォーカスを当てている話です。


話をもとに戻しますと、ケイトほど心の中で折り合いをつける能力が出来上がっていなかったと思ったということです。

しかも、ケイトはロジャーがFOXニュースを去った後に、彼女自身もFOXをやめる決意をしていました。

ケイトとメーガンでは立場が違う、ということもあります。
ことが一段落したら、メーガンの代わりに逆恨みの対象として首になる可能性も高かったでしょう。

そんな状況も手伝ってか、ケイトはFOXニュースを自分の手で辞めてしまいます。

FOXニュースに残って仕事をつづけることが唯一正しいわけでもなく、やめるという決断が間違っているわけではありませんが、メーガンとの違いを単純にとらえると、白黒はっきりさせていると感じずにはいられませんでした。






まとめ

映画「スキャンダル」はとても興味深い映画でした。

報道局という国をも操作することのできるような強い権力をもつ機関の中で、そのトップであるロジャーの好き勝手で物事が動いていき、独裁的な力で好き勝手なふるまいをする姿は、最新の産業のなかに巣くう旧態然とした悪によって運営されているブラック企業そのものでした。

そんな組織でも時代の流れと微々たる力を持った人たちの集まりによって少しずつでも変わっていけることが分かったのが、唯一の救いだと思います











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