映画カーズクロスロードのネタバレ感想とあらすじ!これで完結続編はナシ!?

ディズニーアニメ

映画「カーズ クロスロード」はディズニー&ピクサーの最新作でカーズシリーズの3作目。
主人公のライトニング・マックィーンもベテランの域に達し、引退の2文字が見え始めます。

それに加えて新世代レーサーの台頭も出てきて、ちらつき始めた引退の2文字が、自らの意思でなのか、まわりから突きつけられるのか、現実味を帯びてきました。

自分はまだできると信じ込み、新しいトレーニングを始めるマックィーンですが、果たしてどうなるのでしょう。






予告動画はこちら

キャストの紹介

ライトニング・マックィーン: オーウェン・ウィルソン
ベテランの域に達し、台頭する新世代レーサーにトップレーサーの地位を脅かされている。
クルーズ・ラミレス: クリステラ・アロンゾ
マックィーンの新しいトレーナー。マックィーンに憧れてオートレースの世界に入る。
ジャクソン・ストーム: アーミー・ハマー
新世代レーサーの中でも一番の実力を持つレーサー。自信家で常に他人を見下している。
スターリング: ネイサン・フィリオン
マックィーンの新しいスポンサーで彼の大ファン。最初は協力していたが…。
スモーキー: クリス・クーパー
ドック・ハドソンの元クルーチーフ兼メカニック。

ネタバレあらすじ

ピストンカップシーズンをライバルのレーサーたちと楽しみながらレースを重ねていくマックィーンでしたが、その前に新世代レーサーのジャクソン・ストームが現れます。

圧倒的な力であっという間にスポットライトを奪い去ったジャクソンの前に、マックィーンを含む旧世代のベテラン達はレースで勝てなくなり、自ら引退を選択したり、スポンサーから時期の契約を結ばないなどで引退を余儀なくされていくのでした。

シーズン最後のレースでなんとか新世代レーサーやストームに勝とうと無理をするマックィーンでしたが、その結果は無残にも、タイヤ交換のタイムを省こうとしたことが原因のタイヤ破裂による制御不能状態からの横転事故というものになってしまいました。

世間はこの事故でもうマックィーンは引退か、と騒いでいましたが、4ヶ月間、マックィーン自身はラジエータースプリングで今後のことを考えていました。

マックィーンの師匠であったドック・ハドソンが引退した原因のクラッシュ事故の映像を見ながら、恋人のサリーに自身の気持ちを語ります。
「引退はいずれはしないといけないだろうが、それを決めるのは自分であって、ドックのようにまわりに勝手に決められるのだけは嫌だ。」と。

自分の正直な気持ちを確かめたマックィーンは、今まで違うレースの仕方を探しだすことにするのでした。

スポンサーのラスティ&ダスティに連絡すると「ラスティーズ・レーシング・センター」を新装したのですぐに来るようにという返事でした。が、着いてみると二人はレーシングチームをスターリングに売却しており、彼が新しいレースチームのオーナーになっていることがわかりました。

スターリングはマックィーンに最新鋭の施設と新しいトレーナーを紹介します。
トレーナーのクルーズ・ラミレスはマックィーンに新しい訓練を課しますが、その内容はマックィーンにはゆるく感じられてしまいました。

マックィーンはクルーズが目を話したスキに、最新鋭のレーシングシミュレーターでの訓練を始めますが、慣れないマックィーンは全く操作ができず、挙句の果てにシミュレーターを壊してしまいます。

その様子を見ていたスターリングは、マックィーンにレースを諦め、まだ色あせていない知名度を利用してグッズ販売を展開するようにしようとします。

マックィーンはなんとかスターリングを説得し、シーズン初戦のフロリダでのレースで勝てなければ引退をして、グッズ販売のマスコットになることを承知する取引に成功します。
スターリングにレース参加の許可を取り付けたマックィーンは近くのハマでクルーズと一対一対のトレーニングを始めるのでした。

しかし、トレーニングはマックィーンのものではなくて、全く砂地で走ったことのないクルーズの訓練になってしまいます。

浜辺での訓練の後、ドックがレースをしていたというデモリッションダービーに参加する事になり、紆余曲折があってクルーズが優勝するのでした。




マックィーンは全然彼のトレーニングができていないことから、クルーズに八つ当たりをしてしまいますが、クルーズは、本当はマックィーンにあこがれてレーサーを目指していた事、しかしレースサーキットは自分には場違いなところだとの臆病な考えから、自分がしたかったことから逃げ出したことを打ち明けるのでした。

その頃ストームは最高速度の新記録を叩き出します。
マックィーンは、メーターに助けを求めます。メーターはドックの師匠だったスモーキーの居場所を探し出しており、そこへ行くことを薦めます。

ドックの故郷であるトーマスビルに、マックィーンとクルーズの二人は向かいます。そしてそこでスモーキーとドックの古い友人である伝説のレーサーたちに巡り合うのでした。

スモーキー達はクルーズの助けを借りて、マックィーンにスピードではなくテクニックで勝てるための方法を伝授し始めます。

また、スモーキーはドックがレースから引退した後、心から楽しんだことがあったことをマックィーンに伝えるのでした。それはマックィーンに自分の知識を教え、マックィーンが成長して結果を出すことを見守ることでした。

特訓の成果を試す最後のダートレースがマックィーンとクルーズの間で行われました。
新しいテクニックをマスターしたマックィーンは最後の直線手前でクルーズを追い抜きますが、とっさに昨シーズンに起こった横転事故の瞬間がフラッシュバックしてきてしまい、最後の最後でクルーズに追い抜かれてしまいます。

その出来事に気落ちしたマックイーンは時間がないと、フロリダへ向かうのでした。

レース会場で、落ち着かないマックィーンでしたが、レースにスモーキーとドックの古い友人たちが応援に訪れていたことにがぜんやる気を起こします。

レースが始まった後、スターリングはクルーズがチーム「ラスティーズ・レーシング・チーム」の中にいることに気がつきます。
すぐにトレーニングセンターに戻り、若手に早く特訓をさせてレーサーにするように命じます。

しかし接触事故でレースが一時中断した時間を利用して、マックィーンはクルーズに戻ってこさせ、タイヤをレイス使用に変えて、彼女が残りのレースに出るように説得し始めました。

大騒ぎするスターリングでしたがメーターが押さえつけているスキにクルーズがレースに参加します。実際のレースに戸惑うクルーズでしたが、マックィーンがこれまで一緒に訓練をしてきた経験から的確にアドバイスを送ることで、実力を発揮し始めます。

ついにクルーズはストームの真後ろにつけるまで、順位を上げました。
残り1周になり、クルーズとストームのデッドヒートが繰り広げられます。
ストームはクルーズを外周の壁に押し付けて妨害しますが、かつてドックが使っていた宙返りを使ってクルーズの内側に入り込み、見事に1位でゴールを通過するのでした。

クルーズとマックィーンは両者とも優勝者として公式に認定されます。クルーズはスターリングとの雇用契約を破棄し、レーサーとして生きることにします。

ダイナコのレーサーとして契約を勝ち取り、マックィーンもクルーズのクルーチーフ兼トレーナーとして参加。二人はラジエータースプリングのダートトラックで特訓のレースを繰り広げるのでした。






ネタバレ感想 1 お気に入りのストーリーは予想の範囲内。一つだけしっくりこない事は…、

カーズの3作目が公開されるというニュースと共に、内容がマックィーンが引退について考えることになる、という記事を目にしていました。

子供向けアニメーションで引退することをストーリーのメインテーマに持ってくるのは、なかなか勇気がいることだと思います。
僕のように年齢がいっていると感情移入もしやすいですが、子供にはピンとこないのではないか、と思ってしまうからです。

とはいえ、映画を子供だけで見に行くことはなく、必ず親が連れて行くことになるので、親が楽しめるのであれば、まぁ正解であるという気はします。
子供も大きくなってから見直す機会があれば、分かるようになるでしょうし。

映画を見ていて、一つだけしっくりこない事がありました。
それはマックィーンの年齢についてです。

たとえはドック・ハドソンだとか、伝説のレーサーたちなどは、車の形から年齢を感じさせるような容姿をしており、相当年がいっている感じが出ていました。

ところがマックィーンは1作目から変わっていませんので、年を取っている感じがしないのです。少なくとも僕には引退を考えなければいけないほどの年齢である設定を忘れてしまって、年齢のためにレースが勝てないという真実が、気をつけて思い出さないと頭から抜けてしまうのでした。

だからそんなにせっぱつまっているように感じず、後進に道を譲ることになるとは、思いもよらなかったのです。

映画を見終わってから考えてみれば、かなりバレバレの伏線がいくつも貼られていることに気が付きますが、マックィーンの外見が1作目から変わっていないイコール年齢を取ったことを感じ取れないので、今ひとつしっくり来ませんでした。

車という機械を擬人化しているアニメーションですので、どうしようもないのでしょう。




ネタバレ感想 2 この予告だけしか見ていなかったので、とても内容が気になりました

インタビューで引退についての映画、と聞いていましたが、予告動画はこれだけしか見たことがなかったので、内容がどうなるのか、全く想像ができませんでした。

マックィーンがクラッシュ事故を起こすことはわかりましたが、その後、レースに戻るのか、リハビリとレース以外のやりがいを見つけるのか、はたまた、僕が思いつく以上の話の展開があるのか、といろいろと思いを巡らしていました。

実際に映画を見て、マックィーンが、ストームなどの新世代レーサー達が使っているトレーニング方法と施設を使うことで勝てるようになる、というのは安直だし、この手のストーリーには適さないだろうと思っていたら、案の定、浜辺での特訓を始め、更にドックがトレーニングをしていた場所とトレーナーが出てくることで、昔ながらの手法で
最新のトレーニングを上回る、という話になるのか、と思いました。

そういう意味では、クルーズにレースを任せて、マックィーンが彼女のメンターに回ることになった瞬間は、「やられた」と思いましたが、引退をこういう形でできるのはある意味、幸せですし、マックィーンが望んだ、自分自身で幕引きをするということもできたので、良かったと思います。

ネタバレ感想 3 カーズ4は有り?無し?続編について考察

さて、これでカーズは終わったように思われます。
カーズの話がマックィーンを主人公として描かれている以上は、今後の展開としてなかなか話を作りづらいでしょう。

というのも、メンターという他人を指導する立場になったわけですから、あまり子供受けするような立ち位置ではないような気がするからです。

ただ、続けるとして、クルーズ以外の教え子を取るとか、クルーズが死んでその子をレーサーとして育てるだとか、そんな方への展開でストーリーは作れないわけではありません。

かの有名な映画のパクリのような、クルーズがダークサイドに引き込まれ、失意のどん底に落ちるマックィーンが、クルーズの子供を指導してその子がクルーズをレースで負かし、クルーズをダークサイドから連れ戻す、なんて話はだめでしょうか?

それは冗談としても、ロッキー5のようなストーリーでマックィーンが再びレースに戻るような話にすることも可能です。

しかしそこまでして長編を作るかというと、ちょっと現実味は薄いのではないでしょうか。
ピクサーは短編アニメーションとよく作りますので、そっちでの続編のほうが現実味があると思います。

短編といえば、アナ雪の短編映画が今年の12月に公開されるそうですので、非常に楽しみです。










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