映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」はこれまでに多くの映画となってきたDCコミックの原作漫画「バットマン」のリブートシリーズとして実写化映画された作品です。
今回はこの映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」の基本情報
それでは映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報と予告動画、そして登場人物の紹介をしておきます。
映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」の基本情報と予告動画
クリストファー・ノーランが手がけた「ダークナイト」トリロジーなどで知られる人気キャラクターのバットマンを主役に描くサスペンスアクション。
青年ブルース・ウェインがバットマンになろうとしていく姿と、社会に蔓延する嘘を暴いていく知能犯リドラーによってブルースの人間としての本性がむき出しにされていく様を描く。
両親を殺された過去を持つ青年ブルースは復讐を誓い、夜になると黒いマスクで素顔を隠し、犯罪者を見つけては力でねじ伏せ、悪と敵対する「バットマン」になろうとしている。ある日、権力者が標的になった連続殺人事件が発生。史上最狂の知能犯リドラーが犯人として名乗りを上げる。
リドラーは犯行の際、必ず「なぞなぞ」を残し、警察や優秀な探偵でもあるブルースを挑発する。
やがて政府の陰謀やブルースの過去、彼の父親が犯した罪が暴かれていくが……。
「TENET テネット」のロバート・パティンソンが新たにブルース・ウェイン/バットマンを演じ、「猿の惑星:新世紀(ライジング)」「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)」のマット・リーブス監督がメガホンをとった。引用:映画ドットコム
映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」の登場人物紹介
続いて登場人物紹介です。
ブルース・ウェイン / バットマン
蝙蝠のマスクを被りバットマンとして2年間ゴッサムシティで犯罪者と戦っている裏の顔を持つ億万長者の社交界の名士。
本作品ではブルースはまだ30歳で、経験豊富なクライムファイターではない。
演じるのは ロバート・パティンソン。
日本語吹替は櫻井孝宏が担当。
セリーナ・カイル / キャットウーマン
行方不明の友人を探しているときにバットマンと初めて出会うナイトクラブの店員であり泥棒。
後にバットマンを助けて行動を共にすることも。
演じるのはゾーイ・クラヴィッツ。
日本語吹替はファイルーズあいが担当。
エドワード・ナッシュトン / リドラー
ゴッサムで無差別殺人を起こし、?マークを犯行現場に残す連続殺人犯。
バットマンと警察宛てに暗号めいたなぞなぞを残し、混乱に陥れる。
演じるのはポール・ダノ。
日本語吹替は石田彰が担当。
ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警察の刑事でバットマンとともにリドラーの後を追う。。
演じるのはジェフリー・ライト
日本語吹替は辻親八が担当。
カーマイン・ファルコーネ
ゴッサム・シティの犯罪王。
ブルース・ウェインの過去にかかわりのある人物でもある。
演じるのはジョン・タトゥーロ。
日本語吹替は千葉繁が担当。
アルフレッド・ペニーワース
ウェイン家につかえる執事。
ブルースの両親が死亡した後、親代わりにブルースを育てた。
演じるのはアンディ・サーキス。
日本語吹替は相沢まさきが担当。
オズワルド・“オズ”・コブルポット / ペンギン
ファルコーネの手下。
セリーナ・カイルの勤めるクラブ「アイスバーグ ラウンジ」の経営者。
演じるのはコリン・ファレル。
日本語吹替は金田明夫が担当。
映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」ネタバレあらすじを分かりやすく解説
それでは映画「THE BATMAN ザ・バットマン(2022)」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・リドラーの犯罪
ゴッサムシティの市長ドン・ミッチェル・Jr.がハロウィーンの日に殺害されてしまいます。
犯人は自身のことをリドラーと呼んでいる連続無差別殺人犯でした。
億万長者のブルース・ウェインは2年前よりバットマンとしてゴッサムシティ警察に協力して犯罪の解決に尽力していました。
市警のジェームズ・ゴードン刑事は市長殺害の調査を進めていて、リドラーがバッドマンにメッセージを残していたことに気が付きます。
しかし上司のピート・サヴェージは事件現場に部外者が出入りしていることに対して怒り、バッドマンを追い返してしまうのでした。
が、そんなピートはリドラーの次の犠牲者となってしまいます。
そしてピートの殺害現場にもリドラーはバットマンに対するメッセージを残して行くのでした。
承・リドラーを追いかけることで分かってくる隠された真実
バットマンとゴードン刑事はリドラーが視聴の車の中にUSBメモリーを残していったことを発見します。
USBメモリーの中を確認すると、殺された市長が「アイスバーグ・ラウンジ」でアニカという名前の女性と一緒にいる画像が入っていました。
この「アイスバーグ・ラウンジ」というクラブは、ゴッサムシティの犯罪王カーマイン・ファルコーネの手下でペンギンとあだ名されるオズワルド・“オズ”・コブルポットが経営していたのです。
バットマンはクラブに出向き、ペンギンに市長とのことを聞き出そうとしますが、ペンギンは何も知らない、と調査に協力しようとはしません。
無駄足かと思いましたが、クラブに出向いたことで、ここでウェイトレスとして働いている、セリーナ・カイルという存在に気が付くことができました。
セリーナはアニカのルームメイトであり、恋人でもあったのです。
アニカが行方不明であることを知ったバットマンはセリーナに近づき、クラブ内の調査を依頼します。
セリーナの協力を得て、バットマンは、殺されたピート・サヴェージがカーマイン・ファルコーネと裏でつながっていたことが分かりました。
それだけではなく、ゴッサムシティの地方検事、ギル・コルソンもファルコーネとつながりがあったことも分かったのです。
そんな情報を持ってきたセリーナに対し、バットマンは彼女自身がファルコーネとどんなつながりがあるのか、疑問を持ち始めました。
そしてその疑問を彼女に問いただすのですが、答えを得ることはできず、セリーナはバットマンとの会話を打ち切って消えてしまうのでした。
リドラーは次の犠牲者としてギル・コルソンを誘拐します。
コルソンの首に時限爆弾を巻きつけて、彼を市長の葬儀会場に送りつけたのでした。
コルソンを助けるべく、現場に到着したバットマンに対し、リドラーはコルソンから奪った彼の携帯電話を使って電話してきます。
リドラーが伝えてきた内容は、これからコルソンに対して3つの質問を行うので、それらすべてを正解しなければ、爆弾を爆発させる、というものでした。
バットマンはコルソンを助け、最初と2つ目の質問の正解を解答させることに成功します。
が、最後の3つ目の質問、
-
犯罪王であったサル・マローニが計画した、大掛かりな薬物取引の現場を押さえたゴッサムシティ警察の作戦。この取引の情報を提供した者の名前を明かせ。
には頑として口を割ろうとはしません。
その結果、コルソンは起爆を止められず、死んでしまうのでした。
バットマンとゴードンは情報提供者はペンギンではないかと疑います。
そこで二人はペンギンの後をつけ、薬物取引の現場に行きつきます。
現場について二人はようやく気が付くのですが、サル・マローニの薬物取引の事件は完全に終わったわけではなく、いまだにゴッサムシティ警察が刑事を担当させて内偵を続けていたのでした。
そんな場面で二人はセリーナが潜り込んでいることに気が付きます。
彼女は薬物取引で動くであろうと思われる大金を盗んでしまおうとやってきていたのでした。
取引は警察の摘発で大混乱となり、ペンギンはその場から逃げ出します。
そのどさくさにセリーナも紛れ込んであわよくば、と動きますが、結果的にはとある車のトランクの中に遺棄されたアニカの死骸を見つけてしまうのでした。
ペンギンはバットマンによって捕まってしまいます。
しかしバットマンの尋問によってペンギンが情報提供者でないことがはっきりしただけでした。、
転・バットマンと関係のあったリドラー
その後、バットマンとゴードンはリドラーが残した手掛かりを伝ってとある場所の存在に目をつけます。
そこは今は廃墟と化している、バットマン/ブルースの両親であるトーマスとマーサが経営していた孤児院でした。
リドラーはそこの孤児院出身の孤児の一人であり、ウェイン一家に恨みを持っていることを知ります。
ウェイン家の執事であるアルフレッド・ペニーワースがブルース宛てに届いた手紙の封筒を開けようとして、設置されていた爆弾を起爆してしまいます。
彼は負傷して病院に担ぎ込まれるのでした。
その後、リドラーはトーマス・ウェインのスキャンダルを公開します。
トーマスは市長選に立候補し、選挙を戦っている最中、殺されてしまったのですが、その際に、ファルコーネを使ってとあるジャーナリストを始末した、というものでした。
このジャーナリストはトーマスの妻であるマーサが過去に患っていた精神病の事実を公開すると脅していたのです。
常に父トーマスを見本として生きてきたブルースはこの事実に衝撃を受けます。
その落胆は常軌を逸し、事の真実をアルフレッドに確認するのでした。
アルフレッドは一部事実であることを認めます。
確かに市長選の最中、ジャーナリストを名乗る人物から脅しをかけられていたことは事実で、この対応をファルコーネに依頼したことも事実でした。
が、ファルコーネに殺害を命じた事実はなく、ファルコーネの独自の判断で殺害がなされたのです。
そのため、トーマスは殺人を知った後、ファルコーネを警察に通報しようとしました。
が、その動きはファルコーネに事前に知られてしまい、トーマスの通報を阻止するために、彼とマーサはファルコーネに殺害されたのです。
結・リドラーの真の狙いと
セリーナはバットマンに彼女の身の上話を告白します。
彼女はファルコーネの娘でしたが、ファルコーネは彼女のことに一切関しない、ただ血のつながっているだけの父親でした。
そしてアニカが始末されたわけも知ってしまいます。
それはアニカが市長であったミッチェルに、ファルコーネが情報提供者であり、解決のために始末しようとしていることを打ち明けられたからでした。
バッドマンとゴードンはアイスバーグ・ラウンジにファルコーネを捕まえに向かいます。
が、リドラーによってファルコーネを始末されてしまった後でした。
リドラーはマスクをしておらず、その正体が法医学会計士のエドワード・ナッシュトンでした。
彼はバットマンに捕まり、アーカム精神病院に収容されることになります。
リドラーことナシュットンはバットマンに対して、誰からも存在を認められず無視された孤児であったこと、そしてブルース・ウェインが両親の殺害後に受けた同情に嫉妬心を感じたことを打ち明けるのでした。
そしてリドラーはウェインの住居に送った爆弾がウェインを殺せなかったことを嘆きます。
一方で彼は、悪と戦うバットマンにあこがれを抱いていました。
その思いはどんどんと強くなり、終には腐敗した者を標的にして始末する行動を実行に移したのです。
そんな思いをバットマンに抱いていたナッシュトンはバットマンにパートナーシップを提案します。
が、バットマンはその申し出を拒否するのでした。
そんなナッシュトンの姿に、バットマンは彼が全てを完全に明らかにしていないことに気づきます。
バットマンはナッシュトンのアパートを捜索していると、彼ががゴッサム周辺に自動車爆弾を仕掛けていることを発見するのでした。
しかもその混乱に乗じ、市長候補のベラ・リアルを暗殺する計画を立てており、オンラインで暗殺を実行する信者を育てていることも発見します。
リドラーの設置した爆弾はゴッサム周辺の防波堤を破壊し、街を洪水がおそうのでした。
避難シェルターは屋内アリーナに設置されており、そこにベラ・リアルが避難してくると、ナシュトンによって組織づ暗れた案シャツ者集団は銃撃を始めますが、殺すことはできませんでした。
彼らは最終的にバットマンとセリーナによって無力化されて計画は失敗に終わります。
後日、ナシュトンは別の囚人と仲良くなりました。
セリーナはゴッサムを救うことができるタイミングはすでに失われたと見なして町を去ります。
バットマンは町の回復の努力を助け、ゴッサムの希望を信じて人々を鼓舞することを誓うのでした。
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