映画映画「塔の上のラプンツェル」はディズニーアニメーションでは、初めて3Dで描かれたディズニープリンセス「ラプンツェル」に関するお話です。
映画の終わりに魔法の髪の毛が切られ、元の地毛、しかもショートヘアに戻ったにもかかわらず、ディズニープリンセスとしての公式の姿は金髪の超ロン毛なのが不思議ですね。
ちなみにディズニープリンセスに認定されるためには、いくつかの条件をクリアしないといけません。
ラプンツェルは無事にこの条件をクリアして、アメリカでは第10代目、日本では第7代目のディズニープリンセスになったのでした。
ディズニープリンセスに認定されるための条件についての詳しいことと、アメリカと日本でディズニープリンセスに認定されているキャラクターの数が違うことについて、こちらの記事で詳しく紹介していますので、ご興味がございましたら、ご一読ください。
関連記事:ディズニーキャラクターがプリンセスと認められるルールや条件を考察!
関連記事:ディズニープリンセスの認定人数がアメリカと日本で異なる理由を考察!
さて、映画「塔の上のラプンツェル」ですが、ディズニーのアニメーションではお約束の隠れミッキーと隠れキャラがいくつか、作品の中に登場します。
今回はそんな隠れミッキー&隠れキャラを紹介していきたいと思います。
映画「塔の上のラプンツェル」で見つかる隠れミッキー!
僕が映画「塔の上のラプンツェル」の中で見つけることのできた隠れミッキーは3つ。
それらを順に紹介していきます。
王と王妃の肖像画
映画の冒頭、王と王妃の肖像画が映し出されます。
その王妃の首を飾っているネックレス。
ちょうど隠れミッキーのシンボルの形になっているのでした。
ラプンツェルの絵の具セット
塔に閉じ込められて生活しているラプンツェルの一日を紹介する曲「自由への扉」
この中で、ラプンツェルは、壁の一部に自分の誕生日の夜に必ず起きる、遠くの空に現れる無数の灯りの絵を描きます。
その絵を描き始めようと開いた絵の具セット。
蓋の裏は鏡になっており、一瞬、箱の中の様子が鏡に映ります。
そこには上下逆にはなっていますが、隠れミッキーのシンボルが映し出されていたのでした。
地下の抜け道に置かれている酒樽
ラプンツェルとユージーンが、旅の途中でよった酒場スナグリー・ダックリン(Snuggly Duckling)。
そこにユージーンを捕まえにやってきた衛兵隊から逃れるために地下の抜け道へと入っていきます。
その抜け道には酒樽が保管されていたのですが、あまりに大きい上に薄暗がりの中であるため、わかりにくいのですが、この酒樽も、隠れミッキーのシンボルを形作っているのでした。
映画「塔の上のラプンツェル」で見つかる隠れキャラ!
続いて映画「塔の上のラプンツェル」で見つかる隠れキャラを順に紹介していくことにしましょう。
「モアナと伝説の海」の島に咲く花
映画「塔の上のラプンツェル」の後に映画「モアナと伝説の海」が公開されていますので、本来であれば、「モアナと伝説の海」にある隠れキャラになります。
ラプンツェルが魔法の髪を得るきっかけになった魔法の花。
実はこの花は、「モアナと伝説の海」のモアナが住むモトゥヌイ島に咲いていたのでした。
赤ん坊のラプンツェルのベッドオルゴールの飾り
魔法の花のおかげで病気の母親は無事、女の赤ん坊を産みます。
この女の子がラプンツェル。
健康的な赤ん坊が生まれた王と王妃はとてもうれしそう。
ベッドの上には国の称号である太陽をデザインしたベッドオルゴールが飾られていました。
ところがそのオルゴールに飾られている5つのアクセサリーは、この後、映画で登場するキャラクターであることに気が付いたでしょうか?
カメレオンのパスカル
ここに飾られているのはカメレオンのパスカル。
マキシマス
ここに飾られている馬はマキシマス。
スナグリー・ダックリン
ここに飾られているアヒルは、ラプンツェルとユージーンが旅の途中に立ち寄った酒場スナグリー・ダックリン(Snuggly Duckling)のマスコット。
森の小鳥
ここに飾られている鳥は、ラプンツェルが閉じ込めらていた塔のある森の中に生息する小鳥。
塔から生まれて初めて外に出たラプンツェルを出迎えるように飛び回っていた小鳥です。
天使のショーティー
ここに飾られている天使は、酒場スナグリー・ダックリンで酔っぱらって天使の格好をした老人ショーティーでした。
ディズニークラシックスからの隠れキャラ
実は映画「塔の上のラプンツェル」は、ウォルト・ディズニーが生存していたころにアニメ化しようという計画のあった作品でした。
その名残りなのでしょう、映画「塔の上のラプンツェル」の中に数多くのディズニークラシックの隠れキャラが見つかります。
塔の中のみで18歳まで生活していたラプンツェルは、持て余す時間を過ごすために、絵を描いていました。
そのため、部屋の中はラプンツェルが描いた絵でおおわれていますが、その描かれた絵のいくつかがディズニークラシックスと関連があるのでした。
白雪姫
白雪姫のキーアイテム「リンゴ」が階段の手すりの柱に描かれています。
シンデレラ
さらに次の手すりの柱には、シンデレラのキーアイテムである「ガラスの靴」が描かれています。
美女と野獣
さらにこちらの手すりには美女と野獣のキーアイテムである「バラ」の柄が描かれていました。
眠れる森の美女
眠れる森の美女のキーアイテムである糸つむぎ機。
これはラプンツェルが描いた絵としてではなく、実物の糸つむぎ機が、部屋の中に置かれています。
ロビンフッド
ラプンツェルの寝室。ベッドの横に弦楽器が置かれています。
これは、ディズニークラシックのロビンフッドに登場する雄鶏がひいている弦楽器にそっくりです。
ピノキオ
酒場スナグリー・ダックリンで「誰にでも夢はある」の大合唱のシーン。
天使に扮したショーティーが酒場の天井からつるされて、本物の天使のように、空を舞います。
その背景に映るのはピノキオ。
こんなところに飾られていました。
本屋の本
王国にたどり着いたラプンツェルとユージーンは本屋でたくさんの本に目を通していました。
そのために床には散乱したたくさんの本が映し出されています。
が、その本を注意深く見てみると、まずここに「眠れる森の美女」が。
そしてここにあるのが「美女と野獣」
「白雪姫と7人の小人」もここにあります。
そして「ムーラン」も。
最後に見つかるのは「リトルマーメイド」の本でした。
その他のディズニーアニメのキャラクター
他にもディズニーアニメの作品から、いくつかの隠れキャラが隠されているのでした。
メリダと恐ろしの森
ユージーンが城の兵隊たちから逃れ、ラプンツェルが住む塔を見つけて隠れようとしたものの、ラプンツェルに殴られて気を失ってしまったシーン。
気を失ったユージーンをタンスの中に隠そうとするラプンツェルでしたが、その際に利用した箒。
この箒が、「メリダと恐ろしの森」に登場した魔女の家にあった箒にそっくりなのでした。
ライオンキング
スナグリー・ダックリンで「誰にでも夢はある」の大合唱シーン。
酒場の真ん中に置かれているのは、ライオンキングのプンバァの置物。
剥製でしょうか?
ボルト
城の牢屋に捕まっていたユージーンがスナグリー・ダックリンの荒くれ者たちに助けられて城を抜け出し、ラプンツェルを助けに行くシーン。
城からマキシマスのところまで飛ばされるのですが、その際に、城の塔の一つの屋根の上にいる3羽のハトは、映画「ボルト」で登場したハトでした。
監督のパロディ
映画「塔の上のラプンツェル」の監督はバイロン・ハワードとネイサン・グレノ。
この二人が映画の中に登場するというパロディが隠されていました。
ヴラッドの入れ墨
ユージーンが賞金首だと知った荒くれ者たちは、兵士を呼んで賞金にありつこうとします。
そのため、ヴラッドが伝令役を言いつかります。
このヴラッド、両腕の内側に星の入れ墨が入っています。
実はこのキャラ設定、ネイサン・グレノが同じように入れ墨を入れていたことから、出来上がったのもでした。
酒場の荒くれ者たち
ユージーンを捕まえて賞金にありつこうとした酒場の荒くれ者たちに、一生の願いをから得るためにラプンツェルがユージーンの助けが必要だと必死に訴えます。
泣き落としを試すには人種が違っているのでは、思いきや、荒くれ者たちにも夢があったことで、「誰にでも夢はある」の合唱となります。
しかしその合唱が始まる前、荒くれ者たちの顔がはっきりと並んだ際に、監督たちの顔をモデルにしたキャラがいたのです。
この中に、こことここに監督がパロディとしてモデルになったキャラクターが存在するのでした。
映画「塔の上のラプンツェル」で見られるディズニークラシックとのオマージュ
隠れキャラというより、それぞれのシーンがディズニーアニメでも有名な作品のワンシーンを意識して作成されたと思われるところがいくつかあります。
美女と野獣
ラプンツェルによって気を失わされたユージーンが、正気に返った際、暗がりの中から聞こえる女性の声に、姿を現すように言います。
それにこたえてラプンツェルがユージーンの前に姿を現すのですが、このシーンは「美女と野獣」に有ったシーンのオマージュなのでした。
野獣によってとらえられた父親を助けるために、城に出向いたベル。
父親を助けるために身代わりになる条件を突き付ける野獣に対し、暗闇の中に隠れていないで姿を見せるように言ったシーンがそれです。
ピーターパン
「誰にでも夢はある」でピアニストになりたかったと歌い上げるフックハンド。
片腕がかぎ爪でありながら、見事なピアノ演奏をして見せます。
このシーン、ディズニークラシックの「ピーターパン」でかぎ爪のフック船長が見事にピアノ演奏をするシーンのオマージュでした。
リトルマーメイドのラブシーン
ラプンツェルの夢であった無数のランタンが空に舞う様子を手漕ぎボートの中からユージーンと見つめる様子は、とてもロマンチックなシーンでした。
二人の気持ちが一緒になっていくことがよく分かるのですが、このボートの中での急接近というシチュエーションは、リトルマーメイドに描かれているシーンとそっくり。
まさにリトルマーメイドのオマージュといっていいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
隠れキャラがたくさん隠されているピクサー作品に比べると、少ないのかもしれません。
が、それでもディズニーアニメのしかもクラシック作品を隠れキャラにするという憎い演出をして、オールドファンの心をくすぐることを忘れないのは、さすがですね。
まだ生まれていなかったため、古い作品を見たことのない子供たちにも、このような方法で興味を持ってもらうのは、とてもいいマーケティング戦略だと思います。
昨今では古い作品も動画配信サービスで閲覧できるようになって、手軽に入手できるようになっていますからね。
ディズニー映画を視聴できる動画配信サービス紹介
最後にディズニー映画を無料で視聴できる方法があるので、お知らせしたいと思います。
映画「塔の上のラプンツェル」に代表されるディズニー映画は動画配信サービス「U-NEXT」で視聴することができます。
しかも条件によっては無料で視聴することができる方法もあります。
- U-NEXTでディズニー映画を視聴する方法
U-NEXTでは多くのディズニー映画は有料作品に分類されています。
しかし、初めてU-NEXTに登録する方には31日間の無料トライアルサービスを利用することができ、有料作品を視聴する際に利用できるボーナスポイントをもらうことができます。
つまりそのサービスを利用すれば、もらえたボーナスポイントを使って無料でディズニー映画を視聴することができるのです。
もし興味がありましたら、下のリンクよりお試しください。
U-NEXT無料トライアルは登録から31日間以内の解約することで一切料金がかかりません
U-NEXT無料トライアルの登録方法についてはこちら:
U-NEXT(ユーネクスト)無料トライアルへの登録方法
コメント