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実写版映画アラジンのトリビア紹介と制作裏話の紹介!メナマスード以外のアラジン候補一覧も!

 
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実写版映画「アラジン」

この映画のことを調べてみると、製作の際にかなり大変だったことがわかりました。

ディズニーがクラシックアニメーションを実写版化するのは、これで7作目になりますが、これまでに体験したことのないような困難に直面したそうです。

そのことについて今回はまとめてみましたので、紹介していきたいと思いますね。







アラジン役とジャスミン役の候補に上がった俳優は?

アラジン役を務める俳優はメナ・マスード。彼の産まれた年は1991年で、オリジナルアニメはその翌年の1992年に公開されています。

エジプトにルーツを持つメナですので、オリジナルアニメ「アラジン」をよく見て育ったと述べています。

また、ジャスミン役のナオミ・スコットは「アラジン」が公開された翌年に産まれており、やはり子供の頃、「アラジン」を好んでよく見たとインタビューで答えていました。

ジャスミンが彼女の一番のお気に入りのプリンセスだと答えていますが、それはジャスミンが白人のプリンセスではなかったことから、イギリス人とインド人のハーフとして産まれた彼女にとって一番親近感があったためでしょう。

よく兄とアラジンごっこをして遊んだそうですが、なぜかナオミはジャスミンではなく、アブー役になっていたという記憶があるそうです。

ところでアラジン役ですが、ジャスミン役とともになかなかスタッフのイメージに合う俳優が決まらなかったそうです。そのため、2017年7月に予定されていた映画の撮影の開始が2ヶ月遅れました。

アラジン役としてメナ・マスードが最終的に選ばれましたが、他の候補として、

デーヴ・パテール
リズ・アーメッド
アヴァン・ジョーギア
アクラフ・コウテット
ジョージ・コストゥロス

が候補としてあがっていました。

また、WWEのプロレスラーであり、俳優でもあるムスタファ・アリことアデール・アラムもアラジン役のオーディションに参加していたそうです。

最終的にジャスミン役としてナオミ・スコットに決まりましたが、アラジン役との相性を見て最終決定するということで、最終発表があるまで、ナオミの他にタラ・スタリア、ジェイド・サールオールが候補に残っていたとのことでした。

出演キャストの一覧とそれぞれの人種的背景

「アラジン」という中東を舞台とする映画ということで、製作スタッフはアラビア系、もしくはインド系の俳優を選んで起用したいという希望がありました。

また、衣装やセットなどの背景を担当したデザイナー、ジェマ・ジャクソンはモロッコ、ペルシャ、トルコの文化と伝統風景、ビクトリア朝の絵画、イズニク陶器のタイルで飾られた宮殿をアグラバーの世界観に使っているとインタビューに答えています。

しかしそんな制作スタッフの希望のためオーディションは難航し、4ヶ月遅れで最終決定したのです。

予定をずらしてより選考時間を伸ばした結果、バラエティに飛んだ人選が実現しました。

アラジン:エジプト産まれのカナダ人俳優 メナ・マスード
ジャスミン:イギリス人とインド人のハーフ女優 ナオミ・スコット
ジャファー:チュニジアにルーツを持つオランダ人俳優 マーワン・ケンザリ
サルタン:イラン系アメリカ人俳優 ナヴィド・ネガーバン
ダリア:イラン産まれのアメリカ人女優 ナシム・ペドラド
ハキム:トルコ系ドイツ人俳優 ヌーマン・アチャル

そしてジーニー役はアフリカン・アメリカンのウィル・スミスです。

ジーニー

そのウィル・スミスですが、実はアラジンのジーニー役の他に、3月に公開された実写版ダンボのホルト・ファリア役のオファーも来ていたそうです。

しかしウィルはアラジンのジーニー役を選びました。

面白いことにディズニーの実写版映画でウィルのようにオファーされていた役を断って別の作品の役を演じた俳優が他に2人います。

エマ・ワトソンは実写版「シンデレラ」のシンデレラ役のオファーがありましたが、それを断って実写版「美女と野獣」のベル役を演じ、ダンボでマックス団長を演じたデニー・デヴィートは実写版「美女と野獣」でベルの父親役のモーリス役のオファーを断っていました。

話をジーニー役に関してに戻しますと、候補としてコメディアンのガブリエル・イグレシアスの名前が上がっていました。

日本ではあまり知られていませんが、北米では最も有名なコメディアンの一人にあげられる人物です。

また、ジーニー役として一番最初に名前が上がっていたのは、実はジム・キャリーでした。

が、2015年に元恋人が自殺し、その際に使用した薬物がジムによって提供されたと遺族より2016年10月に訴えられていたため、長期間の撮影に参加できないという状況でした。

それで、実写版アラジンジーニーを演じる話はお流れになってしまったのです。

ちなみにジムに対して起こされた裁判でしたが、訴えた遺族より2018年1月に訴えが取り下げられています。

こうしてジーニーを演じることになったウィル・スミスですが、ジーニー役を受けるまでにかなり悩んだことをインタビューで度々はなしています。

しかし、熟考を重ねた上、自分が演じるジーニーで、ウィル・スミスの味が出せそうだと結論づけて、受けることにしたそうです。

そんなウィル・スミスが歌う「フレンド・ライク・ミー」

なんとこの曲のレコーディングは、ウィルがアラン・メンケンら映画音楽担当スタッフとあった初日に開始され、なんとその日のうちに完成したのでした。

その他スタッフに関して

監督ガイ・リッチー

監督を努めたガイ・リッチーはディズニー作品の中で特にこの「アラジン」に携わりたいと強く思っていたそうです。

その理由をインタビューで「僕は街のごろつきを映し出すことを得意としている。アラジンは大きな夢を持つ心優しい、まさに街のごろつきで、彼をスクリーンの上で生き生きと映し出すにはどうすればいいか、よく知っているからだ。」と答えています。

また、彼の5人の子どもたちのために、子供向けの映画を取りたいと思ったことも理由の一つだと話していました。

ジャファーの右腕、イアーゴ

アラジンが撮影されることが公表されると、イアーゴの声優担当にオリジナルアニメでも担当したギルバート・ゴッドフリーが、再登場するのでは、という噂が流れました。

が、実際にはアラン・テュディックが担当することが、後に発表されたのです。

アラン・テュディックのとってディズニーの作品で声優担当をするのは8作目に当たり、さらに言えば、ヴィランズ担当としては5作目、鳥役としては2作目になります。

アラン・テュディック出演したディズニー作品と役柄に関して、詳しくはこちらの記事を御覧ください。

関連記事: アラジン実写版でイアーゴを担当する声優は誰?アランテュディックの過去出演ディズニー作品についても

実写版とオリジナルアニメの両方に出演!?

オリジナルアニメに参加した俳優で、実写版にも参加しているのは唯一、フランク・ウェルカーだけです。

彼はオリジナルアニメと同じく、アブー、ラジャー、そして不思議の洞窟の声を担当しました。

ジャファー役を希望していた俳優

「X-メン」シリーズでプロフェッサーXを演じるパトリック・スチュワートがジャファー役を希望していたそうです。

パトリックは1992年版のオリジナルアニメでジャファー役の依頼があったのですが、その当時は断っていました。が、実はそれ以来、その決断をずっと後悔しているそうです。

ディズニーお約束の隠れキャラ

ディズニー映画ではお約束となった、公開が予定されている次の作品の隠れキャラを密かに作品の中に紛れ込ませておく隠れキャラ探し。

実写版映画「アラジン」でもご多分にもれず、2016年の実写版映画「ジャングル・ブック」」と2017年の「美女と野獣」においてアラジン関連の隠れキャラが含まれていました。

「ジャングル・ブック」ではキング・ルーイの寺院の中で魔法のランプをみることができます。

「美女と野獣」では「ひとりぼっちの晩餐会」のシーンでアグラバーの宮殿の模型が登場します。

ハリウッドの人種問題

映画「アラジン」の舞台が中東であるため、メインキャストは上で紹介したように、バラエティに飛んだ人種背景を持った俳優が、演じることになりました。

とはいえ、全員が中東出身の俳優というわけにはいきませんでした。

特にジャスミン役を演じたナオミ・スコットはインド系の血を引いているものの中東系の人種背景を持ってはいません。

そのことに、文句をつける声が、少なからずあったそうです。

そしてナオミ・スコット以上に人種差別だ、との声が上がったのがエキストラの人々。

多くのダンサーが参加していますが、白人のダンサーを中東系に見せるべく、顔に化粧をして撮影に参加させていたそうです。

その行為に対しても、人種差別ではないか、との声が上がったのでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

こうして見てみると、実写版「アラジン」を作成するのに、とんでもない労力が使われていたことがわかります。

特にオーディションで思いの外、時間をかけてしまっていたのでした。

というのも、これはハリウッドの問題が大きく影響しています。

というのも、ハリウッドの俳優は今でも大半が白人で、その次に黒人の割合が多く、アジア人がその後に続くことになります。

そのアジア人でも中東系やインド系の俳優の数が極端に少なく、全体の数%しか割合がないのが原因でした。

そんな限られた数の中から、若くて歌も踊りもできるカップルを探し出さないといけな買ったのです。

アラジンを演じたメナ・マスードもジャスミンを演じたナオミ・スコットも今後ハリウッドが、中東系、インド系の俳優を使って撮影する事ができるようなストーリーの映画が、この「アラジン」の成功によってもっと増えることを願っている、とはなしていました。

映画「アラジン」の撮影によって、そんなハリウッドの隠れた問題が、浮かび上がってきていたのは、驚きでした。

こんなことでもない限り、その華やかさばかりに目を奪われ、未だに旧態然としているところがあることは表面化してこないのでしょう。

とても興味深かったです。

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