映画クレイジーリッチ!と原作小説との違い10選をネタバレありで解説!

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映画「クレイジー・リッチ!」はアメリカで2013年に出版された小説を原作にしたものです。

映画はアメリカで大好評でしたが、小説もベストセラーとなっています。

小説は3部作で完結していますが、映画は今回の1作で一段落がつくようにまとめられていました。

今回の興行成功で続編が作成されることが決まっていますが、このように、映画と小説では作成された状況の違いから、変更されたものが数多くあります。

今回は小説から映画にされた際に変更された設定のうち、大きく変わった10個の変更箇所を紹介したいと思います。

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その1、ペイク・リンや父親ワイ・ムンなどのゴー一家

レイチェルの大学時代の友人であるペイク・リンやその父親のワイ・ムン、そしてその他のゴー一家ですが、映画ではとてもハチャメチャでおかしな一家として描かれています。

しかし小説ではもっと落ち着いていて、特に父親のワイ・ムンは良識のある人物として描かれていました。

ラブコメディの映画としている以上、誰かが、笑いを取る役を演じないといけないということがあったのでしょう。

その役にゴー一家が選ばれてしまったのでしょうね。

またリン役のオークワフィナやワイ・ムン役のケン・チョンがコメディアンであることが、映画では輪をかけてハチャメチャな行動をする人物として描かれた理由の一つであると思われます。

どこまでかはわかりませんが、きっとアドリブで演じたシーンが有ったに違いありません。

また、映画ではニックのことをヤング家の跡取り息子と認識していましたが、小説ではあまりの超大金持ちのヤング家のことは関しては秘密が多く、ニックをヤング家の跡取り息子だとは知らなかったことになっています。

その2 家族での飲茶づくりは中国の伝統

映画の中でレイチェルがヤング一家の飲茶づくりに招かれて時を過ごすシーンは、ストーリー上、最も大切なシーンの一つですが、これは映画の中だけの演出です。

というのも、小説の中ではヤング一家はイギリス系の華僑で振る舞いは英国ナイズされて描かれていました。

ですので、家族で過ごす時間は午後のティータイムであり、飲茶づくりではありません。

家族で飲茶づくりの時間を過ごすことを伝統にしているのは中国系の華僑の文化で、映画ではヤング家は中国の伝統を重んじる家族として描かれていたのでした。

その3 結婚式の描かれ方

これは映画というエンタメと小説というエンタメの違いから、といったほうがいいでしょう。

映画では超大金持ちのセレブたちが集う結婚式で、金に糸目を付けないという感じを映像で見せなくてはならないために、すさまじいきらびやかなパーティーシーンを用意しました。

しかし小説は文字だけのうえ、「クレイジー・リッチ」ではサラッと流す程度で、どれだけ豪華であったのかを描写する表現は含まれていませんでしたので、映画の結婚式シーンは映画スタッフが作り上げたオリジナルになります。

その3 実はオーストラリアにいたニックの父親

映画では仕事の都合上、上海に出張に行っていると説明されただけのニックの父親ですが、小説ではレイチェルと対面しています。

すでに仕事から引退し、オーストラリアに別荘を持っていて、シンガポールとの間を行ったり来たりしている身分になっていました。

小説の中では、レイチェルを受け入れないヤング家の中で唯一、彼女のことを認めて優しい言葉をかけ、ニックの妻としてふさわしくないと毛嫌いするエレノアに、忠告をするほどの存在として描かれています。

その4 カットされた3P

映画は北米でPG13というレートになっています。

これは、13歳以下の子供には適さない内容があると判断されるから、保護者はかなり注意する必要があります、という意味になります。

英語での表記は「Parents Strongly Cautioned: Some material may be inappropriate for children under 13.」です。

日本で言うところの「PG12、小学生以下の場合は保護者の指導が必要」というにあたるでしょう。

しかし小説版では対象年齢がもっと上に設定されていたようで、映画ではバッサリとカットされた部分があります。

それはニックの元カノのセリフ。

映画ではアマンダしかでてきませんが、小説ではその他にも複数の元カノがいたように描写されています。

中でもフランチェスカ・ショアという女性が元カノとして登場し、レイチェルと会話していました。

その会話で、昔イタリアでニックはアマンダとフランチェスカの3人で夜を楽しんだ、と
言うものがあります。

映画ではカットされたシーンですが、もし登場していたら、レートはPG13やPG12で済んだのでしょうか?




その6 ニックとレイチェルはホテル住まいしていなかった

シンガポールに着いたニックとレイチェルですが、エレノアから改築工事のために、自宅に滞在することができないと言われ、ホテル住まいをしていました。

しかし小説では、まったく逆で、ホテル住まいなどはとんでもない、絶対に一緒に住むようにと、ヤング一家と一緒に過ごしています。

ところが召使いを雇ったこともないレイチェルは、何でもかんでも召使いにしてもらう生活に全く馴染めず、逆にストレスを感じてしまいます。

挙句の果てに自分で選択をしてしまうほどで、お互いの価値観の違いを表しているのでした。

その7 アマンダはニューヨークに住んでいた?!

映画の中で元カノとしてレイチェルに意地悪をするアマンダですが、小説ではそんな可愛らしい存在ではありませんでした。

じつはアマンダはレイチェルやニック同様、ニューヨークに住んでいたのです。

しかもレイチェルに内緒でニックと会っていたこともあるほど、二人の関係にとってはより驚異的な女性なのでした。

しかもアマンダがニューヨークに引っ越してきた理由は、はっきりとニックとよりを戻すため、と宣言していたのです。

映画での生魚をベッドの中にぶちまけている行為が負け犬っぽくて可愛そうになる程度の存在ではなかったのですね。

その8 中国へ行って父親に会おうとした

エレノアより母親ケリーの過去を暴露され、傷つくレイチェルですが、小説版ではそれだけではおさまらず、中国へ行って刑務所にいるとされる父親に会おうとします。

しかし実際に中国に行く前に、ニックによって呼ばれたケリーから、父親と思っていた結婚していた男性は実の父親ではなく、DVに耐えきれずにアメリカに逃げてきたという事実を知らされるのでした。

その9 重要人物だったアストリッドの元彼チャーリー

映画ではニックのいとこアストリッドは浮気している夫マイケルと別れ、昔の彼氏だったチャーリーと再会をした様に描かれていました。

小説では、アストリッドの夫マイケルは実際には浮気はしていませんが、アストリッドと離婚をするためにさも浮気をしているように振る舞っていたのでした。

チャリーは、エンドロールでちらっと登場するだけのような役どころではなく、もっと重要人物としてえがかれ、アストリッドが最終的にマイケルと離婚を決意する手助けもしていたのでした。

その10 ニックはレイチェルにプロポーズしていない!

映画では家族とレイチェルの間で悩んだ末、レイチェルを選んだニックとそれを受け入れたレイチェル、そして最終的にレイチェルを認めたエレノア、というエンディングになっています。

それが感動的で、ラブストーリーとして多くの賛同を得たのでしょう。

が、小説版では3部作の1作目であり、この後シリーズが続くため、もっと曖昧なエンディングで、終わっています。

エレノアはニックとレイチェルの中を許しておらず、ニックはレイチェルにプロポーズをしていません。
もちろん婚約パーティーも行われませんでした。

映画の場合、製作中に、映画がシリーズ化するかどうかはわかりません。
1本限りの映画になる可能性もあり、1話完結するストーリーにしなくてはならない以上、映画のエンディングがハッピーエンドとなったことは頷けます。

ただし、映画の方もシリーズ化が決定した以上、どう軌道修正するのかも、次回作に対して興味深いところです。

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