映画ゲットアウトのネタバレトリビアの紹介!数々のセリフに隠された意味に驚愕!

   

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映画「ゲット・アウト」は北アメリカで有名なコメディアンのジョーダン・ピールが
初監督を行った作品ですが、脚本も彼によって書かれています。

コメディアンが作り上げたホラー映画ということで、出来栄えは?と思われるかも
しれませんが、笑いのエキスパートだからこそ、という伏線や皮肉、隠された意味を含む
セリフの数々に驚かされます。

そんなセリフや絵に映り込む小道具を紹介していきます!

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実はそんな意味が!本当の狙いここにあった!

ローズが鹿との交通事故を起こした際、警察がクリスの身分証明書を提示するように
いいましたが、ローズがそれを強い口調で断わり、最終的に警察に諦めさせています。

これはしかし、クリスを不当な捜査から守るために起こした行動ではありません

クリスの免許証を警察がデータベースで検索した場合、クリスとローズが一緒にいたと
いう記録が残ってしまうことを阻止するのが狙い
からの行動でした。

ウォルターをのっとったローズの祖父、ローマン・アーミテージは、カール・ルイスが
4冠を達成するはるか以前に1936年のベルリンオリンピックで4冠を達成したジェシー・
オーエンスの引退を諦めることがいまでもできないでいました。

夜な夜なトレーニングとして庭を走っていたのは、それが理由でした。

ジョージーナが夜中、窓に向かってチェックしていたのは、かつらがきちんとなって
いて、手術痕が隠れているかを見るためです。

また、頭部の手術痕を隠すためにウォルターもアンドレも必ず帽子をかぶっているのです。

ローズの母親であるミッシーは、クリスが喫煙していることを聞いて、不快に思って
禁煙を勧めました。

その理由ですが、クリスと一緒にいるローズの健康を気にしてではありません。

喫煙を続けられることでクリスの肉体が、顧客に対して不健康ということで、価値が
下がるおそれがある
というのが、本当の理由でした。

オークションの前に、プロゴルファーだった男性がクリスのスイングフォームを見たいと
言っています。

また、酸素吸入器をつけた男性の妻が、クリスの二の腕や胸板を触り、黒人男性の性交は
より良いかとローズに聞いています。

これらの質問は、オークションで入札をするかどうかの判断材料としての質問だったのです。。

裏設定に皮肉に満ちた展開、隠された意味もぶっちゃけます。

アーミテージという姓は、20世紀のホラー小説家、H・P・ラブクラフトに敬意を表して
使用されました。

クトゥルフ神話を記したラブクラフトの小説に出てくるアーミテージ一家も、オカルトの
秘法を駆使して魂を他人に移すなどをしていました。

また、ラブクラフト自身も黒人差別主義者として有名でした。

映画の冒頭でローズとクリスの乗った車が鹿を轢いてしまいます。クリスは鹿の様子を
見に行きますが、それは今後映画の中で明かされる2つの設定に基づく行動でした。

一つは母親がひき逃げで亡くなった事。
そしてもう一つは母親の過去がトラウマとなって交通事故に対してショックを受けている
ことと事故で命を落とすこととなった鹿に同情をしていることでした。

一方でローズは全くの罪悪感さえみせていません。

ミッシーは銀の匙を使った催眠術で対象者をコントロールしますが、英語で「銀の匙」とは
相続によって得た富や特権という意味もあり、他人を操る特権の象徴
として使用されて
います。

家族との夕食の際、ジェレミーが柔術の話をしてクリスに挑もうとしていました。

また映画の最後で家から逃げ出そうとするクリスに後ろからジェレミーが首を絞めて
落とそうとしています。

これらの行動は映画の冒頭でアンドレを誘拐したのはジェレミーであることを示すもの
でした。

映画の最後、ローズが地面に横たわって息を引き取りますが、彼女の服装も死んでいく
状況もクリスの母親が亡くなった状況にそっくりでした。

映画内では白と黒のコントラストがたくさん使われています。

クリスの部屋に飾られている写真はモノクロですし、中には白人女性が黒いマスクをして
いる物があります。オークションに参加した人達は黒もしくは暗い色合いの服装で参加し、
黒塗りの車で来ています。

これは白人の黒人願望という、この映画の主題の一つを表しています。

また、ジェレミーがアンドレを誘拐するシーンで、ジェレミーの車が白い車であるのも
象徴的で、白人が黒いヘルメットをかぶって黒人を白い車の中にぶち込む、という徹底
ぶりでした。

ディーンは急に飛び出した鹿のせいでローズとクリスが交通事故にあったことに対して
鹿は害獣でネズミと一緒だ、とまで言って嫌悪感を示していました。

英語では牝鹿をディア、牡鹿をバックスといいますが、「ブラック・バックス」という、
直訳すると「黒い牡鹿」という言葉は、南北戦争後のアメリカで使われた差別用語で、
白人社会に屈服することを拒否する黒人を指している言葉なのでした。

クリスが地下室でソファーに拘束されていたシーンで、ソファーから取り出した綿を耳に
つめて難を逃れますが、綿を摘むという行為はアメリカ南部で奴隷として使われていた
黒人がする、もっとも重要な仕事でした。





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監督のジョーダン・ピールはもともと映画のエンディングをもっと悲惨な暗いものにする
予定だったそうです。

それは、ロッドがクリスを助けに来る代わりに、警察官が現れます。
クリスはローズと家族を殺害した容疑で逮捕され、警察署で取り調べを受けるのでした。

そこにロッドが面会に現れ、何が起こったのかを聞き出そうとしますが、虚ろな顔をした
クリスは、「止められた、良かった。」とだけしかいいません。

そしてクリスは刑務所の中へと戻っていき、おそらく終身刑が待ち受けているのでした。

クリスがロッドに話ができなかったのは、ミッシーの催眠術のせいという設定だそうです。

それをハッピーエンディングに替えた理由は、現実社会で起こっている悲劇だけで十分で
映画の中だけでも救われるエンディングにしたい
と思ったからでした。

交通事故を聞いたディーンはクリスに対して鹿のことを歯牙にもかけていないセリフを
いいますが、その後、鹿の角によってクリスに殺されてしまうという皮肉な展開が待って
いました。

地下室に閉じ込められたクリスは体の自由を奪われ、ローズの祖父が撮影したビデオを
強制的に見させられるのですが、監督のジョーダン・ピールによれば、元々のシナリオで
はジャームス・テイラーの曲「You’ve got a friend」を繰り返し繰り返し聞かせる予定
でした。

が、予算が足りず、曲を映画内で使用するための使用料を払うことができなくなって
しまったのです。

結果、仕方なくビデオを使ったシーンにしましたが、出来上がってみるとこちらのほうが
良かったと感じたと語っています。

クリスがロッドとの会話を終えた後、ジョージーナが部屋に入ってきて話をするのですが、
そのクリスの後ろの壁にかかっているポスターの一部が映っています。

そしてそこに映っている文字を読むと「Chris is dead(クリスは死んだ)」となって
いました。

ローガンの一件があった後、パーティーを抜け出したクリスとローズが湖畔で話をする
シーンがありますが、このシーンを撮影するのに手間取ったと監督のジョーダン・ピール
はインタビューで語っていました。

夕日のシーンで日が沈む前に取りきってしまわなければいけなかったのですが、クリス役の
ダニエルが、なぜクリスは一連の奇妙な出来事に加えてローガンの奇っ怪な行動を目の
当たりにしながら、ローズをおいて自身の安全のためにさっさと逃げ出さないのかが理解
できないため、演技ができなかったのです。

そんなダニエルに監督のピールは、ローズはクリスにとって家族のようになっており、
また彼は彼の母親の死に関して自身の無力さを自分で攻め続けていると説明します。

そしてクリスは彼自身とローズにに対して、二度と家族を見捨てないという決意をもって
いるため、逃げ出すという選択をしないんだ、と付け加えました。

その理由を聞いて十分納得したダニエルは、撮影に望み、見事にこのシーンを演じきった
そうです。

ローズが次の獲物を探すためにネットで黒人男性の画像をチェックしているシーンで、
「フルーツ ループス」という商品名のシリアルと牛乳を別々に食べています。

これは白いものと白でないものを一緒に混ぜない、という隠喩だと見て取れます。
また、「フルーツ ループス」というのは俗語で「狂人」という意味もあります。

ディーンが自宅の中をクリスに見せて回っているシーンで、地下室は黒カビが発生して
いるから、立ち入らないようにしているといいますが、これも黒という色について否定的
に感じるようにという隠喩です。

ローズがクリスの家に来て彼女の両親に会うために週末たずねることを話しているシーン。

ローズがクリスの、彼が黒人であることを両親に話していないという事実を心配している
ことに対して、父親がライフル銃を持って、庭先で待ち構えていないから、とジョークを
いいます。

が、クリスが家から逃げ出すシーンでライフル銃を持って狙いを定めていたのはローズ
自身でした。

ほんとうの意味はここにあった。言葉遣いのマジックを紹介

ディーンがクリスに対してジョージーナとウォルターを召使としてしようしていることに
理由を話していますが、その言い回しは非常にウィットに飛んでいます。

「自分の両親の世話のためにジョージーナとウォルターを雇ったのだが、両親が亡くなった
とき、彼らを用済みとクビにすることはできなかった。」
と言っていますが、真実は
両親が亡くなっても、まだ彼らに使い道があったためのに首にしなかっただけで、愛着が
湧いたわけではなかったのです。

そして二人はディーンの両親に乗っ取られることになりました。

デーンがクリスに初めてキッチンを見せたとき、キッチンはデーンの母親が家の中で一番
好きな場所であるといい、「今でも家の中に彼女の一部を残しておきたいんだ。」
結んでいます。

そしてそのキッチンにジョージーナがいるのですが、実際には彼女はデーンの母親に
乗っ取られている
わけですから、デーンはかなりきわどい真実を話しているわけです。

ローズとクリスが目的地である両親の家に着いた際、ウォルターが庭で作業をして
いましたが、その際、彼のことを庭師という意味の「Groundskeeper」だとクリスに
紹介していました。

が、実際には「Grands keeper」と紹介していて、この場合、ウォルターやジョージーナは
ロースの祖父母をこの世に生かし続けている、つまり「Grands keeper」としてクリスに
紹介していたのでした。

「Grands」は祖父母を意味する英語、「Grandparents」を短くした言葉なのです。

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