アニメダンジョン飯西方エルフが迷宮探索と制圧・古代魔法使用者を罰する理由ネタバレ

アニメーション

アニメ「ダンジョン飯」でカブルーが恐れる西方エルフがライオスたちが探索している迷宮にやってきました。

彼らの目的は迷宮の探索と制圧である、とカブルーは説明します。

しかしなぜ西方エルフが迷宮の探索と制圧をするために、カナリア隊と呼ばれる探索部隊を送り込んできたのか、はっきりとした理由は明かされませんでした。


また古代魔法を使用したことが西方エルフにバレると拘束され、罰を受けます。

しかしなぜ古代魔法が禁忌の魔法なのかについての説明はありませんでした。

今回は、これらの謎について、ネタバレ込みでその理由を紹介していきたいと思います。







アニメ「ダンジョン飯」の西方エルフが迷宮の探索と制圧をする理由

アニメ「ダンジョン飯」の迷宮は、ある日突然、村の地下墓地とつながってしまいます。

迷宮を探索することで宝物や倒した魔物の亡骸によって、富を得ることができるため、多くの冒険者が訪れるようになり、島は栄えるようになりました。

しかし迷宮の存在が広まるに連れ、西方のエルフが島主に使いをよこし、迷宮をエルフの管理下に置くようにと打診してきたのでした。


島主の協力者であるタンスは、エルフは迷宮にかけられた不老不死の魔法が欲しくてそのようなことを言ってきている、と決めつけていました。

しかしタンスは種族がノームであり、個人的にもエルフと折り合いが悪いようですので、この推測にはかなりの決めつけが入り込んでいるようです。


一方、エルフに育てられた過去を持つかブルーは、もう少しエルフが迷宮に固執する理由をよく理解していました。

彼の子供時代、同じく迷宮で栄えた街ウタヤが迷宮の膨張に飲み込まれ、迷宮の外に出てきた魔物に襲われたことで彼を除いて全滅した経験を持つため、迷宮の危険性もタンスより詳しかったのです。

エルフは、この迷宮の危険性を理解しており、同じような惨劇が起こらないように迷宮を管理したがっていたのでした。

しかしこの迷宮、一体どのような理由で、ウタヤのような災害が起こるのでしょうか?

迷宮に関するネタバレ

これまでのライオスの冒険からもわかるように、迷宮は、冒険者が望むとその望みを叶えるような動きをすることがあります。

飲水がほしいと思うと水が存在する部屋が現れ、休みたいと思うと、それに適した部屋が出現します。

ファリンを追って地下階層に進もうと決めた途端、それまで探して見つからなかった地下6階への階段が容易に見つかったりもしました。


この様に迷宮は人々の欲望に反応しているのです。

更にネタバレをすれば、この迷宮を作り出している存在は、生物の欲求を糧にしており、特に欲望に際限のない知能を持つ人種の欲望を、何より好物にしているのでした。

現時点で迷宮の主は狂乱の魔術師です。

狂乱の魔術師の望むように迷宮は変化していきますが、彼が気にしない場所に関しては、狂乱の魔術師に古代魔法の力を授けた存在の意思で、迷宮は変化していくのでした。

そしてこの存在こそ、西方のエルフが悪魔とよんで恐れ、迷宮から地上を出さないよう、迷宮を監視している理由なのでした。

西方のエルフが恐れる迷宮の謎とは

もともと迷宮は、この悪魔と呼ばれる存在を地上に出さないように閉じ込めておくために作られたものでした。

しかし悪魔は、自身の力を強大にすることで迷宮を自由自在に変化させる術を身に着けます。

現時点で悪魔は、大きくなった他人の欲望を食すること以外の欲望は持っていません。

そのため、迷宮から地上に出ることは、自身の封印の力をどうにかしない限り、できないのでした。

悪魔が強大になるためには、より多くの、そして大きな他人の欲望を食さないといけません。

迷宮の主の欲望が大きくなりすぎたり、多くの冒険者が迷宮に入り込むことで多くの欲望が迷宮の中に入るという状態になったりすることは、悪魔をより大きくすることにつながるため、エルフはそれを阻止すべく、迷宮の管理・探索をし、必要と判断すれば制圧してきたのでした。

西方のエルフが古代魔法使用者を罰する理由のネタバレ

チルチャックも恐れていましたが、古代魔法に関するアイテムと関わっただけで西方エルフに拘束され、連れ去られるとのことでした。

また、古代魔法を使ったことがバレれば、一生、日のささない独房に入れられる、とシュローも恐怖を持って発言しています。

しかし、具体的に、なぜ古代魔法が禁忌の術であり、使用者は罰せられるのか、その理由は明かされていません。

また、古代魔法は迷宮とともに、西方エルフか関係しているという共通点もあります。

古代魔法と迷宮との間になにか因果関係はあるのでしょうか?

古代魔法が行き着いた問題とその解決法

古代魔法が禁忌の魔法である理由は、実は迷宮と関連があるのでした。

古代魔法が栄えた時代、人々は進化する魔法に対し、魔力不足という問題を抱えていたのです。

かつてマルシルが水を沸騰させる事象について、この魔力不足の問題の一端に触れていました。

コップいっぱいの水を沸騰させることは簡単だが、水を沸騰させるという原理は一緒でも湖の水すべてを沸騰させることが難しい、という話です。

つまり、沸騰させたい水の量が増えれば、沸騰させるエネルギーも増やさないといけない、ということ。

魔法によって沸騰させようとすれば、使用する魔力も水の量と比例して多く必要となる、ということです。


複雑な魔法も理論上は可能となりますが、実際問題、魔法を完成するために必要な魔力が人やエルフ、ノームといった生物が持つ量では、不可能である、となってしまったのです。

この問題を解決するために魔力が無限にある異次元から、魔力を取り出して使用するという方法が編み出されました。

マルシルも、ファリン復活の際の魔法で、異次元の魔力を使用しています。

こうして魔力に関する問題は解決されましたが、新しい問題が発生してしまいました。

古代魔法と迷宮の関わり

それは悪魔の存在です。

この悪魔は、便宜上、古代人がそう呼んでいるだけで、聖書などに登場する悪魔とは違います。

この悪魔が、この世界の生物の欲望を食べることで一瞬満たされる感覚になることを発見するのでした。

しかも欲望を叶えることでより大きな欲望が生まれ、欲望が大きくなればなるほど、満足度が高くなることもわかります。

この結果、悪魔は古代人の欲望を叶えまくるのでした。

そして頃合いが来ると、大きくなった欲望を食し、満足感を得ます。

ところが欲望を食われた者は、よくて廃人、悪くすると命を落としてしまうのでした。


このことに危機感を抱いた古代人は迷宮を作り出し、悪魔を迷宮内に閉じ込めます。

古代魔法が禁忌の魔法である理由のネタバレ

しかし迷宮に入り込んだ者たちが悪魔と遭遇してしまいます。

彼らは悪魔に取り憑かれて迷宮の主となり、やがて大きくなった欲望を食われてしまうのでした。

このようなことが繰り返され、長命種のエルフたちによって、悪魔が迷宮で必要以上に力をつけないように、監視されることになります。

そして悪魔の存在は、高度に隠匿されることになるのでした。

というのも、最終的に命を落とすとわかっていても、望むものがすべて叶うという魅惑に、誰も勝てないからです。


古代魔法について研究をすると、最終的にこの無限の魔力を生み出す異次元と、そこからこちらの世界にやってきた、何でも願いを叶えてくれる悪魔の存在に、行き着いてしまいます。

そのため、エルフは古代魔法自体を禁忌の魔法とし、誰もかかわらないようにして、悪魔の存在を隠してきたのでした。

まとめ

アニメ「ダンジョン飯」において西方エルフが迷宮の探索と制圧を行い、また、古代魔法使用者を罰する理由に関してネタバレ込で解説してみました。

西方エルフが迷宮の探索と制圧を行う理由は、迷宮の主に力を与えている悪魔という存在が、力を持ちすぎないようにするため、でした。

この悪魔という存在は、主として使えた者の欲望を満たすことで、更に大きな欲望を持つように仕向け、最終的に大きくなった欲望を食することで力を蓄えてきました。

この悪魔の力が大きくならないよう、迷宮の監視と必要とあれば制圧を行っていたのです。


またこの悪魔は、古代魔法が抱えた大きな問題を解決した際に発生した問題でした。

魔力が無限にある異次元とこちらの世界を結びつけることで、理論上可能でも必要魔力的に不可能であった魔法を利用可能としたのですが、異次元に存在していた悪魔をこちらの世界に呼び寄せてしまったのです。

古代魔法について研究を行っていくと、最終的には魔力不足という問題に行き着きます。

そして古代人がどの様にこの問題を解決したのか。

その結果、悪魔という新たな問題を抱えるようになった、となり、悪魔の存在を知ることになります。

そして何でも願いを叶えてくれるということから悪魔と接触しようという流れになることから、古代魔法を禁忌の術とすることで、悪魔の存在を固く隠してきていたのでした。。









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