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映画アナと雪の女王2でオラフが披露した雑学トリビアは本当なのかを検証してみた!

2019/12/09
 
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映画「アナと雪の女王2」では前作で活躍した5人(厳密には3人と1頭と1つ?)が新しい冒険に出ています。

そこで、エルサがなぜ魔法を使えるのか、が解き明かされ、それに関連していた、

    両親の死の真相
    過去に起こったアレンデールの真実

などが明らかになります。


ですが、今回は映画の中でオラフが他の3人を鬱陶しがらせた雑学トリビアについて見ていきたいと思います。

アレンデールからノーサルドラの森へ向かう過程で、疲れを知らないと思われるほど、喋りまくっていたオラフですが、そこで披露された雑学トリビア、本当のところ真実なのでしょうか?

今回はその雑学トリビアの真実について、調べたことを紹介していきましょう。







オラフが映画「アナと雪の女王2」で披露した雑学トリビアの6つ!

まずはオラフが披露した雑学トリビアの6つをまとめてみましょう。

    ・水に記憶がある
    ・男性の方が雷に打たれる可能性が女性よりも6倍高い
    ・ゴリラは嬉しいとゲップする
    ・人は1日400万回まばたきをする
    ・ウォンバットは四角いうんちをする
    ・亀はお尻の穴で呼吸をする

以上の6つです。


果たしてこれらは本当に真実なのでしょうか?

一つ一つ見ていくことにしましょう。

検証結果 発表!

「水に記憶がある」のは一部正しい

「水に記憶がある」という言葉自体がトリッキーだと思います。

水自体が生命ではないため、自覚する感覚などはありません。

ですので、水が記憶をする、という言葉遣い自体が間違いだと言わざるを得ないと思います。


ですが、水が何らかの情報を含んでいることは説明するまでもないことですよね。

例えば海水であれば塩分が含まれていて塩辛いですし、また海の近くに来れば海の匂いがするので分かる、ということもあり、つまりは水の性質を調べることによって、その水がどのような場所から来たのか、などがわかります。

淡水でも軟質、硬質の違いがあり、それによってこの水はどの地域のものではない、ということが分かるでしょう。

また、微生物を含んでいれば、その生物の生息分布と照らし合わせてどこから来たのかを特定しやすくできます。

また、南極や北極では堆積した氷をボーリングで地中深くから取り出し、その氷に含まれるもの、例えば火山灰などから過去にどういったことが起きたかを研究することもよく行われています。


以上から水を調べることで、その水が過去にどういう経路をたどって目の前にたどり着いたのか、を知ることができるという点を考えれば、「水が記憶する」という表現も間違いではない、といえるでしょう。

「男性の方が雷に打たれる可能性が女性よりも6倍高い」は一部正しい

過去のデータをさかのぼって集計することで、雷に打たれた男女比率がわかります。

その男女比率が女性に比べて男性の方が多く被害にあっているという事実があるのです。

例えばアメリカの国立気象局が発表している2019年に雷に打たれて亡くなった人たちのリストがあります。


(参照:アメリカ国立気象局サイトより

2019年12月始めの時点で、このような結果となっています。
そして、19名のうち被害にあっている女性は5名。

6倍とはいきませんが、3倍の比率差があります

しかしなぜこのような差が出るのでしょうか?


実は男性と女性とで、体の作りの違いからこの差が出ているのかどうかの科学的な証明はされていません。

つまり、男性と女性が屋外に同じ条件で立っていて落雷があった場合、男性の方が6倍も女性よりも雷に打たれる可能性があるというわけではない、ということです。

実際のところ、隣り合って立っていた場合、両人とも雷に打たれる確率のほうが高いくらいなのです。
(リストの3番と4番の被害者のように。)


では、なにが男性と女性との差を生んでいるのでしょうか?

先程のリストを見てみると、雷に打たれて亡くなった際にしていたことが記されています。

それを見ていくと、やはり屋外で何かをしていて、という人ばかりですね。

そうなると、男性が女性よりも屋外で何かをしている機会が多い、ということと関係がありそうです。

あとは、雷の音がし始めたとして、女性と男性とでどれだけ危機意識が高いか、ということも関係しているでしょう。

ということであれば、この雷に打たれる男女差は、起こるかもしれないリスクに対してどれだけ真剣に向き合っているかの意識差、と言えるのかもしれませんね。


最後に、資料として使用したリストは、雷に打たれてその場で亡くなっている人々だけをカウントしており、雷に打たれて病院に搬送され、治療の甲斐もなく数日後亡くなった被害者や、雷に打たれたものの死亡せずに済んだ被害者の数は含まれていませんので、ご注意ください。

「ゴリラは嬉しいとゲップする」のは厳密には間違い

ゴリラはたしかに食事をした後などにゲップを良くします。

ですが、厳密にはこのゲップ音、人間がゲップをする時に起こっている体の動きとは全く異なる動きによって出されていることがわかっています

ゴリラは食事をして満腹になった後など、リラックスをした際に、この音を発しますが、それはたまたま人間のゲップ音に似ているだけであって、実際には胃に入った空気が口から出ることで音が出ているのではありません。

つまり、ゲップをしているのではなく、満足してリラックスした際に発する音がゲップ音に似ている、というのが真相なのです。

「人は1日400万回まばたきをする」のはまず不可能

本当に瞬きを400万回もするかどうか、数えた人がいるのかどうかは知りません。

が、この数字に真実味があるかどうかは簡単な計算をすることで判明します


瞬きは人が起きている際に起こる現象です。

ですので、1日24時間中、8時間睡眠をして16時間起きている、と仮定しましょう。

となると1日に400万回まばたきをするためには1時間のうちに平均して25万回、まばたきをしないといけない計算になります。(400万÷16時間)

1時間は60分ですので25万回を60で割ると1分間でまばたきをしないといけない数が出ます。

が、その数は4000回以上。

1分が60秒ですので、1秒に700回ほどのまばたきをしないと400万回は行なえません


1分間に人間が行う瞬きの平均的な回数は20回程度と言われています。

となると1日16時間起きている人間が行う瞬きの回数は、計算式では19,200回。

とても400万回はできない、という結論になりました。

「ウォンバットは四角いうんちをする」のは本当

ウォンバットとはオーストラリアに生息する哺乳類の動物です。
ずんぐりむっくりした体を持つ、生態は異なるもののコアラに近い種族となります。

そしてこのウォンバットは世界でも珍しく、四角いうんちをすることで有名なのでした。


こちらがそのウォンバットのフンの画像になります。


ただし、なぜウォンバットが四角いうんちをするのかは、実際にどうやってうんちを四角にしているのかは、解明されていません。

ウォンバットはこの四角いうんちを積み上げることで、自身の縄張りを知らせています。

そういう使い方をするのためにも、丸い形に比べて四角という形は非常に便利なわけですが、不思議としか言いようがありませんね。

「亀はお尻の穴で呼吸をする」のは一部正しい

この雑学トリビアが正しいかどうかは亀の生態を知る必要があります。

実は亀は、水陸両方で生きていける両生類なのですが、陸にいる際は口や鼻から息を吸って、肺呼吸をしています。

一方で水の中では、水の中に溶け込んだ酸素を取り込む必要があり、魚のエラのような器官が亀の肛門にあるのでした。

そこから毛細血管に酸素を取り込むことで呼吸ができるのです。


厳密には補助的な使い方をしているのですが、とくに冬、水の中で冬眠をするときには、この肛門からの呼吸は筋肉を使わないため、エネルギーを消費しないという、とても都合の良い呼吸法となります。

ですので「亀はお尻の穴で呼吸をする」というよりは「亀はお尻の穴でも呼吸ができる」としたほうが正しいことになります。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?


こうして調べてみると新しい発見があって楽しかったですね。

また、厳密には表現方法が的確ではない、と言えます。
が、長い旅にはこのようなトリビアは時間つぶしにちょうどよいのではないでしょうか。

ここまで調べた今、新しい疑問が出てきてしまいました。

「アナと雪の女王2」でのオラフのセリフは、声優を務めたジョシュ・ギャッドが勝手に加えたアドリブがかなりの部分をしめていたそうです。

となると、この雑学トリビア、ジョシュ・ギャッドのオリジナルなのでしょうか?それとも台本にあったものなのでしょうか?

もしわかったら、お知らせしますね。

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