アニメ「鴨乃橋ロンの禁断推理」に登場するシュピッツ・ファイア
かつてロンが通っていた探偵養成学校BLUEの教官で追跡学を教えています。
探偵することを禁じられ、学校を追放されたロンが一色都々丸と一緒に事件を調査することで探偵を再開し始めたのですが、そのことで学校に疑いを持たれることとなるのでした。
真偽の定かを調べるため、送り込まれたのがこのシュピッツ・ファイアというわけなのですが、彼には真の目的があって、この任務を受けたのです。
その目的とは
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失踪した家族を探す為にロンに協力してもらう
ということ。
ですが、失踪した家族の詳細や、失踪した詳細などは明かされませんでした。
ですので、今回はシュピッツ・ファイアの失踪した家族について、ネタバレをしていきたいと思います。
アニメ「鴨ロン」シュピッツ・ファイアの失踪した家族とは
アニメ「鴨乃橋ロンの禁断推理」にて、シュピッツ・ファイアの失踪した家族の話が登場します。
実は、シュピッツ・ファイアは行方不明の家族を探し出すため、優秀な探偵を探してBLUEの教官になったのでした。
が、これは、と思う生徒やOB、教官に助けを求めるも、「鴨乃橋ロンなら…」という返事しかもらえなかったそう。
そこで今回のロンを調査し、探偵をしているようであればBLUEに報告する任務を受けます。
その実は、噂通りの優秀な探偵であれば、失踪した家族を探し出すための助けをお願いする、ということが真の目的になったのでした。
失踪した家族のネタバレ
シュピッツ・ファイアが初登場した段階では失踪した家族に関する詳細は明かされておりません。
家族は両親なのか、結婚していて妻や子供が行方不明なのか、全く不明のままでした。
が、後ほど、シュピッツの失踪した家族のことが明かされます。
それは彼の兄でした。
シュピッツの兄は世界中の民間信仰を研究している民俗学者でした。
彼らの父親の仕事の関係でシュピッツの兄は小さい頃、日本に住んでいた過去がありました。
そのため、日本でのフィールドワークが好きで、その時も山梨県の夜蛇(やだ)村に滞在していたのでした。
たまたま夏ということもあり、シュピッツは学校が休みであったこともあって、兄に同行。
研究のため、「夜蛇神」の伝承を村人たちに聞いて回っていたある日、シュピッツが朝起きると姿を消していたのです。
最初は先にどこかへ出かけたと思っていたものの、探しても見つからず、目撃者もいない。
その後、失踪事件として警察に連絡し、村人の協力も得て山を探したものの、行方知れずとなってしまったのです。
失踪した理由のネタバレ
失踪した理由についてですが、こちらもネタバレします。
シュピッツの兄の証言では、とある国でフィールドワークを行っている最中、知ってはいけない情報を知ってしまった、とのことでした。
そしてそのことからある組織に命を狙われるようになったのだそうです。
その組織から逃れるため、夜蛇村の村長以下村民の協力を得て、山の中にかくまわれていたのでした。
それがどんな情報なのか?
そしてどのような組織に命を狙われているのか?
これらに関してはこの場では明かされていません。
シュピッツの兄の言葉では、その情報を知ったなら、その知った人物の命の保証は無くなる程の危険な物だからだそうです。
この組織についてのネタバレをしてしまうと、それは「M家」と呼ばれる犯罪組織なのでした。
関連記事:M家モリアーティとは?鴨乃橋ロンとの関係もネタバレ!
シュピッツ・ファイアは鴨乃橋ロンの仲間に
シュピッツははじめて登場した際には、性格に難あり、と思わせる容姿としゃべり方をしていました。
そのため、ロンやトトにとって、厄介な敵になるのでは、とミスリードされてしまいました。
が、かなりの熱血漢で義理も高い人物であることが分かります。
失踪した家族を探す手伝いをロンにお願いするも、警戒するロンに信じてもらえません。
そんなロンにピュアな心からシュピッツのために反論するトトを見て心打たれ、ロンの信頼を勝ち取ってから、自分の助けになってもらうことで納得するのでした。
その後、シュピッツはロンのために陰ながら協力をします。
主にトトの尾行を、トトには気が付かれずに行っており、彼に盗聴器とGPS発信器を頻繁に仕込ませるのでした。
そしてある時、敵によって絶体絶命の窮地になった際、ロンとトトの追跡が役に立って、危機一髪のところでシュピッツが助けに現れる、というシーンも登場します。
性格に難のあるロンですが、トトやシュピッツのおかげで人間関係の構築方法を学び、より人間らしい生活を送れるように成長していくのでした。
そういう意味でもシュピッツはロンの大切な仲間と言えます。
まとめ
アニメ「鴨乃橋ロンの禁断推理」に登場する、BLUEの教官シュピッツ・ファイア。
ロンを追い詰める役柄と思われましたが、実は彼が個人的に抱える問題をロンに解決してもらいたいがために、ロンに近づいた、というのが真相でした。
その問題とは失踪した家族の行方を探す、というもの。
そして失踪した家族とは、彼の実の兄だったのです。
兄が失踪した理由は、知ってはいけない情報を知ってしまったがために命の危険にさらされたから。
とある組織が彼の命を狙って追跡をしてきたことから、家族を巻き込みたくないという思いもあって、理由を告げずにしっそうしたのでした。
ちなみにシュピッツの兄を狙う謎の組織は、「M家」と呼ばれる犯罪組織。
ロンとも大きな因縁を持つ集団で、最終的なラスボスとなる組織です。
この「M家」と呼ばれる犯罪組織についての詳細は、別記事で紹介していますので、よろしければ、そちらもご覧ください。
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