映画モアナと伝説の海のタマトアのモデルはヤドカリ?リトルマーメイドとの関連についても解説

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映画「モアナと伝説の海」でマウイの魔法の釣り針を持っていたタマトア

大きなカニのようなモンスターで、キラキラした宝物を多く集め、魔法の釣り針の力をうまく使えないマウイを追い詰めます。

モアナの機転により、二人は危機を脱しますが、このタマトア、いったいどういったキャラクターでモデルは存在するのでしょうか?

今回はタマトアについて調べて見たところ、驚きの事実が分かりましたので、紹介していきたいと思います。







映画「モアナと伝説の海」のタマトアのモデルはヤドカリではなくてヤシガニ

すでにタマトアの正体は、ヤドカリではなく、巨大ヤシガニであることはよく知られています。
が、知らない人が見たらヤドカリに見えなくもないですけどね。

というのも、ヤシガニはエビ目(十脚目)・ヤドカリ下目・オカヤドカリ科に分類される甲殻類の一種なのでヤドカリと同じ仲間。全く関係がないわけではありません。


さらにヤシガニについて調べてみると、その習性はかなり面白いことが分かりました。

例えばタマトアが多くの宝物を集めていましたが、本物のヤシガニも光るものを好んで集める習性があるそうで、スプーンなどが巣の中から見つかるそうです。

また、ヤシガニは群れで生活することなく、単体で生きていく習性があり、しかも共食いすることも報告されています。

これでタマトアが「祖母を食った」というセリフが冗談ではないことが分かります。


ところでこのタマトアが住んでいるラロタイは「海底にある魔物の国」という設定でした。

が、「モアナと伝説の海」の制作裏話を調べてみると、ラロタイはもともと魔物の国ではなく、「祖先の精霊が住む領域」だったそうです。

この「祖先の精霊」というキーワードが実はとても重要で、ポリネシアの言葉で「タオタオ モナ(Taotao Mo’na)」がまさに「祖先の精霊」という意味の言葉なります。

そしてこの「タオタオ モナ」を調べてみると、さらに興味深いことが分かってきました。

ヤシガニに隠された太平洋の島々のの言伝え「タオタオ モナ」

「祖先の精霊」という意味の「タオタオ モナ(Taotao Mo’na)」

調べてみるとこの言葉が時代とともに意味が変化していることが分かりました。

特にスペインの植民地となって、スペインの大きな影響を受けたミクロネシアで、その変化は顕著であったようです。

簡単に言えば、スペインの統治により、キリスト教が入ってきたため、もともとの信仰の対象が悪魔にされてしまった、という流れにミクロネシアも影響を受けた、ということです。

つまりそれまでは「タオタオ モナ」は祖先の精霊として良い影響も悪い影響も与える存在であったのに対し、キリスト教によって人々に危害を加える悪霊的な存在にされていったのでした。

面白いのが、この悪霊となった「タオタオ モナ」が人々の前に現れるときの姿で、鹿であったり、犬であったり、鳥であったりするのですが、そのほかにヤシガニにも姿を変えて現れ、悪さをすると信じられていました。


ここからは想像でしかありませんが、「タオタオ モナ(Taotao Mo’na)」という言葉は「タマトア(Tamatoa)」と似ていると感じられ、「タオタオ モナ」から名づけられた可能性があるのではないか、と思うです。

しかも言伝えの「タオタオ モナ」はヤシガニの姿をして悪さをするという点も偶然の一致とは思えません。


さらに「ヤシガニ」という姿と、初期設定では「祖先の精霊が住む領域」であったラロタイに住んでいるというタマトア。

ここからタマトアは映画「リトルマーメイド」の重要な登場人物と深い関係があるのでは、という仮説が考え出されるのでした。

タマトアはリトルマーメイドと関連があった!

タマトアが映画「リトルマーメイド」と関連があったというと、エンドロールの最後に登場して「リトルマーメイド」に登場するヤシガニのセバスチャンのことを示唆するセリフをいっているからだ、と思うかもしれません。

ですが、それ以上にタマトアは「リトルマーメイド」と関連があった可能性が出てきたのです。

そして、そうであったからこそ、セバスチャンのことを想像させるようなセリフを発することができたと考えることができるのでした。

「タマタマ モナ」が示す転生した精霊タマトア

タマトアの住むラロタイは、初期設定では「祖先の精霊が住む領域」でした。

つまり死んだ祖先が精霊となってラロタイで生まれ変わる、ということです。

であれば、タマトアも死んだ誰かが生まれ変わった姿であるということが言えそうです。


ではタマトアは誰の生まれ変わりなのでしょうか?

それを考えるためにタマトアの姿をおさらいしてみましょう。

    ・タマトアはヤシガニで10本の足を持ちます。
    ・タマトアは宝物などの光り輝く物や魔法の道具を好んで集めています。
    ・タマトアは紫色をしています。

ここまでその特徴を挙げてみると、一人、有名なディズニー・ヴィランズが思い浮かびませんか?

そう、映画「リトルマーメイド」のディズニー・ヴィランズであったアースラです!

タマトアはアースラの生まれ変わり!

映画「リトルマーメイド」のディズニー・ヴィランズのアースラはどのような姿をしていたか、覚えていますか?

彼女は上半身が人間で下半身がタコでした。

タコの足は8本。それに両腕を足すと10本になります。


さらにアースラは宝物は集めていませんでしたが、人魚たちを詐欺的な方法で騙し、得体の知れない海の生き物に変えて幽閉するという形でコレクションにしていました。

また、海の支配者になりたい、という欲望からではありますが、トリトンのトライデントを奪おうと壮大な計画を立てて、結果的に成功させています。

タマトアもマウイの魔法の釣り針を集めた宝物の中央に飾っており、魔法の品への愛着はとても強いと思われます。

また、タマトアはモアナの持つテ・フィティの心を手に入れることで、その絶大な力を得ようとしていました。


ここまで共通点があるアースラとタマトア

難破船の舳先に激突させられ、海の底へ沈みながら滅びたアースラがラロタイで生まれ変わってタマトアになったとしても不思議ではありません。

しかも、映画の最後にタマトアが映画「リトルマーメイド」のセバスチャンのことを思わせるようなセリフを話していますが、生まれ変わる前の姿がアースラであれば、直接セバスチャンのことも知っているので、何の不思議もありません。

まとめ

映画「モアナと伝説の海」で登場するタマトア。

このタマトアのモデルはヤシガニですが、ヤシガニに関するミクロネシアやポリネシアの文化を調べてみると、実は映画「リトルマーメイド」のアースラの生まれ変わりである可能性が高いことが分かりました。


ディズニーアニメーションの作品では、よくほかの作品のキャラが隠れキャラとして登場したりしますが、ここまで関連があるというのはかなり驚きの事実でした。

最後に映画「モアナと伝説の海」と映画「リトルマーメイド」の関連について一つ付け加えると、じつはどちらの映画も監督はジョン・マスカーとロン・クレメンツが担当していたのです。

こういうところから、タマトアがアースラの生まれ変わりという裏設定が考え出されたのかもしれませんね。











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