ライオンキングのムファサの死因は転落死?ヌーの大群の大暴走による圧死?

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ライオンキングでのムファサの死。

シンバを助けようとする姿や、地面に横たわる姿。
そしてそんなムファサに寄り添うシンバの姿が涙を誘います。

スカーの策略がうまくはまった壮絶なシーンでしたが、ムファサの死因は何だったのか?

この問題を考察していきたいと思います。







ライオンキングでのムファサの死

ライオンキングでのムファサの死は、ストーリー上、必要だったとはいえ、とても悲しいシーンでした。

絶望的な状況でも自分の息子を助けるために、危険を考えずに行動しているムファサの姿は胸を打たれますし、何とか助かってほしいの願ったものです。

しかし最後には、スカーによって殺されてしまうのですが、ふと考えるとムファサの死因は何だったのか、という疑問がわいてきました。

転落死因説

ムファサの死因として考えられるのは崖から突き落とされた結果による転落死。

同じネコ科でライオンの小型動物ともいえる猫ですが、ある程度の高さから背中を下にして落としたとしても器用に体を反転させて足で着地します。

同じようにライオンも、同様の動きができるはずですが、ライオンキングの映像を確認するとムファサは受け身を取らずに背中を下にしたまま、転落していきました。

もちろん、そのほうが映像的にドラマチックだから、ということはありますが、もしあの態勢で受け身を取れずに落ちたのであれば、致命傷を受けたとしてもうなずけます。

東部の損傷や脊椎へのダメージは必死でしょうから。


しかし一方で、高さ的にも落ちた地面の状態からも本当に転落だけで致命傷になったのか?という疑問は残ります。

ヌーの大群による圧死説

ムファサは転落に際しても、ネコ科の生き物として無事に受け身を取り、最小ダメージで地面に着地した可能性はあります。

しかし着地地点ではヌーの大群による大暴走が繰り広げられており、普通の状態ではありません。

狂ったように走り回る、数知れないヌーによって弾き飛ばされ、無数に踏みつけられてしまうわけです。


こんな状況に陥ったとしたらいくら百獣の王とはいえ、ひとたまりもありません。

圧死に加えて多数の骨折、そして骨折した骨によってさらに内臓が傷つけられた可能性は否定できないでしょう。


ただし、映画をきちんと確認すると、ムファサがヌーの大群の中に消えてから大暴走が通り過ぎるまで、あっという間の時間しかありません。

演出の関係かもしれませんが、映像を見る限り、ムファサが地面に落ちてからヌーの大群によって傷つけられた時間というのはそれほど長いわけでないのです。

もしかすると致命傷を負わずに済んだのでは、と希望が持てるように感じたのは、自分だけでしょうか?

大暴走したヌーという生き物の解説

ヌーという生き物はアフリカの南部に生息している牛の仲間です。

大きな群れを作ることで知られ、個体は成人すると体重は150~270キログラムという大きさになります。

体長1.80~2.4メートル、肩高1.3~1.4メートル。

角は雌雄にあり、長さ65センチメートルほど。

外見は牛とカモシカを掛け合わせたような姿をしていて、日本語名はまさに「ウシカモシカ」となっています。

その巨体からはなかなか想像できませんが、走行時速はなんと80キロメートルにまでになります。


重さ200キログラムのものが時速80キロメートルで突進してきたことを考えてみてください。

よく見かける大きなドラム缶。
サイズ的には200ミリリットルの容量ですので、このドラム缶に水が満杯になった状態が200キログラムになります。

そのドラム缶が時速80キロメートルでぶつかったら、ひとたまりもありませんよね。

その一撃だけで簡単に重傷となるでしょう。

まとめ

ライオンキング、ムファサの死因について考えてみました。

転落だけではライオンという動物の性質上、致命傷を受けないような気がします。

しかし、映像の中での転落姿勢を考えると、かなり危険な落ち方をしていますよね。


さらにヌーという牛の仲間が大群で大暴走している所に落下しています。

ヌー一匹にぶつかられただけでもかなりの衝撃となりますが、ぶつかられて地面に放り出された後、さらに踏みつけられたとしたら…。

考えただけでも生きた心地がしません。

ただ、地面に横たわるムファサの亡骸を見ると、複数のヌーによって踏み殺された、というような感じではありませんでしたね。


ムファサの死因は、解剖でもしない限り、転落死か圧死のどちらかであると断定はできないでしょう。

はっきりといえることは、転落だけでもかなりのダメージを受ける可能性があり、そのうえ、落下した場所がヌーの大群の大暴走の真っ只中という組み合わせであれば、間違いなく助かる確率はなかったものと言えます。、









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