映画「エスター2 ファーストキル」は映画「エスター」の2作目でありながら、1作目の前日譚という作りになっています。
前日譚を作成したことでキャラクターの真実感が増したように感じましたが、実際にここまでずさんな方法がまかり通ってリーナがロシアからアメリカまでやってこれるのか、疑問に思いました。
母親、トリシアの秘密など、驚きの展開はあるものの、逆になおさら、つじつまが合わなくなってしまうと思うのです。
まぁ、ホラー映画としては楽しめますので、細かいことを言わずに見る映画かもしれません。
今回はこの映画「」の基本情報や予告動画や登場人物情報、そして映画のあらすじを分かりやすく紹介していきます。
映画「エスター2ファーストキル」の基本情報
それでは映画「エスター2ファースト・キル」の詳細あらすじを紹介する前に、映画の基本情報を紹介します。
孤児院から養子として、ある一家に迎え入れられた少女エスターが巻き起こす恐怖を描いたホラー「エスター」のシリーズ第2弾。
エスターが孤児院に入る前の前日譚が描かれる。
裕福な一家、オルブライト家の一人娘で6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。
父、母、兄は数年振りの再会という奇跡にこの上ない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。
再び4人そろって幸せな生活を送ることができる。
家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。
2009年製作の前作では当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じるほか、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サザーランド、マシュー・アーロン・フィンラン、ヒロ・カナガワらが脇を固める。監督は「ザ・ボーイ 残虐人形遊戯」のウィリアム・ブレント・ベル。
引用:映画ドットコム
映画「エスター2ファーストキル」の予告動画
続いて映画「エスター2ファースト・キル」の予告動画紹介です。
映画「エスター2ファーストキル」の登場人物紹介
最後に登場人物の紹介です。
エスター/リーナ・クラマー
エストニアの精神病院から脱走した知能の高い殺人鬼。
外見は9歳で成長が止まった31歳。
演じるのはイザベル・ファーマン。
トリシア・オルブライト
エスターの母親。行方不明から戻って来た娘に違和感を感じるが…。
演じるのはジュリア・スタイルズ
この投稿をInstagramで見る Hiro Kanagawa(@hirokanagawatv)がシェアした投稿 エスターが行方不明となった際に事件を担当した刑事。 戻ってきたエスターが本物か疑問を抱き、調査をする。 演じるのはヒロ・カナガワ。 アレン・オルブライト
エスターの父親。
娘が帰ってきたことに喜び、何の疑問も感じずに迎え入れる。
演じるのはロッシフ・サザーランド。
グンナー・オルブライト
エスターの兄。エスターには関心が無い。
演じるのはマシュー・アーロン・フィンラン
映画「エスター2ファーストキル」ネタバレあらすじを分かりやすく解説
それでは映画「エスター2ファースト・キル」のネタバレ有のあらすじを分かりやすくお届けします。
起・
2007年1月26日。
エストニアの精神病院に、厳重な監視下にある精神科患者リーナ・クラマーが入院していました。
彼女は、下垂体機能低下症と呼ばれるまれなホルモン障害を患っており、9 歳の子供のように見える 31 歳の女性でした。
それだけでなく、非常に知性が高いうえに人殺しも躊躇しないサイコパスな性格を持ち合わせていたのです。
彼女は警備員を誘惑して殺し、施設を脱走してアートセラピストのアンナの車の中に隠れました。
そのまま、無事に施設を抜け出したリーナは、アンナの家に侵入して彼女も殺害します。
その後、行方不明のアメリカ人の女の子を調べ、2003 年に行方不明になったエスター オルブライトという名前の、自分の容姿が類似した女の子を見付けるのでした。
彼女の警察にいき、自身を「エスター」と自己紹介して、両親は米国にいると主張します。
コネチカット州ダリエンに住む、4年前に娘が失踪してしまうという不幸に見舞われたオルブライト一家。
裕福な芸術家の夫アレン・オルブライトと、娘の失踪を受け入れた妻で慈善家のトリシアは、エスター失踪事件の担当であったドナン刑事から「エスター」が見つかったという知らせを受けます。
トリシアはモスクワの米国大使館に行き、そこでエスターと「再会」しました。
彼女はエスターを家に連れて帰り、一家としての生活を再開するのでした。
承・
しかしとリシアは、エスターが祖母の死を忘れていたり、前に比べて絵のスキルが大幅に向上していることに気づいき、すぐに違和感を抱き始めます。
一方リーナは、父親のアレンといっしょに絵画を描く時間を過ごすことで絆を深めていきました。
全く疑っていないアレンと何かの違和感を感じているらしいトリシアを引き離そうという考えからの行動だったのです。
トリシアとアレンがトリシア主催のチャリティーパーティーに出席している間、ドナン刑事はオルブライト家に忍び込みます。
彼はエスターのことを疑っていたのでした。
その疑問を晴らすため、エスターの部屋からリーナの指紋が付いたビニールレコードを盗みます。
しかしその一連の行動はリーナに知られていたのでした。
ドラン掲示は、そのことには気づかずに盗み出したレコードを家に持ち帰ります。
そして、指紋が本物のエスターのものと一致しないことを発見するのでした。
リーナは、真実が他に漏れる前にドナン刑事の口をふさごうと襲い掛かります。
もみ合う二人の前に、リーナを追いかけてきたトリシアが現れ、驚いたことに、ドナン刑事を撃ち殺してしまいました。
トリシアは、リーナに真相を話します。
本物のエスターは4年前に、トリシアの息子グンナーとの口論がきっかけで事故死してしまい、彼女の死を隠ぺいしたを打ち明けました。
そのため、リーナがエスターでないことは初めから知っていたのです。
リーナもトリシアに彼女の正体を明かします。
そして2人は、エスターが埋葬された地下室のハッチにドナンの遺体を隠すことにしました。
その後、警察署にメールを偽造して、ドナン刑事は休暇旅行に出かけたように見せかけ、失踪を隠ぺいするのでした。
転・
トリシアは、今後について考えます。
再び「エスター」が姿を消すのは明らかに怪まれます。
また、エスターが戻ってきたことに大喜びしているアレンのことも考えずにはいられませんでした。
これらのためにリーナがエスターでい続けることに同意します。
が、リーナとトリシアはお互いに、相手に懐疑の目を向け、警戒を続けるのでした。
トリシアは密かにリーナを毒殺しようと考えます。
夕食に毒物を混入させますが、リーナは言い訳をして夕食を食べることを拒否するのでした。
リーナはその後、自分の部屋で飼っているハムスターに食べなかった夕食を与えてみます。
その後、ハムスターは毒入りの夕食のために死んでしまいました。
リーナはトリシアのへの復讐のため、ハムスターの死体を混ぜたグリーンスムージーを作って飲ませるという報復をします。
それからしばらくして、アレンは、自身のアートギャラリーを購入できるかもしれないとのことで、街に行くことにします。
アレンに同行した家族ですが、リーナは駅で、トリシアとグンナーを電車の前に突き落として殺そうとしました。
が、彼女の試みは通りすがりの通勤者によって失敗に終わります。
アレンがいない状態で、リーナはトリシアの車を盗んで逃げようとしましたが、すぐに警察官に発見されました。
その夜、リーナはオルブライトの家に連れ戻されます。
身の危険を感じていたトリシアとグンナーは、ついにリーナを殺すことにしました。
トリシアはリーナを道ずれに無理心中を図ろうとします。
グンナーはリーナを階段から突き落として始末しようとしますが、彼女は反撃し、逃げ出すことに成功して、身を隠すのでした。
帰宅中のアレンからの電話に気を取られたこともあってリーナの居場所が分からなくなった、トリシアとグンナーはリーナを探します。
そのすきを突き、リーナはクロスボウでグンナーを撃ち、フェンシングソードで彼を刺し殺すのでした。
グンナーが殺さ太ことに激怒したトリシアとリーナはキッチンで戦います。
その過程でうっかりして家に火をつけてしまい、気づいたころには火の勢いがひどくなっていました。
アレンが家に帰るととリシアとリーナは屋根に逃げていたのです。
結・
トリシアとリーナの両方が滑って屋根から落ちそうになります。
二人は屋根の縁にしがみつき、アレンに助けを求めるのでした。
リーナはトリシアが彼女を襲ってきた、と言います。
トリシアはリーナがエスターに化けていることを明らかにしようとしました。
両者を救うことができなかったアレンは、「エスター」を助けることを選択します。
トリシアは力尽きて屋根から落ち、地面に激突して死んでしまいました。
アレンは「エスター」が傷を負っていないか、体中を確認します。
これにより、アレンの手が顔に触れ、リーナが変装のためにしていた入れ歯が落ちてしまいました。
アレンはついに、彼女がエスターではないことに気づきます。
リーナはアレンに受け入れてもらうために言い訳を、実の娘のようにふるまって「愛している」とアレンに話しかけます。
しかし、アレンが彼女を「モンスター」と呼ぶだけでした。
激怒した彼女は、アレンを屋根から突き落として殺します。
その後、「エスター」に扮し、顔の血を一掃した後、燃えている家を出ていくのでした。
事件がひと段落し、「エスター」は孤児院に引き取られました。
そこで彼女は、新しい家族が彼女を養子に迎えてくれることを待つのでした。
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