カナダ在住20年の筆者が見た映画の感想とふと思った疑問についてを勝手気ままに書いていくブログです。

映画名探偵ピカチュウのネタバレと感想!おっさん声ピカチュウの正体に驚愕

 
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日本が誇るアニメの一つ「ポケモン」。

そのポケモンを実写版映画としてハリウッドが制作したのがこの作品です。

今年はディズニーが4つのオールドクラシックアニメの実写版映画公開を予定しており、さらに「眠れる森の美女」を原案とした「マレフィセント」の2作目も公開予定です。

なんだか2019年はアニメの実写版映画がたくさん公開されますね。

とはいえ、「マレフィセント」やすでに公開された「ダンボ」のように、実写版に合わせてオリジナルストーリーで発表されればまだしも、ストーリーは同じにただ、実写化したという映画になると、がっかりです。

そういう意味で、今回のポケモン実写版映画「名探偵ピカチュウ」はどうだったのでしょうか?

簡単に一言でいえば、新しい世界を作ったと思える反面、映画としてそれほど面白いのか?という気持ちもなくはない、です。







予告動画はこちら

簡単なあらすじとキャストの紹介

世界的人気を誇る日本発のゲーム「ポケットモンスター」シリーズの「名探偵ピカチュウ」をハリウッドで実写映画化。

子どもの頃にポケモンが大好きだった青年ティムは、ポケモンにまつわる事件の捜査へ向かった父ハリーが家に戻らなかったことをきっかけに、ポケモンを遠ざけるように。

ある日、ハリーの同僚だったヨシダ警部から、ハリーが事故で亡くなったとの知らせが入る。

父の荷物を整理するため、人間とポケモンが共存する街ライムシティへ向かったティムは、自分にしか聞こえない人間の言葉を話す“名探偵ピカチュウ”と出会う。

かつてハリーの相棒だったという名探偵ピカチュウは、ハリーがまだ生きていると確信しており……。

「デッドプール」シリーズのライアン・レイノルズが名探偵ピカチュウの声を担当し、「ジュラシック・ワールド 炎の王国」のジャスティス・スミスが主人公ティム、渡辺謙がヨシダ警部補を演じた。

また、日本語吹き替え版でティムの吹き替えを担当した竹内涼真が、ポケモントレーナー役で本編にカメオ出演も果たした。

監督は「グースバンプス モンスターと秘密の書」のロブ・レターマン。

名探偵ピカチュウ: ライアン・レイノルズ

ティム・グッドマン: ジャスティス・スミス

ルーシー・スティーヴンス: キャスリン・ニュートン

ハワード・クリフォード: ビル・ナイ

ヒデ・ヨシダ警部補: 渡辺謙

引用「映画ドットコム:eiga.com/movie/90321/」




おっさん声で喋りまくるピカチュウが楽しい

ポケモンアニメでは、登場するポケモンはほとんど、人間と会話をすることはできません。
人が話していることを理解はしているものの、表情と鳴き声のような返事、行動で返答してくれますが、会話を楽しむことはありません。

だからこそ、主人公とその仲間たち、そして個々に所有しているポケモンというグループ単位で物語が進むのでしょう。

その形を実写版で行って、果たして目新しさがあるのか、実写版で映画を作成する必要があるのかが、ネックになると思っていました。

それを見事にまったく別の形でストーリーを作り出したのは、素晴らしいと感激していたのですが、実はこの映画の元ネタ、つまりピカチュウがかわいらしい顔をしておっさん声ではなしまくるというアイデアは、すでにゲームで使われていたのですね。

つまり、この映画は「名探偵ピカチュウ」という任天堂3DSでゲームをそのまま映画にしたって感じだったのです。

こちらがポケモン公式YouTubeにある「名探偵ピカチュウ」のプロモーションビデオ。

ピカチュウがおっさん声で話すだけでなく、一緒に事件を解決するのもティム・グッドマンですし。

ただ、他の登場人物は映画オリジナルの名前になっているようですね。

こちらの動画を見る限り、ゲームのピカチュウはしゃべるものの、映画のピカチュウよりもソフトな感じがします。

それもそのはず、映画でピカチュウの声優担当したのはライアン・レイノル。

あの「デッドプール」シリーズで正義の味方とは思えないようなときに下品ともいえる台詞回しで大暴れした俳優です。

とはいえ、ポケモン映画で子供連れが多く見に来ることを考えれば、「デッドプール」みたいに無茶はできません。

そんな縛りがありながら、子供にせがまれて映画を見に来る羽目になったであろう、お父さんお母さんをも楽しませる、絶妙な台詞回しが楽しめます。

一番気に入っているのはぴかちゅうのせりふではなく、ティム・グッドマンのものですが、一人だけピカチュウのいっていることが理解できることに慌てふためいた彼は、街の通行人であるカップルに、ピカチュウの言っている言葉が聞こえるかどうかを確かめようとします。

そのとき、「変なクスリを鼻から吸ったからピカチュウのしゃべるという幻聴が聞こえる」とカップルにまくしたてて、やばい人と思われてしまうシーン。

コカインなどの麻薬を服用する方法として鼻から吸うのはよく知られていますので、そのパロディーなんですね。

このように子供向けなんですけど、子供だけが楽しめるような作りになっていないのが、良かったです。

おっさん声で話すピカチュウの理由がわかる驚きのラスト結末

ピカチュウがおっさん声で話す理由が何であるか、映画内ではずっと語られませんでした。

ティムが吸い込んだ紫のガスのせいだろう、くらいしかわかりません。

しかもティムがポケモンの話す言葉わかるのは、このピカチュウだけ。
他にピカチュウは登場しなかったため、他のピカチュウの言葉がわかるのかどうかは不明ですが、たくさん登場した他のポケモンの言葉がわからない以上、おそらく理解できないと考えていいと思います。

謎ではありながら、わからないままずっとストーリーは進んでいくので、ストーリーの進行を理解する方に気が行って、なぜティムがピカチュウの言葉がわかるのかは、頭の中の隅に押しやられて、映画視聴中、忘れてしまっていました。

そんな中で、もう一つ気になることに気がついたのです。

というのは、回想シーンでも何でも、ティムの父親の顔がスクリーンに映し出されることが一度もなかったこと。

なんとなく、後々で伏線を回収する演出があるのだろうとは感じていましたが、まさかその手で来るとは、とラストで驚いてしまったのです。

それはなんと、ティムの父親が、ミュウツーの力でピカチュウと同化していたからでした。

そう、ティムの父親ハリー・グッドマンはピカチュウの声優を担当したライアン・レイノルズが演じていたのでした。

だからこそ、ティムが聞こえていたピカチュウの声がライアン・レイノルズのおっさん声だったわけですし、ハリーの顔が映画内で一切映し出されなかったわけです。

それがわかったときは、あまりの驚きで、なるほどと声を上げてしまいました。

ティムが黒人というのも、この設定をうまく最後まで隠すために利用されており、さすが他人種国家のアメリカ合衆国、と思ってしまった次第です。




ストーリーはそれほど目新しくない

ですが、ストーリーの謎はそれほど目新しくありませんでした。

ハワード・クリフォードとその息子のロジャー・クリフォードが登場したシーンから、ワガママっぽいロジャーではなくて父親のハワードのほうが黒幕なんだろうな、と思ってしまいました、なんとなく。

そしたらそのとおりの展開になってしまうお約束のストーリー運び。

そこらあたりはお子様向け映画だからしょうがないかもしれません。

ネタバレ的に解説すれば、こんな感じでしょう。

年老いて車椅子で生活するしかない衰えた肉体に嫌気が差したハワードがミュウツーに意識を乗り移させる技術を秘密裏に研究していました。

そのことを嗅ぎつけたハリーがその研究を阻止すべくミュウツーを逃したものの、研究所の追手によって事故に巻き込まれ、瀕死の重傷をおいます。

助けてくれたミュウツーの力でパートナーのピカチュウに乗り移ることで助かりますが、ピカチュウになったハリーは同時に記憶を失くしてしまいます。

ミュウツーが逃げ出したことで、企んでいた若返り(?)ができなくなったハワードはティムに近づいてハリーのみに何が起こったのかを調べさせることで、ミュウツーの居所を突き止めて捕まえようとするのでした。

ハワードのポケモンであるメタモンが何にでも化けられる能力があることを利用してロジャーに化けて、さも彼が黒幕のようにミスリードをしていましたが、それを見たときは二人はグルなのか、と思ってしまいました。

しかし、ストーリーの中で、そのシーンが話の展開として必要なのかと思えるシーンも有りました。

特に巨大ドダイトスが動き出し、いくつもの山が動いているようなシーン。
たまたま主人公たちがその場にいたので、命からがら地震のような状況の中、逃げ惑っていましたが、動き出したドダイトスは立ち上がってまた座り込む程度の動きしかしておらず、だったら何の目的で動き出したのかが、まったく不明でした。

良くも悪くもわかりやすいストーリーと、ストーリーに関係なく、ポケモンを映し出したいがためのシーンがいくつかあったので、内容としては、それほど面白いものではない、映画としてありきたりのものだと思えたのです。

まとめ

子供向け映画ですが、大人にも楽しめるようなジョークを織り交ぜています。

子供と一緒に家族で見に行きましたが、6歳の上の子はポケモンに大喜び。
4歳の下の子も喜んでいたものの、実写のためか、怖がってしまうシーンも有りました。

僕や妻もそれなりに楽しみましたが、なんとなく、ディズニーの「ズートピア」のようなライムシティと子供向けミステリー特有の内容に、そこそこ楽しめた程度というのが、正直な感想です。

僕はライアン・レイノルズのピカチュウが面白かったですが、妻にはおっさん声のピカチュウがはまらなかったようで、それほど楽しんではいませんでした。











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