映画ワンダーウーマンのネタバレ感想とあらすじ!マスタードガスはどんな毒ガス?

映画

映画「ワンダーウーマン」はアメリカのDCコミック原作のワンダーウーマンを主役にした
アクション映画です。

すでに「バッドマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」で登場していますが、今回は
主役だけあって、ワンダーウーマンの生い立ちと世界を救うための活躍がメインストーリー
となっています。

DCコミックヒーローが同一世界に存在するとする「DCエクステンデッド・ユニバース」の
第4作目
に位置していますが、他のDCヒーローは全く登場しません。

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キャストの紹介

ダイアナ/ワンダーウーマン: ガル・ガドット
アマゾネスの王女。戦争を止めるため、故郷を離れ、ドイツへ向かう。
スティーブ・トレバー: クリス・パイン
アメリカ陸軍航空部所属の兵士。スパイとしてドイツ軍に潜入、機密情報を入手し逃れる最中に偶然アマゾネスの島に辿り着く。
アンティオペ将軍: ロビン・ライト
ダイアナの母、ヒッポリタ女王の妹。ダイアナに戦士としての訓練を施す。
ルーデンドルフ大佐: ダニー・ヒューストン
ドクターポイゾンとあだ名されるマル博士を使って毒ガス開発を指揮するドイツ軍人。
パトリック・モーガン卿: デヴィッド・シューリス
イギリスの終戦協定委員会の一員。スティーブ達を援助して前線へ送る手助けをする。

ネタバレあらすじ

フランス パリのルーブル美術館で働くダイアナのもとに1枚の写真が送られてきます。
それは第1次世界対戦のさなか、彼女が4人の兵士とともに記念撮影されたものでした。

外の世界と隔離されたセミスキラ島で、女戦士の一族アマゾネスのヒッポリタ女王の娘と
して育ったダイアナは、自身も他の一族同様、優秀な戦士となることを夢見ていました。

ヒッポリタ女王はダイアナが戦士となるための訓練をすることを禁止しており、そのかわり、
アマゾネスの歴史を話して聞かせるのでした。

オリンポスの山々に住む神の長、ゼウスは人間を作ります。彼らは協力して仲良く生活を
していましたが、ゼウスの息子である戦神アレスは人間に嫉妬を抱き、人間自らが破滅する
用に画策したのです。

他の神々がアレスを止めようとしますが、逆にアレスによって殺されてしまい、最後は
ゼウスがアレスを封じ込めることに成功します。

ゼウスは人間を守るためにアマゾネスの一族を作り、アレスが蘇ったときのために
「神殺し」の剣を授けたのでした。

ダイアナは母親に内緒でおばであるアンティオペ将軍に訓練を受けます。が、すぐに母親に
バレてしまうのでした。
おばの口添えもあり、ダイアナは訓練を積むことを許可されますが、その条件として他の
兵士よりも厳しい訓練を積むことを要求されました。

1918年、ダイアナは立派なおとなになり、一族の中でもトップクラスの戦士になっていました。

そんなある日、一機の飛行機が島の沖に墜落するのを目撃します。ダイアナは急いで
パイロット、スティーブを助け、島へ運ぶのでしたが、そのスティーブを追ってドイツ軍が
島を侵略してきます。

激しい戦闘の末、アマゾネスの軍隊はドイツ軍を全滅させますが、多くの犠牲を払うことと
なり、その中にはダイアナを守って死んだアンティオペも含まれていました。

ヒッポリタ女王はスティーブに詰問しますが、スティーブは返事をしぶります。「真実の
投げ縄」を使って真実を話させるのですが、それは外の世界を知らないアマゾネス達に
とって理解しがたい話でした。

スティーブはスパイとしてドイツ軍に潜入していました。ドイツ軍はルーデンドルフ大佐を
責任者としてイザベル・マルという科学者にトルコの兵器開発基地でマスタードガスという
毒ガスを開発研究させていたのでした。

スティーブはマル博士の手帳を盗み出すことに成功、飛行機を奪って逃走しますが、追撃され、
セミスキラ島近くに墜落したのでした。

戦争の背後に戦神アレスが関わっていると感じたダイアナは、止めるヒッポリタ女王の
言葉に反して、「神殺し」の剣、真実の投げ縄、そして鎧を盗み出し、スティーブと共に
アレスを倒しに島を出ます。もう二度と帰ってこれないかもしれないのに。

ロンドンについた二人はマル博士の手帳を司令部に届けます。手帳の中身は暗号のような
文字で書かれていましたが、ダイアナはそれを解読して司令部に内容を報告します。

それによるとドイツ軍は非常に強力な毒ガスを前線で使用する計画があることがわかりました。

しかし、スティーブの上官は、スティーブが前線にでて、毒ガスを使用する計画を止めよう
とする行動を禁止します。
スティーブは秘密裏に前線に赴こうとしますが、そこにドイツと停戦の交渉をしている
パトリック・モーガン卿が金銭面での援助をしてくれることとなり、スパイのサムイール、
狙撃手のチャーリー、密輸屋のチーフの5人で前線に行くことになるのでした。

ベルギーの前線に到着してみると、塹壕の中でにらみ合いが続いており、両軍ともに手も
足も出せない状態でした。
ダイアナは何もできないスティーブを後にして戦場を敵塹壕目指して前進し始めます。
彼女の特殊能力のおかげもあって敵塹壕を突破し、占領されていたベルドの村も解放する
ことに成功します。

その夜、村人とともにささやかなお祝いをし、スティーブとダイアナは急速に接近する
のでした。

次の日、村の先にあるドイツ軍司令部で催し物が行われることがわかりました。
スティーブはそこにあると考えられる毒ガスを廃棄するため、ダイアナはアレスだと思わ
れるルーデンドルフ大佐を殺し、戦争を終わらせるために、その催し物に忍び込むことに
します。

二人は別々に忍び込むことに成功しますが、ダイアナがルーデンドルフを殺そうと剣に
手をかけようとした瞬間、スティーブがそれを止めるのでした。

約束が違うと怒るダイアナですが、そんな時、二人は大砲が一発放たれたことに気がつきます。
この催し物は完成したガスのお披露目会で、そのターゲットはベルトの村でした。

ダイアナが急いで村に戻ったときは、村人は全滅。何もできなかった絶望からスティーブを
詰り、ルーデンドルフを倒すため、ドイツ軍基地へ馬を走らせます。

スティーブもダイアナの後を追い、基地を目指します。毒ガスの廃棄を目的として。

基地では爆撃機に毒ガスが積み込まれている最中で、攻撃目標値はロンドンでした。
ダイアナは基地でルーデンドルフを追い詰め、苦戦の末、倒すことに成功します。
しかしアレスだと思っていたルーデンドルフが死んでも戦争は終わりにならず、ダイアナは
困惑するのでした。

そんなダイアナにスティーブは一人を殺して戦争はなくならない、もしかすると人間の
心のなかに戦争をする本能があるのかもしれない、といいます。
それに加えて、人間の中に良い心も宿っている、だから彼は毒ガス攻撃をやめさせるのだ、と
つげて爆撃機の準備阻止に向かいます。

困惑が続くダイアナの前に突然、ロンドンに居るはずのモーガン卿が現れます。
彼こそが戦神アレスであり、たとえ、彼がアイデアやひらめきを与えているにせよ、人間
自身が本質的に堕落した存在だからいつでも破滅的な暴力行為を選択するのだと
ダイアナにいいます。

聞く耳持たず「神殺し」の剣で攻撃するダイアナでしたが、剣はアレスによって破壊されます。
わけの分からないダイアナに、本当の「神殺し」はダイアナ自身であり、彼女こそ、ゼウスの
娘であることがアレスによって明かされるのでした。

そしてアレスはダイアナに救いようのない人間を滅ぼし、二人で新たに楽園を築くように
説得します。しかしダイアナはこれを拒否し、二人の激戦が始まるのでした。

スティーブ達はマル博士の毒ガス研究施設の爆破に成功します。が、爆撃機の準備は整い、
ロンドンめがけて今にも飛び立つところでした。スティーブは爆撃機に乗り込んで操縦し、
安全な高度まで上昇した後、自爆させます。

スティーブの死にダイアナはショックを受け、それにつけこもうとしたアレスはマル博士を
ダイアナに殺させようとします。スティーブの死の原因は彼女にあるとして。

しかし、スティーブとの思い出に人間の中に正しさがある事に気がついたダイアナは
マル博士には手を掛けず、アレスに攻撃を浴びせます。

ダイアナの攻撃に押されたアレスは稲妻でダイアナに反撃しますが、そのエネルギーを
蓄え、さらに強力にして打ち返すことでアレスは倒されてしまうのでした。

戦争が終わり、ロンドンに戻ったダイアナと仲間は、スティーブの思い出に寂しさを
覚えながら、終戦を祝っていました。

スティーブと一緒に戦った戦争の回想を終えたダイアナは、写真を送ってくれたブルース・
ウェイン
にお礼のメールを送り、世界を守ると決めた自身の決意を新たにするのでした。











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